スパーズが8日中にセセニョン&ロ・セルソ獲得へ! “デッドライン・デイの男”レヴィが本領発揮!
2019.08.08 14:19 Thu
トッテナムが今夏の移籍市場最終日となる8日中に2人の逸材レフティを獲得することが決定的となったようだ。
今夏の移籍市場でリーズ・ユナイテッドのイングランド人FWジャック・クラーク(即レンタルバック)、リヨンのフランス代表MFタンギ・エンドンベレを獲得したトッテナム。
その後は新たな戦力の加入はアナウンスされていないが、“デッドライン・デイの男”の異名を持つダニエル・レヴィ会長が、移籍市場最終日に少なくとも2つの交渉を完了される構えだ。
イギリス『BBC』が伝えるところによれば、トッテナムは以前から関心を示していたフルアムに所属するU-21イングランド代表MFライアン・セセニョン(19)の交渉をすでに完了させたという。
移籍金に関しては2500万ポンド(約32億3000万円)+イングランド人MFジョシュア・オノマー(22)の譲渡という条件で合意に至ったようだ。
また、ロ・セルソはすでにプライベートジェットでロンドンに向かっており、メディカルチェックを受診した後に移籍が完了する見込みだ。
両選手の獲得が決定的となった一方、バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの2選手に関しては移籍成立の可能性は低い模様だ。
今夏の移籍市場でリーズ・ユナイテッドのイングランド人FWジャック・クラーク(即レンタルバック)、リヨンのフランス代表MFタンギ・エンドンベレを獲得したトッテナム。
その後は新たな戦力の加入はアナウンスされていないが、“デッドライン・デイの男”の異名を持つダニエル・レヴィ会長が、移籍市場最終日に少なくとも2つの交渉を完了される構えだ。
移籍金に関しては2500万ポンド(約32億3000万円)+イングランド人MFジョシュア・オノマー(22)の譲渡という条件で合意に至ったようだ。
一方、イギリス『スカイ・スポーツ』は、今夏の移籍市場でトップターゲットに挙げられていたアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・セルソ(23)の移籍に関して5500万ポンド(約71億円)の条件でベティスとクラブ間合意に至ったと伝えている。
また、ロ・セルソはすでにプライベートジェットでロンドンに向かっており、メディカルチェックを受診した後に移籍が完了する見込みだ。
両選手の獲得が決定的となった一方、バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの2選手に関しては移籍成立の可能性は低い模様だ。
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