アタランタがベッラノーバ獲得を決定的に…4年半ぶりの帰還迫る

2024.08.21 22:28 Wed
アタランタ帰還迫るベッラノーバ
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アタランタ帰還迫るベッラノーバ
アタランタトリノのイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)の獲得に近づいているようだ。
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今夏の移籍市場でウイングバックの補強を優先事項としてきたアタランタ。一時はアルメリアのU-23スペイン代表DFマルク・プビルの獲得を決定的なモノにしていたが、メディカルチェックでの問題によって土壇場で破談に。これを受け、ノッティンガム・フォレストのウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ、フラメンゴのブラジル人DFウェズレイといった別のターゲットへの動きを進めていたが、最終的にローマも関心を示していたイタリア代表DFの獲得に成功した模様だ。
移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、アタランタはトリノと2500万ユーロ(約40億5000万円)の金額でクラブ間合意。さらに、選手自身とは2029年までの5年契約で合意に至ったという。

また、トリノはベッラノーバの後釜としてフェイエノールトのノルウェー代表DFマルクス・ホルムグレン・ペデルセンの獲得を決定的なモノとしている。
ベッラノーバはミランの下部組織出身も、フランスのボルドーでプロキャリアをスタート。その後、2021年にレンタル移籍で加入したカリアリに、翌年完全移籍すると、2022-23シーズンはインテルにレンタル加入。右サイドの準主力を担うも、完全移籍には至らず。昨夏トリノに新天地を求めた。

そのトリノでは昨シーズンのセリエAで37試合1ゴール7アシストを記録。この活躍によって今年3月にイタリア代表デビューを飾り、出場機会はなかったものの、ユーロ2024にも参戦した。

なお、ベッラノーバは2020年1月から半年間アタランタでプレーし、セリエAデビューを飾っている。前回在籍時は買い取りオプションを行使させるだけの活躍は見せられなかったが、4年半後に古巣帰還を果たすことになる。

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ベンフィカは撤退…レアルMFヘイニエルの移籍が暗礁に乗り上げる…

レアル・マドリーのU-23ブラジル代表MFヘイニエル(20)だが、移籍先がなかなか決まらない事態となっている。 ヘイニエルは2020年1月にフラメンゴからレアル・マドリーへと完全移籍。2020年8月には2年間のレンタル移籍でドルトムントへと武者修行に出ていた。 外国人枠の関係もありレンタルに出されたヘイニエルだったが、2シーズンで出場した試合は39試合。1ゴール1アシストという結果に終わり、両クラブにとっても、ヘイニエルにとってもプラスに働いたものとはならなかった。 マドリーは新シーズンもEU圏外枠の3枠は埋まっている状況。その中で、予てから移籍先として浮上していたのはベンフィカだった。 スペイン『アス』によると、ベンフィカは買い取りオプション付きのレンタル移籍を希望しオファーを出しており、すんなり決まるものかと思われていたが、条件面で合意に至らなかったようだ。 1つはベンフィカとマドリーの間でのヘイニエルの給与の配分について。そしてもう1つが、買い取りオプションの値段だったという。ベンフィカは手頃な価格を希望しており、マドリーは手頃な価格を提案したが、両者の開きがあったようだ。 これによりベンフィカはヘイニエル獲得から撤退。そして、他のオファーはほとんどないという。 マドリーの北米ツアーにも参加せず、移籍のために残ったが、一向にエージェントからの電話はないとのこと。レンタル移籍になるとしても、プレーしなければいけない状況だ。 可能性があるとすれば、現時点ではトリノとレアル・バジャドリーとのこと。あとはスポルティングCP、ポルトのポルトガル勢も関心は示しているようだ。 ただ、ヘイニエルはイタリアでのプレーは望んでいないとされ、バジャドリーが優位な立場だが、金銭面がネックになっているという。 2022.07.28 20:10 Thu

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