相手監督の鼻をつまむ奇行のモウリーニョ監督、クラブ内では解任要求の声も…当人には5〜10試合の出場停止処分か

2025.04.05 18:20 Sat
モウリーニョ監督が相手監督の鼻をつまむ
Getty Images
モウリーニョ監督が相手監督の鼻をつまむ
相手監督の鼻をつまむという奇行に出たジョゼ・モウリーニョ監督だが、クラブから追放される可能性があるようだ。スペイン『アス』が伝えた。問題が起こったのは2日に行われたトルコカップ準々決勝のフェネルバフチェvsガラタサライ。ガラタサライが1-2で勝利した試合後に発生した。

両監督が審判とやりとりした後に、モウリーニョ監督がオカン・ブルク監督の背後から歩み寄ると、突如として鼻をつねる奇行に。オカン・ブルク監督はやや大袈裟気味にピッチに倒れ込んでモウリーニョ監督の暴行をアピールしていた。
フェネルバフチェは3日に声明を発表。「手を振り回したり侮辱的な発言をしたりして当クラブの監督を挑発した」と、オカン・ブルク監督が原因だったとし、モウリーニョ監督を擁護していたが、事態は簡単には収まらないようだ。

モウリーニョ監督には5〜10試合のベンチ入り禁止処分が下される可能性がある中、フェネルバフチェの役員の一部はモウリーニョ監督の行動を許すことができず。クラブのイメージを傷つけるとして、解雇を求めているという。
モウリーニョ監督は、解任された場合は4000万ユーロ(約64億5000万円)程度の違約金を手にする可能性がある状況。また、解任んとなれば、監督を解任したブラジル代表が招集に動く可能性があるようだ。

なお、ガラタサライは「トルコサッカーに貢献したいという希望を持ってやって来た相手チームの監督がトルコサッカーに与えたダメージは、この8カ月間、雪崩のように拡大し続けている。過去の不適切な出来事により世界のサッカー界に登録されているこの人物に代わって公に謝罪する代わりに、トルコサッカー界の知性を嘲笑するかのような声明に反応しなければならなかったことを遺憾に思う」と、モウリーニョ監督が大きな問題を抱えているとした。

いずれにしても、モウリーニョ監督がオカン・ブルク監督の鼻をつまんだのは事実。どういった結末が待っているだろうか。

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エジル氏の答えは「アルダ・ギュレル」、メッシorロナウドの質問に縁ある19歳推す

元ドイツ代表MFメスト・エジル氏は、やはりレアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルがお気に入りのようだ。 かつてマドリーやアーセナルといったビッグクラブで活躍し、2023年3月にイスタンブール・バシャクシェヒルで現役を退いたエジル氏。最近では引退後の肉体改造も話題を呼んだ。 そんななか、エジル氏は出席したイベントで「メッシorロナウド?」というサッカー界でお馴染みの質問を受けることに。笑いながら「アルダ・ギュレル」と答え、場内を沸かせた。 自身と同じレフティの天才肌とはフェネルバフチェ時代に共闘。16歳の若さでファーストチームデビューを飾った神童に対し、移籍のタイミングに関するアドバイスを送ったという報道もあった。 エジル氏にとってはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも元同僚だが、今回は自らのルーツでもあるトルコの期待の星を選択。自身と同様にマドリーでプレーするなど、縁の深い19歳を気にかけている。 <span class="paragraph-title">【動画】会場が沸く! エジル氏の回答</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mmx__lcXPtA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 17:20 Thu
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40歳でも大暴れする狂犬フェリペ・メロ、唐突に古巣の宿敵フェネルバフチェを慰めてトルコで話題「Fener Don’t Cry」

フルミネンセの元ブラジル代表MFフェリペ・メロが、古巣ガラタサライの宿敵フェネルバフチェを唐突に慰めた。トルコ『Fanatik』が伝えている。 問題児、悪童、暴君…いや、狂犬フェリペ・メロ。ピッチ上で数え切れないほどのラフプレー・暴力行為を働いてきた男は、何をしでかすかわからない恐さがあり、キャリアで積み上げたレッドカードも10枚やそこらではない。 40歳となった2023年も公式戦47試合でイエローカード13枚にレッドカード3枚と大暴れし、今年に入ってからも公式戦9試合でイエロー4枚…元気にプレーを続けて強豪フルミネンセを支える一方、”丸く”なる気配も、現役を退く気配も、一切ない。それがフェリペ・メロという男だ。 ただ、なんとも言えない優しい一面もあるようだ。 18日、欧州ではヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグが開催され、トルコのフェネルバフチェはオリンピアコスに2戦合計ドローからPK戦の末に敗れ、敗退が決まった。 この試合をブラジルの自宅からPC観戦していたフェリペ・メロ。 試合後、インスタグラムのストーリーズに、PC画面とともに「Fener Don’t Cry(泣くなフェネルバフチェ/原文トルコ語)」とアップ。4年間主軸に君臨した古巣ガラタサライと激しすぎるほどのライバル関係にあるフェネルバフチェを、なぜか慰めた。 本当になぜ、かつての宿敵のビッグマッチを観戦し、敗戦を慰めたのかは不明だが、トルコ国内では瞬く間にフェリペ・メロがトレンド入り。狂犬はトルコの人々の記憶を蘇らせた格好だ。 2024.04.19 13:10 Fri
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トルコの地で評価高める中、代表で本領発揮求められる多才なレフティー/セバスティアン・シマンスキ(ポーランド代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ポーランド代表</span> 出場回数:4大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループリーグ敗退 予選結果:グループE・3位 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFセバスティアン・シマンスキ(フェネルバフチェ) 1999年5月10日(25歳) 代表で本領発揮求められる多才なレフティー。プロビエシュ新体制移行後は直近の5連勝を含め8戦無敗と好調を維持して今大会に臨むビアウォ・チェルヴォーニ。だが、大会直前にアルカディウシュ・ミリクの戦線離脱に絶対的エースのレヴァンドフスキ、シフィデルスキと前線の主力が揃って負傷。大きな不安を抱えて今大会に臨む形なった。 ピョンテク、ブクサと代表での経験・実績のあるストライカーは控えるが、少なくともエースが不在となる初戦に向けてプロビエシュ監督は[3-5-2]から[3-4-2-1]への変更を含め異なるアプローチを採用する可能性もある。そういった中で活躍が期待されるのが、S・シマンスキだ。 レギア・ワルシャワの下部組織育ちでディナモ・モスクワ、フェイエノールトで活躍したクリエイティブな攻撃的MF、は昨年夏にフェネルバフチェへ完全移籍。加入1年目となった今季は公式戦55試合に出場し、13ゴール19アシストと圧巻の数字を記録。プレミアリーグやセリエAの強豪が熱視線を注ぐ存在となっている。 ただ、34キャップを刻む代表では中盤の準主力にとどまっており、窮地のチームを救うため、個人の価値を高める上でも今大会での本領発揮を期待したい。インサイドハーフやシャドーのポジションでジエリンスキと共に攻撃の起点を担いながら、レンジを問わない高精度の左足シュートで決定的な仕事を果たしたいところだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス/イタリア) 12.ウカシュ・スコルプスキ(ボローニャ/イタリア) 22.マルシン・ブルカ(ニース/フランス) DF 2.バルトシュ・サラモン(レフ・ポズナン) 3.パヴェウ・ダビドビチ(エラス・ヴェローナ/イタリア) 4.セバスティアン・ウォルキエビチ(エンポリ/イタリア) 5.ヤン・ベドナレク(サウサンプトン/イングランド) 14.ヤクブ・キヴィオル(アーセナル/イングランド) 15.ティモテウシュ・プハチ(カイザースラウテルン/ドイツ) 18.バルトシュ・ベレシンスキ(エンポリ/イタリア) MF 6.ヤクブ・ピオトロウスキ(ルドゴレツ/ブルガリア) 8.ヤクブ・モデル(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 10.ピオトル・ジエリンスキ(ナポリ/イタリア) 11.カミル・グロシツキ(ポゴニ・シュチェチン) 13.タラス・ロマンチュク(ヤギエロニア・ビャウィストク) 17.ダミアン・シマンスキ(AEKアテネ/ギリシャ) 19.プジェミスワフ・フランコフスキ(RCランス/フランス) 20.セバスティアン・シマンスキ(フェネルバフチェ/トルコ) 21.ニコラ・ザレフスキ(ローマ/イタリア) 24.バルトシュ・スリシュ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) 25.ミハウ・スクラシ(クラブ・ブルージュ/ベルギー) 26.カツペル・ウルバンスキ(ボローニャ/イタリア) FW 7.カロル・シフィデルスキ(エラス・ヴェローナ/イタリア) 9.ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ/スペイン) 16.アダム・ブクサ(アンタルヤスポル/トルコ) 23.クシシュトフ・ピョンテク(イスタンブール・バシャクシェヒル/トルコ) 2024.06.16 17:30 Sun

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