元G大阪のファン・ウィジョ、性行為の違法撮影で懲役4年求刑…容疑を全て認める「心から謝罪します」
2024.10.16 15:55 Wed
女性との性行為を違法撮影したファン・ウィジョ
かつてガンバ大阪でもプレーした元韓国代表FWファン・ウィジョ(32)が、違法撮影の疑いで検察から懲役4年を求刑されることとなった。韓国『聯合ニュース』が伝えた。G大阪を退団後、ボルドーへと移籍したファン・ウィジョ。2022年8月にノッティンガム・フォレストに移籍して以降は、多くの問題を抱え、オリンピアコス、FCソウル、ノリッジ・シティ、アランヤスポルへレンタル移籍を繰り返し、今シーズンから完全移籍に切り替わった。
今シーズンはスュペル・リグで3試合2ゴールを記録しているが、2023年11月に女性が性行為を違法に撮影されたと訴え出ており、警察の捜査などを受けていた。ファン・ウィジョは、2022年6月から9月にかけて、4回にわたって相手の合意なしに性行為を撮影。被害者女性は2人いるとされている。
一方で、ファン・ウィジョは意図的に流出したのではなく、ギリシャで盗まれたスマートフォンから流出したと主張。その中で、「彼女はテレビ出演もしている有名人であり、結婚もしている。彼女の同意を得て撮影したものだ」と語り、個人情報を流布したとして二次加害の容疑もかけられていた。
韓国代表からも追放されてしまったファン・ウィジョだが、ソウル中央地裁は16日にファン・ウィジョの初公判を行い、懲役4年を求刑。ファン・ウィジョは容疑を全て認めたという。また、裁判所に同じ趣旨の意見書も提出した。
検察は「被害者の傷と羞恥心が深刻だったと見られ、(映像が)流出されたことで深刻な被害を受けた」と語り、「(ファン・ウィジョが)心から反省をしているのかも疑問だ」と話したという。
ファン・ウィジョは「私のせいで被害を受けた方々に心から謝罪します。私を応援してくださったすべての方々にも、間違った行動により失望を与えたことを深く謝罪します」とコメント。「今回のことを教訓にし、今後は何も過ちを犯さず、サッカー選手として最善の努力をして生きていく。今回に限り最大限先処してくださるよう切に願う」と訴えていた。
被害者側弁護士は公判後「このような犯罪を犯してはならないということを国民に宣言して見せる裁判所の選択だった」と語り、「被告人側と合意する意思は全くない」と、示談等に応じる気はないと立場を明かした。
ファン・ウィジョの宣告期日は12月18日。果たしてどういった判決が下りるのか注目が集まる。
今シーズンはスュペル・リグで3試合2ゴールを記録しているが、2023年11月に女性が性行為を違法に撮影されたと訴え出ており、警察の捜査などを受けていた。ファン・ウィジョは、2022年6月から9月にかけて、4回にわたって相手の合意なしに性行為を撮影。被害者女性は2人いるとされている。
韓国代表からも追放されてしまったファン・ウィジョだが、ソウル中央地裁は16日にファン・ウィジョの初公判を行い、懲役4年を求刑。ファン・ウィジョは容疑を全て認めたという。また、裁判所に同じ趣旨の意見書も提出した。
4年の懲役刑を求刑した検察は「性暴力治療プログラムの履修命令」と「身元情報公開及び告知命令」、「5年間の就職制限命令」も課してほしいと要請したという。
検察は「被害者の傷と羞恥心が深刻だったと見られ、(映像が)流出されたことで深刻な被害を受けた」と語り、「(ファン・ウィジョが)心から反省をしているのかも疑問だ」と話したという。
ファン・ウィジョは「私のせいで被害を受けた方々に心から謝罪します。私を応援してくださったすべての方々にも、間違った行動により失望を与えたことを深く謝罪します」とコメント。「今回のことを教訓にし、今後は何も過ちを犯さず、サッカー選手として最善の努力をして生きていく。今回に限り最大限先処してくださるよう切に願う」と訴えていた。
被害者側弁護士は公判後「このような犯罪を犯してはならないということを国民に宣言して見せる裁判所の選択だった」と語り、「被告人側と合意する意思は全くない」と、示談等に応じる気はないと立場を明かした。
ファン・ウィジョの宣告期日は12月18日。果たしてどういった判決が下りるのか注目が集まる。
1
2
ファン・ウィジョの関連記事
アランヤスポルの関連記事
スュペル・リグの関連記事
|
|
ファン・ウィジョの人気記事ランキング
1
超WS選定! 2018年のJ1ベストイレブン
▽2018シーズンの明治安田生命J1リーグは川崎フロンターレの連覇が決まった一方で、ACL争いや残留争いは史上稀にみる大混戦に。今シーズンも様々なドラマが生まれ、幕を閉じた。 ▽今シーズンも毎節ベストイレブンを選出してきた超ワールドサッカー編集部は、20試合以上の出場数を選考基準に、年間を通じて最も印象的な活躍を披露した11名をセレクト。短評と共に紹介する。 ◆超WS選定年間ベストイレブン(J1) GKクォン・スンテ(34歳/鹿島アントラーズ) 成績:27試合 ▽クリーンシート数は12回。昨年こそケガで苦しんだが、今年はタイトな日程の中で幾度となくチームの救世主となり、過去2度にわたるアジア制覇の経験を生かして、鹿島を初のACL優勝に導いた。頼れる守護神の力はかなり大きかった。 DFエウシーニョ(29歳/川崎フロンターレ) 成績:32試合/2得点 ▽持ち前の攻撃センスと技術で後ろから幅広い攻撃を構築。今シーズンは守備の比重を高めることとなったが、支えるプレーによりチームは安定が保たれた。それでも機を見た神出鬼没なポジショニングでも脅威に。すでに退団が決定。連覇を成し遂げた魅力ある攻撃を彩る存在だった。 DF高橋祐治(25歳/サガン鳥栖) 成績:30試合/1得点 ▽個人として大きく飛躍を遂げた1年だった。J1初挑戦だったが、第6節のセレッソ大阪戦をきっかけに先発の座を掴み取った。今シーズンはチームとして守勢に回る試合が多かったが、総失点数は「34」。GK権田修一の貢献度と共に、この男の台頭も大きかった。 DF谷口彰悟(27歳/川崎フロンターレ) 成績:34試合/3得点 ▽2年連続フルタイム出場。ディフェンスリーダーとして守備面ではクリーンに相手を封じ、攻撃面でも高いビルドアップ能力で屈指の攻撃陣を後方からサポートし続けた。影のMVP。最少失点に抑え、連覇を成し遂げたのは昨シーズンよりも好守のクオリティを高めた彼の存在があってのこと。 DF山中亮輔(25歳/横浜F・マリノス) 成績:32試合/4得点 ▽ポステコグルー監督による新戦術の下で覚醒。高精度なクロスと強烈なミドルシュートでキャリアハイの4ゴール8アシストという数字を叩き出し、売りの攻撃力を周囲に見せつけた。記憶に新しい代表デビュー弾もオーバーラップからの左足。来年への期待は高まるばかり。 MF家長昭博(32歳/川崎フロンターレ) 成績:32試合/6得点 ▽連覇の立役者。昨シーズンはケガで出遅れたが、今シーズンは開幕から異彩を放ち続けた。巧さ、強さ、速さを存分に発揮して相手を翻弄すると、ゲームを冷静に見ては言葉でチームメイトを気遣った。誰も手を付けられず。献身性をも兼ね備えた天才はまさに無敵だった。 MF中村憲剛(38歳/川崎フロンターレ) 成績:33試合/6得点 ▽フロンターレのバンディエラとして今年もフル稼働した。38歳の年齢に関わらず、リーグ戦欠場はわずか1試合。36歳でMVP、37歳で初優勝、38歳で連覇…。歳を重ねるごとに衰えるどころか、逆に司令塔としての凄みがより増している。 MFチャナティップ(25歳/北海道コンサドーレ札幌) 成績:30試合/8得点 ▽来日2年目の今年は小柄を生かしたドリブルや足下の高い技術、シュート精度で、札幌史上最高位となる4位フィニッシュに導くと共に、個人としてもチーム内3位の8得点をマーク。1年を通じて、“タイのメッシ”と呼ばれる所以を示し続けた。 FWファン・ウィジョ(26歳/ガンバ大阪) 成績:27試合/16得点 ▽クラブ記録の6戦連発をマークするなど、最終的に得点ランキング3位の16ゴール。今夏のアジア競技大会から復帰後、ストライカーとしてよりスケールアップを遂げ、MF今野泰幸や宮本恒靖監督と共にG大阪の残留劇を語る上で欠かせない選手に。 FWジョー(31歳/名古屋グランパス) 成績:33試合/24得点 ▽ブラジル全国選手権のMVPや得点王、ベストイレブンに輝いた実績は伊達ではなかった。初挑戦のJリーグでも3度のハットトリックや7度の複数得点をマークするなど、元セレソンの能力を生かして大暴れ。シーズンを通じた存在感は規格外だった。 FW鈴木優磨(22歳/鹿島アントラーズ) 成績:32試合/11得点 ▽11得点10アシストという数字が今シーズンの活躍ぶりを物語る。2015年のJリーグデビュー以来、ゴール前に飛び込む強気な姿勢が魅力だったが、お膳立て役にもなれる柔軟性も新たな武器に。その活躍により、11月に代表初選出。ACL初制覇も成し遂げ、実り多き1年に。 監督 ミハイロ・ペトロヴィッチ(61歳/北海道コンサドーレ札幌) ▽川崎フロンターレの鬼木達監督やガンバ大阪の宮本恒靖監督も光ったが、今年は北の大地を沸かせたミハイロ・ペトロヴィッチ監督を選出。晩年中位がやっとの札幌に攻撃的スタイルを浸透させ、クラブ最高位の4位に導いた手腕は見事。さらなる成熟に期待がかかる。 2018.12.07 19:00 Fri2

