【ラ・リーガ第3節プレビュー】今季初ミッドウィーク開催! バルサはダニ・オルモ初お披露目と共に唯一の3連勝へ

2024.08.27 19:00 Tue
デビュー見込まれるダニ・オルモ
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デビュー見込まれるダニ・オルモ
先週末に行われた第2節では王者レアル・マドリーアトレティコ・マドリーがホーム開幕戦をいずれも3-0で快勝し初白星。また、MF久保建英に初ゴールが生まれたレアル・ソシエダも同じく勝利を挙げた。一方、バルセロナと伏兵セルタが唯一の連勝スタートを飾っている。
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週明けの月曜日から木曜日までの4日分散開催となる、今シーズン最初のミッドウィーク開催となる第3節。26日にすでに行われたビジャレアルvsセルタは、MFパレホの後半終了間際のPK弾で4-3の壮絶な打ち合いを制したビジャレアルがセルタに今季初黒星を与えている。この結果、唯一3連勝の可能性を有するバルセロナはMFハメス・ロドリゲスの加入で話題を集めるラージョとのアウェイゲームに臨む。前節はアスレティック・ビルバオとの強豪対決を2-1で勝利したハンジ・フリックのチーム。FWラミン・ヤマルの今季初ゴールで先制もPKで同点に追いつかれると、再三の決定機がポストや相手の好守に阻まれる焦れる展開のなか、開幕戦に続いて主砲レヴァンドフスキがゴールをこじ開けて勝ち切った。
この試合後にはDFラングレ、若手DFフェイ、FWヴィトール・ロッキと余剰人員の放出に成功した結果、DFクリステンセンの離脱の影響もあってMFダニ・オルモの選手登録にようやく成功。今節では待望のブラウグラナでのファーストチームデビューが見込まれる。また、苦手とするバジェカスでは直近2試合での少なくない攻守の課題を改善したいところだ。

王者レアル・マドリーは2連勝を目指してラス・パルマスとのアウェイゲームに臨む。サンティアゴ・ベルナベウでの初戦となったバジャドリー戦は低調なゴールレスで前半を終えたが、後半序盤のMFバルベルデの強烈なミドルシュートで先制すると、試合終盤にはFWブラヒム・ディアス、18歳FWエンドリッキのデビューゴールと途中交代の選手の活躍で終わってみれば3-0の完勝となった。ただ、エースのFWヴィニシウス、新加入のFWムバッペの2人のアタッカーのパフォーマンスが上がり切っていない点はやや懸念材料。開幕2試合連続複数失点のホームチーム相手にその2人のゴールを期待したい。
アトレティコはホーム連戦となるエスパニョール戦で連勝を目指す。昨シーズンの上位対決となった前節のジローナ戦は3-0の完勝。前半にFWグリーズマンの見事な直接FKで先制すると、後半はMFマルコス・ジョレンテが強烈なミドルシュートにMFバリオスも絡んだ鮮やかなロングカウンターからMFコケのゴールをお膳立てする圧巻の活躍で快勝を収めた。シメオネ監督も認めるようにMFギャラガー、FWアルバレスの適応にはもう少し時間がかかりそうだが、攻撃の破壊力は確実に増している。前節、ソシエダ相手に善戦したエスパニョールは侮れない相手だが、自慢の攻撃力を活かして勝ち切りたい。

ソシエダは今節、アラベスとのバスク自治州ダービーに臨む。前節のエスパニョール戦はボールを握ったものの、攻め切れない難しい展開の中で後半半ばに途中投入された久保が鋭いカットインから強烈な左足シュートを突き刺し、日本人エースの値千金の活躍によって敵地でウノセロ勝利。今季初勝利を挙げた。スタメン落ちに憤りを示した久保のゴールセレブレーションはやや物議を醸したが、このアラベス戦でスタメン復帰が見込まれる。今節でもゴールを記録し、今度は普段通りの笑顔でのゴールセレブレーションを見たいところだ。

FW浅野拓磨を擁するマジョルカはピミエンタ新体制で開幕2戦未勝利のセビージャと対戦する。前節、オサスナ戦で2試合連続スタメンを飾った浅野だが、同試合では前半終了間際の決定機でヘディングシュートを決め切れず。その結果、チームは0-1で競り負けて今季初黒星を喫しており、今回のホームゲームでは難敵相手に結果を残し、チームを初勝利に導きたい。

その他では共に今季初勝利を狙うアスレティック・ビルバオvsバレンシアの名門対決、バジャドリーvsレガネスの昇格組対決、同じく3戦目での初白星を目指すジローナ、ベティスの戦いにも注目したい。

《ラ・リーガ第3節》
▽8/26(月)
ビジャレアル 4-3 セルタ

▽8/27(火)
《26:00》
マジョルカ vs セビージャ
《28:30》
ラージョ vs バルセロナ

▽8/28(水)
《26:00》
アスレティック・ビルバオ vs バレンシア
バジャドリー vs レガネス
《28:00》
ベティス vs ヘタフェ
レアル・ソシエダ vs アラベス
アトレティコ・マドリー vs エスパニョール

▽8/29(木)
《26:00》
ジローナ vs オサスナ
《28:30》
ラス・パルマス vs レアル・マドリー

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2024バロンドールはロドリが初受賞! ヴィニシウスやベリンガムらマドリー3選手抑えての受賞に

フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式が28日にパリで行われ、マンチェスター・シティのロドリが初受賞した。 1956年に創設され、最も権威ある個人賞とされるバロンドール。前回から暦年ではなく、シーズンが評価の対象となり、選出プロセスの基準も個人のパフォーマンスが最重視されされる。なお、順位はFIFAランキング上位100カ国のジャーナリストの投票で決定する。 注目の男子バロンドールは、マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に加え、スペイン代表のユーロ2024制覇に貢献し、大会MVPにも輝いたMFロドリが初受賞した。 また、同授賞式では女子のバロンドール、21歳以下の年間最優秀選手賞にあたるコパ・トロフィー、年間最優秀GK賞にあたるヤシン・トロフィー、年間最優秀FW賞にあたるゲルト・ミュラー・トロフィー、社会貢献を称えるソクラテス・アワードなどの各受賞者も発表された。 女子バロンドールは昨季40試合に出場し19ゴールを記録し、バルセロナのリーグ5連覇と、女子チャンピオンズリーグ連覇に貢献したMFアイタナ・ボンマティが2年連続の受賞。なお、最終候補30名にノミネートされていたなでしこジャパンMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)は26位だった。 コパ・トロフィーはFWラミン・ヤマル。ヤシン・トロフィーは2年連続となるGKエミリアーノ・マルティネス、ゲルト・ミュラー・トロフィーは年間52ゴールを挙げたFWハリー・ケインとFWキリアン・ムバッペ、ソクラテス・アワードはスペインサッカー連盟(RFEF)元会長であるルイス・ルビアレス氏のキス問題の被害者で、問題を解決しようとしない態度の改善を求めてRFEFと戦ったFWジェニファー・エルモソが受賞。また、男子と女子の年間最優秀チームにはレアル・マドリー、バルセロナが選出された。 ◆各賞受賞者 ▽男子バロンドール MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) ▽女子バロンドール MFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) ▽コパ・トロフィー FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) ▽ヤシン・トロフィー GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) ▽ゲルト・ミュラー・トロフィー FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) ▽ソクラテス・アワード FWジェニファー・エルモソ(パチューカ、ティグレス/スペイン) ▽クラブ・オブ・ザ・イヤー 男子 レアル・マドリー(スペイン) 女子 バルセロナ(スペイン) ◆2024男子バロンドール最終順位 1.MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) 2.FWヴィニシウス(レアル・マドリー/ブラジル) 3.MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) 4.DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) 5.FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) 6.FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) 7.FWラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン) 8.FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) 9.MFトニ・クロース(レアル・マドリー、引退/ドイツ) 10.FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) 11.MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド) 12.MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/ドイツ) 13.MFダニ・オルモ(ライプツィヒ、バルセロナ/スペイン) 14.FWアデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 15.FWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ/スペイン) 16.MFグラニト・ジャカ(アーセナル/スイス) 17.MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/ウルグアイ) 18.GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) 19.MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル/ノルウェー) 20.MFハカン・チャルハノール(インテル/トルコ) 21.FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド) 22.DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) 23.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/ポルトガル) 24.DFウィリアム・サリバ(アーセナル/フランス) 25.MFコール・パーマー(チェルシー/イングランド) 26.MFデクラン・ライス(アーセナル/イングランド) 27.MFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/ポルトガル) 28.DFアレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/スペイン) 29.DFマッツ・フンメルス(ドルトムント、ローマ/ドイツ) 29.FWアルテム・ドフビク(ドニプロ-1、ジローナ、ローマ/ウクライナ) ※()内は所属クラブ/国籍 2024.10.29 08:00 Tue
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絶好調バルセロナがダニ・オルモのドブレーテでエスパニョールとのダービー制す! 公式戦5連勝を達成【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第12節、バルセロナvsエスパニョールが3日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが3-1で勝利した。 首位のバルセロナと17位のエスパニョールによる2シーズンぶりに戻ってきたバルセロナ・ダービー。 バルセロナは前節、敵地で行われた今シーズン最初のエル・クラシコで4-0の完勝を収め、公式戦4連敗中だった宿敵に会心の勝利。そのクラシコ勝利で勢いに乗るブラウグラナは、週明けのチャンピオンズリーグ(CL)でツルヴェナ・ズヴェズダ戦を控える中、ホーム開催のダービーに臨んだ。レアル・マドリー戦からは先発2人を変更。クンデとフェルミン・ロペスに代えてフォルト、ダニ・オルモを起用した。 対するエスパニョールはここにきてリーグ連敗を喫するなど調子は下降気味。降格圏一歩手前の17位まで順位を落としている。それでも、直近のコパ・デル・レイでは格下相手に4-0の完勝を収め、ひとまず嫌な流れを払しょくした。 戦前の予想通り、立ち上がりから押し込むバルセロナは、ダニ・オルモ、ラミン・ヤマルが積極的に足を振っていく。 すると12分、相手陣内右サイドでボールを持ったヤマルが左足アウトにかけた完璧なクロスをゴール前のスペースに供給すると、これを感じていたダニ・オルモがニアに走り込んで右足インサイドシュート。GKの手をはじいたボールがゴールネットを揺らした。 圧巻のコンビプレーで早々に試合を動かしたバルセロナはすぐさま反撃に出た相手の攻撃を冷静に撥ね返すと、2度目のチャンスを再びものの見事にゴールに繋げる。23分、相手陣内でボールを動かしながら前線の選手が駆け引きを仕掛ける中、カサドが中央の密集を通す絶妙なスルーパスを供給。これに抜け出したハフィーニャがGKと交錯しながらも左足のワンタッチシュートをゴール左隅に流し込んだ。 直後の27分には序盤からハイラインの背後を狙っていたエスパニョールが、右のエル・ヒラリの正確なクロスをゴール前のカレーラスがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。しかし、反撃の狼煙を上げるゴールはエル・ヒラリのオフサイドを取られて取り消しに。 ピンチの後にはチャンスあり。31分には味方との連動したプレスでショートカウンターに持ち込んだバルデからペナルティアーク付近で横パスを受けたダニ・オルモが狙いすましたミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、ドブレーテを達成した。 これで勝利に大きく近づいたものの、ホームでのダービーで手を抜かないブラウグラナは、以降もゲームをコントロールしながらレヴァンドフスキのミドルシュートなどで4点目に迫るシーンも作り出し、地力の差を見せつける前半となった。 後半も集中した入りを見せたバルセロナは相手陣内でボールを動かしながら心を折る4点目を目指す。56分にはダニ・オルモ、カサドを下げてフレンキー・デ・ヨング、フェルミンと中盤の選手たちのプレータイムをコントロールする。 一方、敵地とはいえどもダービーでの惨敗は許されないエスパニョールは前半同様のアプローチでゴールを目指すと、一度は微妙なオフサイドでゴールを取り消されたが、その試みがようやく結実。63分、左サイドのスペースに抜け出したロメロからのグラウンダーの折り返しをファーに走り込んだエースのハビ・プアドがコースを狙ったシュートで決め切った。 これで2点差に詰め寄られたバルセロナは徐々に攻撃に人数をかけていく。その中でレヴァンドフスキ、ヤマルがミドルレンジのシュートでゴールを脅かすが、前半のように相手の守備を揺さぶり切れず。なかなか攻撃に厚みが出ない。 後半半ばから終盤にかけてフリック監督はフォルト、ペドリ、ハフィーニャを下げてクンデ、ファティ、ガビを続けて投入。2点差を維持しながらクローズを意識した戦い方にシフトした。 ホームサポーターとしてはもうひと盛り上がりほしいところだったが、エスパニョールの健闘もあって均衡が保たれたまま試合はタイムアップ。この結果、バイエルン戦、クラシコに続きダービーという重要な試合を制したバルセロナが公式戦5連勝を飾った。 バルセロナ 3-1 エスパニョール 【バルセロナ】 ダニ・オルモ(前12、前31) ハフィーニャ(前23) 【エスパニョール】 ハビ・プアド(後18) <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルとダニ・オルモのメガクラックの圧巻連携弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">鮮やかな先制点これぞ阿吽の呼吸<br>ラミン・ヤマルのアシストに<br>ダニ・オルモが反応<br><br>ラ・リーガ 第12節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エスパニョール</a><br>エスタディ·オリンピック·リュイス·コンパニス<br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/kAmjFfjrjP">pic.twitter.com/kAmjFfjrjP</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1853098809230000489?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.04 02:21 Mon
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ヴィニシウスがエル・クラシコでの人種差別行為を非難 「ラミン、アンス、ハフィーニャを支持」

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが人種差別行為に遺憾の意を表した。 26日のラ・リーガ第11節で激突したレアル・マドリーとバルセロナ。今季最初のエル・クラシコで4発圧勝劇を演じたバルセロナだが、スペイン代表FWラミン・ヤマル、ブラジル代表FWハフィーニャ、スペイン代表FWアンス・ファティがそれぞれ差別用語を浴びた。 レアル・マドリーがホーム戦での一件とあって翌日の声明で法的措置のスタンスおよび、調査開始を明らかにするなか、ヴィニシウスも自身の公式Xで嫌悪感を示すとともに、バルセロナ3選手を支持した。 「昨日のベルナベウで人種差別的な侮辱があったのを残念に思う。僕らの社会にそういう犯罪者が入り込む余地なんてない。ラミン、アンス、ハフィーニャを全面的に支持する。マドリーと警察が犯人を特定し、処するために動いているのはわかっている」 ヴィニシウス本人もこれまで人種差別の被害者として涙ながらに訴えたりとこの問題解決に対する急先鋒に。今回の一件にも反応することで、自身のスタンスを示した格好だ。 2024.10.28 09:55 Mon

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