伊藤洋輝の獲得に近づくバイエルン、プレミアの2人もターゲットだった?

2024.06.13 11:20 Thu
バイエルンがターゲットにしていたジョー・ゴメス(左)とコルウィル
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バイエルンがターゲットにしていたジョー・ゴメス(左)とコルウィル
電撃的に日本代表DF伊藤洋輝の獲得が接近していると報じられたバイエルン。ヴァンサン・コンパニ監督は、その他にもセンターバックの獲得に関心を持っているという。イギリス『ミラー』が伝えた。

トーマス・トゥヘル監督が指揮を執りながら、2023-24シーズンは無冠に終わったバイエルン。トゥヘル監督が退任し、新シーズンからコンパニ監督が指揮を執ることが発表されていた。

コンパニ監督は、センターバックの補強を目指しており、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)の獲得に動いていた中、シュツットガルトの伊藤に関しても獲得に接近していると報道。契約解除金3000万ユーロ(約50億8000万円)を支払っての獲得になるという。
ブンデスリーガで実績を残している左利きのCBの獲得はバイエルンの大きな補強ポイントだった中、他にも獲得を目指している選手が。リバプールのイングランド代表DFジョー・ゴメス(27)に関心を持っているという。

ゴメスはセンターバックだけでなく、両サイドバックでもプレーが可能。中盤の底でもプレーができ、ケガがちだったこれまでと打って変わり、2023-24シーズンはプレミアリーグで32試合、公式戦51試合に出場。ユーロ2024に臨むイングランド代表にも選出された。
ただ、ゴメスはリバプールと2027年夏まで契約が残っており、クラブも手放したくはない選手。アルネ・スロット新監督も高く評価している1人だという。

また、チェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(21)にも関心を持っているようだが、チェルシーでのプレーを希望しているとのこと。プレミアリーグからの補強は難しい可能性が出ている。

その影響もあり、伊藤にターゲットを絞ったとも言えるバイエルン。いずれにしても、ディフェンスラインの変化が新シーズンは起こることになるようだ。

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TAAはスロット監督のサッカーを「本当に楽しんでいる」、契約延長は「どれも公にされたことはなかった」

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、アルネ・スロット監督やタイトル争い、契約延長について語った。 ユルゲン・クロップ前監督の後任にアルネ・スロット監督を迎えた今シーズンのリバプール。プレミアリーグ開幕からの連勝が「3」でストップしても勢いは止まらず、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)の両方で首位を走っている。 右サイドから快進撃に貢献しているアレクサンダー=アーノルド。スロット監督については就任以前は詳しく知らなかったようだが、実際に指導を受けて好感を抱いたという。 「率直に言えば、誰かを知らず、その人の仕事ぶりをあまり見たことがなければ期待はできない。それを基に意見を言うのは難しいし、フェアではない」 「ただ、彼の細かい部分のレベルについては…。思わず笑顔になってしまうよ。僕が本当に楽しんでいることだからだ」 「とてもとても深いレベルにあるサッカーだ。初めて彼に会った時から、このチームの一員として、彼のもとでプレーするのが楽しいだろうとわかったよ。短い期間でもより上達し、向上し、多くのことが学べるし、これからも学び続けられると感じている。彼はサッカーに夢中だし、驚くほど細部までこだわっているのがわかったからね」 チームの好調ぶりにも言及した右サイドバック。「複数のトロフィーを獲得できると思う。それが今の僕らのレベルだし、世界最高のチームを倒してそのレベルにあると示してきたと思う」と自信を見せ、継続性が大事だとも主張した。 「もちろん、これこそ僕らが望んでいることだ。まだ始まったばかりだし、あまりに大げさに興奮することはできない。だけど、もしシーズンの初めにこのことを伝えられたら、僕らは満面の笑みを浮かべるだろうね」 「とてもとても良い位置にいるし、非常に強力なポジションにいる。チャンピオンズリーグより、リーグ戦の方が顕著だ。ノックアウト方式のサッカーになれば、それまでやってきたことがそれほど重要ではなくなるからね。今後数カ月はただ一貫性を保ち、可能な限り最高のポジションに自分たちを置いておく必要がある」 一方、クラブとの契約はエジプト代表FWモハメド・サラーやオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクと同様、契約最終年に突入。契約更新や移籍話が取り沙汰されるが、アレクサンダー=アーノルドは秘密裏に更新されるはずだとだけ述べた。 「僕はこのクラブに20年間いて、4、5回契約延長にサインしたけど、どれも公にされたことはなかった。今回もそうなるだろうね」 2024.12.14 23:25 Sat
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遠藤航が可変CBでフル出場のリバプールがセインツに逃げ切り勝利でベスト4、菅原由勢は途中出場で攻撃を活性化も及ばず【EFLカップ】

EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝、サウサンプトンvsリバプールが18日に行われ、1-2でリバプールが逃げ切った。サウサンプトンのDF菅原由勢は61分から出場、リバプールのMF遠藤航はフル出場している。 ラウンド16でストーク・シティを撃破したサウサンプトンは、菅原がベンチスタートとなった。 一方、ブライトン&ホーヴ・アルビオンを下した昨季王者リバプールは、遠藤が[4-2-3-1]の左センターバックでスタメンとなった。 5バックで構えるサウサンプトンに対し、攻撃時に遠藤をボランチに上げる3バックとする可変で臨んだリバプールが押し込む流れで立ち上がった中、24分に最初のチャンスを生かして先制する。 アーノルドのフィードがルーズとなったボールをディフェンスライン裏で拾ったヌニェスがGKと一対一に。これを確実に仕留めた。 さらに32分、リバプールがリードを広げる。ガクポが遠藤のリターンパスを受けてラストパス。ボックス内に侵入したエリオットが右足でシュートを決めきった。 36分にもアーノルドのアーリークロスからマク・アリスターに決定機のあったリバプールが2点をリードして前半を終えた。 迎えた後半、キエーザを右ウイングに投入したリバプールが引き続き押し込む展開とするも、59分にサウサンプトンが1点差とする。遠藤の顔面に当たったルーズボールを拾ったアーチャーがボックス左へ侵入、シュートを蹴り込んだ。 その後、菅原を右ウイングバックに投入したサウサンプトンは61分に同点の絶好機。菅原の右クロスにアーチャーがボレーで合わせたが、GKケレハーのファインセーブに阻まれた。 終盤にかけてはサウサンプトンの攻勢が強まったものの、凌いだリバプールが2-1で逃げ切り。ベスト4に進出している。 サウサンプトン 1-2 リバプール 【サウサンプトン】 キャメロン・アーチャー(後14) 【リバプール】 ダルウィン・ヌニェス(前24) ハーヴェイ・エリオット(前33) 2024.12.19 07:02 Thu
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【プレミアリーグ第16節プレビュー】不振脱却のきっかけ探るマンチェスター・ダービー! 三笘vs鎌田の日本人対決も

先週末に行われた第15節ではマージーサイド・ダービー延期で首位リバプールが一休みとなったなか、チェルシーとアーセナルのロンドン勢が暫定ながら勝ち点差を縮めた。一方、マンチェスター・シティは下位相手のドローと復調の気配は遠い。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りとなり、ここから年末年始の過酷な国内の戦いに集中できる環境に。そんななか、今節は4位のシティと13位のユナイテッドによる、マンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームを2-2のドローで終えた。2度のビハインドを追いついたが、後半終盤のDFリコ・ルイスの退場も響いてリーグ連勝を逃した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントスに0-2の完敗。滑り出し上々だった欧州の戦いでも22位転落と絶不調だ。不振の序盤はキャリア初めての逆境に前向きな姿勢も示してきたグアルディオラ監督だが、ここにきてネガティブなコメントも目立っており、ここがクラブとしての正念場だ。ダービーへポジティブな要素は少ないが、ホームで赤い悪魔を叩いて不振脱却のきっかけにしたい。 対するユナイテッドは前節、ホームでノッティンガム・フォレストに2-3のスコアで敗戦。アモリム体制で初のリーグ連敗となった。アーセナル戦に続きセットプレーでの失点に、攻守両面で新体制移行の戦術的な部分での齟齬も見受けられ、前途多難な印象は拭えない。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニ相手に苦戦を強いられたものの、FWホイルンドの2ゴールの活躍で劇的な2-1の逆転勝利。ELではトップ8圏内の浮上しており、対戦相手に比べてわずかながらポジティブな材料を得た。ただ、絶不調の王者相手にリーグ3連敗を喫することになれば、その手応えを失うだけになんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 また、今節はMF三笘薫とMF鎌田大地による日本人対決にも注目が集まるところだ。 7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは前節、ファン・ニステルローイ率いる新生レスター・シティとアウェイで対戦。2点リードで後半終盤を迎えたが、FWヴァーディの1ゴール1アシストの活躍によって土壇場で追いつかれて痛恨のドローに。以前からゲームクローズに問題を抱えていたなか、この試合では三笘に代えてクローザー役として投入したDFイゴールの軽率なボールロストが相手の同点ゴールに繋がっており、よりショックが残る形となった。4試合ぶりの勝利を目指す一戦ではその課題克服とともに、個人としては決定力の部分で問題を抱える三笘に決定的な仕事を求めたい。 一方、残留圏内ギリギリの17位に位置するパレスは前述のシティ戦を粘り強い戦いでドローに持ち込み、直近は1勝3分けの4戦無敗としぶとく勝ち点を積み上げている。ただ、3試合のサスペンション明けとなった鎌田は試合展開の影響もあり、シティ戦では出番なし。引き続きベンチスタートが濃厚な一戦ではポジション奪取に繋がる仕事を見せたい。 2試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う首位のリバプールは10位のフルアムとのホームゲームに臨む。悪天候の影響でダービー延期と良い流れに水をさされたが、直近のCLではジローナに苦戦しながらも、FWサラーのPKによるゴールを守り抜いて1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させた。対戦相手は直近の3試合でトッテナム、ブライトン、アーセナルに1勝2分けと結果を残している侮れない相手ではあるが、ホームで普段通りの戦いができれば、勝ち点3を積み上げる可能性は高い。 公式戦6連勝とリバプールと並んで最も好調なチームとなる2位のチェルシーは、9位のブレントフォードとのホームゲームに臨む。前節のトッテナム戦はDFククレジャの2度のスリップで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、MFパーマーの2つのPKや好調のMFエンソ・フェルナンデスのゴールなどで鮮やかに逆転。3失点は反省材料も、宿敵相手に敵地で4-3の勝利を収めた。また、主力温存のカンファレンスリーグ(ECL)もFWマルク・ギウの2ゴールの活躍で3-1の完勝している。対戦相手のブレントフォードは出入りの激しい戦いが続いているが、リーグ2位タイの31得点を挙げている攻撃の破壊力は侮れず、ゴールを量産する試合序盤、セットプレーの対応には細心の注意を払いたいところだ。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。フルアム戦は思わぬ苦戦を強いられて勝ち点2を逃したが、CLではモナコ相手にFWサカが3ゴールすべてに絡む圧巻の活躍を見せて3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。休養十分のトフィーズに対して、コンディション面が唯一の懸念材料だが、絶好調のサカやMFウーデゴールの引き続きの活躍に、DFガブリエウの復帰で破壊力増すセットプレーで押し切りたい。 公式戦5試合未勝利とマンチェスター勢同様に苦境が続く11位のトッテナムは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指す。前節はチェルシー相手の逆転負けに、DFロメロとDFファン・デ・フェンのレギュラーセンターバックコンビ2人を再負傷で失う、泣きっ面に蜂の状況に。ELではMFグレイ、MFベリヴァルの18歳コンビの奮闘もあって難所アイブロックでレンジャーズと1-1のドローに持ち込んだが、負傷者続出での過密日程においてパフォーマンスレベルは低下している。また、今季はパレス、イプスウィッチ・タウンと下位相手にリーグ戦初勝利を献上しており、その格下相手の勝負弱さも懸念材料だ。 対するセインツは直近1分け4敗と低迷が続く。1-1のドローに持ち込んだブライトン戦や0-1で惜敗した直近のアストン・ビラ戦などパフォーマンスの部分ですべてを悲観すべきではないが、チームスタイルを貫くなかでの致命的なミスや前線のクオリティ不足で勝ち点を積み上げられずにいる。なお、アストン・ビラ戦では出番なしに終わった菅原は引き続きベンチスタートが濃厚か。 そのほかでは5位のノッティンガム・フォレストと、6位のアストン・ビラによる上位対決、ファン・ニステルローイ体制で2戦無敗の16位のレスターが12位のニューカッスルに挑む一戦も注目カードだ。 《プレミアリーグ第16節》 ▽12/14(土) 《24:00》 アーセナル vs エバートン リバプール vs フルアム ニューカッスル vs レスター・シティ ウォルバーハンプトン vs イプスウィッチ 《26:30》 ノッティンガム・フォレスト vs アストン・ビラ ▽12/15(日) 《23:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド 《28:00》 チェルシー vs ブレントフォード サウサンプトン vs トッテナム ▽12/16(月) 《29:00》 ボーンマス vs ウェストハム 2024.12.14 14:30 Sat

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