フィテッセに苦しみながら先勝のモウリーニョ監督「ナイーブになりがちな癖を直せた」

2022.03.11 10:32 Fri
Getty Images
ローマジョゼ・モウリーニョ監督がヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)での勝利を喜んだ。
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ローマは10日に敵地で行われたECLラウンド16・1stレグでオランダのフィテッセと対戦した。前半は攻勢を仕掛けてきた相手に主導権を握られる展開となったが、終了間際にMFセルジオ・オリベイラのゴールで先制に成功。後半は拮抗した展開となり、78分にはセルジオ・オリベイラが2枚目のイエローカードで退場となるアクシデントもあったが、最後までリードを守り抜き、1-0で勝利した。1週間後の17日に開催されるホームでの2ndレグに向け、アドバンテージを得たモウリーニョ監督は試合後、厳しい戦いだったと回想。その上で、後半の立ち直りを誇っている。
「後半はまともになったが、前半はそうではなかった。0-0の時点で彼らは我々に対して激しくプレッシャーをかけてきたし、こちらにもいくつか問題があったと思う。何度かラッキーなこともあったね」

「今日は(劣悪なピッチで)本当にプレーするのが難しく、ボールを持っていることに自信を持てなかった。とはいえ、後半はよりうまくゲームをコントロールできたと思う」
「適切なレジスタがいないときは異なるダイナミクスを試す必要がある。今日は後半少し良くなったが、ボールをコントロールし続けることはできなかった。タミー・エイブラハムはしばしば孤立し、ジョルダン・ヴェレトゥは苦労し、エインズリー・メイトランド=ナイルズは高い位置からプレスをかけられなかった」

また、モウリーニョ監督は公式戦5試合負けなしの3連勝にも言及。ようやくチームが成長し始めていると手応えを語った。

「初日からこうしたいと望んでいた。今はまだレオナルド・スピナッツォーラが欠場しているが、おそらく初めてケガ人に関して少し安定した状態になったのではないかと思う。ウディネーゼ戦では(ヘンリク・)ムヒタリアンと(マラシュ・)クンブラが、フィテッセ戦ではセルジオと(ジャンルカ・)マンチーニが起用できないが、それに対応するためのオプションがある」

「いつプレーして、いつ現実的になるかを、より理解できるようになった。少しナイーブになりがちな癖を直すことができたよ。今日は難しい局面でも、チームはポジティブに対応する方法を見つけていた」

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