「望んだ形ではないけど…」元ブラジル代表MFルーカス・レイバが心臓の問題で現役引退、リバプール、ラツィオでもプレー「健康が第一」

2023.03.18 09:35 Sat
Getty Images
グレミオは17日、心臓の問題で休養していた元ブラジル代表MFルーカス・レイバ(36)の引退を発表した。ルーカス・レイバは昨年12月、新シーズンに向けたメディカルチェックで心拍に異常があることが確認されており、追加の検査や治療が終わるまでの休養が発表されていた。

クラブの発表によると、ルーカス・レイバは心筋の瘢痕性線維症(はんこんせいせんいしょう)と診断されたとのこと。キャリアを続けることはリスクがあり、引退を余儀なくされることとなった。
グレミオは17日に記者会見を実施。ルーカス・レイバをはじめ、アルベルト・ゲラ会長やレナト・ポルタルッピ監督、チームドクターなどが出席した。

医師のマルシオ・ドルネレス氏は今回の検査結果について「昨日、全ての心臓病検査を終えました。全ての専門家と共に、この線維症と診断し、この病状の重要性とリスクを評価した後、健康へのリスクを考え、ルーカスに高パフォーマンスの身体的活動を続けないようにアドバイスし、推奨します」とコメント。激しいプレーが大きなリスクに繋がるとした。
ルーカス・レイバはこの記者会見で引退を発表。この数カ月のサポートに感謝した。

「この3カ月間、そして復帰してから受けた全てのサポートに対して、グレミオに感謝したいと思う。今日、引退を発表する」

「大変な時期であり、今回の件で泣いたのは初めてだと思う。本当に感謝しかない。このキャリアの全ての時間に感謝する」

「好きな場所で終えることになるが、好きな形ではない。新たなサイクルが華麗にスタートすることを確信している」

「みなさん本当にありがとう。元に戻れるかもしれないという多くの希望を持っていたが、そうではなかった。ただ、健康が第一だ」

「プロとしてプレーした3つのクラブと、サンパウロの内陸部にあるユースチームにも感謝したい。僕の物語はグレミオで始まった分ではないが、ここで重要なスタートを切ることができた」

「そして、僕がずっと望んでいた場所で、この物語は終わりを迎える。僕のキャリア、ここで受けた愛情に対し『感謝』という言葉を使いたい」

「クラブにとって難しい時期に戻ってきたけど、何らかの形で貢献することができたと思う。改めて、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします」

ルーカス・レイバはグレミオの下部組織育ちで、2005年1月にファーストチームに昇格。2008年7月にリバプールへと完全移籍した。

リバプールでは9シーズンを過ごし、公式戦346試合に出場し7ゴール21アシストを記録。EFLカップの優勝を経験すると、2017年7月にラツィオへと完全移籍。ラツィオでは公式戦155試合に出場し2ゴール5アシスト。コッパ・イタリアで優勝を経験し、2022年7月にグレミオへと復帰していた。

復帰後のグレミオはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属しており、リーグ戦17試合で3ゴールを記録。今季からはウルグアイ代表FWルイス・スアレスが加入し、元リバプールコンビが期待された矢先の病気発覚となっていた。

なおブラジル代表としては24試合に出場していた。


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「私はファンに望まれていなかった」かつてリバプールで失格の烙印押されたDFコンチェスキ…当時を振り返り「ブーイングを浴びるのは辛かったけど…」

かつてリバプールに所属していた元イングランド代表DFのポール・コンチェスキ氏が、批判にあふれていたリバプール時代を振り返った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 コンチェスキ氏は現役時代、チャールトン・アスレティックやウェストハムでプレーし、フルアムでは左サイドバックの主軸に定着。そこで指導を受けたロイ・ホジソン監督がリバプールに引き抜かれると、後を追うように2010年にリバプールへ完全移籍した。 しかし、リバプールでは力不足を露呈してしまい、ファンからは批判の的に。こうした批判に対して同氏の母親がSNSに「リバプールのクズども」と投稿し、火に油を注ぐ一幕などもあった。そしてホジソン監督が半年足らずで解任となると、コンチェスキ氏も居場所を失いノッティンガム・フォレストへ去ることとなった。 その後はレスターなどでプレーし、2018年に現役引退となったコンチェスキ氏。『リバプール・エコー』のインタビューでリバプール時代を振り返り、批判を受けた辛さはあったとしつつも、当時の決断に後悔はないと語っている。 「聞いてほしい、私は自分のキャリアで後悔していることはあまりないんだ。今振り返ったら、後悔するだろうか。でも私は当時29歳で、素晴らしい歴史を持つ最大のクラブの一つに行くことになったんだ。そのチャンスを断れはしないよ」 「今振り返ってみると、当時彼らはロイ・ホジソンを監督として本当に望んでいなかったように思う。そして私は、そんなロイが契約した選手の一人だった。だから、常に大変だったんだよ。分かってくれるだろう?」 「本当に良い成績を収めたいと願って加入したんだ。でも、すぐロイにとって少し不利な状況になった。そんな彼に望まれた私は、ファンが期待していたような契約ではなかったと思う。彼らはビッグネームが好きで、ここはビッグクラブだからね」 「ビッグクラブであれば、ビッグネームや大物選手の獲得が期待されるものさ。そして、おそらく私はその条件に当てはまらなかった。大変だったよ」 「でも、もし誰かが29歳で、リバプールのような長い歴史を持つクラブからオファーが来たら、誰だって喜んで受けるだろう。それは夢の実現だった。そしてそこから、多くを学んだよ。素晴らしい選手たちと一緒にプレーして、その過程で素晴らしい人々に出会えた」 「スティービー(スティーブン・ジェラード)は素晴らしい選手だとわかっていた。そして彼は、いわばマネージャーのような存在だったと思う。彼の基準に全員が従わなければならず、そうでなければ彼はすぐそれを告げてきて、クラブで嫌われることとなる」 「それでも、私はそこで素晴らしい選手たちと一緒にプレーした。ルーカス・レイバは素晴らしい選手だったがあまり注目されていなかったね。ラウール・メイレレス、マルティン・シュクルテル、ダニエル・アッガーとのプレーは大好きだった。当時の全員の名前を挙げられるよ。素晴らしいグループだった。だから、うまくいかなかったのは残念だ」 「もちろん、加入時に私を応援してくれたファンには今でも感謝している。おそらく大多数の人は私がそこにいることを望んでいなかったと思うが、中には望んでくれる人もいた。そして望んではいなくとも、私を支持してくれた人たちに心から感謝しているし、彼らの幸運を祈っている」 「(母親の投稿について)確かストークとのアウェイ戦だったと思う。起きたら誰かがメールを送ってきていて、母がこう言っていたと知った。その日、私は練習場に行き、広報担当者と座ってそれを確認しなければならなかったんだ」 「おそらく母も後悔しているし、それは過ちだった。でも彼女は、可愛い息子を擁護したかっただけかもしれない。今はみんなが言いたいことを言い、逃げ切ってしまうからね。私はそれに対処しないといけなかったが、うまくいかなかった」 「ファンからブーイングを浴びるのは辛かった。個人としてだけでなくグループとしてとても悪い時期を過ごしていれば、選手は簡単に標的にされる。私は標的にされやすい一人だった。ブーイングに対処しなければならないのは、良いことではない。でも、それもフットボールの一部だ」 「それでも、アンフィールドでリバプールのためプレーするのは信じられないことだった。アンフィールドがどんなところか、誰もが知っている。ピッチに出れば、KOPが歌っているんだ。リバプールの選手としてそれを聞くと首筋の毛が逆立ち、誰もが立ち上がれる。信じられないことだった」 「最初の6カ月間、本当に楽しかった。すべての試合に出場したが、ロイが去ってからはもちろん大変だったよ。でも、たくさんのことを学び、より強い人間、より強い選手になれたと思う」 2025.03.06 18:25 Thu

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「南野とも対戦してたのかー!」浦和DFショルツがCLの舞台で決めたゴールにファンも驚き「浦和史上最高のCBかも」

浦和レッズに所属するデンマーク人DFアレクサンダー・ショルツのチャンピオンズリーグ(CL)でのゴールに脚光が集まっている。 ショルツは母国のヴェイレでプロデビュー後、アイスランドでのプレーを経て、ロケレンやスタンダール・リエージュ、クラブ・ブルージュといったベルギークラブに所属。2018年夏から母国の強豪ミッティランに活躍の場を移した。 浦和に加入する前の2020-21シーズンには公式戦45試合に出場し、センターバックながら10得点1アシストと攻撃面でも活躍を見せた。 さらに、CLでもグループステージ全6試合に先発していたが、21日にCLの日本語版公式ツイッターが当時のゴールを紹介。アタランタとリバプールから奪ったゴールの動画を投稿している。 アタランタ戦ではFKの流れから前線に残ったまま豪快なボレー、リバプール戦では日本代表FW南野拓実の眼前でPKを沈めていたショルツ。そのプレーにはファンも驚きを隠せず、「やっぱこの男すげえ」、「リヴァプールから点取ってるのすげーな」、「南野とも対戦してたのかー!」、「一生浦和にいてくれー」、「浦和に来てくれてありがとう」、「浦和史上最高のCBかも」といった感謝の言葉を寄せている。 今シーズンの浦和でもここまで3ゴールとその攻撃力の片鱗を見せているショルツ。後半戦もさらなる活躍に期待がかかる。 <span class="paragraph-title">【動画】DFとは思えないショルツの豪快ボレー&南野の目の前で決めたPK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> 現在は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズ</a> で活躍するアレクサンダー・ショルツのチャンピオンズリーグゴール<a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/o1xAxkKZjA">pic.twitter.com/o1xAxkKZjA</a></p>&mdash; UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) <a href="https://twitter.com/UCLJapan/status/1539178815708008448?ref_src=twsrc%5Etfw">June 21, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.06.23 07:15 Thu

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