【2019-20ラ・リーガ シーズン総括】超WS選出の最優秀選手はカゼミロ!
2020.08.11 21:00 Tue
◆再開後、爆走のレアル・マドリーが3季ぶりの戴冠!
バルセロナとマドリードの2強による三つ巴の覇権争いが見込まれた今季のラ・リーガを制したのは、レアル・マドリーだった。
3シーズンぶりの覇権奪還に向けてMFアザールやDFメンディ、DFミリトン、FWヨビッチと大型補強を敢行したマドリーだが、その新戦力で及第点を与えられるのは左サイドバックの主力を担ったメンディと補強の効果は薄かった。逆に、嬉しい誤算となったのが、昨季の46失点から25失点と大幅に改善された守備。
圧巻のパフォーマンスでサモラ賞に輝いた守護神クルトワ、攻守両面で絶大な存在感を放った主将DFセルヒオ・ラモス、MFカゼミロとセンターラインを担った守備陣がシーズンを通して安定した働きをみせ、アトレティコ・マドリーはおろか今季欧州5大リーグ最少失点を記録。その意外な堅守と、フル稼働で前線をけん引したエースFWベンゼマらの勝負強さが3シーズンぶりの戴冠の最大の要因となった。
また、ジダン監督の卓越したチームマネジメントにより、序盤、中盤戦に台頭したMFバルベルデやFWヴィニシウス、FWロドリゴらの若手、シーズン終盤戦に存在感を放ったMFクロース、MFモドリッチらベテラン勢とシーズンを通してチームとしての歯車がうまく噛み合った。特筆すべきは、新型コロナウイルスの影響で約3カ月の中断を経て再開されたシーズン終盤戦。特殊な状況下、過密日程によって多くのライバルが勝ち点を取りこぼした中、10勝1分けの圧巻の戦績で最後は独走態勢を築いた。
その優勝チームと勝ち点5差の2位に甘んじて3連覇を逃したバルセロナは、絶対的なエースFWメッシ、守護神テア・シュテーゲンの攻守の要2人の孤軍奮闘光るも、シーズンを通して安定感を欠いた。目玉補強となったFWグリーズマンの不振や一部主力の離脱が重なり、取りこぼしが目立った中、中盤戦にかけては首位を維持していたが、今年1月にはスーペルコパ・デ・エスパーニャ敗退の影響もありバルベルデ前監督を解任。後任にセティエン監督を招へいするも、チグハグな戦いぶりは変わらず。チームとして戦い方の最適解を見いだせず、再開後は悪い内容ながらも何とか勝ち点を積み上げたが、絶好調のマドリーを最後まで捕まえ切れなかった。
異次元の3強を除くオトラ・リーガを制したのは、ロペテギ体制1年目のセビージャ。ポルト、マドリー、スペイン代表ではポゼッション重視の理想主義の印象が強かったロペテギ監督だったが、セビージャではソリッドな守備を特長とする手堅いチームを作り上げた。敏腕SDモンチ主導の下、新戦力のFWオカンポス、DFクンデ、DFジエゴ・カルロス、DFレギロンらが主力を担い、得点力には改善の余地も攻守両面で安定したシーズンを送り、最大の目標だったトップ4フィニッシュを達成した。
ヨーロッパリーグ(EL)出場権争いでは、確固たるスタイルを持った複数のチームが序盤戦、中盤戦、終盤戦と主役級の輝きを放った中、最終的にビジャレアル(5位)、レアル・ソシエダ(6位)、グラナダ(7位)の3チームが出場権を確保。リーグ再開後に好調を維持したビジャレアルは、DFパウ・トーレス、MFカソルラ、FWジェラール・モレノとセンターラインが安定しており、そこに多士済々のアタッカーが絡む魅力的な攻撃でリーグ3位の得点数(63点)を記録。同じくMFウーデゴールやFWオヤルサバルら若きアタッカーが存在感を放ったソシエダは、前半戦の主役を担った。
残留争いではレガネス(18位)、マジョルカ(19位)、エスパニョール(最下位)の3チームがセグンダに降格となった。元日本代表指揮官のアギーレ監督の下、シーズン終盤に盛り返したレガネスだが、今冬にFWエン=ネシリ、FWブラースヴァイトと主力ストライカーを引き抜かれたことが痛恨に。昇格組マジョルカは戦力的にプリメーラ残留を掴むほどの力はなかった。27年ぶりの降格となったエスパニョールは監督人事、戦力補強すべてが失敗に終わり、落ちるべくして落ちた印象だ。
最後に、マジョルカFW久保建英、エイバルMF乾貴士の2選手に関してはシーズンを通して残留争いに巻き込まれた中、久保が35試合4ゴール5アシスト、乾が29試合2ゴール4アシストとまずまずの数字を残している。来季に向けては久保のビジャレアルへのレンタル移籍が決定し、乾の残留も決定的となっている。
【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆MFカゼミロ(レアル・マドリー)

単純なスタッツ、パフォーマンスを考えれば、異次元のメッシを選出すべきだが、3シーズンぶりの優勝を果たしたマドリーに敬意を払い、カゼミロをMVPに選出。カピタンとして堅守をリードし、キャリアハイの11ゴールを挙げたDFセルヒオ・ラモス、サモラ賞獲得のGKクルトワ、エースストライカーのFWベンゼマも捨てがたいが、フランス人指揮官が最も替えの利かない存在と考えるブラジル代表MFを推したい。
コンディション調整が非常に難しい特殊なシーズンにおいても、一定以上のコンディションを維持し続けて優勝チームの中盤に常に優位性をもたらした。豊富な運動量、ポジショニングセンス、球際の強さ、要所で見せる絶妙な攻撃参加と獅子奮迅の活躍ぶりだった。
★最優秀監督
◆ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー)

セビージャ、ビジャレアル、グラナダを躍進させた指揮官たちの仕事ぶりも見事だったが、前代未聞のシーズンの優勝監督を最優秀監督に選出。正直なところ、2016-17シーズンの前回優勝時、CL3連覇に関しては現役時代から培ってきた卓越した勝負勘、底知れぬ勝負強さという、いわゆる“持っている”という印象が強かったが、今シーズンの優勝に関しては指揮官としてのマネジメント能力、戦術眼、采配力と確かな手腕を感じさせられた。
シーズン序盤に関しては目玉補強のアザールなどの主力の出遅れや、全体的なコンディションの重さもあって勝ち切れない状況が続いたが、その苦境をMFバルベルデやFWロドリゴ、FWヴィニシウスという若手の台頭でうまく埋めた。その後はセルヒオ・ラモス、ベンゼマの勝負強さと、守護神クルトワを中心とする堅守を武器に順調に勝ち点を重ね、今季の覇権争いのターニングポイントとなった3月のクラシコでは我慢強く起用し続けたヴィニシウスの活躍もあって会心の勝利。そして、リーグ再開後は圧巻の11戦無敗で駆け抜け、3季ぶりの戴冠を果たした。ベイルとやハメスといった不満分子の扱いにやや苦慮したものの、そのカリスマ性を武器に見事にチームをまとめ上げた。
【期待以上】
★チーム
◆グラナダ

昇格組ながらクラブ史上初のEL出場権を獲得する快挙を達成。39歳の青年指揮官ディエゴ・マルティネス監督の下、昨季のセグンダA(2部)を2位で終え2016-17シーズン以来のプリメーラに復帰したグラナダ。
FWソルダード、MFゴナロンといった実力者を補強も下馬評は決して高くなかったが、[4-4-2]をベースに各選手が自身の役割を全うする組織だったスタイルを武器に快進撃を続け、第10節にはマドリーやバルセロナ、アトレティコを抑えて首位に立った。その後は対戦相手の分析が進み、冬の期間には負けが先行。だが、第24節から6戦負けなしと復調を見せると、リーグ再開後も着実に勝ち点を重ねた。そして、9位で迎えた最終節ではアスレティック・ビルバオに4-0の快勝を収めると、ヘタフェとバレンシアの敗戦によって7位でフィニッシュし、クラブ史上初のEL出場権を獲得した。
★選手
◆FW久保建英(マジョルカ)

今季ラ・リーガのサプライズに。FC東京から世界屈指の名門レアル・マドリーに加入した若き日本代表は、昇格組のマジョルカを武者修行先に選択。昨年9月1日の第3節バレンシア戦でプリメーラデビューを飾ると、数試合の準備期間を経て同年11月のビジャレアル戦で待望の初ゴール。以降は一時期ベンチを温める難しい期間はあったものの、最終的にリーグ戦35試合に出場し4ゴール5アシストを記録。
とりわけ、長期に渡る中断期間に取り組んだフィジカルトレーニングによって、再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、アトレティコやバルセロナ、マドリーといった世界屈指の守備陣を手玉に取る鮮烈な活躍を披露した。なお、来シーズンは今季5位のビジャレアルが新たな修行先となる。
【期待外れ】
★チーム
◆ベティス

好タレント擁するも、昨季以下の15位と振るわず。昨シーズンを10位で終えたベティスはセティエン前監督(現バルセロナ)の後任として、昨季エスパニョールにEL出場権をもたらしたルビ監督を招へい。さらに、GKパウ・ロペス、MFロ・チェルソ、DFフィルポら主力が抜けた中、FWイグレシアス、FWフェキル、DFエメルソン、FWフアンミ、MFアレーニャ(冬加入)らを補強。
しかし、堅守速攻をベースとするルビ監督のスタイルは、極端なポゼッションスタイルを採用していた前体制と大きくやり方が異なることもあり、シーズン序盤から苦戦。中位以下に甘んじる状況が続く中、6月半ばにはルビ監督の更迭に踏み切った。その後、トゥルヒージョ暫定指揮官の下で辛くも残留を手繰り寄せるのが精一杯だった。新シーズンに向けてはチリ人指揮官ペジェグリーニ
監督の招へいが決定しているが、ここに来て中国行きの可能性が浮上したことにより、ジョルディ・クライフ氏への指揮官交代も噂されている。
★選手
◆FWエデン・アザール(レアル・マドリー)

エルブランコ加入の夢実現もキャリア最悪のシーズンに。チェルシーとベルギー代表の絶対的なエースとして、1億ユーロ超えの鳴り物入りで加入したアザールだが、シーズンを通じてコンディション面に問題を抱え、16試合出場1ゴール3アシストという低調な数字に終わった。
プロデビューシーズンを除きリール、チェルシーでは毎シーズン30試合以上に出場するタフネスぶりも売りのひとつだったが、憧れのクラブ加入で気が緩んだか、完全にウエイトオーバーでシーズンを迎えると、持ち味の鋭い仕掛けは見る影もなし。さらに、全権を与えられたチェルシー時代と異なり、チームプレーを求められた影響もあり、窮屈なプレーぶりも目立った。本調子を出し始めた昨年11月の負傷離脱は不運としか言いようがないが、それでも同じく苦戦したFWフェリックス、FWグリーズマンと比較しても、最も期待外れなプレーヤーだった。
バルセロナとマドリードの2強による三つ巴の覇権争いが見込まれた今季のラ・リーガを制したのは、レアル・マドリーだった。
3シーズンぶりの覇権奪還に向けてMFアザールやDFメンディ、DFミリトン、FWヨビッチと大型補強を敢行したマドリーだが、その新戦力で及第点を与えられるのは左サイドバックの主力を担ったメンディと補強の効果は薄かった。逆に、嬉しい誤算となったのが、昨季の46失点から25失点と大幅に改善された守備。
圧巻のパフォーマンスでサモラ賞に輝いた守護神クルトワ、攻守両面で絶大な存在感を放った主将DFセルヒオ・ラモス、MFカゼミロとセンターラインを担った守備陣がシーズンを通して安定した働きをみせ、アトレティコ・マドリーはおろか今季欧州5大リーグ最少失点を記録。その意外な堅守と、フル稼働で前線をけん引したエースFWベンゼマらの勝負強さが3シーズンぶりの戴冠の最大の要因となった。
その優勝チームと勝ち点5差の2位に甘んじて3連覇を逃したバルセロナは、絶対的なエースFWメッシ、守護神テア・シュテーゲンの攻守の要2人の孤軍奮闘光るも、シーズンを通して安定感を欠いた。目玉補強となったFWグリーズマンの不振や一部主力の離脱が重なり、取りこぼしが目立った中、中盤戦にかけては首位を維持していたが、今年1月にはスーペルコパ・デ・エスパーニャ敗退の影響もありバルベルデ前監督を解任。後任にセティエン監督を招へいするも、チグハグな戦いぶりは変わらず。チームとして戦い方の最適解を見いだせず、再開後は悪い内容ながらも何とか勝ち点を積み上げたが、絶好調のマドリーを最後まで捕まえ切れなかった。
その2強以上に大幅なスカッド刷新を図ったアトレティコは、大きく水を開けられる形での3位フィニッシュとなった。前述のグリーズマン、闘将DFゴディンなど、近年の黄金期を支えたベテランがチームを離れた中、グリーズマンの後釜としてFWフェリックスを獲得するなど、各ポジションを刷新。開幕3連勝と上々の滑り出しを見せたが、以降は度重なる前線の負傷者の影響などもあり、以前から課題とされる得点力不足が顕著に。最終的な得点数はリーグ7位の51ゴールと、リーグ2位(27失点)の堅守を生かせず、停滞感が漂うシーズンとなった。
異次元の3強を除くオトラ・リーガを制したのは、ロペテギ体制1年目のセビージャ。ポルト、マドリー、スペイン代表ではポゼッション重視の理想主義の印象が強かったロペテギ監督だったが、セビージャではソリッドな守備を特長とする手堅いチームを作り上げた。敏腕SDモンチ主導の下、新戦力のFWオカンポス、DFクンデ、DFジエゴ・カルロス、DFレギロンらが主力を担い、得点力には改善の余地も攻守両面で安定したシーズンを送り、最大の目標だったトップ4フィニッシュを達成した。
ヨーロッパリーグ(EL)出場権争いでは、確固たるスタイルを持った複数のチームが序盤戦、中盤戦、終盤戦と主役級の輝きを放った中、最終的にビジャレアル(5位)、レアル・ソシエダ(6位)、グラナダ(7位)の3チームが出場権を確保。リーグ再開後に好調を維持したビジャレアルは、DFパウ・トーレス、MFカソルラ、FWジェラール・モレノとセンターラインが安定しており、そこに多士済々のアタッカーが絡む魅力的な攻撃でリーグ3位の得点数(63点)を記録。同じくMFウーデゴールやFWオヤルサバルら若きアタッカーが存在感を放ったソシエダは、前半戦の主役を担った。
残留争いではレガネス(18位)、マジョルカ(19位)、エスパニョール(最下位)の3チームがセグンダに降格となった。元日本代表指揮官のアギーレ監督の下、シーズン終盤に盛り返したレガネスだが、今冬にFWエン=ネシリ、FWブラースヴァイトと主力ストライカーを引き抜かれたことが痛恨に。昇格組マジョルカは戦力的にプリメーラ残留を掴むほどの力はなかった。27年ぶりの降格となったエスパニョールは監督人事、戦力補強すべてが失敗に終わり、落ちるべくして落ちた印象だ。
最後に、マジョルカFW久保建英、エイバルMF乾貴士の2選手に関してはシーズンを通して残留争いに巻き込まれた中、久保が35試合4ゴール5アシスト、乾が29試合2ゴール4アシストとまずまずの数字を残している。来季に向けては久保のビジャレアルへのレンタル移籍が決定し、乾の残留も決定的となっている。
【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆MFカゼミロ(レアル・マドリー)

Getty Images
単純なスタッツ、パフォーマンスを考えれば、異次元のメッシを選出すべきだが、3シーズンぶりの優勝を果たしたマドリーに敬意を払い、カゼミロをMVPに選出。カピタンとして堅守をリードし、キャリアハイの11ゴールを挙げたDFセルヒオ・ラモス、サモラ賞獲得のGKクルトワ、エースストライカーのFWベンゼマも捨てがたいが、フランス人指揮官が最も替えの利かない存在と考えるブラジル代表MFを推したい。
コンディション調整が非常に難しい特殊なシーズンにおいても、一定以上のコンディションを維持し続けて優勝チームの中盤に常に優位性をもたらした。豊富な運動量、ポジショニングセンス、球際の強さ、要所で見せる絶妙な攻撃参加と獅子奮迅の活躍ぶりだった。
★最優秀監督
◆ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー)

Getty Images
セビージャ、ビジャレアル、グラナダを躍進させた指揮官たちの仕事ぶりも見事だったが、前代未聞のシーズンの優勝監督を最優秀監督に選出。正直なところ、2016-17シーズンの前回優勝時、CL3連覇に関しては現役時代から培ってきた卓越した勝負勘、底知れぬ勝負強さという、いわゆる“持っている”という印象が強かったが、今シーズンの優勝に関しては指揮官としてのマネジメント能力、戦術眼、采配力と確かな手腕を感じさせられた。
シーズン序盤に関しては目玉補強のアザールなどの主力の出遅れや、全体的なコンディションの重さもあって勝ち切れない状況が続いたが、その苦境をMFバルベルデやFWロドリゴ、FWヴィニシウスという若手の台頭でうまく埋めた。その後はセルヒオ・ラモス、ベンゼマの勝負強さと、守護神クルトワを中心とする堅守を武器に順調に勝ち点を重ね、今季の覇権争いのターニングポイントとなった3月のクラシコでは我慢強く起用し続けたヴィニシウスの活躍もあって会心の勝利。そして、リーグ再開後は圧巻の11戦無敗で駆け抜け、3季ぶりの戴冠を果たした。ベイルとやハメスといった不満分子の扱いにやや苦慮したものの、そのカリスマ性を武器に見事にチームをまとめ上げた。
【期待以上】
★チーム
◆グラナダ

Getty Images
昇格組ながらクラブ史上初のEL出場権を獲得する快挙を達成。39歳の青年指揮官ディエゴ・マルティネス監督の下、昨季のセグンダA(2部)を2位で終え2016-17シーズン以来のプリメーラに復帰したグラナダ。
FWソルダード、MFゴナロンといった実力者を補強も下馬評は決して高くなかったが、[4-4-2]をベースに各選手が自身の役割を全うする組織だったスタイルを武器に快進撃を続け、第10節にはマドリーやバルセロナ、アトレティコを抑えて首位に立った。その後は対戦相手の分析が進み、冬の期間には負けが先行。だが、第24節から6戦負けなしと復調を見せると、リーグ再開後も着実に勝ち点を重ねた。そして、9位で迎えた最終節ではアスレティック・ビルバオに4-0の快勝を収めると、ヘタフェとバレンシアの敗戦によって7位でフィニッシュし、クラブ史上初のEL出場権を獲得した。
★選手
◆FW久保建英(マジョルカ)

Getty Images
今季ラ・リーガのサプライズに。FC東京から世界屈指の名門レアル・マドリーに加入した若き日本代表は、昇格組のマジョルカを武者修行先に選択。昨年9月1日の第3節バレンシア戦でプリメーラデビューを飾ると、数試合の準備期間を経て同年11月のビジャレアル戦で待望の初ゴール。以降は一時期ベンチを温める難しい期間はあったものの、最終的にリーグ戦35試合に出場し4ゴール5アシストを記録。
とりわけ、長期に渡る中断期間に取り組んだフィジカルトレーニングによって、再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、アトレティコやバルセロナ、マドリーといった世界屈指の守備陣を手玉に取る鮮烈な活躍を披露した。なお、来シーズンは今季5位のビジャレアルが新たな修行先となる。
【期待外れ】
★チーム
◆ベティス

Getty Images
好タレント擁するも、昨季以下の15位と振るわず。昨シーズンを10位で終えたベティスはセティエン前監督(現バルセロナ)の後任として、昨季エスパニョールにEL出場権をもたらしたルビ監督を招へい。さらに、GKパウ・ロペス、MFロ・チェルソ、DFフィルポら主力が抜けた中、FWイグレシアス、FWフェキル、DFエメルソン、FWフアンミ、MFアレーニャ(冬加入)らを補強。
しかし、堅守速攻をベースとするルビ監督のスタイルは、極端なポゼッションスタイルを採用していた前体制と大きくやり方が異なることもあり、シーズン序盤から苦戦。中位以下に甘んじる状況が続く中、6月半ばにはルビ監督の更迭に踏み切った。その後、トゥルヒージョ暫定指揮官の下で辛くも残留を手繰り寄せるのが精一杯だった。新シーズンに向けてはチリ人指揮官ペジェグリーニ
監督の招へいが決定しているが、ここに来て中国行きの可能性が浮上したことにより、ジョルディ・クライフ氏への指揮官交代も噂されている。
★選手
◆FWエデン・アザール(レアル・マドリー)

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エルブランコ加入の夢実現もキャリア最悪のシーズンに。チェルシーとベルギー代表の絶対的なエースとして、1億ユーロ超えの鳴り物入りで加入したアザールだが、シーズンを通じてコンディション面に問題を抱え、16試合出場1ゴール3アシストという低調な数字に終わった。
プロデビューシーズンを除きリール、チェルシーでは毎シーズン30試合以上に出場するタフネスぶりも売りのひとつだったが、憧れのクラブ加入で気が緩んだか、完全にウエイトオーバーでシーズンを迎えると、持ち味の鋭い仕掛けは見る影もなし。さらに、全権を与えられたチェルシー時代と異なり、チームプレーを求められた影響もあり、窮屈なプレーぶりも目立った。本調子を出し始めた昨年11月の負傷離脱は不運としか言いようがないが、それでも同じく苦戦したFWフェリックス、FWグリーズマンと比較しても、最も期待外れなプレーヤーだった。
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セルヒオ・ラモスが嫌がる相手に無理矢理キス、レアル時代からの仲間の移籍に愛のある見送り「いつだって近くにいるよ」
パリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、仲間の門出を独特の方法で祝福した。 冬の移籍期限となった1月31日、コスタリカ代表GKケイロル・ナバス(36)がノッティンガム・フォレストへレンタル移籍した。 レアル・マドリー時代にチャンピオンズリーグ3連覇などに貢献したケイロル・ナバス。しかし、ベルギー代表GKティボー・クルトワの加入に伴い、2019年夏にPSGへ移籍した。 その新天地ではここまで公式戦108試合に出場。だが、今シーズンは加入2年目で守護神の座を確立したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマのバックアップに甘んじ、ここまではクープ・ドゥ・フランス2試合の出場にとどまっていた。 プレー機会を得るためにチームを去ったケイロル・ナバス。マドリー時代からチームメイトであり、プライベートでも親交のあるセルヒオ・ラモスが、愛のある別れを見せた。 セルヒオ・ラモスはケイロル・ナバスの頬に無理矢理キス。嫌がるケイロル・ナバスを力づくで押さえつけてキスをした。仲間を想う愛が感じられる行為には、マドリー時代の仲間であるハメス・ロドリゲスやマルセロ、ルーカス・バスケス、ヴィニシウス・ジュニオールなども反応した。 戯れ合う2人の姿は可愛くもあり、それだけ深い繋がりがあることも感じられる中、セルヒオ・ラモスは移籍するケイロル・ナバスにメッセージを送った。 「サッカーは自分の道を切り拓いてくれる人たちと同じぐらい素晴らしいものだ」 「僕の友人、兄弟、君は僕たちのために家のドアを開け、僕たちと同じように感じ取ってくれた。そして、これから来る人たちもだ!」 「新しいステージでの活躍を期待している。とても寂しくなるけど、いつだって近くにいるよ」 <span class="paragraph-title">【動画】セルヒオ・ラモスが力づくで無理矢理キス!ナバスは照れる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CoJzm_XKgvq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/CoJzm_XKgvq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Sergio Ramos(@sergioramos)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.02.02 22:38 Thu3
2011~2020年の世界ベストイレブンが発表!イニエスタとともに中盤に入ったのは相棒チャビではなく…
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)は25日、2011~2020年の男子サッカー界のベストイレブンを発表した。 世界のリーグランキングやクラブランキングなどサッカーに関する様々な歴史や記録などを扱っている組織であるIFFHSだが、今回は過去10年間の成績に基づいて世界でのベストイレブンを組んでいる。 11人の中で、唯一現役でプレーしていないのが、右サイドバックで選出された元ドイツ代表DFのフィリップ・ラーム氏だ。このポジションではブラジル代表DFダニエウ・アウベス(現サンパウロ)も候補にいるはずだが、現役を引退した2016-17シーズンにドイツ年間最優秀選手にも選出されたラーム氏が選ばれている。 また、やや波紋を呼んでいるのはセンターバックだ。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは確定として、その相方にはオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが選ばれている。ここ10年の実績を考慮すると、元スペイン代表DFジェラール・ピケが入ってきてもおかしくはないが、リバプール加入以降強烈な活躍を見せたファン・ダイクのインパクトが勝ったというところか。 中盤には、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの他、レアル・マドリーの2選手が選出。イニエスタとバルセロナで中盤を構成した元スペイン代表MFチャビ・エルナンデス氏は2015年にアル・サッドに移籍しており、ここ10年ではベストイレブン外となった。 そして、3トップには近年のサッカー界を引っ張り続けてきたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの2人が入り、残す一枠には、今や世界最高のセンターフォワードと言っても過言ではないポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが入っている。 そのため、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマール、元スウェーデン代表ズラタン・イブラヒモビッチ、ウェールズ代表FWガレス・ベイル、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、元オランダ代表FWアリエン・ロッベン、元フランス代表FWフランク・リベリといった名手たちは選外となっている。 ◆IFFHS発表の2011~2020年ベストイレブン GK マヌエル・ノイアー(ドイツ) DF フィリップ・ラーム(ドイツ) セルヒオ・ラモス(スペイン) ヴィルヒル・ファン・ダイク(オランダ) マルセロ(ブラジル) MF トニ・クロース(ドイツ) アンドレス・イニエスタ(スペイン) ルカ・モドリッチ(クロアチア) FW クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド) リオネル・メッシ(アルゼンチン) 2021.01.29 18:45 Fri4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5
S・ラモス、ファン・ダイクのバロンドール受賞を推す! 「カンナヴァーロが受賞したならば…」
レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクこそ今シーズンのバロンドール受賞者に相応しいと考えているようだ。スペイン『アス』が世界屈指のセンターバックのコメントを伝えている。 ここ10数年、バロンドールを含むサッカー界の主要個人タイトルはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2選手によってほぼ独占されてきた。 しかし、現在その2選手の間に割って入っているのが、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献し、リバプールとオランダ代表で絶大な存在感を放つ“世界最高のセンターバック”だ。 ファン・ダイクは昨シーズンのプレミアリーグにおいてリーグ公式選出の年間最優秀選手賞、PFA年間最優秀選手賞をダブル受賞。 さらに、先日には前述の2選手を抑えてUEFA欧州最優秀選手賞を受賞し、同じ最終候補の顔触れとなった2019年の『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』の男子最優秀選手賞に関しても、初受賞が期待されている。 その中でファン・ダイクと共に世界屈指のセンターバックとしての評価を集め、メッシとC・ロナウドの2人をよく知るセルヒオ・ラモスは、今季のバロンドールに関する質問を受けた際、オランダ代表DFの受賞を推している。 「(ファン・ダイクが受賞できるか)よくわからないけど、過去に(DFとして)ファビオ・カンナヴァーロが受賞したのならば、彼が受賞してもおかしくはないんじゃないかな」 「子供の頃からの夢を持ち続けることが大事なんだ。それでこそ夢は叶うというものさ。とにかく、彼は素晴らしいシーズンを送った」 「僕たちは常にクリスティアーノ・ロナウドかメッシのどちらかについて話すけど、他のプレーヤーが受賞するという可能性は美しいものだと思うよ」 「もし、彼が受賞できたら心から祝福するつもりだよ」 「(現在バロンドールは)メッシとロナウドのためだけのものではないんだ。他の人たちにも可能性は開かれているんだ」 2019.09.11 20:10 Wedレアル・マドリーの人気記事ランキング
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ヴィニシウスにトラブル…クラブ買収巡る問題で2年間の出場停止求める訴え起こされる
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定違反で2年間の出場停止処分を科される可能性が浮上している。 昨年はバロンドールこそ逃したもののFIFAザ・ベストを受賞し、チャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献したヴィニシウス。今シーズンは昨シーズンほどのインパクトこそ残せていないが、公式戦20ゴール14アシストと十分なスタッツを残し、マドリーの主軸として活躍。直近では2030年までの新契約締結で合意に至ったとの報道も出ていた。 そんななか、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などの報道によれば、現在フットボール界屈指のスーパースターには父親と代理人とともに経営する『ALL Agenciamento Esportivo』社のサッカークラブ買収に関する問題で、FIFAから調査を受けているという。 『ALL』はポルトガルのFCアルベルカと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のアスレティック・クラブを買収した。 後者のアスレティック・クラブに関しては16.5%の株式を保有するブラジル企業『ティベリス・ホールディング・ド・ブラジル』が、クラブのセリエB昇格を受けて、株式過半数を取得する優先購入権を行使する計画を立てていた。 しかし、実際に株式はヴィニシウスと関係のある『ALL』に直接売却され、サンパウロ商事裁判所は調査のため取引を停止。 だが、捜査が行われている間に『ALL』がクラブの運営権を握ったことに激怒した『ティベリス』は4月7日、FIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、ヴィニシウスに対して2年間の出場停止処分を要求した。 『ティベリス』の訴えによると、これはFIFA倫理規定第20条およびスペインサッカー連盟(RFEF)スポーツ正義規定第22条に違反するとして国際訴訟を起こすことを決定。これらの規定はいずれも、利益相反の明らかなリスクがある場合に、現役サッカー選手がプロサッカークラブを直接的または間接的に所有することを禁じている。 懸念されるのは、選手オーナーにとって有利な個人契約、スポーツの試合結果への影響。さらに、異例の形で他の選手を引きつける可能性、税務上の不正行為に至るまで、多岐にわたるという。実際、アスレティック・クラブとアルベルカの間ではここにきて選手移籍の動きもある。 この訴えはFIFAに審査される予定であり、出場停止処分に至らない可能性もあるが、『ティベリス』は2年間の出場停止処分を求めており、この訴えが全面的に認められた場合、ヴィニシウスの選手生命に関わる事態となる。 ただ、現状の見立てでは両者間での和解を目指しつつ、ヴィニシウス側に処分が下ったとしても、罰金といったより軽微な処分にとどまる可能性が高いようだ。 2025.04.23 20:51 Wed2
40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri3
レアル・マドリーがミランから19歳DFヒメネスを一時的に呼び戻し? 昨夏完全移籍移行も半年レンタルのアイデアを保有か
レアル・マドリーに、ミランからスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)を一時的に呼び戻すプランが存在か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ヒメネスはスペイン出身で、マドリーの下部組織育ち。23年夏にレンタル移籍でミランU-19へ加わり、1年後の昨夏、ミランへの完全移籍と共にトップチーム昇格となった。 すなわち現在は完全にミランの一員なわけで、迎えた今シーズンはセリエA5試合、スーペルコッパ・イタリアーナ2試合などに出場。ただ、主戦場はセリエCのフトゥーロ(U-23)である。 そんななか、最終ラインが手薄なマドリーが、半年レンタルでのヒメネス呼び戻しを画策か。 現段階ではいちプランに過ぎずも、ドライローンでの獲得に興味を持っているとのこと。マドリーには2025年夏なら900万ユーロ(約14.4億円)、26年夏なら1200万ユーロ(約19.2億円)という、買い戻し条項があるとされている。 2025.01.16 15:40 Thu4
“干された”ベッカムが自らの足でカペッロ監督の信頼を取り戻す【ビューティフル・フリーキック】
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミの共同オーナーを務める元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が現役時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆気合いの入った表情のベッカムがキックで信頼を掴み取る<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJhN3pEMG9WayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2003年にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリー入りしたベッカム氏は、在籍4年で公式戦159試合に出場し20ゴール51アシストを記録した。しかし、2007年1月にシーズン終了後のロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍が発表されると、当時のファビオ・カペッロ監督はベッカムを起用しないことを表明した。 それでも、腐らず練習に励むベッカム氏は、チームメイトからの推薦もあり、2007年2月10日に行われたラ・リーガ第22節のレアル・ソシエダ戦に約1カ月ぶりに出場する。 連敗中だったマドリーはソシエダに先制を許すも、迎えた37分、バイタルエリア右でフリーキックのチャンスを獲得する。ベッカムの右足から放たれたクロス性のシュートは絶妙なコースに飛ぶと、ワンバウンドしてゴール左に突き刺さった。 このゴールで追いついたマドリーは後半に勝ち越し、勝ち点3を獲得。このキックでカペッロ監督の信頼を再び掴み取り、ベッカム氏は初のラ・リーガのタイトルを獲得しアメリカへと旅立っていった。 2020.11.03 11:00 Tue5
