沼津vsFC大阪の上位対決は劇的ドロー決着! 9発圧勝の福島はJ3新記録樹立【明治安田J3第11節】

2024.04.28 18:07 Sun
28日、明治安田J3リーグ第11節の6試合が各地で行われた。
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前節、首位大宮アルディージャとの一戦を引き分けた2位アスルクラロ沼津(勝ち点20)は、4位FC大阪(勝ち点19)との上位対決。先制したのはホームのFC大阪で、10分に古川大悟がGKの弾いたボールをダイビングヘッドで押し込む。しかし、31分には沼津の和田育が自ら獲得したPKを沈め、前半の内に試合を振り出しに戻す。1-1で後半を迎えると、76分には島田拓海が右CKからドンピシャのヘディング弾を決め、FC大阪が再び勝ち越し。それでも諦めない沼津は後半アディショナルタイム、宮脇茂夫がペナルティアーク内で得た直接FKから強烈な左足シュートを突き刺し、土壇場で引き分けとした。FC大阪は逃げ切れなかったが、今節敗れたFC今治と勝ち点で並び、得失点差で3位に浮上している。
5位FC岐阜(勝ち点18)は、8位ツエーゲン金沢(勝ち点14)との白山ダービー。ホームの金沢はセットプレーからゴールに迫ると、岐阜も青木拓矢が積極的にミドルを狙うが、ネットは揺れないまま試合を折り返す。

両守護神の活躍もあり、後半もスコア動かず終盤へ。後半アディショナルタイムには金沢がカウンターからチャンスを作るが、梶浦勇輝のシュートは枠に飛ばず。ゴールレスドローで決着となった。
その他、YBCルヴァンカップでガンバ大阪相手に金星をあげた6位FC琉球(勝ち点16)は、10位ガイナーレ鳥取(勝ち点13)に逆転を許し、1-2で敗北。鳥取は8位に順位を上げた。18位の福島ユナイテッドFC(勝ち点8)は、塩浜遼が前半だけでハットトリックを達成するなど大量得点を奪い、15位いわてグルージャ盛岡(勝ち点9)相手に9-0で圧勝。J3最多得点記録を更新している。

◆明治安田J3第11節
▽4月28日(日)
ガイナーレ鳥取 2-1 FC琉球
福島ユナイテッドFC 9-0 いわてグルージャ盛岡
松本山雅FC 3-1 カターレ富山
ツエーゲン金沢 0-0 FC岐阜
カマタマーレ讃岐 1-1 ヴァンラーレ八戸
FC大阪 2-2 アスルクラロ沼津

▽4月27日(土)
AC長野パルセイロ 3-2 ギラヴァンツ北九州
FC今治 1-4 大宮アルディージャ
Y.S.C.C.横浜 1-1 奈良クラブ
テゲバジャーロ宮崎 1-1 SC相模原



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そりゃ日本代表も大切なんですけど日本国内でもアツアツのゲームがここに?!の巻/倉井史也のJリーグ

ということでね、今週はやっぱりJ3をちゃんと取り上げるべきだと思うんです。残り2試合はJ1と同じ。そのうち1節が今週行われるんですよね。 自動昇格は大宮と今治で決まったんですけど、熾烈なのがプレーオフ圏内争い。富山が勝点58、松本とFC大阪が54、福島53、沼津と北九州が52、八戸51、相模原50、岐阜49って、一応8チームを調べなきゃいけない。(第36節終了時点) それぞれのチームの対戦相手って、こうなってます。括弧の中は今の勝点。 富山(58)/H 八戸(51)・A 大宮(84) 松本(54)/H 琉球(47)・A 沼津(52) FC大阪(54)/H 相模原(50)・A 八戸(51) 福島(53)/H 沼津(52)・A 岩手(22) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 沼津(52)/A 福島(53)・H 松本(54) 北九州(52)/H 長野(36)・A YS横浜(32) 八戸(51)/A 富山(58)・H FC大阪(54) 相模原(50)/A FC大阪(54)・H 鳥取(47) 岐阜(49)/H 大宮(84)・A 琉球(47) とまぁ、潰し合いに続く潰し合い。ここまでのそれぞれのチームのホームとアウェイの勝率は、こんな感じ。 富山(58)/H 55.6%・A 22.2% 松本(54)/H 38.9%・A 38.9% FC大阪(54)/H 38.9%・A 38.9% 福島(53)/H 44.4%・A 44.4% 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 沼津(52)/H 61.1%・A 22.2% 北九州(52)/H 38.9%・A 38.9% 八戸(51)/H 44.4%・A 27.8% 相模原(50)/H 44.4%・A 27.8% 岐阜(49)/H 44.4%・A 33.3% いや、これホームで安心していいのは富山と沼津だけ。富山は次に勝てば3位確定だし、沼津は最後ホームゲームが計算できるってのが有利でしょ。 さて、じゃあ後半戦だけを考えるとこんな表になるんです。 順 :チーム/点/ 差 1位:大宮/38 / 17 2位:今治/37 /22 3位:富山/29/ 10 4位:鳥取/ 29/ -1 5位:八戸 /28 /6 6位:松本 /27 /9 7位:宮崎 /27 /5 8位:北九州 / 26 /-1 9位:讃岐 /25/ 3 10位: 福島 /24/2 11位:岐阜/23/4 12位: FC大阪/ 23 /2 13位:沼津/ 21/ -2 14位:相模原/21/ -5 15位:琉球 /20/ -7 16位:金沢 /17 /-6 17位:奈良 /16/ -7 18位:長野 /12 /-11 19位:YS横浜 / 12 /-18 20位:岩手/ 9 /-22 おお、こうやってみると鳥取、八戸あたりがググッときてもおかしくないじゃないですか。ってことで、今週末はJ3もめっちゃ見所ありますよ。ところで、冒頭の「ということで」って何にかけたんだっけ? えっと……。 2024.11.16 11:50 Sat
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J2昇格PO進出叶わずの沼津、DF附木雄也の退団発表「幸せな3年間でした」

アスルクラロ沼津は23日、DF附木雄也(29)の契約満了を発表した。 附木は千葉県出身で、八千代高校や国士舘大学を経て、2017年に関東サッカーリーグ1部の東京ユナイテッドFCへ入団。2019年に当時東北社会人サッカーリーグ1部のいわきFCへ完全移籍し、2020年からは当時日本フットボールリーグ(JFL)のFC大阪でプレーした。 2022年に沼津に加わり、Jリーグ初挑戦。レギュラーのセンターバックとしてプレーし、今シーズンは明治安田J3リーグで28試合1得点を記録。YBCルヴァンカップや天皇杯でもそれぞれ1試合出場した。 惜しくもJ2昇格プレーオフ進出を逃した今シーズンの沼津。退団が決まった附木はクラブを通じてコメントしている。 「別れの言葉を綴る前に、心の底から感謝の想いを記させてください。3年間どんな時も心強いご声援ありがとうございました。この街に来てこのエンブレムを背負って皆さんの想いを背負い闘えた事は僕の誇りです。特に3年目の今年は自分のユニフォームやタオルを掲げて応援してくださる姿をたくさん見る事ができて本当に嬉しかったです。ありがとうございました」 「30歳の節目に人生を振り返り、嬉しかった瞬間を3つ挙げてみよと言われた時、2つの出来事はこの沼津で起こった出来事です。ひとつ目は、2021年12月31日の21時に来年から共に闘って欲しい。と届いた一本の電話です。あの電話が無ければ僕はJリーガーにはなれませんでした。一生忘れません」 「ふたつ目は、愛鷹で決めたJリーグ初ゴールの瞬間です。自分が決めた後にチームメイトのみんなが自分の事のように喜んでくれていたあの光景、スタジアムの雰囲気、ファン・サポーターの皆さんに声を掛けてもらった事、サッカーを続けてきて良かった。沼津に来て良かったと心から思いました。ナイスボール太郎」 「ただ、リリースの通り今シーズンを持ちまして契約満了となりました。この3年で心から好きになったこの街、このクラブ、クラブを支えてくれるファン・サポーターの皆さんに恩返しをしたく、嘘偽りなくこのエンブレムの為にピッチ内外で全身全霊日々を過ごしてきましたが、昇格という結果を残せなかった事、この2年DFリーダーとしてのチームからの期待にも応えられず2年連続で同様の結果になってしまった事、これら全てが自分の力不足です。道半ばでチームを離れなければならないこの現実は辛く、受け入れ難いですが、しっかりと受け止めて、また自分の歩みを進めていきます」 「最後に、中山監督を始めとするスタッフの皆さんのおかげでもっとサッカーが上手くなりたい、知りたい、成長したい、サッカーは本当に楽しいんだ。と改めて思わせてもらいました。中山監督だから一緒に闘いたい、ここに残りたい、昇格監督にさせたい。と思った2年間でした」 「自由奔放に言いたい事を言ったり、自由に行動していた自分を受け入れてくれたチームメイトとの何気ない日常が来年から無くなる事を思うととても寂しいです。みんな、本当にありがとう。どこに居ようとみんなの事を大切に思っています。出会えて良かった。ありがとう。たくさんの愛をありがとうございました。幸せな3年間でした」 2024.11.23 13:28 Sat
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プロ生活32年、伊東輝悦が今季限りで現役引退…Jリーグ開幕を知る50歳の元日本代表がプロ生活を終える

アスルクラロ沼津は31日、元日本代表MF伊東輝悦(50)の現役引退を発表した。 伊東は1993年、Jリーグ開幕元年に東海大学第一高校(現:東海大静岡翔洋)から清水エスパルスに加入。現役Jリーガーとしては唯一Jリーグ開幕年から知る伊東は、2010年まで清水でプレーした。 2011年にヴァンフォーレ甲府へと完全移籍すると、2014年にAC長野パルセイロ、2016年にブラウブリッツ秋田へと完全移籍。2017年から沼津でプレーしている。 沼津に移籍後はリーグ戦で出番がないシーズンもあり、2023シーズンは公式での出番なし。今シーズンもここまで公式戦の出番はなかった。 清水では18年間在籍し、J1で511試合30得点を記録。リーグカップで73試合3得点、天皇杯で51試合3得点を記録した。 また、甲府では3シーズンプレーしJ1で34試合、J2で25試合、リーグカップで4試合、天皇杯で3試合に出場。長野では2シーズン過ごしJ3で11試合出場。秋田ではJ3で2試合出場した。 沼津では8シーズン在籍し、J3で5試合、天皇杯で1試合に出場した。 日本代表としても、1996年にはアトランタ・オリンピックのU-23日本代表に選出。“マイアミの奇跡”としても知られるブラジル戦で決勝ゴールを記録。1997年には日本代表にも選出され、1998年フランス・ワールドカップ(W杯)のメンバー入り。本大会では出場がなかったが、日本代表として27試合に出場していた。 1999年には清水で2ndステージ優勝を果たし、ベストイレブンに選出、2007年にはフェアプレー個人賞を受賞した。 2024.10.31 15:45 Thu

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