アトレティコ、アーセナル関心のタグリアフィコ獲得に動く?
2018.11.19 21:27 Mon
▽アトレティコ・マドリーがアヤックスに所属するアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(26)の獲得に動いているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
▽アトレティコ・マドリーではブラジル代表DFフィリペ・ルイスと、センターバック兼任のフランス代表DFリュカ・エルナンデスが左サイドバックを務めている。しかし、今夏にも退団報道が出ていたフィリペ・ルイスは契約が終了する来夏の退団が決定的となっている。
▽もちろん、今夏セルタから獲得してウォルバーハンプトンに即レンタルに出したスペイン代表DFジョニー・カストロが来夏復帰予定だが、左サイドバックが主戦場の両利きのDFに関しては両サイドのバックアップという位置付けだ。
▽そのため、今冬あるいは来夏に向けて左利きのサイドバックの補強が必要となっている。
▽そして、現在有力な補強候補に挙がっているのが、ここ最近アーセナルからの関心も伝えられるタグリアフィコのようだ。
▽なお、アヤックスはタグリアフィコの移籍金を獲得時の4倍から5倍にあたる2000万~2500万ユーロ(約25億7000万~32億2000万円)に設定しているようだ。
▽タグリアフィコ以外ではバレンシアのスペイン代表DFホセ・ガヤ(23)の名前も挙がっているが、契約解除金が1億ユーロ(約128億円)に設定されるなどバレンシア側の徹底抗戦が予想されるだけに獲得はより困難となる。
▽アトレティコ・マドリーではブラジル代表DFフィリペ・ルイスと、センターバック兼任のフランス代表DFリュカ・エルナンデスが左サイドバックを務めている。しかし、今夏にも退団報道が出ていたフィリペ・ルイスは契約が終了する来夏の退団が決定的となっている。
▽もちろん、今夏セルタから獲得してウォルバーハンプトンに即レンタルに出したスペイン代表DFジョニー・カストロが来夏復帰予定だが、左サイドバックが主戦場の両利きのDFに関しては両サイドのバックアップという位置付けだ。
▽そして、現在有力な補強候補に挙がっているのが、ここ最近アーセナルからの関心も伝えられるタグリアフィコのようだ。
▽母国のバンフィールド、インデペンディエンテでのプレーを経て今年1月にアヤックスに加入したタグリアフィコは左足のキック精度と攻撃性能に長けた左サイドバックだ。今季もここまで公式戦19試合に出場し2ゴール4アシストの数字を残すなど、好パフォーマンスを継続している。
▽なお、アヤックスはタグリアフィコの移籍金を獲得時の4倍から5倍にあたる2000万~2500万ユーロ(約25億7000万~32億2000万円)に設定しているようだ。
▽タグリアフィコ以外ではバレンシアのスペイン代表DFホセ・ガヤ(23)の名前も挙がっているが、契約解除金が1億ユーロ(約128億円)に設定されるなどバレンシア側の徹底抗戦が予想されるだけに獲得はより困難となる。
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恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
チェルシーでの失望の1年を振り返るF・ルイス「チャンピオンになったが、そこに幸せはなかった」
▽今夏の移籍市場でチェルシーから古巣のアトレティコ・マドリーに1年で復帰したブラジル代表DFフィリペ・ルイスが、ロンドンでの失望の1年について振り返っている。スペイン『アス』が報じている。 ▽2014年夏にアトレティコからチェルシーに加入したフィリペ・ルイスだったが、スペイン代表DFセサール・アスピリクエタとのポジション争いに敗れ、思うような出場機会を得ることができなかった。この状況を受けて、今夏に恩師のディエゴ・シメオネ監督と会談を行った同選手は、1年でのマドリッド復帰を決断した。 ▽フィリペ・ルイスは、チェルシー加入に際してジョゼ・モウリーニョ監督から十分な出場機会を約束されながら、それが守られることはなかったと主張している。 「僕は昨シーズンに50試合以上でプレーするチャンスがあった。だけど、そのほとんどをアスピリクエタと共有することになったのはショックな出来事だった」 「僕がチェルシーで重要な存在ではなかったことは真実だ。それは、僕にとって望んだものではなかった」 「確かに、僕は多くの人が望むチャンピオンになることができた。その意味では成功を収めたと言えるかもしれない。だけど、そこに幸せはなかったよ」 ▽また、フィリペ・ルイスは1年で復帰を決断したアトレティコへの深い愛情についても言及している。 「僕はこの夏にシメオネと数回話し合ったんだ。彼は僕にここに戻って来たいかと尋ねてきた。そのときに“帰りたい”と伝えたよ」 「正直なところ、アトレティコがずっと恋しかった。僕はチェルシー時代にジエゴ・コスタやクルトワと共にパソコンの前でアトレティコの試合をよく観戦していたんだ。それに僕たちはアトレティコへの愛情を失っていなかったから、よく仲間内でアトレティコについて話していたんだ」 2015.09.09 00:01 Wed5