広島が名古屋撃破で5連勝! 後半頭の2点でほぼ決着、88分被弾も逃げ切り成功【明治安田J1第27節】
2024.08.17 21:02 Sat
17日、明治安田J1リーグ第27節の名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島が豊田スタジアムで行われ、アウェイの広島が1-2と勝利した。
ともあれ、試合が落ち着いてからは名古屋のポゼッション。10分には、巧みにポケットをとった椎橋慧也から山岸祐也のシュートが生まれ、続けてCKも獲得。ひとつ良い攻撃を見せる。
ただ、好調の証は相手を遮断する攻撃力。
しかし広島は千載一遇のチャンスを活かせず。26分、川辺駿のスルーパスに抜けた満田がボックス右で切り返し、フリーで左足シュート。軸足に力を込めきれず、枠左へ外れる。
シュート数で名古屋を上回る広島だが、名古屋GKランゲラックの好セーブもあって1点が遠い…と思えば、後半頭にあっさり先制点。
48分、広島はCKの流れから攻撃を継続。名古屋の中途半端なクリアを2度拾い、中野就斗のパスに荒木がゴール正面から左足シュート…相手DFに当たってコースが変わり、名手ランゲラックの壁を打ち破った。
さらに55分、最終ラインからワンタッチ、ツータッチの連続で名古屋を翻弄。右サイドを中野が単独で抜け出し、ランゲラックとの一対一からゴール前へラストパス。受けた加藤が流し込み、大きな追加点とした。
テンポを落とさない最終ラインからの崩し、相手の背後をとった中野、きっちり完結させた加藤…広島の完璧なゴールが敵地で炸裂した。
その後も比較的危なげなく時計の針を進めている印象の広島は、74分に34歳アルスラン、そして17歳FW井上愛簾をピッチへ。戦況を見ながらも今後を見据えた交代策に出る。
対し、厳しいのは名古屋。
71分にはキャスパー・ユンカーを投入も、前線へボールが到達するまでにロストするケースがほとんどで、そもそも後半シュートゼロ。今後の戦いも厳しそう、と言わざるを得ない。
しかし、ユンカーは別格の仕事力。
88分、名古屋はサイドチェンジから右に展開し、ボックス右角の絶妙な位置でフリーとなった稲垣祥がクロス。“感じ取った”ユンカーは一瞬の判断でマークを外し、ヘディングシュートをGK大迫敬介の動きと逆へ流し込んだ。
しかし、ボルテージが上がるのが遅すぎたか。
名古屋の反撃は1点にとどまり、アウェイに乗り込んだ広島が1-2勝ち。最終盤に集中力が緩んで1点を返されたが、裏を返せば、その後の数分間を凌ぎきる集中力を取り戻した格好に。これで破竹の5連勝だ。
名古屋グランパス 1-2 サンフレッチェ広島
【名古屋】
キャスパー・ユンカー(後43)
【広島】
荒木隼人(後3)
加藤陸次樹(後10)
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前節白星も停滞感が拭いきれない12位名古屋、エース流出も4連勝で上昇気流の3位広島。広島はここに来て優勝争いへ参戦し、新戦力トルガイ・アルスランはJ1の一大ムーブだ。名古屋は6分、速攻から敵陣で森島司が前を向き、通れば決定機という位置でパトリックがスプリント。しかし、森島の力なきラストパスは相手へのパスとなって攻撃終了。ただ、好調の証は相手を遮断する攻撃力。
広島は13分、左CKから荒木隼人の左足ボレーがクロスバー直撃。15分には、タテへタテへのパス回しから満田誠のクロスに加藤陸次樹がヘディング。攻撃で名古屋の流れを鈍化させる。
しかし広島は千載一遇のチャンスを活かせず。26分、川辺駿のスルーパスに抜けた満田がボックス右で切り返し、フリーで左足シュート。軸足に力を込めきれず、枠左へ外れる。
シュート数で名古屋を上回る広島だが、名古屋GKランゲラックの好セーブもあって1点が遠い…と思えば、後半頭にあっさり先制点。
48分、広島はCKの流れから攻撃を継続。名古屋の中途半端なクリアを2度拾い、中野就斗のパスに荒木がゴール正面から左足シュート…相手DFに当たってコースが変わり、名手ランゲラックの壁を打ち破った。
さらに55分、最終ラインからワンタッチ、ツータッチの連続で名古屋を翻弄。右サイドを中野が単独で抜け出し、ランゲラックとの一対一からゴール前へラストパス。受けた加藤が流し込み、大きな追加点とした。
テンポを落とさない最終ラインからの崩し、相手の背後をとった中野、きっちり完結させた加藤…広島の完璧なゴールが敵地で炸裂した。
その後も比較的危なげなく時計の針を進めている印象の広島は、74分に34歳アルスラン、そして17歳FW井上愛簾をピッチへ。戦況を見ながらも今後を見据えた交代策に出る。
対し、厳しいのは名古屋。
71分にはキャスパー・ユンカーを投入も、前線へボールが到達するまでにロストするケースがほとんどで、そもそも後半シュートゼロ。今後の戦いも厳しそう、と言わざるを得ない。
しかし、ユンカーは別格の仕事力。
88分、名古屋はサイドチェンジから右に展開し、ボックス右角の絶妙な位置でフリーとなった稲垣祥がクロス。“感じ取った”ユンカーは一瞬の判断でマークを外し、ヘディングシュートをGK大迫敬介の動きと逆へ流し込んだ。
しかし、ボルテージが上がるのが遅すぎたか。
名古屋の反撃は1点にとどまり、アウェイに乗り込んだ広島が1-2勝ち。最終盤に集中力が緩んで1点を返されたが、裏を返せば、その後の数分間を凌ぎきる集中力を取り戻した格好に。これで破竹の5連勝だ。
名古屋グランパス 1-2 サンフレッチェ広島
【名古屋】
キャスパー・ユンカー(後43)
【広島】
荒木隼人(後3)
加藤陸次樹(後10)
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荒木隼人
トルガイ・アルスラン
森島司
パトリック
椎橋慧也
山岸祐也
満田誠
加藤陸次樹
川辺駿
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井上愛簾
キャスパー・ユンカー
稲垣祥
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【J1注目プレビュー|第35節:広島vs京都】優勝争いと残留争い、ぶつかる“紫”のプライド
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メキシコ遠征のU-19日本代表がメンバー変更、広島MF中島洋太朗に代わりザンクトパウリU-19のMFニック・シュミットを追加招集
日本サッカー協会(JFA)は10日、メキシコ遠征に臨むU-19日本代表の選手変更を発表。MF中島洋太朗(サンフレッチェ広島)がコンディション不良のため不参加となり、MFニック・シュミット(ザンクトパウリU-19/ドイツ)が追加招集となった。 U-19日本代表は11日から21日にかけてメキシコ遠征を実施。7日に23名のメンバーが発表されていた。 メンバーのなかにはMF花城琳斗(VfBシュツットガルト/ドイツ)や貴田遼河(アルヘンティノス・ジュニアーズ/アルゼンチン)といった海外組も。シュミットはここに加わることとなった。 U-20ワールドカップ(W杯)出場を目指す中、2025年2月〜3月にかけて中国でU20アジアカップを戦う船越優蔵監督のチーム。今回の遠征ではU-19クラブ・ウニベルシダ・ナシオナル、U-19メキシコ代表、U-19ベネズエラ代表と対戦する。 U-19日本代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆U-19日本代表メンバー</h3> GK 1.中村圭佑(東京ヴェルディ) 12.後藤亘(FC東京U-18) 23.荒木琉偉(ガンバ大阪ユース) DF 16.池田春汰(筑波大学) 15.塩川桜道(流通経済大学) 5.市原吏音(大宮アルディージャ) 3.髙橋仁胡(セレッソ大阪) 4.喜多壱也(京都サンガF.C.) 19.土屋櫂大(川崎フロンターレU-18) 2.布施克真(日本大学藤沢高校) MF 11.平賀大空(京都サンガF.C.) 8.保田堅心(大分トリニータ) 6.小倉幸成(法政大学) 22.齋藤俊輔(水戸ホーリーホック) 21.堺屋佳介(サガン鳥栖) 17.中川育(流通経済大学) 10.石井久継(湘南ベルマーレ) 18.花城琳斗(VfBシュツットガルト/ドイツ) 14.ニック・シュミット(ザンクトパウリU-19/ドイツ)☆追加招集 7.佐藤龍之介(FC東京) FW 20.貴田遼河(アルヘンティノス・ジュニアーズ/アルゼンチン) 9.神田奏真(川崎フロンターレ) 13.井上愛簾(サンフレッチェ広島) 2024.11.10 21:24 Sun3
【J1注目プレビュー|第35節:広島vs京都】優勝争いと残留争い、ぶつかる“紫”のプライド
【明治安田J1リーグ第35節】 2024年11月3日(日) 13:00キックオフ サンフレッチェ広島(1位/65pt) vs 京都サンガF.C.(15位/41pt) [エディオンピースウイング広島] <h3>◆首位の座を守るため【サンフレッチェ広島】</h3> 前節はアウェイで湘南ベルマーレに逆転負け。優勝争いの中で実に12試合ぶりのリーグ戦黒星となったが、2位のヴィッセル神戸もお付き合いし首位を守った。 残り4試合。自力で優勝のチャンスを残しているだけに、2年連続3位と苦杯をなめた思いをぶつけたいところ。ここで立ち止まるわけにはいかない。 AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)も戦う中で、弱さが出た前節。巻き返したい相手の勢いに飲まれた部分もあり、優勝を掴むためには隙はなくしていきたいところだ。 前からのプレスを忘れてはいけないが、リスク管理も必要。アグレッシブさを保ちつつ、王者にふさわしい戦いを見せられるか注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:中野就斗、荒木隼人、佐々木翔 MF:新井直人、川辺駿、松本泰志、東俊希 MF:加藤陸次樹、トルガイ・アルスラン FW:ゴンサロ・パシエンシア 監督:ミヒャエル・スキッベ <h3>◆残留争いと別れるため【京都サンガF.C.】</h3> 降格圏で迎えた後半戦、チームは前半戦がなかったかのような快進撃を見せ、多くの勝ち点を積み上げた。 すでに降格圏との勝ち点差は「6」。残り5試合ある中で、ここで勝利できれば大きく争いから抜け出ることになる。 ただ、チームとしては正守護神のク・ソンユンが出場停止という状況。 太田岳志が起用されることとなり、しっかりと仕事を果たしたいところ。連敗も「2」でストップしたこともあり、しっかりと残りの試合に向かっていきたい。 上位相手にはなかなか勝てない今シーズン。前回対戦の5失点は脳裏に焼き付いているはずだが、しっかりと戦えるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:福田心之助、宮本優太、鈴木義宜、佐藤響 MF:川﨑颯太、福岡慎平、平戸太貴 FW:豊川雄太、ラファエル・エリアス、マルコ・トゥーリオ 監督:曺貴裁 出場停止:ク・ソンユン 2024.11.03 10:40 Sun4
広島が明大FW中村草太の来季加入内定を発表! 昨年は関東大学リーグで得点王&アシスト王
サンフレッチェ広島は24日、明治大学からFW中村草太(21)の2025シーズン加入内定を発表した。 中村は群馬県生まれで、前橋育英高校の出身。2023年度は3位に終わった関東大学サッカーリーグ1部で得点王とアシスト王の両方に輝き、全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)では4年ぶり4度目の優勝を経験し、同大会のMVPに選ばれている。 2023年4月にはU-22日本代表候補のトレーニングキャンプにも参加。広島は「大学サッカー界屈指の攻撃力を備えるアタッカー」「決定力とチャンスメーク能力の高さは大きな魅力」と紹介している。 広島でのプロ入りが決まった中村はクラブを通じてコメントしている。 「2025年よりサンフレッチェ広島に加入することになりました、明治大学の中村草太です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手をサンフレッチェ広島という素晴らしいクラブでスタートをできることを大変嬉しく思います」 「ここまで育ててくれた家族、そしてこれまでお世話になった方々へ恩返しができるよう全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。サンフレッチェ広島に関わるすべての皆様、応援よろしくお願いします!」 2024.05.24 15:58 Fri5