「PKが決まっていれば勝ち点9」苦戦続くサウジアラビア、マンチーニ監督はクラブで出番のないFW陣に苦言「要求されたレベルに達していない」
2024.10.16 18:35 Wed
サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督が、バーレーン代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。
解任の話も浮上しており、去就も注目を集める中、バーレーン戦後にマンチーニ監督がコメント。決定力があれば、日本戦以外は勝利できていたと語った。
「今日は勝利に値したが、多くのチャンスを逃し、PKも失敗した。しかし全体的には勝利に値した」
4試合で3ゴール4失点という成績のサウジアラビア。特に攻撃陣は力強さはなく、高井パフォーマンスを出せているとは言い難い。その理由の1つは、所属クラブで出番がないこと。ヨーロッパのビッグネームが加入したことで、サウジアラビア代表選手は出場機会が激減。マンチーニ監督は問題の1つであると指摘した。
「攻撃面では、我々は要求されたレベルに達していない。状況を改善するためにストライカー全員を起用したが、運がなかった。これは今の問題ではなく、過去から現在まで続いていることだ」
「今年、若い選手がたくさんいたが、残念ながらそのうちの何人かは所属クラブでプレーしていない。チームとしては成長したが、攻撃陣のアブドゥラー・ラディフ、ファラス・アル・ブライカン、サレム・アル・ドサリ、サレー・アル・シェフリにはさらなる努力が必要だ」
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2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っているサウジアラビア。日本代表と同じグループCに入っている中、10月にはその日本とバーレーン代表と対戦した。ホームでの日本戦は、勝利すれば首位に浮上する状況だったが、結果は0-2で敗戦。ホームで初めて日本に負けるという屈辱を味わうと、15日に行われたバーレーン戦では0-0のゴールレスドロー。10月は勝利できずに終わってしまった。「今日は勝利に値したが、多くのチャンスを逃し、PKも失敗した。しかし全体的には勝利に値した」
「インドネシア戦や今日の試合でもPKを決めていれば、9ポイントは取れていただろう。全力を尽くし、攻撃陣を全員投入したが、成功しなかった」
4試合で3ゴール4失点という成績のサウジアラビア。特に攻撃陣は力強さはなく、高井パフォーマンスを出せているとは言い難い。その理由の1つは、所属クラブで出番がないこと。ヨーロッパのビッグネームが加入したことで、サウジアラビア代表選手は出場機会が激減。マンチーニ監督は問題の1つであると指摘した。
「攻撃面では、我々は要求されたレベルに達していない。状況を改善するためにストライカー全員を起用したが、運がなかった。これは今の問題ではなく、過去から現在まで続いていることだ」
「今年、若い選手がたくさんいたが、残念ながらそのうちの何人かは所属クラブでプレーしていない。チームとしては成長したが、攻撃陣のアブドゥラー・ラディフ、ファラス・アル・ブライカン、サレム・アル・ドサリ、サレー・アル・シェフリにはさらなる努力が必要だ」
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日本代表は10日、アウェイで行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第3節のサウジアラビア代表戦に臨み、1-0で前半を終えた。 中国代表、バーレーン代表と曲者相手に2試合連続の圧勝を飾ってグループ首位を快走する日本。3連勝を目指した今節は3戦3敗と鬼門となるサウジアラビアとのアウェイゲームに臨んだ。森保一監督は直近のバーレーン戦と全く同じスタメンを採用し、両ウイングバックに堂安律と三笘薫、前線は上田綺世を最前線に置き南野拓実、鎌田大地を2シャドーに配した。 完全アウェイの雰囲気でスタートした一戦。[4-3-3]の布陣で臨みアグレッシブな姿勢を打ち出したサウジアラビアに対して、入りは日本の右サイドを突かれて守勢を強いられた日本。9分にはカットインからサレム・アル・ドサリに鋭いシュートを打たれるが、ここはGK鈴木彩艶が冷静にキャッチする。 立ち上がりの守勢を凌いだ日本は、低い位置でボールを動かしながら攻め手を窺う。すると、見事な崩しからファーストチャンスをモノにする。 14分、相手陣内ボックス手前右でボールを持った堂安がボックス左で浮いた三笘へ絶妙なクロスを供給。背番号7がハーフバウンドのボールをワンタッチで折り返すと、ボックス内に侵入していた守田英正が頭でゴール前のスペースに落としたボールを上田との入れ替わりで飛び込んだ鎌田が左足ワンタッチで流し込んだ。 鬼門の地で幸先よくゴールを挙げた日本は、直後にも高い位置でボールを奪い切った上田が枠のわずか左に外れるミドルシュートで追加点に迫る。 以降はサウジアラビアもボール保持率を高めてイーブンな状況が続く。前半半ば過ぎには相手のカウンターを受け、ボックス内でサレム・アル・ドサリ、ヤヒヤに連続でシュートを許すが、ここはゴール前に集結した守備陣が水も漏らさぬシュートブロックで撥ね返す。 前半半ばから終盤にかけてはセットした守備で危なげなく相手の攻撃を撥ね返した一方、攻撃では後ろ重心の状態から効果的にボールを前進できず。耐える状況が続く。前半終了間際の41分にはサレム・アル・ドサリにボックス付近まで突破を許し、ヤヒヤが潰れたこぼれをアブドゥルハミドに強烈な右足シュートで枠に飛ばされるが、ここはGK鈴木が圧巻の反射神経によって右手ではじき出して事なきを得た。 その後、前半アディショナルタイムの上田の鋭い左足反転シュートは相手GKの好守に阻まれて追加点を逃すも、1点リードで試合を折り返した。 サウジアラビア代表 0-1 日本代表 【日本】 鎌田大地(前14) <span class="paragraph-title">【動画】両WBの揺さぶり起点に鎌田大地が先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7CsBLz5aZHQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.11 03:51 Fri3
アジア王者カタールがイランに惨敗でグループ4位に…韓国は連勝でグループ首位、サウジはバーレーンとドローで混戦に【2026年W杯アジア最終予選】
15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節が行われた。 予選3連勝だった日本代表は、ホームにオーストラリア代表を迎えての一戦。勝利すれば大きなリードを手にするところだったが、攻めこんでいながらもゴールが遠い。 すると後半、相手のクロスからオウンゴールで最終予選初失点。その後も苦戦したが、日本も中村敬斗の仕掛けがオウンゴールに繋がり、1-1のドロー。勝利を逃したが、敗戦は免れた。 なお、同グループでは、中国代表がホームにインドネシア代表を迎えて2-1で勝利し、最終予選初勝利。また、日本に第3節で敗れたサウジアラビア代表は、バーレーン代表相手に1-1のドローに終わった。 これにより日本が勝ち点10で首位。勝ち点5でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンが並んでおり、インドネシアと中国が勝ち点3で並ぶという状況になっている。 グループAではアジア王者のカタール代表がイラン代表に4-1で惨敗。アルモエズ・アリが17分に先制ゴールを奪うも、サルダール・アズムンが2ゴールを決めイランが逆転。後半にはモハマド・モヘビも2ゴールを奪いイランが勝利した。なお、UAE代表はウズベキスタン代表に1-0、北朝鮮代表はキルギス代表に1-0でそれぞれ敗れていた。 無敗を守ったイランとウズベキスタンが勝ち点10で並び、3位以下はUAEとカタールの勝ち点4、キルギスの勝ち点3、北朝鮮の勝ち点2と続いている。上位2カ国が抜け出ており、11月の結果次第ではW杯出場がほぼ確定することとなる。 グループBでは、ヨルダン代表がオマーン代表に4-0、パレスチナ代表がクウェート代表と2-2のドロー、韓国代表がイラク代表に3-2で勝利を収めた。 韓国は10月シリーズで連勝を収め、勝ち点10で首位。2位にはヨルダン、イラクが勝ち点7で並び、オマーン、クウェートが勝ち点3、パレスチナが勝ち点2となっている。 ◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第4節 ■グループA イラン代表 4-1 カタール代表 【イラン】 サルダール・アズムン(前42、後3) モハマド・モヘビ(後20、後53) 【カタール】 アルモエズ・アリ(前17) ウズベキスタン代表 1-0 UAE代表 【ウズベキスタン】 オタベク・シュクロフ(後31) キルギス代表 1-0 北朝鮮代表 【キルギス】 クリスティヤン・ブラウズマン(前11) ■グループB ヨルダン代表 4-0 オマーン代表 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前26、後9) アリ・オルワン(後4、後42) パレスチナ代表 2-2 クウェート代表 【パレスチナ】 ウェッサム・アブ・アリー(前41) ゼイド・クンバル(後48) 【クウェート】 ユセフ・ナセル・アル・スライマン(前31、後35) 韓国代表 3-2 イラク代表 【韓国】 オ・セフン(前41) オ・ヒョンギュ(後29) イ・ジェソン(後38) 【イラク】 アイメン・フセイン(後5) イブラヒム・バイェッシュ(後50) ■グループC 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 オウンゴール(後31) 【オーストラリア】 オウンゴール(後13) 中国代表 2-1 インドネシア代表 【中国】 ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21) チャン・ユーニン(前44) 【インドネシア】 トム・ハイェ(後41) サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表 <span class="paragraph-title">【動画】韓国代表がイラク代表相手に快勝で、10月連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K9nNTa4NTfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 14:35 Wed4
ホーム連戦で勝ち点「1」のマンチーニ監督が会長と緊急会談…ファンとも一触即発、識者は現状に「選手とのコミュニケーションがほとんど失われている」と指摘
サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督の立場はさらに厳しいものとなってしまったようだ。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っているサウジアラビア。日本代表と同じグループCに入っている中、10月にはその日本とバーレーン代表と対戦した。 ホームでの日本戦は、勝利すれば首位に浮上する状況だったが、結果は0-2で敗戦。ホームで初めて日本に負けるという屈辱を味わうと、15日に行われたバーレーン戦では0-0のゴールレスドロー。10月は勝利できずに終わってしまった。 ビッグネームをこぞって集めているサウジ・プロ・リーグの影響もあり、代表選手が日頃プレーできないという難しさもありながら、マンチーニ監督には強い批判の目が向けられていた中、バーレーン戦終了後にはスタンドのファンと一色触発の状態になったことも話題に。動画がXで拡散されると、解任に向けた動きがより強まっている。 サウジアラビア『RT Arabic』によれば、解任の声が高まったことを受け、バーレーン戦後にマンチーニ監督とサウジアラビアサッカー連盟(SAFF)のヤセル・アル・ミセハル会長が緊急会談を行ったとのこと。辞任の可能性について話し合ったというが、その内容は現時点では明かされていないようだ。 また、サウジアラビア『Okaz Sport』では、指導者でもあるヤヒヤ・ジャベル氏が現状について解説。バーレーン戦について「結果は残念だった」と語り、「強さ、プレッシャー、スピード、シュート、サポートが欠如した試合で、両チームが力を入れずにプレーし、徒歩でボールをパスしているのを見た」と、結果だけでなく内容にも乏しい一戦だったと振り返った。 さらに、「代表チームは運営上、技術上の問題に苦しんでいると感じる。監督と選手の間のコミュニケーションがほとんど失われており、監督の近い将来の辞任や解任の可能性も否定できない」とし、チームとして成立していない状況を鑑みて、マンチーニ監督の退任が起こり得ると語った。 40億円とも言われている年俸に対し、結果が伴っていないマンチーニ監督。11月にはオーストラリア代表とインドネシア代表との試合が控えているが、この1カ月で監督交代はあるのか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】ホームでドローに終わりファンと一触即発のマンチーニ監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ar" dir="rtl"><a href="https://twitter.com/Rabanalsafena/status/1846299720437616919?ref_src=twsrc%5Etfw">October 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.16 15:15 Wed5