ローマ撃破で8連勝達成のアタランタ、ガスペリーニ右腕は「我々が重要なレベルに到達したという認識を与えてくれた」と重要な勝利誇る
2024.12.03 11:10 Tue
絶好調のアタランタは、明確に今シーズンのスクデット獲得を視野に入れている。
すると、69分には波状攻撃の流れからMFマルテン・デ・ローンがエリア外から放ったミドルシュートが相手DFにディフレクトして右ポストを叩いて決まる幸運なゴールによって先制に成功。さらに、89分にはMFフアン・クアドラードの左CKを古巣対戦のMFニコロ・ザニオーロが頭で合わせ、追加点を奪取。苦しみながらも敵地で勝利した。
この勝利によってチームは2019-20シーズンに記録したクラブ記録のセリエA9連勝に次ぐ8連勝を達成し、首位のナポリとの勝ち点差1を維持している。
「この勝利は、我々が重要なレベルに到達したという認識を我々自身に与えてくれた。ローマには(現状の勝ち点である)13ポイント以上の価値があるプレーヤーがいる。厳しい時期を過ごしているが、依然として良いチームであり、我々は苦しんだ」
「我々は今、プレッシャーに耐えて、攻撃に出ればダメージを与えることができ、非常に強い。我々の強さに対する認識は、先発のプレーヤーやベンチ入りのプレーヤーなど、チーム全体に浸透しており、非常に高いレベルにある」
「重要なレベルに到達した」と現スカッドへの自信を語ったガスペリーニの右腕は、「歴代最強のアタランタか?」との質問に対して「あなた方の判断にお任せする」と明言を避けたものの、この9年間でメンバーが入れ替わり続けながらも、クラブとしてしっかりとした積み上げができていると自身の見解を示した。
「この質問は毎年聞かれるね。我々はこれまでも、特徴は異なるが、同じように強いチームを率い、素晴らしい結果を出したと思う。そのスタイルは同じではないかもしれないが、過去9年間で我々は素晴らしい成果を上げてきた」
「確かに、我々はいつもより上位にいるが、これらの結果は日々のトレーニングと絶え間ない努力によって得られたものだ」
最後に、この試合でもアウェイスタンドの一部から「トリコロールを勝ち取る」とのチャントが歌われていたなか、スクデット争いへの思いを問われたグリッティコーチは、ファンの意見に同意。重要なのはシーズン後半戦でどの立ち位置にいるかだとしながらも、このままの勢いを継続できれば悲願達成は十分に可能であると語った。
「ファンが歌うのは正しい。なぜなら、最高の目標を夢見るのはファンの仕事であり、このチームはファンにそれを信じさせてくれたからだ。我々は現在、当然ながら信じられないほどの位置にいる。監督がいつも言っているように、シーズン後半に我々がどこにいるかがわかるだろう」
「今、我々のポジションはみんなを笑顔にさせ、我々はそこにいるにふさわしい。それはすべて、あらゆる分野で素晴らしい活躍をしているこの若者たちのおかげだ」
なお、クラブ記録タイの9連勝を目指す次節は7位のミランとのホームゲームとなる。
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アタランタは3日、スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第14節でローマと対戦し、2-0で勝利した。不振のジャッロロッシのホームに乗り込んだチームは、前半に主導権を握りながらも集中した相手の守備に苦戦。ゴールレスで折り返すと、後半はより攻撃の停滞を強いられるも、3トップを中心に積極的に交代カードを切っていく。この勝利によってチームは2019-20シーズンに記録したクラブ記録のセリエA9連勝に次ぐ8連勝を達成し、首位のナポリとの勝ち点差1を維持している。
2試合ベンチ入り禁止処分の1試合目となったジャンピエロ・ガスペリーニ監督に代わってベンチでの采配を請け負ったコーチのトゥリオ・グリッティは、イタリア『スカイ・スポルト』で、難敵相手の重要な勝利に満足感を示した。
「この勝利は、我々が重要なレベルに到達したという認識を我々自身に与えてくれた。ローマには(現状の勝ち点である)13ポイント以上の価値があるプレーヤーがいる。厳しい時期を過ごしているが、依然として良いチームであり、我々は苦しんだ」
「我々は今、プレッシャーに耐えて、攻撃に出ればダメージを与えることができ、非常に強い。我々の強さに対する認識は、先発のプレーヤーやベンチ入りのプレーヤーなど、チーム全体に浸透しており、非常に高いレベルにある」
「重要なレベルに到達した」と現スカッドへの自信を語ったガスペリーニの右腕は、「歴代最強のアタランタか?」との質問に対して「あなた方の判断にお任せする」と明言を避けたものの、この9年間でメンバーが入れ替わり続けながらも、クラブとしてしっかりとした積み上げができていると自身の見解を示した。
「この質問は毎年聞かれるね。我々はこれまでも、特徴は異なるが、同じように強いチームを率い、素晴らしい結果を出したと思う。そのスタイルは同じではないかもしれないが、過去9年間で我々は素晴らしい成果を上げてきた」
「確かに、我々はいつもより上位にいるが、これらの結果は日々のトレーニングと絶え間ない努力によって得られたものだ」
最後に、この試合でもアウェイスタンドの一部から「トリコロールを勝ち取る」とのチャントが歌われていたなか、スクデット争いへの思いを問われたグリッティコーチは、ファンの意見に同意。重要なのはシーズン後半戦でどの立ち位置にいるかだとしながらも、このままの勢いを継続できれば悲願達成は十分に可能であると語った。
「ファンが歌うのは正しい。なぜなら、最高の目標を夢見るのはファンの仕事であり、このチームはファンにそれを信じさせてくれたからだ。我々は現在、当然ながら信じられないほどの位置にいる。監督がいつも言っているように、シーズン後半に我々がどこにいるかがわかるだろう」
「今、我々のポジションはみんなを笑顔にさせ、我々はそこにいるにふさわしい。それはすべて、あらゆる分野で素晴らしい活躍をしているこの若者たちのおかげだ」
なお、クラブ記録タイの9連勝を目指す次節は7位のミランとのホームゲームとなる。
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絶好調のアタランタは、明確に今シーズンのスクデット獲得を視野に入れている。 アタランタは3日、スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第14節でローマと対戦し、2-0で勝利した。 不振のジャッロロッシのホームに乗り込んだチームは、前半に主導権を握りながらも集中した相手の守備に苦戦。ゴールレスで折り返すと、後半はより攻撃の停滞を強いられるも、3トップを中心に積極的に交代カードを切っていく。 すると、69分には波状攻撃の流れからMFマルテン・デ・ローンがエリア外から放ったミドルシュートが相手DFにディフレクトして右ポストを叩いて決まる幸運なゴールによって先制に成功。さらに、89分にはMFフアン・クアドラードの左CKを古巣対戦のMFニコロ・ザニオーロが頭で合わせ、追加点を奪取。苦しみながらも敵地で勝利した。 この勝利によってチームは2019-20シーズンに記録したクラブ記録のセリエA9連勝に次ぐ8連勝を達成し、首位のナポリとの勝ち点差1を維持している。 2試合ベンチ入り禁止処分の1試合目となったジャンピエロ・ガスペリーニ監督に代わってベンチでの采配を請け負ったコーチのトゥリオ・グリッティは、イタリア『スカイ・スポルト』で、難敵相手の重要な勝利に満足感を示した。 「この勝利は、我々が重要なレベルに到達したという認識を我々自身に与えてくれた。ローマには(現状の勝ち点である)13ポイント以上の価値があるプレーヤーがいる。厳しい時期を過ごしているが、依然として良いチームであり、我々は苦しんだ」 「我々は今、プレッシャーに耐えて、攻撃に出ればダメージを与えることができ、非常に強い。我々の強さに対する認識は、先発のプレーヤーやベンチ入りのプレーヤーなど、チーム全体に浸透しており、非常に高いレベルにある」 「重要なレベルに到達した」と現スカッドへの自信を語ったガスペリーニの右腕は、「歴代最強のアタランタか?」との質問に対して「あなた方の判断にお任せする」と明言を避けたものの、この9年間でメンバーが入れ替わり続けながらも、クラブとしてしっかりとした積み上げができていると自身の見解を示した。 「この質問は毎年聞かれるね。我々はこれまでも、特徴は異なるが、同じように強いチームを率い、素晴らしい結果を出したと思う。そのスタイルは同じではないかもしれないが、過去9年間で我々は素晴らしい成果を上げてきた」 「確かに、我々はいつもより上位にいるが、これらの結果は日々のトレーニングと絶え間ない努力によって得られたものだ」 最後に、この試合でもアウェイスタンドの一部から「トリコロールを勝ち取る」とのチャントが歌われていたなか、スクデット争いへの思いを問われたグリッティコーチは、ファンの意見に同意。重要なのはシーズン後半戦でどの立ち位置にいるかだとしながらも、このままの勢いを継続できれば悲願達成は十分に可能であると語った。 「ファンが歌うのは正しい。なぜなら、最高の目標を夢見るのはファンの仕事であり、このチームはファンにそれを信じさせてくれたからだ。我々は現在、当然ながら信じられないほどの位置にいる。監督がいつも言っているように、シーズン後半に我々がどこにいるかがわかるだろう」 「今、我々のポジションはみんなを笑顔にさせ、我々はそこにいるにふさわしい。それはすべて、あらゆる分野で素晴らしい活躍をしているこの若者たちのおかげだ」 なお、クラブ記録タイの9連勝を目指す次節は7位のミランとのホームゲームとなる。 2024.12.03 11:10 Tueアタランタの人気記事ランキング
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不屈マドリーが難敵との打ち合い制しCL連敗ストップ! 絶好調アタランタは15戦ぶり黒星に…【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、アタランタvsレアル・マドリーが10日にスタディオ・ディ・ベルガモで行われ、アウェイのマドリーが2-3で勝利した。 3勝2分けの無敗で5位に付けるアタランタはクラブ記録タイのセリエA9連勝中と絶好調。開幕前のUEFAスーパーカップで敗れた昨季王者をホームで迎え撃ったリベンジマッチでは、レテギをベンチに置いてルックマンとデ・ケテラエルの2トップで臨んだ。 一方のマドリーは、ここまで2勝3敗の負け越しでまさかのプレーオフ圏内ギリギリの24位に低迷。直近のジローナ戦を3-0で快勝し、アスレティック・ビルバオ戦での敗戦からのバウンスバックに成功したチームは、難敵相手にCL3試合ぶりの白星を狙った。アンチェロッティ監督はそのジローナ戦から先発3人を変更。負傷のメンディに代えてフラン・ガルシアを起用したほか、モドリッチとギュレルに代えて負傷明けのヴィニシウス、セバージョスを起用した。 開始直後にブラヒム・ディアスのスルーパスに抜け出したムバッペにいきなり決定機が訪れるなど、試合は立ち上がりから攻守の主導権が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開に。 そんななか、10分にはマドリーの右サイドからの崩しでブラヒム・ディアスからペナルティアーク付近で横パスを受けたムバッペが巧みな左への持ち出しでデ・ローンをかわしてゴール前に抜け出すと、冷静にGKとの一対一を制した。 幸先よく先制に成功したアウェイチームは、直後の14分にもバルベルデのスルーパスに反応したムバッペが快足を飛ばしてボックス付近まで運んで強烈な右足シュートを枠に飛ばすが、これはGKカルネセッキの守備範囲。畳みかける2点目とはならず。 一方、早々にビハインドを背負ったアタランタだが、すぐさま反撃を開始。中央と左サイドを行き来するルックマンが突破力とキープ力で攻撃の起点を担うと、いくつかの決定機を創出。20分には左の深い位置に侵攻したルックマンの折り返しにゴール前で反応したデ・ケテラエルがDFの前に入って左足シュートで合わせるが、パワー不足のシュートは同胞GKクルトワにキャッチされた。 以降はマドリーが時おりロングカウンターで引っくり返す場面こそ作るが、試合は完全にホームチームペースで進んでいく。リュディガーを中心に最後の局面で高い集中力をみせ、ピンチを未然に防ぐアウェイチームだったが、30分過ぎにアクシデント発生。ハムストリングの負傷か、自らピッチに座り込んだムバッペがプレー続行不可能となり、36分に負傷明けのロドリゴがスクランブル投入となった。 前半終盤にかけてはマドリーがうまくゲームのテンポをコントロール。意図的に膠着状態に持ち込むことに成功したが、前半終了間際には3バックの左から果敢なボックス内への抜け出しを見せたコラシナツをDFチュアメニが倒してしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのデ・ケテラエルがゴール右上隅に突き刺し、1-1のイーブンで試合を折り返した。 後半は追いついた勢いに乗るアタランタが攻勢を仕掛けると、54分にはボックス左に持ち込んだルックマンが際どい枠内シュートを放つが、これはGKクルトワのビッグセーブに阻まれた。 このピンチを凌いだマドリーは自慢のアタッカー陣がさすがの決定力を発揮。まずは56分、アタランタのクリアボールがエデルソンに当たってボックス左にこぼれると、これにすかさず反応したヴィニシウスが腰の捻りを利かせた左足シュートをゴール右隅に流し込む。 さらに、59分にはヴィニシウスからのフィードに抜け出したベリンガムがボックス右に持ち込んで細かいステップでDFを内側でかわして左足を一閃。これがゴール左下隅に決まった。 王者に鮮やかな連続ゴールを許して2点のビハインドを背負ったアタランタだが、公式戦14試合負けなしの絶好調のチームは簡単には屈しない。65分、ボックス左で途中出場サマルジッチからパスを受けたルックマンが胸トラップからニア下を射抜く見事な右足シュートを突き刺し、すぐさま1点を返した。 ここから前半同様に行ったり来たりのオープンな展開になり始める。70分過ぎにアタランタは3枚替えを敢行し、デ・ケテラエルを下げて生粋のストライカーであるレテギをピッチに送り込んだ。 その後、守勢のマドリーがモドリッチに加えて、アセンシオを投入して逃げ切りを図るなか、後半アディショナルタイムにはアタランタが猛攻を見せる。だが、試合終了間際にルックマンがディフェンスラインとGKの間に送り込んだ決定的なクロスに反応したレテギのシュートは枠を捉え切れず。前半同様の土壇場での同点ゴールとはならなかった。 この結果、満身創痍ながらも敵地で王者の意地を示した不屈のエル・ブランコが、CL連敗をストップする大きな勝ち点3を手にした。一方、CL初黒星のアタランタは公式戦15試合ぶりの黒星となった。 アタランタ 2-3 レアル・マドリー 【アタランタ】 チャールズ・デ・ケテラエル(前47[PK]) アデモラ・ルックマン(後20) 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前10) ヴィニシウス・ジュニオール(後11) ジュード・ベリンガム(後14) 2024.12.11 07:04 Wed2
【CLリーグフェーズ第6節プレビュー①】崖っぷちマドリー、絶好調アタランタと再戦
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が10日と11日に行われる。ここでは第6節1日目の10日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第6節① ▽12/10(火) 《26:45》 ジローナ vs リバプール ディナモ・ザグレブ vs セルティック 《29:00》 アタランタ vs レアル・マドリー レバークーゼン vs インテル クラブ・ブルージュ vs スポルティングCP ザルツブルク vs パリ・サンジェルマン シャフタール・ドネツク vs バイエルン ライプツィヒ vs アストン・ビラ ブレスト vs PSV ◆UEFAスーパーカップの再戦 第6節1日目の最注目試合。前節リバプールに敗れ、ラウンド16プレーオフに進出できるぎりぎりの24位に後退したレアル・マドリー(勝ち点6)は、今季のUEFAスーパーカップで対戦した昨季ヨーロッパリーグ王者の5位アタランタ(勝ち点11)とアウェイで対戦する。 マドリーは前節リバプール戦、FWムバッペのPK失敗もあった中、お得意様としていたリバプールに0-2で力負け。ラ・リーガでも同じくお得意様としていたアスレティック・ビルバオに敗れるなど、FWヴィニシウス不在が響いた格好だった。ただ、直近のジローナ戦ではチーム不調の槍玉に挙げられることの多いムバッペのゴールに加え、頼れるMFベリンガムのリーグ戦5試合連発弾などで快勝。良いムードでアタランタ戦に臨めることになった。ここを落とすようだといよいよプレーオフ進出すら厳しくなる様相の昨季CL王者だが、乗り切ることはできるか。 対するアタランタは前節ヤング・ボーイズ戦を6発圧勝として5位に浮上。セリエAでも絶好調で怒涛の9連勝を飾っている。対戦相手もミランやローマ、ナポリと強敵をなぎ倒しての結果で、手が付けられないチーム状態となっている。セリエAで12ゴールを挙げて得点ランクトップを走るFWレテギ、8ゴールを挙げているFWルックマンの強烈2トップがマドリーを更なる窮地に追い込み、UEFAスーパーカップのリベンジを果たせるか。 ◆無失点インテル、ヴィルツ擁するレバークーゼンと激突 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241208_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 続く注目試合は6位レバークーゼン(勝ち点10)vs2位インテル(勝ち点13)の上位対決。レバークーゼンは前節ザルツブルク戦を5発圧勝としてリバプール戦完敗を払拭、3勝目を挙げた。その後のブンデスリーガでは格下をしっかりと下し、DFBポカールではバイエルンを敗退に追いやった。公式戦5連勝と上向きのチーム状態の中、攻守に隙のないインテル相手にも自慢の攻撃力が炸裂するかに注目だ。 対するインテルは前節ライプツィヒ戦をウノゼロ勝利。これで5試合連続無失点と鉄壁を誇っている。公式戦13戦負けなしでセリエAでも安定した戦いを続ける中、直近のパルマ戦ではGK鈴木彩艶から3ゴールを奪って快勝とした。FWラウタロの調子がいまいち上がってこない点は気がかりだが、それを補って余りある相棒FWテュラムの貢献が光る中、強力攻撃陣擁するレバークーゼンをも封殺することはできるか。 ◆5連勝のリバプールはジローナと対戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241208_5_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前節、宿敵レアル・マドリーを退けて5連勝とした首位リバプール(勝ち点15)はラウンド16プレーオフ進出条件の24位以上が確定。そのリバプールは30位ジローナ(勝ち点3)と対戦。直近のエバートンとのマージーサイド・ダービーが悪天候により延期となってフレッシュな状態の中、プレーオフ進出を目指すジローナとのアウェイ戦で6連勝とし、8位以上を確定させてラウンド16一番乗りとなるか。ここまで出番が限られているMF遠藤航の出場にも期待だ。 ◆プレーオフ進出へ負けられない日本人所属クラブ対決 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241208_5_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ここまで健闘している20位セルティック(勝ち点8)と23位ディナモ・ザグレブ(勝ち点7)による日本人所属クラブ対決も注目だ。残念ながら足首のじん帯を損傷したとの報道があるザグレブDF荻原拓也は欠場見込みだが、セルティックを牽引する3選手の活躍に期待が高まる。前節クラブ・ブルージュ戦ではFW前田大然が同点弾を挙げて勝ち点1をもたらした。早くも今季のCLで3ゴール目を挙げた前田の活躍はもちろん、FW古橋亨梧、MF旗手怜央の活躍にも引き続き期待したい。 ◆アモリム退団スポルティング、立て直せるか MF守田英正の10位スポルティング(勝ち点10)は22位クラブ・ブルージュ(勝ち点7)と対戦。スポルティングは前節アーセナル戦を5失点大敗に終わった。これでアモリム監督退団後は公式戦3連敗と偉大な指揮官を失った影響を大きく受けているが、踏み止まれるか。 ◆明暗分かれたバイエルンとPSGの動向は そして前節パリ・サンジェルマンを撃破して13位に浮上したバイエルン(勝ち点9)は26位シャフタール(勝ち点4)と対戦。ポカール敗退で早くもタイトルを一つ失ったバイエルンだが、ブンデスリーガでは無敗を維持して首位を快走中。FWケインが引き続き欠場見込みで守護神ノイアーが年内絶望となってしまったが、トップ8入りへ必勝が求められる一戦だ。 一方、バイエルンに敗れて敗退が迫る25位PSG(勝ち点4)は、MF川村拓夢の32位ザルツブルク(勝ち点3)と対戦。プレーオフに進出できる24位以内を目指す中、ザルツブルク戦を制して次節のマンチェスター・シティ戦に向かえるか。 その他、トップ8入りを目指せる好位置に付ける9位アストン・ビラ(勝ち点10)は34位ライプツィヒ(勝ち点0)と、11位ブレスト(勝ち点10)は18位PSV(勝ち点8)と対戦する。 ◆リーグフェーズ第6節 日程 ▽12/11(水) 《26:45》 アトレティコ・マドリー vs スロバン・ブラチスラヴァ リール vs シュトゥルム・グラーツ 《29:00》 ミラン vs ツルヴェナ・ズヴェズダ アーセナル vs モナコ ドルトムント vs バルセロナ フェイエノールト vs スパルタ・プラハ ユベントス vs マンチェスター・シティ ベンフィカ vs ボローニャ シュツットガルト vs ヤング・ボーイズ 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 2024.12.10 18:00 Tue3
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「黙っていることにうんざり」アタランタに敗戦のミラン指揮官、審判への不満爆発「試合の進め方はミランに対するリスペクトの欠如」
ミランのパウロ・フォンセカ監督が敗戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 6日、ミランはセリエAの第15節でアタランタとのアウェイゲーム。リーグ戦8連勝中と絶好調のチームを相手に、公式戦4連勝、リーグ戦2連勝を狙った。 立ち上がりからチャンスを作ったミランは、7分にスペイン代表FWアルバロ・モラタがネットを揺らすもオフサイドの判定。すると12分、左サイドのFKから古巣対戦のベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエルが頭で押し込み、アタランタがリードする。 22分にはポルトガル代表FWラファエル・レオンの左クロスからモラタが押し込んで追いついたミランだったが、終盤のCKからナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンに決められて再びビハインド。そのまま1-2の敗戦を喫した。 試合後、フォンセカ監督は後半の内容を反省。前半の出来は評価している。 「後半は攻撃の選手たちにアプローチできなかった。前半はボールを持っていたのは我々だった。しかし、レオンとモラタまで届かなかった」 「結局2つのセットプレーで試合に負けた。前半は非常に良い試合をした」 一方、ポルトガル人指揮官は審判への不満が爆発。対応する選手にのしかかる形でヘディングを決めたデ・ケテラエルの先制点や、他の試合での判定に物申した。 「我々はもっと報われてもよかった。2つのセットプレーでこのような試合に負けるのはつらい。また、私は黙っていたと主張したい。審判について話したことは一度もなかったが、誰もがそれについて話すし、それは正しいことだ」 「そして今日は黙っていることにうんざりしている、今日のような光景を目の当たりにした。先制点の場面では明らかなファウルがあった。それがミラン戦でのレフェリーのやり方だ。疑いようがない」 「今日に限ったことではない。審判が難しい仕事をしているのはわかっているが、いつも同じチームで同じものを見るのにうんざりしている」 「(審判は)ミラン戦をうまくリードしたが、いつも同じだ。彼はまったくミランをリスペクトしていない。なぜ私が試合中、審判に『恐くない』と言ったのか? 真実を話すことを恐れないからだ」 「私は常に審判の仕事をリスペクトしてきた。難しい仕事だがミスも多い。毎週、いつも同じだ。リスペクトが欠けている。審判の試合の進め方はミランに対するリスペクトの欠如だ。このような状況が試合を変えてしまう。我々は規則に則っていない失点から始まったし、それが試合を変える。毎週、多くのミスがある」 「この主審はウディネーゼ戦でもVARを行うために来ていたし、その試合で何が起こったかはラインデルスの退場でわかる…」 「この試合の主審が恐かったし、私は眠れなかった」 審判への不満をぶちまけたフォンセカ監督の発言については、イタリアサッカー連盟(FIGC)の検察庁の介入もありえるとのこと。今後の展開が注目される。 <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーから2失点…アタランタvsミラン ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JsmLkP3iUD8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.07 17:37 Sat5