PSG戦でPKキッカー強奪で失敗のクラブ・ブルージュFWに罰金&出場停止処分

2019.11.09 17:37 Sat
Getty Images
クラブ・ブルージュがパリ・サンジェルマン(PSG)戦で規律違反を犯したセネガル代表FWムバイエ・ディアニェに罰金処分と出場停止処分を科した。『ESPN』が伝えている。
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ディアニェは6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループA第4節のPSG戦で66分から途中出場。76分には自身の仕掛けからDFチアゴ・シウバのボックス内でのファウルを誘いPKを獲得した。しかし、チーム内でベルギー代表MFハンス・ヴァナケンがPKキッカーに任命されていた中、ディアニェは周囲の制止を聞かずに自らPKを敢行すると、相手GKケイロル・ナバスに完璧に読まれて痛恨の失敗。そして、絶好の同点機を逸したことで、チームは0-1の敗戦を喫した。
そして、クラブは同試合後にディアニェの規律違反を問題視し、金額は不明も罰金処分と共に、10日に行われるアントワープとのリーグ戦のメンバーから除外する決定を下した。

8日、アントワープ戦に向けた公式会見に出席したフィリップ・クレメント監督は、ディアニェに対する怒りをぶちまけている。
「あれは馬鹿げた間違いだった。あの間違いは試合の結果にも大きな影響を及ぼした。我々全員があの出来事に怒っている」

「実際、試合後のロッカールームでは多くのプレーヤーが感情的になり、衝突があった。ただ、それは肉体的なものではなくあくまで口論だった。ディアニェは自らの間違いに気づいており、反論することはなかった」

「過去にこのクラブで今回のようなケースがあったとき、そのプレーヤーには2度目のチャンスが与えられた。したがって、クラブの規律や価値を尊重していることを示すのは彼次第だ。そのため、今後数週間の彼の行動は非常に重要なものになるはずだ」

ディアニェは、今夏の移籍市場最終日にガラタサライから買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で加入。昨シーズンのトルコリーグ得点王は、今季ここまで公式戦9試合で4ゴールを挙げていた。

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