「チームには不満と絶望が…」今季フェネルバフチェ就任のモウリーニョ監督に早くも暗雲?OBからは失望の声「何も変わっていない」

2024.10.22 17:40 Tue
批判を浴びるフェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督
Getty Images
批判を浴びるフェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督
フェネルバフチェジョゼ・モウリーニョ監督に対しては、失望の声もあるようだ。イギリス『ミラー』が報じている。

モウリーニョ監督は今シーズンからフェネルバフチェの指揮官に就任。これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリーなどで数多くのタイトルを獲得してきた世界的な指揮官の到来を、熱狂的なトルコのファンは大歓迎していた。

スュペル・リグ開幕から5試合無敗と期待通りのスタートを切ったフェネルバフチェ。しかし、第6節のガラタサライ戦で宿敵相手にホームで1-3の敗北を喫すると、徐々に雲行きが怪しくなり始めている。
そんな中で、21日に行われたスュペル・リグ第9節のサムスンスポル戦。チームは2度リードしながら試合終了間際に痛恨の失点で追いつかれてしまい、2-2のドローに終わった。

試合後の会見では、モウリーニョ監督が記者たちに対して「トルコがどういう国かわかってきた。いつもプレーしない選手について聞かれる」と不満を明確にする場面もあり、クラブを取り巻く雰囲気は悪化しつつある。
こうした中、フェネルバフチェOBである元トルコ代表GKのヴォルカン・デミレル氏は、トルコ『Fanatik』にてモウリーニョ監督への失望を隠さず。チームに成長が見られていないと辛辣なコメントをしている。

「現在、フェネルバフチェのチームは不満と絶望が入り混じっている。なぜ不満か? 彼らが置かれている環境のせいだ。なぜ絶望か? 我々は皆、何かを期待していた。モウリーニョ監督に期待していたし、新加入選手にも期待していた」

「インターナショナルマッチウィークが終わってからの様子を見ようと言われてきたが、現時点では何も変わっていない。だから、明らかにこれはこのまま続くだろう。変化、変動が見られるか見守っていたが、それは起こらなかった」

「ホームとアウェーの試合のゲームデザインに変化が見られていない。そして、2-1でリードしているとき、フェネルバフチェのようなチームが7人で守備をしている。それは大きな疑問だ」

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フェネルバフチェ巡る騒動が頻発のトルコ、残りシーズンは重要な試合のVARに外国人審判員を採用へ

フェネルバフチェを巡る様々な騒動が起こっているトルコ。トルコサッカー連盟(TFF)がビデオ・アシスタント・フェレリー(VAR)に対して外国人を採用することを発表した。 スュペル・リグを戦うフェネルバフチェに関して、今シーズンは多くの騒動が起こっている。 まずは3月、トラブゾンスポル戦で試合後にトラブゾンスポルのファンがピッチに乱入。選手に襲い掛かる事件が起きていた。 この事件を受け、フェネルバフチェはスュペル・リグからの撤退を検討。投票が行われたが、残留することが決定した。 すると、今度はトルコ・スーパーカップを巡って問題が。フェネルバフチェは、11日に行われたヨーロッパリーグ(EL)でオリンピアコスとアウェイで対戦。その前にガラタサライとのスーパーカップが組まれていたが、日程変更を要請した。さらに、外国人審判を採用することを要請したが、いずれも拒否されていた。 すると、試合にはU-19チームを送り出し、開始1分で失点。そのまま選手を引き上げさせ、抗議を示して試合をボイコット。ガラタサライが3-0で不戦勝となりスーパーカップ制覇。フェネルバフチェは罰金処分を受けることとなった。 フェネルバフチェの会長は「地下ネットワークが審判を使って試合を決めている」と批判。かなり不満を持っていることが窺い知れる。また、「偏見がある」という訴えもあり、公平なジャッジをするということでTFFが動くこととなった。 そんな中、TFFは声明を発表。ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)とヨーロッパの5カ国と交渉し、残りシーズンの重要な試合を外国人のVARを招へいすることを発表した。 TFFに参加するのは、イタリア、スペイン、ドイツ、オランダ、ポルトガルのVARたち。各国サッカー連盟が受け入れることとなった。 なお、今週末の試合ではファティ・カラギュムリュクvsフェネルバフチェの試合のVARにも外国人審判が割り当てられる。 2024.04.12 22:15 Fri
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「選手も欺瞞的…なのに常に被害者」ガラタサライを対立関係のライバルが公式Xで罵倒「多くの人間を欺き続けている」

フェネルバフチェの公式Xが宿敵ガラタサライを非難する。 トルコ1部のスュペル・リグでは9日、首位ガラタサライとアダナ・デミルスポルによる一戦で事件が発生。前半、ガラタサライに与えられた極めて微妙なPK判定(VAR含む)への抗議として、アダナ・デミルスポルが選手にピッチからの撤退を指示し、試合は1-0で中断された。 中断が決定後、ガラタサライの公式Xが当該試合について、「アダナ・デミルスポルは試合から撤退した」とポスト。その40分後、同クラブとかねてより激しい対立関係にあるフェネルバフチェが、これを引用してこうポストした。 「違法な選手契約、闇のチケット、違法賭博の広告…あなた方(ガラタサライ)は我が国とトルコサッカー連盟に損害を与え、そして欺き続けている。また、あなた方にコントロールされたメディア関係者とあなた方自身の不誠実な発言も、トルコ国民を欺いている」 「何年もの間、欺瞞的なサッカー選手を利用し、レフェリーとサッカーファンを騙し続けるあなた方…そのおかげで、この舞台には信頼も正義もなくなってしまいました。しかしながら、誰よりも清廉潔白の“被害者”だとされるのは、常にガラタサライだ。本当におめでとう」 「トルコサッカー界に何をしてくれたのだ」 フェネルバフチェといえば、これまで幾度となくトルコサッカー界に問題提起。 とりわけ自軍へのレフェリングが不当な傾向にあり、それには「なんらかの力が働いている」との見解を過去何度も表明。それ以外では、昨年チームが相手サポーターによる襲撃事件に遭った際はスュペル・リグからの撤退も考慮すると声明。宿敵ガラタサライとの間では、サポーターどうしの衝突も決して珍しくない。 2025.02.10 14:08 Mon

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