デ・ケテラエルの恩返し弾にルックマンの終盤弾でミランに競り勝ったアタランタが怒涛の9連勝【セリエA】

2024.12.07 06:41 Sat
Getty Images
セリエA第15節、アタランタvsミランが6日に行われ、アタランタが2-1で勝利した。

前節ローマ戦をザニオーロの恩返し弾などで制して怒涛のリーグ戦8連勝とした2位アタランタ(勝ち点31)は、4日後にはチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリー戦を控える中、レテギをベンチスタートとし、デ・ケテラエルとルックマンの2トップで臨んだ。

一方、前節エンポリ戦を快勝とした7位ミラン(勝ち点22/1試合未消化)は、3日前のコッパ・イタリアではサッスオーロ相手にターンオーバーしつつ6発圧勝とした。公式戦3連勝とした中、サッスオーロ戦のスタメンから8選手を変更。エンポリ戦同様のスタメンで臨んだ。
開始13秒、プリシックが決定的なシュートに持ち込んだミランは、7分にスルーパスに抜け出したモラタがネットを揺らすもオフサイドに阻まれる。

しかしアタランタが押し込む流れで推移すると、12分に先制する。デ・ローンの左サイドからのFKをファーサイドのデ・ケテラエルがヘッドで押し込んだ。
デ・ケテラエルの恩返し弾で追う展開となったミランだったが、22分に追いつく。テオ・エルナンデスのスルーパスでボックス左のスペースを突いたレオンのクロスをモラタが押し込んだ。

モラタの2戦連発弾で試合を振り出しに戻したミランだったが、プリシックが足首を削られて負傷交代に。代わってロフタス=チークが投入された。

ハーフタイムにかけてもアタランタが押し込む流れで推移した中、1-1で前半を終えた。

迎えた後半もアタランタがやや押し気味に試合を進める中、共にシュートまで持ち込めない状況が続く。

小康状態が続いた中、アタランタは76分にレテギら3選手を投入した。すると79分、ロングカウンターからルックマンが決定的なシュートを放ったアタランタが終盤の87分に決勝弾を奪う。

右CKの流れからコラシナツがヘッドで逸らしたボールをファーサイドのルックマンが頭で押し込んだ。追加タイムにはレテギが3点目に迫ったアタランタが2-1でミランを下し、クラブ記録に並ぶ9連勝としている。

アタランタ 2-1 ミラン
【アタランタ】
チャールズ・デ・ケテラエル(前12)
アデモラ・ルックマン(後42)
【ミラン】
アルバロ・モラタ(前22)

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選手売却でサイクルを回す“売りのアタランタ”、今度は夏のルックマン売却を準備「意志に反してまで残るなんてダメ」

アタランタの幹部2人が、ナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン(27)の売却を示唆。イタリア『コリエレ・デラ・セラ』が伝える。 ルックマンは市場価値5500万ユーロ(約89.9億円)というセリエA有数のアタッカー。 22年夏にレスター・シティからアタランタへ加入後、22-23シーズンはセリエA13得点、23-24シーズンは11得点、今季すでに10得点と3年連続2桁得点を記録し、昨季のEL決勝ではレバークーゼン相手に3得点を叩き込んだ。 まさにアタランタ新時代を引っ張る存在なわけだが、必然的に他クラブからの熱視線も浴びることに。EL優勝後の昨夏は残留で、契約も26年夏まで残すが、やはりそこは“売りのアタランタ”…ルックマンも売却する用意があるようだ。 アントニオ・ペルカッシ会長とルカ・ペルカッシ最高経営責任者(CEO)が本件に言及。この冬の間にアタッカーを1人獲得し、2025年夏にもルックマンを売却する用意を整えるようだ。 「できる限りの誠意を尽くして残留を求めるが、ルックマン自身の意志に反してまでここに残るなんてことは、あってはならない」 「たとえばトゥン・コープマイネルス。彼は昨夏ユベントスに移籍するため、奇妙な診断書の数々を提出してまでアタランタの練習を拒否したが、そこまでする必要はないということだ」 「現場サイドの要望により、今月中に前線の選手を1人確保する見通しでね。それが誰かはまだ我々としてもハッキリしていないが、価値ある選手であることは間違いない」 アタランタといえば、23年夏にデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドをマンチェスター・ユナイテッドへ高値で売却。 その半年後、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は「ホイルンドの売却益はCL3回出場の賞金額とほぼ同じ」と笑顔で振り返り、さらに半年後、EL制覇で欧州タイトルを獲得した。 2025.01.24 21:05 Fri
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全盛期は世界最強クラスの韋駄天…36歳クアドラードが欧州に別れ? 盟友所属のメキシコ1部クラブが獲得へ本腰に

元コロンビア代表MFフアン・クアドラード(36)が欧州を去る可能性もあるようだ。 2009年に21歳で欧州上陸のクアドラード。 “若手の登竜門”ウディネーゼが欧州への橋渡しとなり、以後、フィオレンティーナ、チェルシー、ユベントス、インテルに在籍。チェルシーでのプレミアリーグ優勝を経て、ユーベ&インテルで通算6回のセリエA優勝も。今季からはアタランタでバックアッパーを務めている。 そんななか、イタリア『カルチョメルカート』によると、メキシコ1部・リーガMXのクラブ・レオンがクアドラード獲得に本腰。メキシコは移籍市場が3月まで開いており、これからじっくりアタランタと交渉する時間があるようだ。 クラブ・レオンはクラブW杯2025を見据えて積極補強中。クアドラードの盟友たるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスも1月に獲得し、同選手はすでに主将兼エースとして活躍中だ。クラブW杯のグループステージではチェルシー、フラメンゴ、エスペランスと対戦する。 2025.02.06 11:21 Thu

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