悲願のJ3参入へ…JFLレイラック滋賀はJリーグから新戦力7名、関西1部MVPや元柏ユースFWも補強
2024.01.21 16:50 Sun
日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が精力的な補強に動いた。
昨年11月28日、Jリーグ理事会は滋賀に2024シーズンJ3クラブライセンスを交付。しかし、滋賀はMIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀時代から数えてJFL16年目となった2023シーズン、交付直前の26日に行われた最終節で2位から3位へ転落…入替戦へ進めず、最速でのJ3参入を果たせなかった。
とはいえ「3位」はJFL16年目にして過去最高順位であり、J3ライセンス交付に向けての課題であった本拠地「平和堂HATOスタジアム」の照明はJリーグ基準をクリア。悔しいシーズンではあったが、大きな大きな進歩も遂げた。
2024シーズンに向けては15日からチーム練習がスタート。2023シーズン終了後、6年間にわたって背番号「10」を背負ったMF嘉茂良悟が引退し、22名もの退団が発表されたなか、新加入選手も14名発表されている。
DF平井駿助(21)ら昨年レンタル加入からの完全移籍移行組が14名中4名を占める一方、Jリーグからの新戦力も7名。また、2023シーズンの関西サッカーリーグ1部最優秀選手賞を受賞したMF竜田柊士(25)、柏レイソルユース時代からその名が通る早稲田大学FW奥田陽琉(22)といった興味深い選手も加入した。
◆契約更新選手(登録継続/1月21日現在)
▽年齢・2023シーズンJFL成績
GK伊東倖希(27歳/28試合37失点)
GK池末知史(26歳/0試合0失点)
DF平尾壮(27歳/26試合1得点)
DF井出敬大(22歳/25試合3得点)
DF宮城雅史(33歳/12試合2得点)
DF俣野亜以己(24歳/11試合2得点)
DF山口真司(27歳/0試合0得点)
MF角田駿(27歳/22試合2得点)
MF海口彦太(27歳/27試合2得点)
MF薬真寺孝弥(24歳/3試合0得点) ※1
MF庄司一輝(23歳/1試合0得点)
MF斎藤翔太(27歳/2試合0得点)
MF坂本広大(28歳/8試合0得点)
FW秋山駿(24歳/10試合1得点)
FW榎本大輝(27歳/27試合7得点)
FW大垣勇樹(23歳/21試合5得点) ※2
FW菊島卓(30歳/15試合4得点)
FW松原大芽(23歳/18試合1得点)
※1 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入後は出場なし
※2 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入。加入前の成績を含む
◆新加入選手(1月21日現在)
▽年齢・前所属・移籍形態
DF平井駿助(21歳/横浜FM/期限付き移籍→完全移籍移行)
DF面矢行斗(25歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行)
DF小野寺健也(26歳/栃木SC/完全移籍)
DF前川智敬(24歳/アスルクラロ沼津/完全移籍)
DF大里皇馬(19歳/サガン鳥栖/期限付き移籍)
DF岸本駿朔(23歳/アルビレックス新潟シンガポール/完全移籍)
MF田部井悠(24歳/ザスパクサツ群馬/期限付き移籍→完全移籍移行)
MF竜田柊士(25歳/アルテリーヴォ和歌山/完全移籍)
MF南拓都(21歳/横浜FM/完全移籍)
MF白石智之(30歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍)
MF久保田和音(27歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍)
MF山下雄大(23歳/徳島ヴォルティス/期限付き移籍)
FW五十嵐理人(24歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行)
FW奥田陽琉(22歳/早稲田大学/新規入団)
昨年11月28日、Jリーグ理事会は滋賀に2024シーズンJ3クラブライセンスを交付。しかし、滋賀はMIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀時代から数えてJFL16年目となった2023シーズン、交付直前の26日に行われた最終節で2位から3位へ転落…入替戦へ進めず、最速でのJ3参入を果たせなかった。
とはいえ「3位」はJFL16年目にして過去最高順位であり、J3ライセンス交付に向けての課題であった本拠地「平和堂HATOスタジアム」の照明はJリーグ基準をクリア。悔しいシーズンではあったが、大きな大きな進歩も遂げた。
DF平井駿助(21)ら昨年レンタル加入からの完全移籍移行組が14名中4名を占める一方、Jリーグからの新戦力も7名。また、2023シーズンの関西サッカーリーグ1部最優秀選手賞を受賞したMF竜田柊士(25)、柏レイソルユース時代からその名が通る早稲田大学FW奥田陽琉(22)といった興味深い選手も加入した。
なお、滋賀は2024シーズンJFL第1節で、3月10日(日)にホームで昇格組の栃木シティと対戦する。
◆契約更新選手(登録継続/1月21日現在)
▽年齢・2023シーズンJFL成績
GK伊東倖希(27歳/28試合37失点)
GK池末知史(26歳/0試合0失点)
DF平尾壮(27歳/26試合1得点)
DF井出敬大(22歳/25試合3得点)
DF宮城雅史(33歳/12試合2得点)
DF俣野亜以己(24歳/11試合2得点)
DF山口真司(27歳/0試合0得点)
MF角田駿(27歳/22試合2得点)
MF海口彦太(27歳/27試合2得点)
MF薬真寺孝弥(24歳/3試合0得点) ※1
MF庄司一輝(23歳/1試合0得点)
MF斎藤翔太(27歳/2試合0得点)
MF坂本広大(28歳/8試合0得点)
FW秋山駿(24歳/10試合1得点)
FW榎本大輝(27歳/27試合7得点)
FW大垣勇樹(23歳/21試合5得点) ※2
FW菊島卓(30歳/15試合4得点)
FW松原大芽(23歳/18試合1得点)
※1 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入後は出場なし
※2 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入。加入前の成績を含む
◆新加入選手(1月21日現在)
▽年齢・前所属・移籍形態
DF平井駿助(21歳/横浜FM/期限付き移籍→完全移籍移行)
DF面矢行斗(25歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行)
DF小野寺健也(26歳/栃木SC/完全移籍)
DF前川智敬(24歳/アスルクラロ沼津/完全移籍)
DF大里皇馬(19歳/サガン鳥栖/期限付き移籍)
DF岸本駿朔(23歳/アルビレックス新潟シンガポール/完全移籍)
MF田部井悠(24歳/ザスパクサツ群馬/期限付き移籍→完全移籍移行)
MF竜田柊士(25歳/アルテリーヴォ和歌山/完全移籍)
MF南拓都(21歳/横浜FM/完全移籍)
MF白石智之(30歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍)
MF久保田和音(27歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍)
MF山下雄大(23歳/徳島ヴォルティス/期限付き移籍)
FW五十嵐理人(24歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行)
FW奥田陽琉(22歳/早稲田大学/新規入団)
伊東倖希
平尾壮
井出敬大
宮城雅史
山口真司
海口彦太
斎藤翔太
坂本広大
榎本大輝
大垣勇樹
菊島卓
平井駿助
面矢行斗
小野寺健也
前川智敬
大里皇馬
田部井悠
南拓都
久保田和音
白石智之
山下雄大
五十嵐理人
レイラック滋賀
JFL
伊東倖希の関連記事
レイラック滋賀の関連記事
JFLの関連記事
記事をさがす
|
伊東倖希の人気記事ランキング
1
悲願のJ3参入へ…JFLレイラック滋賀はJリーグから新戦力7名、関西1部MVPや元柏ユースFWも補強
日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が精力的な補強に動いた。 昨年11月28日、Jリーグ理事会は滋賀に2024シーズンJ3クラブライセンスを交付。しかし、滋賀はMIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀時代から数えてJFL16年目となった2023シーズン、交付直前の26日に行われた最終節で2位から3位へ転落…入替戦へ進めず、最速でのJ3参入を果たせなかった。 とはいえ「3位」はJFL16年目にして過去最高順位であり、J3ライセンス交付に向けての課題であった本拠地「平和堂HATOスタジアム」の照明はJリーグ基準をクリア。悔しいシーズンではあったが、大きな大きな進歩も遂げた。 2024シーズンに向けては15日からチーム練習がスタート。2023シーズン終了後、6年間にわたって背番号「10」を背負ったMF嘉茂良悟が引退し、22名もの退団が発表されたなか、新加入選手も14名発表されている。 DF平井駿助(21)ら昨年レンタル加入からの完全移籍移行組が14名中4名を占める一方、Jリーグからの新戦力も7名。また、2023シーズンの関西サッカーリーグ1部最優秀選手賞を受賞したMF竜田柊士(25)、柏レイソルユース時代からその名が通る早稲田大学FW奥田陽琉(22)といった興味深い選手も加入した。 なお、滋賀は2024シーズンJFL第1節で、3月10日(日)にホームで昇格組の栃木シティと対戦する。 ◆契約更新選手(登録継続/1月21日現在) ▽年齢・2023シーズンJFL成績 GK伊東倖希(27歳/28試合37失点) GK池末知史(26歳/0試合0失点) DF平尾壮(27歳/26試合1得点) DF井出敬大(22歳/25試合3得点) DF宮城雅史(33歳/12試合2得点) DF俣野亜以己(24歳/11試合2得点) DF山口真司(27歳/0試合0得点) MF角田駿(27歳/22試合2得点) MF海口彦太(27歳/27試合2得点) MF薬真寺孝弥(24歳/3試合0得点) ※1 MF庄司一輝(23歳/1試合0得点) MF斎藤翔太(27歳/2試合0得点) MF坂本広大(28歳/8試合0得点) FW秋山駿(24歳/10試合1得点) FW榎本大輝(27歳/27試合7得点) FW大垣勇樹(23歳/21試合5得点) ※2 FW菊島卓(30歳/15試合4得点) FW松原大芽(23歳/18試合1得点) ※1 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入後は出場なし ※2 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入。加入前の成績を含む ◆新加入選手(1月21日現在) ▽年齢・前所属・移籍形態 DF平井駿助(21歳/横浜FM/期限付き移籍→完全移籍移行) DF面矢行斗(25歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行) DF小野寺健也(26歳/栃木SC/完全移籍) DF前川智敬(24歳/アスルクラロ沼津/完全移籍) DF大里皇馬(19歳/サガン鳥栖/期限付き移籍) DF岸本駿朔(23歳/アルビレックス新潟シンガポール/完全移籍) MF田部井悠(24歳/ザスパクサツ群馬/期限付き移籍→完全移籍移行) MF竜田柊士(25歳/アルテリーヴォ和歌山/完全移籍) MF南拓都(21歳/横浜FM/完全移籍) MF白石智之(30歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍) MF久保田和音(27歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍) MF山下雄大(23歳/徳島ヴォルティス/期限付き移籍) FW五十嵐理人(24歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行) FW奥田陽琉(22歳/早稲田大学/新規入団) 2024.01.21 16:50 Sunレイラック滋賀の人気記事ランキング
1
徳島MF山下雄大がJFLでの修行から復帰 「J1昇格のために全力で戦います」
徳島ヴォルティスは5日、MF山下雄大(24)の復帰を発表した。 柏レイソルのアカデミーから早稲田大学に進み、2023年に徳島でプロ入りの山下。昨年からJFLのレイラック滋賀FCに期限付き移籍し、11試合に出場した。 徳島復帰にあたり、クラブの公式サイトで決意を新たにしている。 「2025シーズン、徳島ヴォルティスに復帰することになりました。ピッチ上で自分自身を表現して、J1昇格のために全力で戦います。よろしくお願いします!」 2025.01.05 15:05 Sun2
悲願のJ3参入へ…JFLレイラック滋賀はJリーグから新戦力7名、関西1部MVPや元柏ユースFWも補強
日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が精力的な補強に動いた。 昨年11月28日、Jリーグ理事会は滋賀に2024シーズンJ3クラブライセンスを交付。しかし、滋賀はMIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀時代から数えてJFL16年目となった2023シーズン、交付直前の26日に行われた最終節で2位から3位へ転落…入替戦へ進めず、最速でのJ3参入を果たせなかった。 とはいえ「3位」はJFL16年目にして過去最高順位であり、J3ライセンス交付に向けての課題であった本拠地「平和堂HATOスタジアム」の照明はJリーグ基準をクリア。悔しいシーズンではあったが、大きな大きな進歩も遂げた。 2024シーズンに向けては15日からチーム練習がスタート。2023シーズン終了後、6年間にわたって背番号「10」を背負ったMF嘉茂良悟が引退し、22名もの退団が発表されたなか、新加入選手も14名発表されている。 DF平井駿助(21)ら昨年レンタル加入からの完全移籍移行組が14名中4名を占める一方、Jリーグからの新戦力も7名。また、2023シーズンの関西サッカーリーグ1部最優秀選手賞を受賞したMF竜田柊士(25)、柏レイソルユース時代からその名が通る早稲田大学FW奥田陽琉(22)といった興味深い選手も加入した。 なお、滋賀は2024シーズンJFL第1節で、3月10日(日)にホームで昇格組の栃木シティと対戦する。 ◆契約更新選手(登録継続/1月21日現在) ▽年齢・2023シーズンJFL成績 GK伊東倖希(27歳/28試合37失点) GK池末知史(26歳/0試合0失点) DF平尾壮(27歳/26試合1得点) DF井出敬大(22歳/25試合3得点) DF宮城雅史(33歳/12試合2得点) DF俣野亜以己(24歳/11試合2得点) DF山口真司(27歳/0試合0得点) MF角田駿(27歳/22試合2得点) MF海口彦太(27歳/27試合2得点) MF薬真寺孝弥(24歳/3試合0得点) ※1 MF庄司一輝(23歳/1試合0得点) MF斎藤翔太(27歳/2試合0得点) MF坂本広大(28歳/8試合0得点) FW秋山駿(24歳/10試合1得点) FW榎本大輝(27歳/27試合7得点) FW大垣勇樹(23歳/21試合5得点) ※2 FW菊島卓(30歳/15試合4得点) FW松原大芽(23歳/18試合1得点) ※1 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入後は出場なし ※2 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入。加入前の成績を含む ◆新加入選手(1月21日現在) ▽年齢・前所属・移籍形態 DF平井駿助(21歳/横浜FM/期限付き移籍→完全移籍移行) DF面矢行斗(25歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行) DF小野寺健也(26歳/栃木SC/完全移籍) DF前川智敬(24歳/アスルクラロ沼津/完全移籍) DF大里皇馬(19歳/サガン鳥栖/期限付き移籍) DF岸本駿朔(23歳/アルビレックス新潟シンガポール/完全移籍) MF田部井悠(24歳/ザスパクサツ群馬/期限付き移籍→完全移籍移行) MF竜田柊士(25歳/アルテリーヴォ和歌山/完全移籍) MF南拓都(21歳/横浜FM/完全移籍) MF白石智之(30歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍) MF久保田和音(27歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍) MF山下雄大(23歳/徳島ヴォルティス/期限付き移籍) FW五十嵐理人(24歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行) FW奥田陽琉(22歳/早稲田大学/新規入団) 2024.01.21 16:50 Sun3
鳥取がJFLレイラック滋賀からGK寺沢優太を完全移籍で獲得「J2昇格しましょう!!」
ガイナーレ鳥取は5日、JFLのレイラック滋賀FCからGK寺沢優太(31)が完全移籍で加入することを発表した。 寺沢は関東学院大学からドイツのヒラル・ベルクハイムに加入。その後、奈良クラブ、沖縄SV、AC長野パルセイロ、南葛SC、FCティアモ枚方でプレー。2024年途中から滋賀でプレーしていた。 滋賀ではJFLで10試合に出場。長野時代はJ3でプレー機会がなかった。 鳥取は「シュートストップ技術が高く、積極的な守備もできる」とプレーの特長を紹介。寺沢はクラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ガイナーレ鳥取</h3> 「レイラック滋賀から移籍してきました。GKの寺沢優太です。強い意志と覚悟を持ちこのクラブに来ました。ガイナーレ鳥取の目標の為、そして鳥取県の為に全力で闘います。2025シーズン共に闘いJ2昇格しましょう!!」 <h3>◆レイラック滋賀</h3> 「この度、ガイナーレ鳥取へ移籍することになりました。シーズンが始まってから滋賀に移籍し短い間でしたが信じられないぐらい濃い時間を過ごすことができました。それはスポンサー企業の皆様、チームメイト、苦しい時にゴール裏から熱い声援をしてくださったファンサポーターの皆様のおかげです。「滋賀にJリーグを」の大きな夢に向かいピッチで躍動し、チームを勝たせること、そしてオーナーや麗さん(※麗ビューティー皮フ科クリニック 居原田麗院長)。自分が昇格させるんだという一心で、全力で取り組んできました」 「レイラック滋賀と共にJリーグへ昇格するという道半ばでチームを離れることは、簡単な決断ではなかったです。自分の正直な心に従わせていただきました。滋賀で磨いた武器を次の道でも続け、挑戦し続ける姿、成長し続ける姿をみせたいと思います」 「滋賀がJリーグ昇格する事を心から信じています。滋賀のゴールを守れて幸せでした!滋賀が大好きだぜ!!サンキューーーー!!!!」 2025.01.05 17:30 Sun4
J3からYS横浜&岩手、関西1部から飛鳥が参戦…2025シーズンのJFL16チーム一覧
2024シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)からは栃木シティ、高知ユナイテッドSCが明治安田J3リーグへ。ここでは2025シーズンのJFLに参戦する16チームをざっくりまとめる。 ◆Y.S.C.C.横浜【新規入会】 今季J3リーグ19位のYS横浜は、文字通り高知と入れ替わる形でのJFL降格に。2012〜13年のJFLでは6位(17チーム)、12位(18チーム)。2012年入団のDF西山峻太(35)は契約を更新し、チームとともに12年ぶりのJFLへ向かう。 ◆いわてグルージャ盛岡【新規入会】 2022年にJ2の一員だった岩手は、今季J3最下位により、2025年からJFLで戦うことに。かつて東北1部からJ3にジャンプアップした歴史があり、JFLはクラブ史上初の参戦となる。よってクラブは現在、“J3リーグ入会要件”を岩手県内に周知する活動にも尽力している。 ◆FCティアモ枚方【今季3位】 今季の枚方はクラブ史上最高たる3位。二川孝広監督の続投が発表された一方、大黒将志HCは退任し、豪州国籍のベン・カーン氏が後任となった。選手陣では、FC大阪に期限付き移籍していたDFフォファナ・マリックが来季復帰する。 ◆レイラック滋賀【今季4位】 2年連続でJ3ライセンス取得の滋賀は、来季に向けて角田誠監督が契約更新。今季途中からの角田体制でチーム状態も戦績も向上したが、いくつかの取りこぼしがあり、前半戦で圧倒的な貯金を作った高知に届かなかった。来季はクラブ名改称から3年目となる正念場の1年だ。 ◆ヴィアティン三重【今季5位】 県勢初のJリーグへ…今季過去最高の5位となったV三重は来季に向け、高知からDF福田玲央、ソニーから今季9得点のFW山田晋平、青森から今季7得点のFW村上弘有、MF町田蘭次郎を獲得。JFLで一定の実績を持つ即戦力を確保した。 ◆ヴェルスパ大分【今季6位】 今季のV大分は最後まで上位陣に喰らいついた一方、最多得点選手が4ゴールと得点源を固定しきれず、連勝も2度だけと爆発力に欠けた。来季に向けては、JFLのレジェンドたる中村元ヘッドコーチが監督に昇格している。 ◆Honda FC【今季7位】 連覇を逃した盟主Honda。現JFLで7位は過去最低タイであり、年間30試合制での9敗も過去最多に。20日、長年チームを支えたDF三浦誠史&MF富田湧也ら4選手の引退、小林秀多監督や古橋達弥アナリストらの退任が発表されている。Hondaは新たな時代へ向かいそうだ。 ◆ブリオベッカ浦安・市川【今季8位】 都並敏史監督率いる浦安は来季から「浦安市川」に。FW峯勇斗、MF小島樹、DF藤森隆汰など、これまでに主力選手の多くが契約更新。昨オフは主軸のJリーグ“個人昇格”が相次いだが、来季に向けては骨格を維持できそうだ。 ◆沖縄SV【今季9位】 沖縄は今季加入のFW青戸翔が得点王に輝くなどし、JFL2位の52得点。やや安定性に欠ける戦いだったが、最下位に沈んだ昨季を思い出せば、かなりの進歩が見られた1年となった。これまでに青戸の契約更新は発表されていない。 ◆ラインメール青森【今季10位】 今季青森はリーグで2番目に少ない26失点も、爆発力に欠けてドローが14試合…最前線で大奮闘した7得点FW村上もV三重へ移籍した。来季就任の原崎政人監督は「攻撃的サッカーを体現します」と宣言。青森はJ3入りへ舵を切る。 ◆アトレチコ鈴鹿【今季11位】 鈴鹿は来季から、ブランデュー弘前FCで東北1部2連覇の山本富士雄氏が指揮。選手陣ではMF中村健人やMF鈴木翔太らが退団も、ガイナーレ鳥取から今夏レンタル加入したDF坂本敬が完全移籍へ移行…最終ラインの中核が残留し、これは大変大きな“補強”と言える。 ◆FCマルヤス岡崎【今季13位】 実業団マルヤスには楽しみな選手が来季加入。ソニーから加入するFW布方叶夢は今季のJFL新人王で、160cmと小柄ながらも低い重心から切れ味鋭いドリブルを披露する22歳だ。また、同県の東海1部・FC刈谷から加入するMF齋藤雅之、FW鈴木直人は、揃ってJFL初挑戦となる。 ◆クリアソン新宿【今季14位】 今季は深刻な得点力不足でJ3ライセンスを取得しながらも残留争い。それでも守備面はシーズンが深まるにつれて安定した。来季は北嶋秀朗監督が続投。すでに大半の選手が契約を更新しており、スカッドの拡充が運命を左右する。 ◆横河武蔵野FC【今季15位】 Hondaと並ぶJFLの最古参・武蔵野。しかし、今季は最終節に他力で最下位を脱するなど、前例がないほど低迷。来季からは、2012年の天皇杯ベスト16などクラブ史を彩ったレジェンドDF、金守貴紀氏が監督に就任する。 ◆ミネベアミツミFC【今季最下位】 実業団ミネベアは今季何度も後半ATの失点で勝ち点を落とし、最終節も90+1分被弾により土壇場で最下位転落。それでも入替戦は90+2分の劇的弾で1-0と勝利し、JFL残留を掴み取った。終わりよければすべてよしと言うべきだ。 ◆飛鳥FC【新規入会】 来季唯一の昇格組は美濃部直彦監督率いる飛鳥(奈良県)。今季関西1部初優勝から地域CL初出場、そして地域CL初優勝と、勢いそのままにJFLまで駆け上がった。関西1部、関西1部リーグカップ、地域CL…今季は3冠を達成した。 2024.12.21 18:00 Sat5