リバプールで試合出場なしも、B・デイビスに後悔はなし 「リバプールの選手だったという事実は誰にも奪えない」

2021.09.06 17:54 Mon
Getty Images
リバプールからシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍したイングランド人DFベン・デイビスが自身の決断を後悔していないと語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属するプレストンで主軸として活躍していたベン・デイビスは、今年1月にリバプールに完全移籍で加入。DFヴィルヒル・ファン・ダイクやDFジョー・ゴメス、DFジョエル・マティプら主力センターバックが軒並み離脱したチームの危機を救う働きが期待されていたが、ユルゲン・クロップ監督の評価を勝ち取ることはできず、出場機会のないままシーズンを終えた。

そして今シーズンはファン・ダイクら主力が復帰したほか、チームはDFイブラヒマ・コナテを新たに獲得したこともあり、ベン・デイビスはほぼ構想外に。こうした状況を受け、8月16日にチャンピオンシップのシェフィールドへのレンタル移籍が発表された。
リバプールでは1試合も公式戦に出場しないまま去ることになったが、インタビューに応じたベン・デイビスは精神的に辛い日々だったとしつつも移籍を後悔していないと断言。ワールドクラスの選手たちとトレーニングを積んだことで、自身の成長につながったとも強調している。

「リバプールのセンターバックとしては、自分が5番目や6番目の選択肢であることを意識するようになっていた。試合出場を約束されたシェフィールド移籍が実現したときは、ようやく精神的に解放された気がしたよ」
「僕がリバプールの選手だったという事実は、誰にも奪うことはできない。一流の選手と一緒にいるだけで、自分に良い影響はあった。自分自身が成長したと感じているよ。シェフィールドではすぐに馴染むことができたし、それが自分のプレーに現れていると思う」

また、ベン・デイビスはシェフィールド加入の喜びについても言及。指揮官にとって重要な戦力になれることを願った。

「定期的にフットボールをプレーすることは、僕にとってもっとも重要なことだ。それがここにレンタルで来た理由だよ。僕は試合での競争を再び楽しむことができる」

「ここに来られて本当に嬉しいよ。シェフィールドと対戦したときには、ここの雰囲気が好きだったんだ。監督の計画にうまく溶け込めることを願っている」

「試合の日や、グラウンドにファンがいるときの賑やかさが恋しくなった。ここで成功の年になることを祈っているよ」

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スパーズが今季初のリーグ3連勝! ソンお膳立てからB・ジョンソン2発など決定力発揮でイプスウィッチ撃破【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第26節、イプスウィッチ・タウンvsトッテナムが22日にポートマン・ロードで行われ、アウェイのスパーズが1-4で勝利した。 久々のリーグ連勝で12位浮上のスパーズは、前回対戦で初白星を献上した18位のイプスウィッチとのアウェイゲームで3連勝を狙った。不振の名門対決となった前節はマンチェスター・ユナイテッドに1-0の勝利を収めたなか、ポステコグルー監督はその試合から先発3人を変更。ペドロ・ポロ、ベン・デイビス、マディソンに代えてウドジェ、グレイ、ブレナン・ジョンソンを起用した。 立ち上がりから勢い全開のイプスウィッチの攻勢を受ける入りとなったスパーズ。開始直後には左サイドからボックス内に侵入したデラップに続けて決定的なシュートを許すが、ここはGKヴィカーリオの好守などで凌ぐ。さらに、6分には右サイドで得たFKからデラップに三度シュートを許すが、このヘディングシュートは枠の左を叩いて事なきを得た。 徐々に押し返したスパーズは13分、ソン・フンミンがボックス左で仕掛けて中央でフリーのベリヴァルが右足シュート。DFのゴールカバーに阻まれると、ファーのジョンソンが押し込みにかかったが、ここはDFのクリアに遭う。 それでも、18分には左サイドで背後を狙ったソン・フンミンにフィードが通ると、ボックス左でDF2枚を相手に縦への持ち出しから高速グラウンダークロスを供給。これにゴール前で反応したジョンソンが得意のワンタッチで押し込んだ。 先制後も相手の攻撃を受ける場面が目立つものの、冷静に凌ぐアウェイチーム。すると、26分には再び左サイドで背後を取ったソン・フンミンがボックス内に持ち込んで相手守備の視線を引き付けて右で浮いたジョンソンへ丁寧な横パス。これをウェールズ代表FWが今度は左足ダイレクトシュートで合わせ、決定力の差を見せつける2点目とした。 その後も躍動するソン・フンミンが今度は自らニア下を狙うシュートで3点目に迫ったスパーズだったが、36分にはセカンドボールの攻防で後手を踏むと、フィリップスのスルーパスに抜け出したジャック・クラークがボックス左でマイナスに折り返したボールを、中央のハッチンソンに見事な左足シュートを右隅に蹴り込まれ、点差を縮められた。 以降はやや拮抗した展開のまま1点リードで試合を折り返したスパーズ。後半は相手の攻勢を受け止める状況が続き、最終的にオフサイドとなったものの、ゴールネットを揺らされる際どい場面も作られた。 それでも、粘り強い守備で耐えながら65分を過ぎてマディソンやペドロ・ポロの主力に、スカーレット、オドベールと若手アタッカーをピッチに送り込んでいく。 すると、77分にはボックス左で絶妙なタメを作ったマディソンが内側のスペンスに繋ぐと、スペンスの豪快なシュートが相手DFにディフレクトしてGKの反応の逆を突くツキにも恵まれてゴールネットに突き刺さる。 これで点差を広げて相手の気勢を削ぐと、84分にはスカーレットのヘディングでのパスに抜け出したクルゼフスキがボックス右から内側に切り込んで得意の左足コントロールシュートを左隅へ突き刺し、トドメの4点目を奪った。 試合全体ではイプスウィッチにより多くのシュートを打たれて苦しんだものの、見事な決定力で4ゴールを奪い切ったポステコグルーのチームが敵地で4-1の勝利。前回対戦のリバンジを果たすとともに今季初のリーグ3連勝を達成した。 イプスウィッチ・タウン 1-4 トッテナム 【イプスウィッチ】 オマリ・ハッチンソン(前36) 【トッテナム】 ブレナン・ジョンソン(前18、前26) ジェド・スペンス(後32) デヤン・クルゼフスキ(後39) <span class="paragraph-title">【動画】ソン・フンミンお膳立てからのブレナン2発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ソン・フンミンのお膳立てを<br>ブレナン・ジョンソンがフィニッシュ<br>スパーズが先制<br><br>プレミアリーグ 第 26節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#イプスウィッチ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/gZfGdWFGLU">pic.twitter.com/gZfGdWFGLU</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1893321807681507452?ref_src=twsrc%5Etfw">February 22, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">先制からわずか8分後<br>再びソン・フンミンから<br>ブレナン・ジョンソン<br>スパーズが追加点<br><br>プレミアリーグ 第 26節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#イプスウィッチ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/0UQYv956QA">pic.twitter.com/0UQYv956QA</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1893324588744102187?ref_src=twsrc%5Etfw">February 22, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.23 02:54 Sun

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「もう1試合もプレーさせるな」「副キャプテンを降ろすべき」マドリー行き濃厚となったアレクサンダー=アーノルドにリバプールファンは猛反発

リバプール退団が報じられるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対して、ファンの怒りが爆発しているようだ。 6歳からリバプールの下部組織に所属するアレクサンダー=アーノルドは、2016-17シーズンにファーストチームで出番を得るとその後はチーム不動の右サイドバックに定着。傑出したキック精度を武器として、チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ優勝に大きく貢献した。 一方で、アレクサンダー=アーノルドとリバプールの契約は今季までとなっていながら延長に向けた交渉に進展はなし。去就が注目される中で、25日には有力メディアなどから一斉にかねてより獲得に動いていたレアル・マドリー行きが濃厚になったと報じられた。 イギリス『デイリー・メール』はこの報道を受けてのリバプールファンの猛反発を紹介。SNS上では「彼にもう1試合もプレーさせるな。我々がタイトルを獲得した時でさえ、アンフィールドに入れないでくれ」、「彼は全てを勝ち取ったが、フリーでマドリーへ移籍するのは納得できない。反発が起きるのは目に見えていただろう。シーズンの初めにはキャプテンになりたいと言っていたんだ」など、その決断を非難する声が目立つ。 また、「真剣な話として、アルネ・スロットは副キャプテンの座を他の誰かに渡すべきだろう。そしてトレントは残りのシーズン、ベンチに座るべきだと思う」 、「今やコナー・ブラッドリーが先発だ。もうリバプールのシャツを着ないと決めたなら、プレーすべきではない。それだけだ」といった声もあり、クラブでキャリアを続ける意思がない人物を副キャプテンとすることに疑問を感じるファンもいるようだ。 最近ではチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16敗退やEFLカップ決勝敗退など失速が目立つリバプールだが、それでもプレミアリーグは残り9試合で首位を独走中。最後の仕上げに入る段階で、アルネ・スロット監督としては頭の痛い事態となりそうだ。 2025.03.26 18:45 Wed
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「もう一度見ることができて泣いた」クラウチ氏がアンフィールドでロボットダンス! 豪華メンバー集結のチャリティマッチで2ゴールの活躍「正直なところやりたくなかった」

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リバプールの守護神争いが激化? クラブOBが来季の陣容を展望「贅沢な問題を抱えている」

オランダ代表としてもプレーし、リバプールのOBでもあるサンデル・ヴェステルフェルト氏がクラブのGK事情について言及した。 プレミアリーグでの優勝が近づいているリバプール。アルネ・スロット監督が率いて1年目のチームだが、総合力を高めて完成度の高いプレーを見せ続けている。 ヴェステルフェルト氏は、1999年から2001年までリバプールに在籍した守護神だが、来シーズン以降のリバプールの守護神争いに注目。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーのファーストチョイスは変わらないと予想するも、多くの試合を戦うチームにおいては変化が訪れるだろうとした。 リバプールにはアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが控えとなっている中、ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリがバレンシアにレンタル移籍しており、来シーズンから加入することが決まっている。 ヴェステルフェルト氏は「リバプールがママルダシュヴィリと契約したときはとても驚いた」とコメント。2人のトップクラスのGKがいることになるとし、ケレハーは退団するだろうとした。 「私はスペインのサッカーを追っているし、この選手がどれだけ優れているか知っている。前回のユーロの後、私はママルダシュヴィリがユーロで最高のGKだと言った」 「今シーズン、彼は少し批判されているが、私は心配していない。明らかに、アリソンがナンバー1になるので、ナンバー2のポジションを争っている」 「ケレハーに関しては、どこかでNo.1として定期的にプレーする時が来たと思う。プレミアリーグとチャンピオンシップでは、彼はほぼどのチームでも素晴らしいGKになれるだろう」 「彼は優秀なGKで、プレーする必要がある。ファンとしてはもう少し長く残ってほしいが、そうなればリバプールは(アリソンに次いで)ヨーロッパで最高のGKを2人持つことになる」 いずれにしてもハイレベルなGK陣を保有することになるリバプール。多くの試合を戦う上で、ローテーションもできるだろうとした。 「シーズン中に60試合をプレーするチームでのみ可能だと思う。38~40試合をプレーするチームでは、GKが勢いを失ってしまうため、それはできない」 「No.1と優秀なバックアップが必要だ。経験豊富な選手で、自分がNo.2であることを自覚していて、経験があるためリズムをつかむために5試合プレーする必要がない選手、もしくはケレハーのように自分自身とクオリティを証明できる少し若いGKがいると良い」 「現時点では、リバプールは贅沢な問題を抱えているが、来シーズンもそれが実現できればと思う」 2025.03.23 23:30 Sun
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代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し

レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue
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アルダ・ギュレル20歳の忍耐力やいかに 今季全試合帯同もプレータイムは伸びず…レンタル拒んで退団を要求する可能性が

アルダ・ギュレルの忍耐力やいかに。 2023年夏に18歳でレアル・マドリー入りしたギュレル。怪我が長かった1年目はラ・リーガ10試合で6得点をマークし、2年目の今季は公式戦全試合ベンチ入りで28試合に出場する。 現在の状況を簡潔にあらわすと、弱冠20歳でトルコ代表の中心的存在を担い、レアル・マドリーでは中盤のバックアッパーとして途中出場をメインにプレー…といったところになる。 どうやら2025年夏の退団を模索。 先発起用が増えないことに関してカルロ・アンチェロッティ監督から忍耐強さを求めるコメントも出るなか、ギュレルは依然として新天地行きを考慮。来季のプレータイム増を保証してもらえないなら、来たる夏の完全移籍での退団を要求するものとみられているのだ。 スペイン『Relevo』によると、ギュレルはレンタル移籍での武者修行を受け入れない方針。レアル・マドリーにおけるクラブキャリア継続へ努力しつつ、トルコ代表での立ち位置について不安があるのではとの見方も少なくない。 元々フェネルバフチェ時代からレアル・マドリー以外のトップクラブも熱視線を送ったプレーメーカー、ギュレル。現在でもバイエルン、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドなどが関心を寄せていると伝えられる。 2025.02.28 21:01 Fri

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