長沢駿2発&中村敬斗初弾のG大阪が浦和を下し今季初白星! 広島は渡大生&ティーラシン弾で公式戦5連勝《YBCルヴァンカップ》
2018.03.14 22:35 Wed
▽14日、2018 YBCルヴァンカップのグループステージ第2節が行われた。グループCの浦和レッズvsガンバ大阪は、1-4でアウェイのG大阪が勝利を収め、今季初白星を飾った。
▽リーグ戦で2分け1敗と勝利がない浦和が、3連敗で最下位のG大阪を迎えた一戦。リーグ戦で不調を極める両チームとしては、カップ戦で勝利して良い流れを掴みたいところだ。
▽立ち上がりから攻め込む姿勢を見せたのはG大阪。泉澤、アデミウソンを中心に浦和ゴールに迫る。すると10分、縦パスをアデミウソンがダイレクトではたくと、パスを受けた泉澤がドリブルで運ぶ。独走した泉澤はボックス内に侵入するとグラウンダーのクロス。これをオフサイドラインギリギリで抜け出たファン・ウィジョがダイレクトで合わせ、G大阪が先制する。
▽19分にもG大阪が決定機。遠藤がDFラインの裏に浮き球のパスを出すと、ファン・ウィジョがラインギリギリでキープ。そのままボックス内の長沢に渡すが、シュートはゴールへと飛ばない。
▽浦和は22分に決定機を迎える。ボックス内で長澤からの縦パスを受けた柏木が相手を引きつけてズラタンへ。ズラタンはフリーでパスを受けるも、パスを選択してしまいシュートを打つことができない。
▽浦和は35分にチャンス。ダイレクトパス交換に抜け出した武富が、ラインギリギリで折り返すと、最後は柏木が合わせるも、わずかに合わない。
▽迎えた41分、G大阪が追加点を奪う。右サイドでボールを持ったオ・ジェソクがDFを抜ききらずに早いタイミングでクロス。これをボックス中央でフリーになっていた長沢が冷静にヘッドで合わせ、G大阪がリードを2点に広げる。
▽G大阪が2点をリードして迎えた後半、浦和は遠藤航に代えて青木を投入し、[4-3-3]に並びを変更。右サイドバックには阿部が入り、青木はアンカーに入った。一方のG大阪もアデミウソンに代えて中村を投入。中村が左サイドに入り、泉澤を中央へ、ファン・ウィジョが右サイドに入った。
▽後半、互いに序盤から攻め込む。ビハインドの浦和はシステムを変えたことで攻撃に流れが生まれる。52分にはCKからのこぼれ球を萩原がダイレクトで狙うが枠外に外れる。
▽G大阪は54分、CKから流れたボールを泉澤が左サイドで持つと、中央へ切れ込みながらのシュート。これをボックス中央で長沢がヘッドで合わせ、G大阪が3点目を奪う。
▽57分、ズラタンがボックス中央で右サイドからのクロスを頭で合わせるも、至近距離からのシュートをGK東口が鋭い反応でセーブし、得点を許さない。
▽反撃に出たい浦和は65分、FKから柏木がクロスを上げると、槙野がドンピシャヘッド。しかし、GK東口が横っ飛びでキャッチし、ゴールを奪えない。
▽77分にはG大阪がビッグチャンス。市丸がドリブルで持ち上がりパス。これを駆け上がった米倉がボックス内右からシュートを放つも、GK西川にセーブされる。
▽すると浦和は79分、自陣からのロングボールに抜け出た武富が独走。ボックス内で三浦に対応されて倒れてしまい、決定機を逸したかと思われたが、倒れながらシュートを放ち、浦和が1点を返す。
▽それでもG大阪は、初瀬、中村、市丸と若手が躍動する。すると87分、ドリブルで持ち込んだ中村。ボックス内に侵入すると、GK西川の位置を冷静に見てゴール右隅に流し込み、リードを3点にする。
▽浦和は後半アディショナルタイムに猛攻。ボックス内で細かくパスを繋いでシュートに持ち込むが、最後は初瀬が身体を張って防ぎ得点を許さない。結局そのまま試合は終了。1-4で勝利したG大阪が、今シーズン初白星。一方の浦和は、初勝利をつかめなかった。
▽また、同時刻に行われたサンフレッチェ広島vs名古屋グランパスは、2-1で広島が勝利。今シーズン公式戦5連勝を収めた。
▽リーグ戦で3連勝で首位に立つ広島と、昇格組ながら2勝1分けで無敗をキープしている名古屋の対戦。好調を維持している両チームは、良い流れを断ち切りたくないところだ。また、広島から名古屋に移籍したFW佐藤寿人にとっては、初の凱旋試合となった。
▽試合はホームの広島が押し込む展開が続く。試合は9分、渡がボックス内で相手DFからボールを奪うと、ヒールパス。これを工藤がボックス内右でダイレクトシュート。しかし、GK武田が何とか触りゴールを許さない。
▽広島は25分にもチャンス。ルーズボールを拾った渡が、ボックス内で左足シュート。しかし、これもGK武田がしっかりとセーブし、得点を許さない。
▽連動したプレスで相手ボールを奪いペースを掴む広島は33分、柴崎のスルーパスに反応した渡がボックス内からシュート。ボールはネットを揺らすが、オフサイドの判定でゴールは認められない。
▽37分、名古屋はゴール正面やや離れた位置でFKを獲得。内田が得意の左足で狙うも、シュートは枠を越えていく。
▽ゴールレスで迎えた後半、最初に決定機を作ったのは広島だった。52分、ボックス右でパスを受けた川井が中央へ丁寧にパス。フリーの工藤が右足で狙うが、シュートは枠の右に外れる。
▽それでも広島は56分、ボックス右から駆け上がった馬渡がクロス。これをニアサイドで渡が頭で合わせ、広島が先制。渡は移籍後初ゴールとなった。
▽63分、縦パスを受けたティーラシンからの落としを森島が右足で丁寧に狙うも、シュートはわずかに右へ外れる。それでも
65分、フェリペ・シウバがドリブルで左サイドを突破。ボックス内に侵入すると、鋭い切り返しでDFをかわし中央へ。これをティーラシンがダイレクトで蹴り込み、広島がリードを2点に広げる。
▽2点ビハインドとなった名古屋だが、77分に成瀬のスルーパスに深堀が反応。最後は左ポストにシュートを当てながらもゴールを奪った。しかし、その後は再び広島ペースに。結局2-1のまま試合は終了し、広島が公式戦5連勝を達成した。
浦和レッズ 1-4 ガンバ大阪
【浦和】
武富孝介(後34)
【G大阪】
ファン・ウィジョ(前10)
長沢駿(前41、後9)
中村敬斗(後42)
サンフレッチェ広島 2-1 名古屋グランパス
【広島】
渡大生(後11)
ティーラシン(後20)
【名古屋】
深堀隼平(後32)
▽リーグ戦で2分け1敗と勝利がない浦和が、3連敗で最下位のG大阪を迎えた一戦。リーグ戦で不調を極める両チームとしては、カップ戦で勝利して良い流れを掴みたいところだ。
▽19分にもG大阪が決定機。遠藤がDFラインの裏に浮き球のパスを出すと、ファン・ウィジョがラインギリギリでキープ。そのままボックス内の長沢に渡すが、シュートはゴールへと飛ばない。
▽浦和は22分に決定機を迎える。ボックス内で長澤からの縦パスを受けた柏木が相手を引きつけてズラタンへ。ズラタンはフリーでパスを受けるも、パスを選択してしまいシュートを打つことができない。
▽G大阪は左サイドから再び崩しにかかる。29分には藤春がボックス左からクロス。これを後方から走り込んだオ・ジェソクが頭で合わせに飛び込むも、わずかに届かない。
▽浦和は35分にチャンス。ダイレクトパス交換に抜け出した武富が、ラインギリギリで折り返すと、最後は柏木が合わせるも、わずかに合わない。
▽迎えた41分、G大阪が追加点を奪う。右サイドでボールを持ったオ・ジェソクがDFを抜ききらずに早いタイミングでクロス。これをボックス中央でフリーになっていた長沢が冷静にヘッドで合わせ、G大阪がリードを2点に広げる。
▽G大阪が2点をリードして迎えた後半、浦和は遠藤航に代えて青木を投入し、[4-3-3]に並びを変更。右サイドバックには阿部が入り、青木はアンカーに入った。一方のG大阪もアデミウソンに代えて中村を投入。中村が左サイドに入り、泉澤を中央へ、ファン・ウィジョが右サイドに入った。
▽後半、互いに序盤から攻め込む。ビハインドの浦和はシステムを変えたことで攻撃に流れが生まれる。52分にはCKからのこぼれ球を萩原がダイレクトで狙うが枠外に外れる。
▽G大阪は54分、CKから流れたボールを泉澤が左サイドで持つと、中央へ切れ込みながらのシュート。これをボックス中央で長沢がヘッドで合わせ、G大阪が3点目を奪う。
▽57分、ズラタンがボックス中央で右サイドからのクロスを頭で合わせるも、至近距離からのシュートをGK東口が鋭い反応でセーブし、得点を許さない。
▽反撃に出たい浦和は65分、FKから柏木がクロスを上げると、槙野がドンピシャヘッド。しかし、GK東口が横っ飛びでキャッチし、ゴールを奪えない。
▽77分にはG大阪がビッグチャンス。市丸がドリブルで持ち上がりパス。これを駆け上がった米倉がボックス内右からシュートを放つも、GK西川にセーブされる。
▽すると浦和は79分、自陣からのロングボールに抜け出た武富が独走。ボックス内で三浦に対応されて倒れてしまい、決定機を逸したかと思われたが、倒れながらシュートを放ち、浦和が1点を返す。
▽それでもG大阪は、初瀬、中村、市丸と若手が躍動する。すると87分、ドリブルで持ち込んだ中村。ボックス内に侵入すると、GK西川の位置を冷静に見てゴール右隅に流し込み、リードを3点にする。
▽浦和は後半アディショナルタイムに猛攻。ボックス内で細かくパスを繋いでシュートに持ち込むが、最後は初瀬が身体を張って防ぎ得点を許さない。結局そのまま試合は終了。1-4で勝利したG大阪が、今シーズン初白星。一方の浦和は、初勝利をつかめなかった。
▽また、同時刻に行われたサンフレッチェ広島vs名古屋グランパスは、2-1で広島が勝利。今シーズン公式戦5連勝を収めた。
▽リーグ戦で3連勝で首位に立つ広島と、昇格組ながら2勝1分けで無敗をキープしている名古屋の対戦。好調を維持している両チームは、良い流れを断ち切りたくないところだ。また、広島から名古屋に移籍したFW佐藤寿人にとっては、初の凱旋試合となった。
▽試合はホームの広島が押し込む展開が続く。試合は9分、渡がボックス内で相手DFからボールを奪うと、ヒールパス。これを工藤がボックス内右でダイレクトシュート。しかし、GK武田が何とか触りゴールを許さない。
▽広島は25分にもチャンス。ルーズボールを拾った渡が、ボックス内で左足シュート。しかし、これもGK武田がしっかりとセーブし、得点を許さない。
▽連動したプレスで相手ボールを奪いペースを掴む広島は33分、柴崎のスルーパスに反応した渡がボックス内からシュート。ボールはネットを揺らすが、オフサイドの判定でゴールは認められない。
▽37分、名古屋はゴール正面やや離れた位置でFKを獲得。内田が得意の左足で狙うも、シュートは枠を越えていく。
▽ゴールレスで迎えた後半、最初に決定機を作ったのは広島だった。52分、ボックス右でパスを受けた川井が中央へ丁寧にパス。フリーの工藤が右足で狙うが、シュートは枠の右に外れる。
▽それでも広島は56分、ボックス右から駆け上がった馬渡がクロス。これをニアサイドで渡が頭で合わせ、広島が先制。渡は移籍後初ゴールとなった。
▽63分、縦パスを受けたティーラシンからの落としを森島が右足で丁寧に狙うも、シュートはわずかに右へ外れる。それでも
65分、フェリペ・シウバがドリブルで左サイドを突破。ボックス内に侵入すると、鋭い切り返しでDFをかわし中央へ。これをティーラシンがダイレクトで蹴り込み、広島がリードを2点に広げる。
▽2点ビハインドとなった名古屋だが、77分に成瀬のスルーパスに深堀が反応。最後は左ポストにシュートを当てながらもゴールを奪った。しかし、その後は再び広島ペースに。結局2-1のまま試合は終了し、広島が公式戦5連勝を達成した。
浦和レッズ 1-4 ガンバ大阪
【浦和】
武富孝介(後34)
【G大阪】
ファン・ウィジョ(前10)
長沢駿(前41、後9)
中村敬斗(後42)
サンフレッチェ広島 2-1 名古屋グランパス
【広島】
渡大生(後11)
ティーラシン(後20)
【名古屋】
深堀隼平(後32)
|
関連ニュース