クロップはラツィオのスクデット獲得を希望! その理由とは…

2020.02.17 15:05 Mon
Getty Images
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督はラツィオのスクデット獲得を望んでいるようだ。同監督がイタリア『Rai Sport』で今季セリエAのスクデット争いについて語った。

セリエAでは8連覇中のユベントスによるスクデット独占が続いているが、今シーズンここまでは首位のユベントス(勝ち点57)、2位のラツィオ(勝ち点56)、3位のインテル(勝ち点54)の3クラブが熾烈な三つ巴のタイトルレースを繰り広げている。

その中で『Rai』のインタビュー取材を受けたクロップ監督は、ラツィオのスクデット獲得を望んでいることを明かした。
「私はラツィオのタイトル獲得を応援している。そのタイトルレースには元リバプールのルーカス・レイバが参加しているからね」

「それにチーロ・インモービレはドルトムント時代に私が指導していたプレーヤーでもあるからね」
「(プレミアリーグで対峙した)マウリツィオ・サッリ(ユベントス)、アントニオ・コンテ(インテル)の2人は申し訳ないけど、個人的にはラツィオが素晴らしいサプライズを起こすと思っているよ」

「彼らは非常に素晴らしいシーズンを送っているからね」

今回、かつての教え子であるルーカス・レイバ、インモービレの存在がラツィオを応援する理由だと語ったクロップ監督だが、仮に同じくリバプールの教え子である元ユベントスMFエムレ・ジャンがドルトムントに移籍していなかった場合は、ラツィオとユベントスのどちらを推したのだろうか…。

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「エグい」「高すぎる」ラストプレーで上田綺世が見せた驚異の高打点ヘッドが話題に「入ってればなー」

フェイエノールトの日本代表FW上田綺世がゴールに接近した。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)グループE 第4節でフェイエノールトはアウェイでラツィオと対戦した。 日本人対決が注目された中、ラツィオの日本代表MF鎌田大地は先発出場も53分で交代、上田は81分からの途中出場となり、2人ともピッチに立ったが対決は実現しなかった。 試合は前半46分にチーロ・インモービレのゴールでラツィオが先制。1-0のまま試合は推移すると、後半アディショナルタイムのラストプレーで上田がゴールに迫った。 96分、左サイドでFKを得たフェイエノールトは、ルカ・イバンシッツが右足でクロス。しかし、これはボックス内でクリアされる。 それでも、これに反応したアリレザ・ジャハンバフシュがボックス右からクロス。すると、ボックス中央で上田が得意の垂直ジャンプからヘッド。シュートは枠に飛ぶが、GKイバン・プロベデルがセーブ。惜しくもチームを救うことはできなかった。 CL初ゴールとはならなかった上田だが、ファンは驚異的な身体能力に反応。「高すぎる」、「上田の身体能力」、「入ってないけどエグい」、「上田すごすぎ」、「入ってればなー」と打点の高いヘディングを称えていた。 <span class="paragraph-title">【動画】上田綺世がCL初ゴールにせまる高打点ヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="k3JrtH1ZY5A";var video_start = 42;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.08 09:30 Wed

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