トリノの21歳イタリア代表MFリッチ、セリエA上位陣3クラブがオファーを提示するも…

2023.03.17 20:46 Fri
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
トリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(21)を巡り、セリエAの上位陣が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。

リッチは若手選手の育成に定評があるエンポリの下部組織出身。2020-21シーズンのセリエB最優秀若手選手賞に輝くなどエンポリの主力として活躍したのち、今季からトリノへ完全移籍。迎えた今季はセリエA17試合で1得点1アシストを記録している。

エンポリ時代からセリエA上位陣への移籍は噂されていたものの、トリノに来た現在でもその可能性は残っている模様。イタリア『トゥットスポルト』によると、ナポリ、インテル、ミランがトリノに対してオファー済みだという。
だが、トリノはこれらを却下し、リッチを保持する方針を再確認。エンポリから850万ユーロ(約12億円)で釣り上げた自国イタリアの成長株について、3000万ユーロ(約42億5000万円)のオファーでも拒否する考えとのことだ。

関連ニュース
thumb

ネームバリュー重視? 指揮官退任確実のナポリ、会長がイタリア代表のマンチーニ監督と接触か

ナポリの会長が、イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督(58)とコンタクトをとったようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 33年ぶりにセリエAを制したナポリ。しかし、4日に行われる最終節のサンプドリア戦後にルチアーノ・スパレッティ監督(64)が退任することが決定。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が次期指揮官に複数の候補者を立てていることが報じられている。 そんななか、注目の動きも。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、デ・ラウレンティス会長はイタリア代表を指揮するマンチーニ監督までリストアップしており、すでに本人へ連絡済み。FIGC(イタリアサッカー連盟)との契約を2026年7月まで残すマンチーニ監督に対し、クラブの長期計画をプレゼンテーションしたほか、指揮官自身の意向なども尋ねたという。 なお、FIGCはイタリア『ANSA』の取材で「ナポリのベンチを陣取りに行くような電話は受けていない」と強めに否定。『カルチョメルカート』もこれが事実なら「デ・ラウレンティス会長は無分別である」と批判的な立場をとっている。 マンチーニ監督以外にも、前スペイン代表指揮官のルイス・エンリケ氏(53)、前バイエルン指揮官のユリアン・ナーゲルスマン氏(35)などの招へいを画策しているとされているデ・ラウレンティス会長。自らのサッカー観に合致した人選というより、単にネームバリューや指導歴に目を向けているだけの打診が多いと言われても仕方のない状況となっている。 2023.06.04 21:28 Sun
twitterfacebook
thumb

元ミラン幹部のガッリアーニ氏、CL決勝に臨むインテルの応援で現地へ 「イスタンブールに行く」

モンツァのマネージング・ディレクター(MD)、アドリアーノ・ガッリアーニ氏がイスタンブールへと向かうようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 セリエA初挑戦の今季、最終節1試合を残して10位につける大躍進を遂げたモンツァ。選手やコーチ陣の奮闘はもちろんだが、開幕前にインテルからイタリア代表MFステファノ・センシ、アーセナルからスペイン人DFパブロ・マリを獲得するなど、セリエAに相応しいスカッドを作り上げた78歳のガッリアーニ氏が今季のMVPと言って差し支えないだろう。 そんなガッリアーニ氏と言えば、長年のカルチョファンにとってはミラン時代から馴染みの深い人物。来季に向けては今夏のミラン退団が確実となっているスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41)の獲得が噂されている。 30日に自伝出版記念のイベントに登壇したガッリアーニ氏はイブラヒモビッチ獲得のアイデアを否定せずも、「現役を引退し、コーチとしてミランに留まる可能性もあるのでは?」という記者の問いかけに同意している。 「イブラをモンツァで1年プレーさせる? わからんよ。ミランの選手たちは28日にユベントスと戦ってから、すぐに数日間の休息を貰ってビーチへ行ったらしい。彼らは海にいて、私はここにいる」 「我々はロマンチックなことについて議論している。イブラがミランのスタッフになるかどうかはあまり考えていないが、少なくともパオロ・マルディーニは何かを考えていることだろう」 また、古巣ミランのライバルであるインテルにも言及。インテルは来月10日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でマンチェスター・シティと戦うが、ガッリアーニ氏も決戦の地・イスタンブールで試合を観戦するようだ。 「イスタンブール? UEFAに招待されているから必ず行く。もちろん私は永遠のミラニスタだが、イタリアのクラブがCLファイナルでプレーするのは、ミラノの街とイタリアサッカー界にとっても素晴らしいこと。勝てばなおさらだ」 現在でも時折、サン・シーロでミランのホームゲームをプライベート観戦しているガッリアーニ氏だが、センシを獲得するなどインテルとの付き合いも良好。応援を躊躇する理由はなさそうだ。 2023.05.31 14:47 Wed
twitterfacebook
thumb

降格リーズの逸材、19歳イタリア代表FWニョントにシティとアーセナルも関心か

プレミアリーグからの降格が決まったリーズ・ユナイテッドだが、若手の逸材が流出する可能性が高いようだ。 多くの選手たちに退団する可能性がある中、話題なのがイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(19)だ。 インテルの下部組織育ちで、スイスのチューリヒから今季リーズに加入した逸材。すでにイタリア代表としても10試合に出場し1ゴールを記録。初挑戦となったプレミアリーグでは24試合で2ゴール4アシストを記録。FAカップでも3試合で2ゴールを記録していた。 チームが降格し、トップレベルでのプレーができなくなるニョント。イタリア『カルチョメルカート』によれば、プレミアリーグ3連覇中のマンチェスター・シティ、そして2位のアーセナルが関心を寄せているという。 昨夏の時点で、フィオレンティーナ、サッスオーロ、ローマが獲得に動いたが、チューリヒはオファーに納得ぜずにリーズ入り。イタリアからの関心も当然強い。 果たしてどのクラブに移籍するのか。チャンピオンシップ(イングランド2部)でプレーをするのか。決断が迫られることになりそうだ。 2023.05.31 12:25 Wed
twitterfacebook
thumb

イタリアがUNLファイナルに臨む26名を発表! CL決勝に臨むインテル、ECLに臨むフィオレンティーナからの招集はなし

イタリアサッカー協会(FIGC)は29日、UEFAネーションズリーグ2022-23・ファイナルに臨むイタリア代表メンバー26名を選出した。 ドイツ代表やイングランド代表らと同居したリーグA・グループ3を首位で通過し、2大会連続のファイナル進出となったイタリア。 チャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えるインテルとヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝を控えるフィオレンティーナの選手が招集外となった中、ロベルト・マンチーニ監督はレッチェに所属するDFフェデリコ・バスキロットを初招集。 そのほか、GKジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG)やDFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、MFマルコ・ヴェッラッティ(PSG)、ジョルジーニョ(アーセナル)、FWフェデリコ・キエーザ(ユベントス)らを順当に選出。 一方、ロレンツォ・インシーニェ(トロントFC)やマッテオ・ポリターノ(ナポリ)、サンドロ・トナーリ(ミラン)らが招集外となった。 イタリアは、UNLファイナル準決勝でスペイン代表(6/15)とホームで対戦。オランダ代表かクロアチア代表と決勝か3位決定戦(6/18)を戦う。 今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(エンポリ) DF フェデリコ・バスキロット(レッチェ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) アレッサンドロ・フロレンツィ(ミラン) ラファエウ・トロイ(アタランタ) レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) レオナルド・ボヌッチ(ユベントス) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) MF マッテオ・ペッシーナ(モンツァ) ダビデ・フラッテージ(サッスオーロ) マヌエル・ロカテッリ(ユベントス) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW ウィルフレッド・ニョント(リーズ・ユナイテッド/イングランド) マテオ・レテギ(ティグレ/アルゼンチン) ニコロ・ザニオーロ(ガラタサライ/トルコ) フェデリコ・キエーザ(ユベントス) チーロ・インモービレ(ラツィオ) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) 2023.05.30 06:35 Tue
twitterfacebook
thumb

インテルが自国イタリアの3選手を獲得へ? 人気銘柄のフラッテージや19歳スカルヴィーニら

インテルが自国イタリアの選手を追いかけているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 1908年に創立されたインテル。当時、外国籍選手の加入を巡ってミラン内部で対立が激化し、自国イタリアの選手以外にも活躍の場を与えるべきだと主張する者たちがミランから分離し、新たに立ち上げたクラブがインテルだ。 以来、イタリア人以外にも門戸を開き続けるインテルでは、元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏(現副会長)を筆頭とした複数の外国籍レジェンドが誕生してきた。 それでも、今夏のインテルは現役のイタリア代表選手を獲得することにこだわりがある模様。サッスオーロのMFダビデ・フラッテージ(23)、アタランタのDFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)、ティグレのFWマテオ・レテギ(24)という3選手の獲得を検討しているという。 ローマやユベントス、ブライトン&ホーヴ・アルビオンも関心を寄せるフラッテージについては、買い取りオプション付きのレンタル獲得を議論。対するサッスオーロは国外への売却を望んでおり、要求額の4000万ユーロ(約60億3000万円)を支払う能力があるのも元指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督率いるブライトンだけだとみられている。 スカルヴィーニは今夏の退団が確実なスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの後継者候補。こちらもアタランタが4000万ユーロの要求を崩さず、インテルはセリエBのレッジーナへ貸し出し中のU-21イタリア代表DFジョバンニ・ファビアン(20)を交渉に含めるプランを提示する見込みだという。スカルヴィーニにはナポリも関心を寄せている。 そしてレテギ。インテルはベルギー代表FWロメル・ルカク(30)が保有元のチェルシーへ帰還する可能性もあるなか、アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(28)の売却を準備しており、さらにボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(37)も契約満了となる可能性が排除できない。 3選手が退団した場合、残るストライカーはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス1人となり、複数のFWをリストアップ。その1人がアルゼンチン生まれのレテギだ。レテギ本人が今夏の欧州上陸希望を明言しているなか、新天地がインテルとなる可能性も十分にあると考えられている。 なお、インテルは元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)がマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーから狙われており、売却となった場合はエンポリのイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(26)を後釜に据える方針。ヴィカーリオの獲得には最低2000万ユーロ(約30億1000万円)が必要とのことだ。 財政難にあえぐインテル。今夏も最高経営責任者(CEO)、ジュゼッペ・マロッタ氏の手腕に注目したい。 2023.05.27 17:49 Sat
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly