【プレミア開幕節プレビュー】新シーズン開幕! 新生ブルーズvs王者シティに、鎌田&菅原デビューなるか
2024.08.16 20:00 Fri
2024-25シーズンのプレミアリーグが8月16日に開幕。昨シーズンはアーセナルとの一騎打ちを制したマンチェスター・シティが前人未踏の4連覇を達成したが、新シーズンはその2強を軸に白熱のタイトルレースが幕を開ける。
対するフルアムではDFアダラバイヨ、MFパリーニャとセンターラインの主力が抜けたなか、アーセナルからMFスミス・ロウを獲得。この開幕戦ではその注目の攻撃的MFを中心に、DFバッシーやMFリード、MFイウォビ、FWムニスらの奮闘によって格上撃破を果たしたい。
開幕節の最注目カードはマレスカ監督とグアルディオラ監督の師弟対決となる、チェルシーvsマンチェスター・シティのビッグ6対決だ。
一方、前述のコミュニティ・シールドで余力を残しながらタイトル獲得に成功したシティ。今回の開幕戦ではそのメンバーをベースに、ギリギリまで休暇を与えていたMFロドリ、MFフォーデンらを復帰させ、フルスカッドで臨むはずだ。連携を含めまだまだベストな状態から遠い状況にあるなか、プレシーズンでしっかりとコンディションを整えてきた2季連続リーグ得点王のFWハーランドにはチームを牽引する爆発を期待したい。
なお、前指揮官ポチェッティーノが指揮した昨季のリーグ戦2度の対戦はいずれもドローに終わっているが、今夏アメリカのプレシーズンツアーで行われた前哨戦ではFWハーランドのハットトリックの活躍によって師匠のチームが4-2の貫録勝ちを収めている。その対戦から互いに大きくメンバーを入れ替えて臨む今回の対戦はいかなる結果となるか。
2季連続2位のアーセナルは悲願の覇権奪還へ力強いスタートを切るべく、ウォルバーハンプトンとのホーム開催の開幕戦に臨む。今夏ここまではDFカラフィオーリの獲得にとどまり、継続路線での戦いとなるが、プレシーズンは上々の仕上がり。毎年恒例のエミレーツカップではリヨン相手にベストメンバーを起用し、DFサリバとDFガブリエウのセンターバックコンビの2ゴールで2-0の勝利を収めた。FWペドロ・ネトやDFキルマンといった主力が流出したウルブス相手に快勝し、白星発進といきたい。なお、DF冨安健洋はプレシーズンのケガの影響で欠場となる。
昨季3位のリバプールは22年ぶりの1部復帰となったイプスウィッチとのアウェイゲームでスロット新体制をスタート。指揮官変更も今夏の移籍市場ではここまで補強ゼロと異例の状況が話題を集めるが、プレシーズンは安定したパフォーマンスを披露。クロップ前体制の遺産を活かしながら、マイナーチェンジを施している。2季連続昇格で勝ち癖があり、久々のプレミアの舞台でモチベーションの高い昇格組相手のアウェイでの開幕戦は決して簡単ではないが、地力の差を見せつけて勝ち切りたい。新指揮官の下で序列低下のMF遠藤航はベンチスタートが濃厚とみられる。
ポステコグルー体制2年目でトップ4返り咲きを狙うトッテナムは、チャンピオンシップ(イングランド2部)優勝で1年でのプレミア復帰を決めたレスターと対戦。ディフェンスラインの主力が不在だったプレシーズンは課題のセットプレーを含め守備面に問題が目立ったが、リーグ開幕へしっかりと締めたい。注目の新戦力ソランケの初お披露目に、古巣初対戦となるMFマディソンのプレーに注目だ。
MF三笘薫の所属するブライトンはエバートンとのアウェイゲームでヒュルツェラー新体制をスタート。昨季の終盤戦をケガで棒に振った三笘だが、プレシーズンでは徐々にコンディションを上げており、堅守を誇るトフィーズ相手に違いをみせ、31歳の最年少指揮官に初陣での白星をプレゼントしたい。
ラツィオを退団し、恩師グラスナー率いるクリスタル・パレスに加入したMF鎌田大地は、ブレントフォードとのロンドン・ダービーでプレミアデビューを狙う。フランクフルト時代に指導を受けたアドバンテージを活かし、新天地でも早期フィットの印象がある日本代表MFはプレシーズンも安定したパフォーマンスを披露。スタメンでのデビューが濃厚か。対戦相手が4バック、3バックのいずれで臨むかはわからないが、うまくライン間でボールを引き出して決定機に絡みたい。
AZを離れて昇格組サウサンプトンへ加入したDF菅原由勢は鎌田同様にニューカッスルとの開幕戦でデビューを狙う。AZでもアヤックスやPSV、フェイエノールトと対戦し、ヨーロッパの舞台でも強豪チームとの対戦経験はあるが、難所セント・ジェームズ・パークでのニューカッスルとの対戦は非常にタフなものになるはずだ。FWゴードンというリーグ屈指の快速アタッカーとのマッチアップが想定されるなか、まずは守備面で粘り強いプレーを見せたい。
その他では、ロペテギ新体制で今夏積極補強を敢行したウェストハムと、昨季4位のアストン・ビラの強豪対決はチェルシーvsマンチェスター・シティに次ぐ開幕節の注目カード。撃ち合い必至のスペクタクルな攻防が期待される。
《プレミアリーグ開幕節》
▽8/16(金)
《28:00》
マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム
▽8/17(土)
《23:00》
イプスウィッチ vs リバプール
アーセナル vs ウォルバーハンプトン
エバートン vs ブライトン
ニューカッスル vs サウサンプトン
ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス
《25:30》
ウェストハム vs アストン・ビラ
▽8/18(日)
《22:00》
ブレントフォード vs クリスタル・パレス
《24:30》
チェルシー vs マンチェスター・シティ
▽8/19(月)
《28:00》
レスター vs トッテナム
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今シーズンはフライデーナイト開催のマンチェスター・ユナイテッドvsフルアムで幕開けとなる。ユナイテッドはFAカップ王者として臨んだ1週間前のコミュニティ・シールドではカウンター主体の粘り強い戦いのなか、FWガルナチョのゴールで82分に先制に成功。しかし、89分にMFベルナルド・シウバに同点ゴールを決められてPK戦に持ち込まれると、FWサンチョ、DFエバンスの失敗が響き無念の敗戦。リーグ開幕へ弾みを付けることはできなかった。それでも、ユーロ、コパ・アメリカに参戦した主力が合流間もない状況において上々の仕上がりを見せており、今週に加入が発表されたDFデ・リフト、DFマズラウィのテン・ハグ教え子コンビを含めて良い状態でオールド・トラッフォードでの開幕戦に臨めるはずだ。開幕節の最注目カードはマレスカ監督とグアルディオラ監督の師弟対決となる、チェルシーvsマンチェスター・シティのビッグ6対決だ。
本拠地スタンフォード・ブリッジでマレスカ新体制初陣を迎えるブルーズは、今夏も若手を中心に大幅なスカッド刷新を図った。ただ、開幕戦では合流間もないMFパーマーやMFエンソ・フェルナンデスらを含めMFカイセド、FWジャクソンら昨季の主力中心の布陣で臨む形となりそうだ。プレシーズンでは守備、ビルドアップの局面で新スタイル移行に向けた課題が目立ったが、王者相手に隙を見せずに戦えるか。
一方、前述のコミュニティ・シールドで余力を残しながらタイトル獲得に成功したシティ。今回の開幕戦ではそのメンバーをベースに、ギリギリまで休暇を与えていたMFロドリ、MFフォーデンらを復帰させ、フルスカッドで臨むはずだ。連携を含めまだまだベストな状態から遠い状況にあるなか、プレシーズンでしっかりとコンディションを整えてきた2季連続リーグ得点王のFWハーランドにはチームを牽引する爆発を期待したい。
なお、前指揮官ポチェッティーノが指揮した昨季のリーグ戦2度の対戦はいずれもドローに終わっているが、今夏アメリカのプレシーズンツアーで行われた前哨戦ではFWハーランドのハットトリックの活躍によって師匠のチームが4-2の貫録勝ちを収めている。その対戦から互いに大きくメンバーを入れ替えて臨む今回の対戦はいかなる結果となるか。
2季連続2位のアーセナルは悲願の覇権奪還へ力強いスタートを切るべく、ウォルバーハンプトンとのホーム開催の開幕戦に臨む。今夏ここまではDFカラフィオーリの獲得にとどまり、継続路線での戦いとなるが、プレシーズンは上々の仕上がり。毎年恒例のエミレーツカップではリヨン相手にベストメンバーを起用し、DFサリバとDFガブリエウのセンターバックコンビの2ゴールで2-0の勝利を収めた。FWペドロ・ネトやDFキルマンといった主力が流出したウルブス相手に快勝し、白星発進といきたい。なお、DF冨安健洋はプレシーズンのケガの影響で欠場となる。
昨季3位のリバプールは22年ぶりの1部復帰となったイプスウィッチとのアウェイゲームでスロット新体制をスタート。指揮官変更も今夏の移籍市場ではここまで補強ゼロと異例の状況が話題を集めるが、プレシーズンは安定したパフォーマンスを披露。クロップ前体制の遺産を活かしながら、マイナーチェンジを施している。2季連続昇格で勝ち癖があり、久々のプレミアの舞台でモチベーションの高い昇格組相手のアウェイでの開幕戦は決して簡単ではないが、地力の差を見せつけて勝ち切りたい。新指揮官の下で序列低下のMF遠藤航はベンチスタートが濃厚とみられる。
ポステコグルー体制2年目でトップ4返り咲きを狙うトッテナムは、チャンピオンシップ(イングランド2部)優勝で1年でのプレミア復帰を決めたレスターと対戦。ディフェンスラインの主力が不在だったプレシーズンは課題のセットプレーを含め守備面に問題が目立ったが、リーグ開幕へしっかりと締めたい。注目の新戦力ソランケの初お披露目に、古巣初対戦となるMFマディソンのプレーに注目だ。
MF三笘薫の所属するブライトンはエバートンとのアウェイゲームでヒュルツェラー新体制をスタート。昨季の終盤戦をケガで棒に振った三笘だが、プレシーズンでは徐々にコンディションを上げており、堅守を誇るトフィーズ相手に違いをみせ、31歳の最年少指揮官に初陣での白星をプレゼントしたい。
ラツィオを退団し、恩師グラスナー率いるクリスタル・パレスに加入したMF鎌田大地は、ブレントフォードとのロンドン・ダービーでプレミアデビューを狙う。フランクフルト時代に指導を受けたアドバンテージを活かし、新天地でも早期フィットの印象がある日本代表MFはプレシーズンも安定したパフォーマンスを披露。スタメンでのデビューが濃厚か。対戦相手が4バック、3バックのいずれで臨むかはわからないが、うまくライン間でボールを引き出して決定機に絡みたい。
AZを離れて昇格組サウサンプトンへ加入したDF菅原由勢は鎌田同様にニューカッスルとの開幕戦でデビューを狙う。AZでもアヤックスやPSV、フェイエノールトと対戦し、ヨーロッパの舞台でも強豪チームとの対戦経験はあるが、難所セント・ジェームズ・パークでのニューカッスルとの対戦は非常にタフなものになるはずだ。FWゴードンというリーグ屈指の快速アタッカーとのマッチアップが想定されるなか、まずは守備面で粘り強いプレーを見せたい。
その他では、ロペテギ新体制で今夏積極補強を敢行したウェストハムと、昨季4位のアストン・ビラの強豪対決はチェルシーvsマンチェスター・シティに次ぐ開幕節の注目カード。撃ち合い必至のスペクタクルな攻防が期待される。
《プレミアリーグ開幕節》
▽8/16(金)
《28:00》
マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム
▽8/17(土)
《23:00》
イプスウィッチ vs リバプール
アーセナル vs ウォルバーハンプトン
エバートン vs ブライトン
ニューカッスル vs サウサンプトン
ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス
《25:30》
ウェストハム vs アストン・ビラ
▽8/18(日)
《22:00》
ブレントフォード vs クリスタル・パレス
《24:30》
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《28:00》
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プレミアリーグ第12節、マンチェスター・シティvsトッテナムが、日本時間23日26:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。復調のきっかけ探る両雄による、インターナショナルマッチウィーク明け初戦のビッグマッチだ。 超過密日程による勤続疲労と近年稀にみる負傷者の多さによって苦境に立たされる2位のシティ。主力温存で割り切ったEFLカップのトッテナム戦で今シーズンの公式戦初黒星を喫すると、リーグ戦でボーンマス、ブライトン、チャンピオンズリーグ(CL)でスポルティングにいずれも敵地で敗戦。グアルディオラ監督にとってキャリア初となる4連敗。この間に負傷者が復帰すれば、新たに離脱者が出る悪循環もあり、なかなかチームとして積み上げができない状況に陥っている。 また、ピッチ外では財務違反の審理が続きネガティブな空気が漂うが、今週にはスペイン人指揮官の2年間の契約延長という朗報が舞い込み、少し潮目が変わり始めた印象だ。いずれも万全ではないものの、今回のインターナショナルマッチウィーク明けで離脱者が復帰し始めたなか、連敗のきっかけとなった因縁の相手を叩き次節のリバプールとの頂上決戦へ弾みをつけたいところだ。 対する10位のトッテナムはポステコグルー体制2年目でさらなる躍進を目指すが、ここまで5勝1分け5敗と低迷。マンチェスター・ユナイテッドやアストン・ビラ相手に大勝すれば、下位に沈むクリスタル・パレス、イプスウィッチ相手に初白星を献上するなどパフォーマンスに一貫性を欠く。とりわけ、直近はガラタサライ、イプスウィッチ相手に振るわない内容での連敗とシティ同様に苦しい状況だ。 EFLカップでの勝利はチームに自信を与えるものだが、対戦相手同様に離脱者も多くポステコグルー体制でのアウェイ戦の弱さが顕著なこともあり、今回の一戦ではなんとか勝ち点を持ち帰って上位争いに踏みとどまりたいところだ。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241123_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ストーンズ、アカンジ、グヴァルディオル MF:リコ・ルイス、ギュンドアン MF:ベルナルド・シウバ、フォーデン、サヴィオ FW:ハーランド 負傷者:DFルベン・ディアス、MFロドリ、コバチッチ、FWボブ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては代表戦で負傷したコバチッチが前述の3選手とともに欠場となる。負傷明けのアケ、ストーンズ、アカンジ、グリーリッシュやドク、フォーデンも起用可能な状態だ。 スタメンは復帰組のセンターバックの状態次第だが、前述の11名を予想。各自のコンディションや組み合わせによって多くのオプションがあり、デ・ブライネ、マテウス・ヌネスらの起用も想定される。 ◆トッテナム◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241123_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ヴィカーリオ DF:ペドロ・ポロ、ドラグシン、ベン・デイビス、ウドジェ MF:クルゼフスキ、ビスマ、サール FW:ブレナン・ジョンソン、ソランケ、ソン・フンミン 負傷者:DFロメロ、ファン・デ・フェン、FWリシャルリソン、ムーア、オドベール 出場停止者:MFベンタンクール(1/7) ソン・フンミンへの人種差別発言によって7試合停止の厳罰が科されたベンタンクールが欠場となる。負傷者に関しては体調不良が続いたムーアに加え、レギュラーセンターバックコンビが不在となる。 スタメンは前述の11名を予想。苦しい台所事情のなかで選択肢は少なく、変更があるとしてもマディソンが中盤の一角に入るぐらいか。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:MFベルナルド・シウバ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241123_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 苦境で真骨頂発揮期待のクラッチプレーヤー。ロドリに続くコバチッチの離脱に加え、ギュンドアンに懸かる期待も大きいが、デ・ブライネやフォーデンのコンディションが万全ではない状況にあって中盤と前線でカギを握るのが、ベルナルド・シウバだ。 最前線のハーランドを除きスタメン、各自の配置が非常に読みづらいなか、30歳のポルトガル代表MFに関しては右ウイング、インサイドハーフ、2セントラルMFの一角のいずれのポジションで起用されても、攻守両面でのマルチタスクが求められるところだ。 守備ではハイプレスに対して安定感を欠く相手のビルドアップに対して、味方をうまく動かしながらスイッチ役を担いつつ、フィルター能力低下の中盤の守備をサポートしたい。攻撃では持ち味のキープ力やターンで相手守備の矢印を折るプレー、ハーランドをオトリに2列目や3列目からの飛び出しでラインブレイクし、決定的なシーンに絡みたい。 ◆トッテナム:DFラドゥ・ドラグシン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241123_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レギュラーコンビ不在のバックラインで存在示せるか。難所エティハドで守勢が見込まれるなか、スパーズが勝ち点を持ち帰る上ではハーランドを筆頭にシティの強力攻撃陣をいかに封じ込められるかが最重要ポイントとなる。とりわけ、ファン・デ・フェン、ロメロを欠く状況でベン・デイビスとルーマニア代表DFのパフォーマンスが大きな注目ポイントだ。 昨冬加入でセンターバックの3番手を担う元ジェノアDFだが、“アンジェ・ボール”やプレミアリーグへ未だ適応中の段階。とりわけ、課題であるビルドアップでは単純な技術・判断ミスも多く相手守備の狙いどころとなっている感もあり、自信なさげなプレーが散見。今回も当然のことながらシティの圧力が予想されるだけに、仮にボールは捨てても致命的なミスは避けたい。 肝心の守備では単純なアスリート能力は高いものの、事前の準備やプレーリードの部分で相手アタッカーに後れを取るシーンも少なくなく、駆け引きに長けた怪物ストライカー相手にいかに高い集中力を維持できるかがポイントになる。また、細部が勝敗を分けるビッグマッチにおいてクリアの繊細さも求めたい。 2024.11.23 14:35 Sat4
マドリーが大物代理人メンデス氏の売り込んできた18歳センターバックを高く評価も…
大物代理人のジョルジュ・メンデス氏がレアル・マドリーに売り込んだセンターバックとは…。 ルベン・ディアスにベルナルド・シウバ、ジョアン・カンセロ、ゴンサロ・ラモス、マヌエル・ウガルテなどなど、数多くの名だたる選手を顧客にもつ代理店「Gestifule(Polaris Sports)」。提携する131選手の市場価値は総額10億3600万ユーロ(約1663億4600万円)となっている。 その「Gestifule」を率いるメンデス氏はイングランドやフランス、母国ポルトガルを中心に忙しくしているようだが、現在マドリー所属の顧客はゼロ。そんななか、スペイン『Fichajes』によると、とある若手タレントをマドリーに売り込んだという。 それはリーグ・アンのリールでプレーするU-21フランス代表DFレニー・ヨロ(18)。数日前からマドリーと紐付けされていた190cmセンターバックで、下部組織時代から所属するリールで今季定位置を掴み取った。 かつてフランスから18歳のラファエル・ヴァランを獲得したマドリーは、メンデス氏から売り込まれたヨロも高く評価。しかし、リール側の評価額・8000万ユーロ(約128億4000万円)を支払うつもりが一切ないとのことだ。 その一方、ヨロの将来性はパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーといった強豪も高く評価。メンデス氏は“お得意様”のPSG&シティよりも先にマドリーへ連絡したそうだが、結果的にマドリーの反応はイマイチだったようだ。 2024.01.17 19:05 Wed5
C・ロナウドやフェリックス、B・フェルナンデスら順当選出のポルトガル代表26名が発表【UEFAネーションズリーグ】
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は8日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ロベルト・マルティネス監督が率いるチームは4試合を終えて3勝1分けで首位に立っている。 今回のメンバーには、DFヌーノ・タヴァレス(ラツィオ)、DFチアゴ・ジャロ(ポルト)が復帰。その他、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やMFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン)、FWジョアン・フェリックス(チェルシー)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、MFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)などは順当に選出された。 UNLでリーグA・グループ1に属するポルトガルは、15日にホームででポーランド代表戦、18日にアウェイでクロアチア代表戦を行う。 今回発表されたポルトガル代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ポルトガル代表メンバー26名</h3> GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ルイ・シウバ(レアル・ベティス/スペイン) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) DF トマス・アラウホ(ベンフィカ) アントニオ・シウバ(ベンフィカ) チアゴ・ジャロ(ポルト) ジョアン・カンセロ(アル・ヒラル/サウジアラビア) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) レナト・ヴェイガ(チェルシー/イングランド) MF ペドロ・ゴンサウヴェス(スポルティングCP) オタビオ(アル・ナスル/サウジアラビア) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン/フランス) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・パリーニャ(バイエルン/ドイツ) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) マテウス・ヌネス(マンチェスター・シティ/イングランド) ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) FW クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア) ペドロ・ネト(チェルシー/イングランド) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) フランシスコ・コンセイソン(ユベントス/イタリア) フランシスコ・トリンコン(スポルティングCP) ジョアン・フェリックス(チェルシー/イングランド) 2024.11.08 22:10 Friマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
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アモリム・ユナイテッドが初練習! 負傷離脱続いたメイヌーが復帰、16歳の有望CBも参加
ルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドで初練習を行った。クラブ公式サイトが伝えた。 スポルティングCPを離れ、ユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。代表戦によりリーグ戦が中断しているなか、18日にはクラブに残った選手たちと初の練習を行った。 ファーストチームの選手は10名が参加。離脱が続いていたイングランド代表MFコビー・メイヌーやケガにより代表戦を回避したコートジボワール代表FWアマド・ディアロもグループ練習をこなしている。 戦線復帰を目指し、コンディション調整が続くイングランド代表DFルーク・ショー、オランダ代表DFタイレル・マラシア、U-23フランス代表DFレニー・ヨロも新指揮官のもとで練習。また、人数を補うためアカデミーの選手も数名参加した。 なかでも、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が注目したのは、16歳のイングランド人DFゴッドウィル・クコンキ。左利きのセンターバックで、マンチェスター・シティのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルとの比較が早くもなされる有望株だ。 そんなユナイテッドは24日、プレミアリーグの第12節でイプスウィッチ・タウンとアウェイで対戦。アモリム監督の初陣に向け、急ピッチで仕上げていく。 <span class="paragraph-title">【動画】アモリム監督が指導!復帰へ向かう選手も多数参加</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">High intensity <br>Maximum effort <a href="https://twitter.com/hashtag/MUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MUFC</a> <a href="https://t.co/jrCwRD17Pl">pic.twitter.com/jrCwRD17Pl</a></p>— Manchester United (@ManUtd) <a href="https://twitter.com/ManUtd/status/1858616169823171033?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 16:56 Tue2
見届けた名将ファーガソンも大喜び 愛馬が日本馬2頭も出走した賞金総額100万ドルのレースを連覇
マンチェスター・ユナイテッドの名将、サー・アレックス・ファーガソン氏の愛馬が賞金総額100万ドルのレースを制した。 言わずもがな、かつてユナイテッドを長らく率いて、黄金期を築いたファーガソン氏。一方で、大の馬好きとしての一面も広く知られ、所有馬のスピリットダンサーが15日のバーレーンインターナショナルトロフィー(G2・芝2000m)で連覇を目指した。 日本勢からもキラーアビリティとヤマニンシンパが参戦するレースだったが、スピリットダンサーが最後の直線で一気に追い抜き、見事に連覇。イギリス『デイリー・メール』によると、47万2440ポンド(約9100万円)の優勝賞金を手にした。 遠くバーレーンの地まで愛馬の勝利を見届けるべく駆けつけたファーガソン氏はイギリス『ガーディアン』によると、「素晴らしかったよ。騎手はまったくパニックに陥らなかったし、彼を誇りに思う」と歓喜のコメントを残す。 最近ではユナイテッドとのアンバサダー契約が打ち切られる運びになったりと今後の関係性が注目される82歳名将だが、馬主として楽しい日々を過ごすようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ファーガソンも歓喜!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Champion again <a href="https://t.co/priLt5yUeO">pic.twitter.com/priLt5yUeO</a></p>— World Horse Racing (@WHR) <a href="https://twitter.com/WHR/status/1857464139376894439?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ファーガソン愛馬が怒涛の追い上げ!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="NxM22OxxVuY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.17 13:22 Sun3
「彼らは新しいことにもオープン」初陣控えるユナイテッドのアモリム新監督、3回の練習で手応え「1週間で自分たちのスタイルを変えた」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が初陣前の会見に臨んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 エリク・テン・ハグ監督が退任し、新たにユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。24日に行われるプレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン戦が最初の指揮となる。 インターナショナルマッチウィーク中に練習を行ったアモリム監督は、イプスウィッチ戦前の会見でコメント。2012-13シーズン以来リーグ優勝から遠ざかっているチームだが、復権に自信をのぞかせている。 「私は少し夢想家で、自分のことを信じている。そしてクラブのことも信じている。我々は同じアイデアを持ち、考え方も同じだと思うから、それが助けになるだろう」 「だが、選手たちのことも心から信じている。皆さんがここの選手たちをあまり信じていないことは知っているが、私は大いに信じているし、改善の余地があると思っている」 「新しいことに挑戦したい。皆さんはそれが不可能だと考えるかもしれないが、私は可能だと思っている。どうなるかは見ていればわかるだろう」 また、具体的な改善点にも言及。戦術理解やフィジカルの向上を望んでいるようだ。 「チームとして成長する余地がある。多くの面やゲーム理解の面を改善しなければならない。プレーの仕方が異なり、シーズンの途中で変化していることはわかっている」 「チームのフィジカル面を改善しなければならないと思う。改善したいのはそこだ。それだけだ。どれくらい時間が必要かはわからない」 「マンチェスター・ユナイテッドにいる以上、試合に勝たなければならないことはわかっているし、多くの時間が必要だとは言わない。素晴らしいリーグ、世界最強のリーグで戦うため、優勝を狙うには多くの改善が必要だし、当然多くの時間はかかる。私が言えるのは、試合に勝ち、いずれタイトルを獲得しなければならないということだ」 さらに、実際にユナイテッドの選手たちを指導しての感想も伝えたアモリム監督。前向きな姿勢から手応えを得ているようだ。 「私は選手たちを信頼している。今週から始まったが、1週間、たった3回のトレーニングで彼らは自分たちのスタイルを変えたし、誰もが興奮している」 「彼らは新しいことにもオープンだ。私が求めるのはハードワークと新しいアイデアを信じることだけだ。私はそう感じているし、彼らが私の考えが間違っていると証明するまではそうだ。選手たちのことを信頼している」 <span class="paragraph-title">【動画】アモリムユナイテッドの初練習</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JtW_5wmyoNA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.23 15:04 Sat4
ユナイテッドが“チームアモリム”を発表…新指揮官支える5名がコーチングスタッフ入り
マンチェスター・ユナイテッドは16日、ルベン・アモリム新監督の就任に伴い、新たな5名のコーチングスタッフの招へいを発表した。 エリク・テン・ハグ前監督の後任としてスポルティングCPから今月初めに引き抜かれたアモリム監督は、今回のインターナショナルマッチウィークからユナイテッドを指揮している。 その新指揮官とともにカルロス・フェルナンデス氏、ホルヘ・ビタル氏、アデリオ・カンディド氏、エマヌエル・フェロ氏、パウロ・バレイラ氏の5名が同じくスポルティングから新天地に加入することになった。 フェルナンデス氏はカーザ・ピア、ブラガ、スポルティングでアモリム監督の右腕を務めてきた副官で、ユナイテッドでも引き続きアシスタントヘッドコーチを務める。 アモリム監督のブラガ時代の同僚であるビタル氏は、2020年からスポルティングでも共闘しており、ファーストチームのGKコーチを務める。 ファーストチームのコーチを務めるカンディド氏とフェロ氏も、指揮官とは旧知の間柄だ。 フィジカルパフォーマンスコーチのバレイラ氏はアモリム監督とスポルティングで共闘したほか、アーセナルとリバプールでも同職を務めた経験があり、イングランドでの経験が大きな助けとなるはずだ。 なお、前述の5名に加え、前体制からファーストチームコーチを務めていたダレン・フレッチャー氏とアンドレアス・ゲオルグソン氏、アシスタントGKコーチであるクレイグ・モーソン氏がポルトガル人指揮官をサポートする。 2024.11.17 06:30 Sun5