「もう1回地位を確立する」三笘薫はアジアカップ以来の日本代表復帰、苦戦しがちな初戦を前に「全試合勝ちたい」

2024.09.02 19:23 Mon
アジアカップ以来の日本代表復帰となる三笘薫
Getty Images
アジアカップ以来の日本代表復帰となる三笘薫
日本代表に復帰したMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が、北中米ワールドカップ(W杯)の最終予選について語った。
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三笘は2024年1月のアジアカップに参加したものの、その後に所属クラブで腰を痛めてシーズン終盤を棒に振ることに。それでも回復に努めて今シーズンは開幕から3試合連続で先発し、1ゴールを記録している。2日から始まった今回の代表活動。初日にピッチに現れたのは、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、谷晃生(FC町田ゼルビア)のGK2人と、長友佑都(FC東京)、中山雄太望月ヘンリー海輝(共にFC町田ゼルビア)、細谷真大(柏レイソル)のFP4名のみ。全員は合流しておらず、三笘はジムで汗を流すにとどまった。
アジアカップ以来の日本代表復帰となった三笘。大きな期待が寄せられる中、シーズンが始まったばかりでの久々の代表に向けてコンディションは良いという。

「僕は3試合戦えているのでコンディションは問題ないと思います。ただ、チームの戦い方とは全く違うので、アジャストしたいと思います」
所属クラブではファビアン・ヒュルツェラー監督を新たに迎え、サッカーが変化。そこに適応している中で、代表活動に参加する。

日本はヨーロッパと気候も大きく違う中、特に気温と湿度が異なることに。「まだ慣れていないですけど、この数日で慣れればと思います」と、試合までに上げていきたいとした。

半年以上、外から日本代表を見ていた三笘。2次予選を振り返り、「無失点の試合も多かったですし、チームとしての完成度も高く、3バックもチャレンジしていたので、最終予選に向けて凄くメリットのある素晴らしい試合をしていたと思います」とコメント、「そこに自分が加わって、変化を加えられるかなと思っていましたが、コンディションが大事なので、まずはケガを治すことだけを考えていました」と、焦らずにプレーできる状態に自分が戻ることを考えていたという。

今回の日本代表には、三笘とともにMF伊東純也(スタッド・ランス)もアジアカップ以来の復帰に。日本が誇る両翼が揃うこととなった。

ファン・サポーターも大きな期待を寄せることになる2人の復帰だが、三笘は「競争はあると思いますし、その中で試合に出るならば、本当に勝たなければいけない試合なので、その中でゴールだったり、アシストだったり、守備のところで貢献して勝てればと思います」と、チームの勝利のために働くだけだと語った。

自身が不在の間、同じ左サイドのポジションではMF中村敬斗(スタッド・ランス)が台頭。「素晴らしい活躍でしたし、刺激になりました」と中村について語り、「僕自身と特徴が違うので、盗めるところは盗みたいと思っています。僕自身、代表で相当プレーしていなかったので、もう1回地位を確立する意味でも、しっかりプレーしないといけないなと思います」と、易々とポジション争いで負ける気はないとした。

久々の日本代表雰囲気については「まだ全員が集まっているわけではないのでコンディションはバラバラですし、ここから数日で仕上げていかないといけないです」と語り、「雰囲気は良いですし、強豪相手なのでしっかり分析して良い準備をして戦わないと、最終予選で痛い目に遭っているので修正したいです」と、過去2大会の最終予選は初戦で黒星スタートとなっているだけに、気を引き締めたいとした。

改めて最終予選については「(自分の)前回との役割、立ち位置も違うので、自分が課されている役割をしっかりと担って、チームに貢献するだったり、他の選手の特徴だったり、前回の最終予選とはチームの特徴も変わってきているので、自分のプレーをもっともっと出していかないと、チームも難しくなると思っています」と、しっかりと特徴を出してプレーすることにフォーカスしたいとした。

自身の感じる役割の変化については「サブから最後のところでチャンスをモノしようと出されていたのが、今はしっかりとスタートだったり、途中からもありますけど、よりチームを引っ張らなければいけないシチュエーションになっているので、そういうところを含めてやっていきたいです」と、前回は勝負所での起用が多く、相手が疲れている後半に個人技でゴールを奪っていたが、より一層責任を感じて、しっかりとプレーしていきたいとした。

W杯への出場枠は増えたとはいえ、厳しい戦いは続く最終予選。ポイントについては「まずは失点しないことが大事ですし、守備からしっかり入って自分たちのリズムに持っていくことが大事だと思います」とコメント。「その中で自分の特徴を出せれば良いですし、自分たちで不利な展開に持っていかないようにしなければいけないと思います」と、相手を上回り続けていくサッカーをしたいとした。

初戦のプレッシャーについては「全試合勝ちたいと思っていますし、それだけ全員が注意を払って初戦に臨むと思います」と語り、「良い準備ができれば、良い結果が出ると思います」と、しっかり準備をすることが何よりも大事だとした。



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日本代表に大きなプレッシャー!? 11月アウェイで対戦のインドネシア代表、シン・テヨン監督の発案で韓国の応援団が現地に駆けつける計画

2026年北中米ワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表。アジア最終予選を戦っている中、11月は難しい状況が待っているかもしれない。 ここまで4試合が終わっているアジア最終予選。日本は3連勝を果たした中、10月15日にホームで行われたオーストラリア代表戦は、互いにオウンゴールのみとなり1-1のドローとなった。 2位に勝ち点差「5」をつけて首位を走る日本。磐石の首位キープとなっている中、11月にはアウェイでの連戦を控えている。 2巡目にも入ってくなか、日本は11月15日にインドネシア代表と、同19日に中国代表と対戦。アウェイでの連戦となり、ここで連勝を収めれば、一気にW杯出場が近づくこととなる。 ここまで勝利がないインドネシア、1勝3分けで最下位の中国と、力の差がある相手だが、インドネシアは日本戦に向けて大きなサポートを準備しているようだ。 韓国『聯合ニュース』によれば、インドネシアで行われる試合に向けて、インドネシア人と、韓国同胞の合同応援が計画されているとのこと。これはインドネシア代表を率いるシン・テヨン監督が提案して実現することになったという。 シン・テヨン監督は、インドネシアの靴製造・輸出グループであるKMKソン・チャングン会長に対して提案。韓国人とインドネシア人の親密度が一層に上がるという提案を快く受け入れたという。 ソン・チャングン会長は韓国人実業家らに参加を呼び掛けたところ、20名程度が名乗り上げ、6万ウォン()のチケットを1500枚確保したという。このチケットは、韓国在住者や韓国人学生、韓国の企業職員などに配布され、合同応援団が設立されるという。 今回の背景には、韓国とインドネシアがどちらも日本の植民地化されたという歴史を共有しており、関係強化が一層高まると期待されている。 なお、『聯合ニュース』によれば、日本も3000人規模の応援団が現地に向かうとのこと。スタジアムは熱気に包まれることが予想されている。 インドネシアはここまで未勝利。ホームで初勝利を目指し、悲願のW杯出場も目指す中でどんな空気に鳴るのか注目だ。 2024.10.28 22:50 Mon
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日本戦出場停止の恐れ…主力に累積警告リーチ多数の中国代表、11月は招集メンバーをテコ入れか

中国代表は森保ジャパンとも対戦する11月、招集メンバーをテコ入れする可能性が高いようだ。中国『新浪』がブランコ・イバンコビッチ監督の動向を伝える。 今月のインドネシア戦に勝ち、なんとかW杯最終予選C組で初勝ち点、1勝3敗とした中国代表。11月はまずアウェイでバーレーンと戦い、次に19日、ホームで日本と対戦する。 中国は、9〜10月の4試合で主力選手にイエローカードが多発。 イバンコビッチ体制で初招集、オーストラリア戦の先制点などで早くも“コア”となったMFシェ・ウェンネン(北京国安)がすでに2枚を受け、バーレーン戦の出場停止が確定している。 現状1枚の“リーチ組”は、もしバーレーン戦に出場して警告を受ければ、日本戦が出場停止に。 インドネシア戦スコアラーのFWベイへラム・アブドゥウェリ(深セン新鵬城)とFWチャン・ユーニン(北京国安)、帰化組FWア・ラン(青島海牛)、中盤の核たるMFリー・ユアンイ(山東泰山)、左SBのリー・レイ(北京国安)ら。また、他2名もイエローカードを頂戴している。 イバンコビッチ監督は自宅のある欧州に戻っておらず、広い国土を行ったり来たりで、中国スーパーリーグとAFCチャンピオンズリーグを視察。関係者いわく、前述の“リーチ組”に代わる新顔の招集を検討しているとのことだ。 一方、指揮官にとっての朗報は、負傷により10月の代表ウィークでほぼ稼働できなかった主将FWウー・レイ(上海海港)が、先発復帰となったACLEの一戦で1G1A。ケガは癒えたようだ。 11月に抜擢される可能性が高い選手としては、10月は初招集止まりで、2試合とも当日ベンチ入りができなかった北京国安のウインガー、元U-23中国代表MFカオ・ヨンジン(27)。 カオ・ヨンジンは19日のリーグ戦で2得点を決め、現地視察したイバンコビッチ監督が確信を持ったと伝えられている。 2024.10.23 19:30 Wed

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