ロペテギ、“マドリー・ダービー”に決意「ただの1試合ではない」

2018.09.29 17:53 Sat
レアル・マドリーフレン・ロペテギ監督が、アトレティコ・マドリー戦を前に意気込みを語った。

ラ・リーガ第7節で、同じくマドリーに本拠地を置くアトレティコと対戦するレアル。ロペテギ監督にとっては、ラ・リーガにおいて初の“マドリー・ダービー”に挑むことになる。

指揮官は「普段の試合とは異なる」として、意気込みを語った。

「すべての要素に注力しなければならない。感情的、身体的な部分も準備する必要がある。なぜなら、ダービーはただの1試合ではないからだ」

「勝ち続けることをやめないし、敗れてはいけない。偉大なチームでの偉大な挑戦だ。フォーカスする必要がある」

前節はセビージャ相手に0-3と完敗。それでも「良い流れがある」とし、勝利への意欲を示した。

「セビージャでは良くなかったが、良い流れがある。(ダービーでは)普段のシーズンとは違うチームを見せることができると確信しているよ。我々次第だ」

「チームのパフォーマンスには満足している。もっとも重要なことは将来を見据えた分析だ。仕事、素質、モチベーション……疑いはないよ」

そして、「勝利と敗戦は、最終的には似ているものだ。フットボールはすべてが速く進んでいく。次の試合に完璧に集中する」と語っている。

この一戦では、イスコの欠場が確定。マルセロも前節負傷退場しており、出場が危ぶまれている。主力を数人欠くレアルだが、ライバル相手に白星をつかめるだろうか。


提供:goal.com

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アトレティコが快勝で今季初の連勝! ギャラガー&アルバレス初ゴールにグリーズマンが2点目【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第5節、アトレティコ・マドリーvsバレンシアが15日にシビタス・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが3-0で勝利した。 今シーズンここまで2勝2分けのアトレティコは今季初の連勝を懸け、1分け3敗で最下位に沈むバレンシアとのホームゲームに臨んだ。インターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節のアスレティック・ビルバオ戦を試合終盤の劇的なゴールによってウノセロで勝ち切った中、シメオネ監督は先発4人を変更。守護神オブラクが復帰したほか、アルバレスに代えてセルロートをグリーズマンの相棒に据えた。 立ち上がりからアトレティコが圧倒的にボールを握ったものの、互いにトランジションを強調した縦に速い攻撃を軸にオープンな攻防を繰り広げていく。 なかなか決定機まで持ち込めないホームチームだったが、20分過ぎに続けて背後へ良いタイミングで抜け出したセルロートがGKママルダシュヴィリとの一対一という決定機を作り出すと、以降もウイングバックの攻撃参加から惜しい場面を幾度も創出した。 そして、ゴールを予感させる攻撃が続く中、コルチョネロスは鮮やかな崩しから前半のうちに先制に成功する。 39分、相手陣内中央でルーズボールを収めたセルロートを起点にカウンターに持ち込むと、左サイドのグリーズマンからペナルティアーク付近でボールを受けたデ・パウルが右のジョレンテを使わずに内側でゴール前への飛び出しを見せたギャラガーへDFの股間を抜く完璧なラストパスを供給。これをイングランド代表MFが難なく右隅へ流し込んだ。 デ・パウルの芸術的なアシストからギャラガーのラ・リーガ初ゴールによって1点リードで試合を折り返したアトレティコ。後半は立ち上がりにハビ・ゲラの際どいミドルシュートで冷や汗をかいたが、早い時間帯に追加点を奪い切る。 54分、相手陣内右サイドのスローインの流れからジョレンテが右足アウトを使った絶妙なクロスを上げると、ファーのリーノが肩付近に当てて浮き球で折り返したボールをゴール前のグリーズマンがスライディングしながら抑えの利いた左足ボレーで流し込んだ。 この2点目で大きく勝利に近づくと、60分過ぎにはセルロートとデ・パウルを下げてアルバレス、アンヘル・コレアを、67分にはリーノに代えてリケルメを続けて投入。週明けのRBライプツィヒ戦を意識したメンバー交代も行っていく。 互いに交代枠を使い切った終盤は一矢報いたいバレンシアとポジション奪取へ結果がほしいアトレティコのアタッカー陣が貪欲にゴールを目指した中、後半ラストプレーではカウンターからボックス内に持ち込んだリケルメの折り返しのこぼれをアルバレスが左足で押し込み、ギャラガーに続き待望の初ゴールを挙げた。そして、不振のバレンシアに完勝のアトレティコが今季初の連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 3-0 バレンシア 【アトレティコ】 コナー・ギャラガー(前39) アントワーヌ・グリーズマン(後9) フリアン・アルバレス(後49) 2024.09.16 06:00 Mon

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