ユベントス狙うアタランタGKカルネセッキが代理人を変更、移籍への布石か

2024.02.21 23:00 Wed
Getty Images
アタランタのU-21イタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が代理人を変更した。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。

今季、アタランタでアルゼンチン代表GKフアン・ムッソから正GKのポジションを奪ったカルネセッキに対してはGKヴォイチェフ・シュチェスニーの後任としてユベントスが獲得に関心を示している。

アタランタとしても4000万ユーロ(約64億8000万円)のオファーが届けば売却に動くとされている。
カルネセッキ本人も代理人の変更をしたことで移籍に前向きであることを示しているようだ。

アタランタの下部組織出身で昨季まではレンタル先のクレモネーゼで正GKを務めていたカルネセッキ。今季セリエA14試合の出場で6度のクリーンシート達成と実力を示す有望株は来季、ユベントス加入となるだろうか。

マルコ・カルネセッキの関連記事

今シーズンは何かとGKのことが話題に浮上しているチェルシー。夏に新たな守護神の獲得に動く可能性がある中、3人の候補が浮上。1人が日本代表GK鈴木彩艶(22)だという。 チェルシーはGKロベルト・サンチェスとGKフィリップ・ヨルゲンセンがピッチに立っているが、どちらもエンツォ・マレスカ監督の信頼を得られてはいない。 2025.03.03 16:20 Mon
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、敗戦に終わったインテル戦でのいくつかの判定に憤りを示した。 昨シーズンのコッパ・イタリア準優勝チームのアタランタは2日、スーペル・コッパ準決勝で大会3連覇中の王者インテル相手にファイナル進出を懸けて激突した。 前半は相手に圧倒されながらも、守護神マルコ・カルネ 2025.01.03 19:30 Fri
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、難敵撃破のスーペル・コッパ決勝進出を誇った。 4チーム制移行後の前大会を含め、大会3連覇中のインテルは2日、4連覇を懸けて昨シーズンのコッパ・イタリア準優勝チームのアタランタとのスーペル・コッパ準決勝に臨んだ。 前半は相手を攻守に圧倒しながらも、相手守護神であるマルコ・ 2025.01.03 18:50 Fri
アタランタは27日、ローマを退団したポルトガル代表GKルイ・パトリシオ(36)の加入を発表した。 移籍市場に精通するニコロ・スキラ氏によると、1年の延長オプション付きの1年契約となるようだ。 同日、アルゼンチン代表GKフアン・ムッソ(30)をアトレティコ・マドリーに放出したアタランタは、イタリア代表GKマル 2024.08.27 23:32 Tue
アトレティコ・マドリーは27日、アタランタからアルゼンチン代表GKフアン・ムッソ(30)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 なお、アタランタの発表によると、出場試合数など一定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる契約になっているという。 母国のラシン・クラブとウディネーゼで守護神を務めたム 2024.08.27 23:12 Tue

ユベントスの関連記事

元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もは 2025.05.17 20:50 Sat
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦 2025.05.14 11:30 Wed
ユベントスは13日、アメリカの自動車メーカーであるジープ社と2028年6月まで契約した。ユニフォームのメインスポンサーとなる。契約料は総額6900万ユーロ(約113億8000万円)とのこと。 契約料の内訳は今季終了までに400万ユーロ、来季に1900万ユーロ、残り2シーズンが2300万ユーロとなる。 ユベン 2025.05.14 09:30 Wed
ユベントスのイゴール・トゥドール監督が10日にアウェイで行われ、1-1の引き分けに持ち込まれたセリエA第36節ラツィオ戦を振り返った。 同勝ち点で並ぶ来季のチャンピオンズリーグ出場権を争うラツィオとの一戦。昨季終盤にトゥドール監督が指揮を執った古巣との対戦となった中、ユベントスはゴールレスで迎えた後半開始6分にF 2025.05.11 11:00 Sun

セリエAの関連記事

マルコ・カルネセッキの人気記事ランキング

1

路線変更? インテルがイタリア人獲得に熱心...代表初招集期待のコルパーニら複数の自国若手選手をターゲットに

インテルが自国選手の獲得に熱を上げているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 1908年創設のインテル。当時、外国籍選手の加入を巡ってミラン内部が揉めに揉め、「イタリア人以外にも活躍の場を与えるべき」と強く主張した者たちがミランを抜け、新たに立ち上げたクラブこそがインテルだ。 以来、100年以上にわたってイタリア人以外にも門戸を開き続けるインテルでは、スペイン人の故ルイス・スアレス・ミラモンテス氏(今年7月に88歳で逝去)、アルゼンチン人のハビエル・サネッティ氏(現副会長)といった外国人バンディエラが誕生。クラブの歴史を彩ってきた。 そんなインテルだが、昨シーズン終盤ごろからイタリア人選手補強に向けた動きを報じられることが増え、今夏は自国選手No.1の人気銘柄だったMFダビデ・フラッテージをサッスオーロから獲得している。 同時にアタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)はクラブ間交渉をまとめられず断念。それでも来年1月以降の再チャレンジに向けた動きがここ最近伝えられており、『カルチョメルカート』もこの噂に追随している。 イタリア代表の最終ラインでDFアレッサンドロ・バストーニ(インテル)とコンビを組むことも増えたスカルヴィーニには、どうやらインテルのみならず欧州各国のトップクラブも注目。ただ、アタランタは3500万~4000万ユーロ(約55億4000万~63億4000万円)では首を縦に振らないという。 インテルが熱心に追うイタリア人は他にも。モンツァで今季セリエA9試合3ゴールのMFアンドレア・コルパーニ(24)はイタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が初招集を検討しているといい、インテルは中盤のあらゆるポジションをこなせる攻撃的MFを大変気に入っているという。 また、将来的にゴールマウスはイタリア人に任せるというこだわりがあるようで、今夏はイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)の獲得に失敗も、アタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が現守護神ヤン・ゾマーの後継者候補とのことだ。 『カルチョメルカート』は「インテルにとって理想的なプロフィールとは、若くて質の高いイタリア人。夏のフラッテージがこれに当てはまり、来年の1月と夏も同じように動く可能性が高い。インテルはますますアズーリ(イタリア代表)色が強まり、アズーリもインテル色に染まる」と締め括った。 2023.10.23 17:25 Mon
2

来季に向け新守護神探すローマ、カルネセッキに関心か?

ローマがアタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)に関心を示しているようだ。 現在、ローマではポルトガル代表GKルイ・パトリシオ(35)が守護神を務めている。しかし、現行契約は2024年夏までとなっている上、今シーズンは開幕から低調なパフォーマンスが批判を招いている状況だ。 さらに、就任時から良い関係を築いてきた同胞指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督も今季限りでの退団が有力視されており、新守護神の獲得は来シーズンに向けた優先事項となっている。 イタリア『La Repubblica』によると、これまで国内外の複数候補をリストアップしてきたジャッロロッシだが、ここにきてカルネセッキへの関心を強めているという。 今夏クレモネーゼでの武者修行を終えてアタランタに帰還した23歳GKは、ベルガモのクラブで待望のファーストチームデビューを果たしたが、ここまでセリエA2試合の出場と、アルゼンチン代表GKフアン・ムッソのバックアップに甘んじている状況だ。 そのため、アタランタは2500万ユーロ(約39億5000万円)程度のオファーが届いた場合、売却を容認する可能性が高い。 ただ、カルネセッキに対しては今夏の初期段階で交渉を行ったユベントスが依然として有力なターゲットと考えており、競合は避けられない模様だ。 チェゼーナの下部組織で育ったカルネセッキは、国内屈指の育成クラブであるアタランタに引き抜かれた。以降、武者修行のトラーパニ、クレモネーゼとセリエBのクラブで活躍。2021-22シーズンはリーグ戦36試合に出場し、38失点に抑えると共に9度のクリーンシートを達成。2位フィニッシュしたクレモネーゼの昇格に大きく貢献した。 その後、レンタル期間延長という形で昨シーズンは自身初のセリエAの舞台を経験し、チームは降格の憂き目を味わったものの、正GKとして印象的な活躍を見せていた。 また、イタリアの世代別代表の常連はU-21代表チームで守護神を担い、今年3月にはA代表に初招集されている。 193cmの恵まれたサイズに加え、アスリート能力が非常に高く驚異的な反射神経を生かしたシュートストップや勇敢な飛び出しと、GKとしての守備能力に優れる。加えて、足元の技術にも長けている現代型の守護神だ。 2023.10.19 08:30 Thu
3

控えGK探すアトレティコがアルゼンチン代表GK獲得に接近…アタランタはすでに後釜候補と交渉中

アトレティコ・マドリーが、アタランタのアルゼンチン代表GKフアン・ムッソ(30)を獲得することになるようだ。 先日にルーマニア代表GKホラチウ・モルドヴァンをセリエBのサッスオーロにレンタルで放出したアトレティコは、スロベニア代表GKヤン・オブラクのバックアップを務めるセカンドGKの確保に動いている。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ディエゴ・シメオネ監督の同胞で代表チームでもバックアップを担う30歳GKの獲得に迫っているという。 母国のラシン・クラブとウディネーゼで守護神を務めたムッソは、高いアスリート能力を活かしたシュートストップに加え、ロングフィードの精度も高いモダンなGK。 2021年夏に加入したアタランタでは加入2シーズンは正GKを務めたが、昨シーズンはイタリア代表GKマルコ・カルネセッキにポジションを奪われていた。 そして、現在クラブ間では買い取りオプション付きのレンタル移籍という条件で合意に近づいており、選手自身も多くの友人がプレーするコルチョネロス行きを熱望しているという。 また、移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、アタランタはムッソの後釜として昨季限りでローマを退団してフリーのポルトガル代表GKルイ・パトリシオと交渉中。その交渉が完了次第、アルゼンチン代表GKのマドリード行きを許可する予定だという。 2024.08.25 08:00 Sun
4

アトレティコがアルゼンチン代表GKムッソを獲得…一方、若手CBがアラベスに完全移籍T

アトレティコ・マドリーは27日、アタランタからアルゼンチン代表GKフアン・ムッソ(30)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 なお、アタランタの発表によると、出場試合数など一定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる契約になっているという。 母国のラシン・クラブとウディネーゼで守護神を務めたムッソは、高いアスリート能力を活かしたシュートストップに加え、ロングフィードの精度も高いモダンなGK。 2021年夏に加入したアタランタでは加入2シーズンは正GKを務めたが、昨シーズンはイタリア代表GKマルコ・カルネセッキにポジションを奪われていた。 そんななか、先日にルーマニア代表GKホラチウ・モルドヴァンをセリエBのサッスオーロにレンタルで放出したアトレティコは、スロベニア代表GKヤン・オブラクのバックアップを務めるセカンドGKとして過去にも関心を示していたアルゼンチン人GKの確保に至った。 また、アトレティコは同日、ウルグアイ代表DFサンティアゴ・モウリーニョ(22)がアラベスに完全移籍したことを発表した。同選手はアラベスと2029年6月30日までの5年契約にサインしている。 母国屈指の名門ナシオナルの下部組織出身のモウリーニョは186cmのセンターバック。2022年1月に加入したラシン・モンテビデオでプロデビューを飾り、昨年夏にアトレティコへ完全移籍で加入した。 しかし、アトレティコでは一度も公式戦でプレーすることはなく、昨シーズンはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のレアル・サラゴサにレンタル移籍。その新天地では公式戦29試合1ゴールの数字を残していた。 2024.08.27 23:12 Tue
5

「これ以上のことは望めなかった」史上初スーペル・コッパ4連覇に王手のインザーギ監督がチームを称賛

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、難敵撃破のスーペル・コッパ決勝進出を誇った。 4チーム制移行後の前大会を含め、大会3連覇中のインテルは2日、4連覇を懸けて昨シーズンのコッパ・イタリア準優勝チームのアタランタとのスーペル・コッパ準決勝に臨んだ。 前半は相手を攻守に圧倒しながらも、相手守護神であるマルコ・カルネセッキの再三に渡るビッグセーブに阻まれ、0-0で試合を折り返した。 だが、後半立ち上がりにDFデンゼル・ダンフリースが見事なバイシクルシュートで均衡を破ると、さらにオランダ代表はカウンターから強烈な右足ダイレクトシュートを突き刺してドッピエッタ達成。以降は相手に攻め込まれながらも、体を張った守備で撥ね返し続けて2-0の勝利。一足先にフィナーレ進出を決め、ユベントスvsミランの勝者を迎え撃つことになった。 史上初のスーペル・コッパ4連覇に王手をかけたインザーギ監督は、「これ以上のことは望めなかった」と、イタリア『Sport Mediaset』でチームの献身を称えた。 「我々のプレーヤーは素晴らしかった。素晴らしいレベルのチームを相手に、疑う余地はなかった。我々は決勝進出を望んでいた。第一歩を踏み出したが、最も重要な一歩を踏み出さなければならないことはわかっている。しかし、アタランタ相手にこれほど多くのチャンスを作れたことは、正直言って誇るべきことだ」 「相手のゴールキーパー(カルネセッキ)はムヒタリアンとディマルコのシュートもセーブした。3点目が入らなかったため、アタランタが逆転する可能性は残っていたが、彼らにこれ以上のことは望めなかった」 「唯一の課題は、試合をもっと早く終わらせなかったことだが、質の高い相手に対して文句を言うことはできない。特にこれだけの遠征と過密なスケジュールにもかかわらず、プレーヤーは決意、集中力、集中力を見せてくれ、非常に満足している。今シーズン、我々はすべての期待を超えた」 ドッピエッタを達成したダンフリースに加え、逆サイドのDFフェデリコ・ディマルコも再三ゴールに迫るなど、この試合ではウイングバックの攻撃参加が勝負のカギとなった。 その点について指揮官は「それが我々のスタイル」と、チームメイトのサポートを含めてこの日の戦いへの手応えを感じている。 「ディフェンダーが前に出て攻撃に貢献し、正しいポジションにつく。ダンフリースはインテルとオランダで常にゴールを決めてきたので、彼が2点を決め手も驚きではないよ」 会心の勝利となった一方、唯一の懸念材料はハーフタイムで交代となったFWマルクス・テュラムの状態だ。筋肉系のトラブルに見舞われたフランス代表FWについて、インザーギ監督は6日に控える決勝で起用できるかは微妙な状態だと考えている。 「彼がプレーできるかどうかはまだわからない。前半に内転筋の張りを感じており、ハーフタイムの休憩中にピッチで動き回るように指示した。だが、調子が良くなかった。したがって、リスクを冒さない方が良いと判断した」 2025.01.03 18:50 Fri

ユベントスの人気記事ランキング

1

ユベントスがジープ社と再契約、総額114億円の支援

ユベントスは13日、アメリカの自動車メーカーであるジープ社と2028年6月まで契約した。ユニフォームのメインスポンサーとなる。契約料は総額6900万ユーロ(約113億8000万円)とのこと。 契約料の内訳は今季終了までに400万ユーロ、来季に1900万ユーロ、残り2シーズンが2300万ユーロとなる。 ユベントスとジープ社は昨季終了後、2012年から続いていたスポンサー関係が終了していたが、再び蜜月の関係となった。 なお、ジープ社はユベントスの歴代会長を輩出してきたフィアット創業家のアニェッリ家が所有する投資会社エクソールの傘下にあたる。 2025.05.14 09:30 Wed
2

元ブラジル代表DFルシオ氏が家庭内の事故で緊急入院…現在はICUで経過観察

元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat
3

試合終了間際被弾でラツィオに痛恨ドロー、トゥドール監督はCL圏外転落の危機も10人で奮闘した点を評価「自信を持って前に進んでいく」

ユベントスのイゴール・トゥドール監督が10日にアウェイで行われ、1-1の引き分けに持ち込まれたセリエA第36節ラツィオ戦を振り返った。 同勝ち点で並ぶ来季のチャンピオンズリーグ出場権を争うラツィオとの一戦。昨季終盤にトゥドール監督が指揮を執った古巣との対戦となった中、ユベントスはゴールレスで迎えた後半開始6分にFWランダル・コロ・ムアニが2戦連発となるゴールで先制した。 しかし60分にDFピエール・カルルがFWタティ・カステジャノスに対して振り上げた手が顔面に直撃し、一発レッドカードに。守勢を強いられた中、逃げ切り目前だったが、追加タイム6分に被弾して追いつかれ、勝ち点1を分け合う結果となった。 明日試合を行うローマがアタランタに勝利すると、CL圏外への転落となるユベントスだが、トゥドール監督は前を向いている。 「素晴らしい試合だった。試合終了間際に勝ち点2を失ってしまったのは残念だったが、前に進む。選手たちは退場者を出した中、全力を尽くしてくれた。ロッカールームでは彼らを祝福した。自信を持って前に進んでいく」 退場したカルルについては「実際、どれだけ接触していたかはわからないが、軽率な行動だった。あんなプレーはすべきではない。カルルはもちろん良い選手だ。だが、レッドカードは受け入れる。彼は失望していたと同時に驚いていた。本当に思いやりのある男だ。どうなるか見守りたい。1試合の出場停止で済むことを願っている」とコメント。 また、MFルカ・アジッチが途中出場から10分後に交代となったことについては「ロッカールームですぐに誤った。滅多にないことだし、やりたくはなかった。最後の数分、経験と高さのある選手が欲しいと思った。奇妙な選択をしたが、また同じ状況があったらそうするだろう」と相手のパワープレーを警戒してのことだったと明かした。 ユベントスは残り2試合、12位ウディネーゼ、19位ヴェネツィアと対戦する。 2025.05.11 11:00 Sun
4

トゥドール初の古巣対戦となったラツィオvsユーベはベシーノ土壇場弾で痛み分け…トップ4争いは混迷極める【セリエA】

セリエA第36節、ラツィオvsユベントスが10日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。 ローマとともに勝ち点63で並ぶ6位のラツィオと4位のユベントスによるトップ4フィニッシュを懸けた重要な直接対決。 前節、エンポリをウノゼロで破って6戦無敗のラツィオは難敵相手のホームゲームで現状のベストメンバーを起用。ロマニョーリやカステジャノス、ザッカーニ、ゲンドゥージらがスタメンに名を連ねた。 一方、ボローニャとの前節を1-1のドローで終え、辛くも4位キープに成功したユベントス。敵地で勝ち点3を目指したこの試合では先発1人を変更。負傷のカンビアーゾに代えてアルベルト・コスタを初めてスタメンで起用した。 元指揮官トゥドールの帰還にも注目が集まった強豪対決は立ち上がりから一進一退の攻防が続いていく。 開始直後にはデレ=バシルのシュートでラツィオがゴールに迫ったが、徐々に押し返したユベントスも15分過ぎにニコラス・ゴンサレス、コロ・ムアニと前線の選手が足を振っていく。 前半半ばから終盤にかけて試合は膠着状態に陥る。球際でのバトルが激しくなった一方、ともに相手の堅守を揺さぶるような攻撃には至らず。 セットプレーを軸にユベントスがより効果的にフィニッシュへ繋げていったものの、先制点を奪うことはできなかった。 互いに負けられない気持ちが強く出たことで睨み合いのままゴールレスで折り返した後半。ユベントスはニコラス・ゴンサレスを下げてコンセイソンをハーフタイム明けに投入した。 後半も堅い展開が予想されたが、早い時間帯にスコアが動く。 51分、相手陣内左サイドでウェアとパス交換したマッケニーが深い位置から柔らかなクロスを供給。これをファーでフリーのコロ・ムアニが頭で合わせると、GKマンダスの手をはじいたボールがゴールネットに突き刺さった。 出ばなを挫かれたラツィオは失点直後にイサクセン、デレ=バシルを下げてペドロ、ディアを同時投入した。 この交代によって即時の攻撃の活性化には至らずも、60分には試合の行方を左右するアクシデントが発生。最後尾でボールを受けたカルルがハイプレスを仕掛けたカステジャノスにアフター気味に強く寄せられると、思わず振り上げた手が顔面に直撃。オンフィールド・レビューの末に暴力行為と判定され、一発レッドでの退場となった。 依然としてリードはアウェイチームも残り30分余りで数的優位を得たホームチームは、ここから一気に攻勢を強めていく。さらに、65分にはマルシッチとロベッラを下げてラッツァーリ、ベシーノを同時投入した。 この交代によってラツィオはラッツァーリの再三の右クロス、ペドロの積極的なミドルシュートでゴールを脅かしていく。これに対して防戦一方のユベントスはコロ・ムアニを下げてアジッチ、足が攣ったアルベルト・コスタを下げてドウグラス・ルイスを続けてピッチに送り出す。 以降も攻めるラツィオ、守るユベントスという明確な構図の下で痺れる攻防が繰り広げられていく。86分にはコンセイソン、アジッチと後半投入の2選手を下げてガッティ、ヴラホビッチの長身選手を投入し、パワープレー対策も施したユベントス。この交代直後にはサヴォーナのボックス内でのロストからGKディ・グレゴリオがカステジャノスを倒してしまう。主審は迷わずPKを宣告したが、これはその前のオフサイドが取られて取り消しに。 それでも、最後まで諦めないホームチームは7分が加えられた後半アディショナルタイムに猛攻を仕掛けると、ディアの決定的なシュートはGKディ・グレゴリオの好守と右ポストに阻まれたが、96分にはボックス右角でラッツァーリが左足で上げたクロスをファーで競り勝ったカステジャノスがヘディングシュート。ディ・グレゴリオが何とか前にはじいたが、こぼれに詰めたベシーノがすかさず押し込んだ。 そして、ベシーノの土壇場ゴールで1-1のイーブンに戻った試合はこのままタイムアップ。ともに敗戦回避で勝ち点1ずつを積み上げたが、痛み分けの結果となった。 ラツィオ 1-1 ユベントス 【ラツィオ】 マティアス・ベシーノ(後51) 【ユベントス】 ランダル・コロ・ムアニ(後6) 2025.05.11 03:06 Sun
5

相手FWの顔面殴打で一発退場のカルル、2試合の出場停止処分により一足早く今季終了

セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦を控えるユベントスは来季のチャンピオンズリーグ出場権を得られるぎりぎりの4位に位置。 同勝ち点でラツィオ、1ポイント差でローマに追われる中、主力DFのカルルを失って残り2試合に挑むことになった。なお、次節ウディネーゼ戦ではDFニコロ・サヴォーナも累積で出場停止となり、3バックを採用するイゴール・トゥドール監督にとってはセンターバックの組み合わせに頭を悩ますことになる。 2025.05.14 11:30 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly