【CLリーグフェーズ第2節プレビュー①】アーセナルvsPSG、レバークーゼンvsミランの注目カード開催
2024.10.01 18:00 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節が1日と2日に行われる。ここでは第2節1日目の1日に開催されるカードの展望を紹介していく。
◆リーグフェーズ第2節①
▽10/1(火)
《25:45》
ザルツブルク vs ブレスト
シュツットガルト vs スパルタ・プラハ
《28:00》
アーセナル vs パリ・サンジェルマン
レバークーゼン vs ミラン
ドルトムント vs セルティック
バルセロナ vs ヤング・ボーイズ
インテル vs ツルヴェナ・ズヴェズダ
PSV vs スポルティングCP
スロバン・ブラチスラヴァ vs マンチェスター・シティ
◆アーセナル初勝利か、PSG連勝か
今節最注目カード。初戦のアタランタ戦ではインテンシティの高い一戦となったなか、守護神ラヤのPKストップで敵地から勝ち点1を持ち帰ったアーセナル。直近のプレミアリーグではレスター・シティ相手に2点を追いつかれる展開とされながらも4-2で勝ち切った。主将MFウーデゴールを欠くなか、レギュラーを争うFWトロサールとFWマルティネッリが同時起用されて共にレスター戦ではゴールと結果が出ているが、PSG戦でもライバル関係の二人がアベック弾となるか。
一方、初戦のジローナ戦では終始苦戦するも相手GKのミスで終盤に決勝点を挙げ、1-0で辛勝したPSG。CL初出場チーム相手に手こずったが、直近のスタッド・レンヌ戦ではFWバルコラの全3ゴールに絡む活躍で快勝とした。こちらはジローナ戦でMFアセンシオを負傷で失ったが、レンヌ戦では代役のMFイ・ガンインが最前線でプレーして1ゴールと結果を出した。リーグ戦での勝利も取り戻して良好なチーム状態を維持するなか、CL連勝スタートを切れるか。
◆レバークーゼン連勝か、ミラン初勝利か
アーセナルvsPSGに次ぐ今節の注目カード。初戦のフェイエノールト戦では試合巧者ぶりを発揮して敵地で4発快勝としたレバークーゼン。直近のバイエルン戦でも守勢の展開ながら1-1の引き分けに持ち込む狡猾さを見せた。試合状況を見ながら戦術を変えられる変幻自在さも併せ持つドイツ王者が攻撃的な姿勢を貫くミランを下してCL連勝スタートを切るか。
◆ドルトムントに挑む古橋&前田のアベック弾連発に期待
初戦のスロバン・ブラチスラヴァ戦ではFW古橋亨梧とFW前田大然にアベック弾が生まれて5発圧勝としたセルティック。同じく先発したMF旗手怜央も前田のゴールをアシストと、日本人3選手が躍動した。チーム力でスロバン・ブラチスラヴァを上回るドルトムント相手にも日本人3選手の躍動は見られるか。
対するドルトムントは初戦のクラブ・ブルージュ戦を途中出場MFバイノー=ギテンスの2発で白星スタートとした。そして直近のボーフム戦では2点差をひっくり返しての勝利と、シュツットガルト戦大敗を払拭する白星とした。CL連勝として次節レアル・マドリー戦に向かいたいところ。
◆初勝利目指すシティ、インテル、バルセロナ
一昨季の決勝カード、インテル相手にホームでゴールレスドローに終わったマンチェスター・シティは、スロバン・ブラチスラヴァとのアウェイ戦。インテル戦では見応えのある試合を演じたなか、続くアーセナル戦でチームの心臓であるMFロドリを失った。今季絶望の重傷を負ってしまったなか、直近のニューカッスル戦では勝ちきれずドローと流れが良くないが、格下のスロバン・ブラチスラヴァには必勝としたい。
そのシティ相手に好機も幾つか生み出してのドローとしたインテルは、ツルヴェナ・ズヴェズダと対戦。ミラノ・ダービーに敗れて心配されたが、直近のウディネーゼ戦では主砲ラウタロに待望の今季初ゴールが生まれてバウンスバックとした。こちらも格下のツルヴェナ・ズヴェズダには必勝として初勝利としたい。
ラ・リーガでは開幕7連勝と最高のスタートを切ったバルセロナだが、CL初戦では敵地でのモナコ戦を退場者を出して黒星スタートとなった。そして直近のラ・リーガではFWヤマルを温存してオサスナに敗戦と連勝も止まってしまったが、ヤング・ボーイズ相手にバウンスバックの快勝となるか。
MF守田英正が先発した初戦のリール戦は2-0の勝利を飾ったスポルティングCP。守田はイエローカードを貰っていたために前半のみの出場となったが、直近の試合では先発に復帰しておりスタメンが期待される。ユベントスに3失点力負けのPSV相手に連勝発進となるか。
そして初戦のレアル・マドリー戦でCLデビューを飾ったDFチェイス・アンリのシュツットガルトはスパルタ・プラハ戦を、MF川村拓夢が負傷欠場のザルツブルクはブレストと対戦する。
◆リーグフェーズ第2節 日程
▽10/2(水)
《25:45》
シャフタール vs アタランタ
ジローナ vs フェイエノールト
《28:00》
アストン・ビラ vs バイエルン
ディナモ・ザグレブ vs モナコ
リバプール vs ボローニャ
リール vs レアル・マドリー
ライプツィヒ vs ユベントス
シュトゥルム・グラーツ vs クラブ・ブルージュ
ベンフィカ vs アトレティコ・マドリー
2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。
◆リーグフェーズ第2節①
▽10/1(火)
《25:45》
ザルツブルク vs ブレスト
シュツットガルト vs スパルタ・プラハ
《28:00》
アーセナル vs パリ・サンジェルマン
レバークーゼン vs ミラン
ドルトムント vs セルティック
バルセロナ vs ヤング・ボーイズ
インテル vs ツルヴェナ・ズヴェズダ
PSV vs スポルティングCP
スロバン・ブラチスラヴァ vs マンチェスター・シティ
◆アーセナル初勝利か、PSG連勝か
Getty Images
今節最注目カード。初戦のアタランタ戦ではインテンシティの高い一戦となったなか、守護神ラヤのPKストップで敵地から勝ち点1を持ち帰ったアーセナル。直近のプレミアリーグではレスター・シティ相手に2点を追いつかれる展開とされながらも4-2で勝ち切った。主将MFウーデゴールを欠くなか、レギュラーを争うFWトロサールとFWマルティネッリが同時起用されて共にレスター戦ではゴールと結果が出ているが、PSG戦でもライバル関係の二人がアベック弾となるか。
◆レバークーゼン連勝か、ミラン初勝利か
Getty Images
アーセナルvsPSGに次ぐ今節の注目カード。初戦のフェイエノールト戦では試合巧者ぶりを発揮して敵地で4発快勝としたレバークーゼン。直近のバイエルン戦でも守勢の展開ながら1-1の引き分けに持ち込む狡猾さを見せた。試合状況を見ながら戦術を変えられる変幻自在さも併せ持つドイツ王者が攻撃的な姿勢を貫くミランを下してCL連勝スタートを切るか。
対するミランはダービーでの勝利でフォンセカ監督の首がつながると、直近のレッチェ戦では前半終盤の3発で快勝。勢いに乗り始めているなか、レバークーゼンも叩いてこの勢いが本物であることを示せるか。打ち合いを挑んで好結果を得られれば今後が楽しみになってくる。
◆ドルトムントに挑む古橋&前田のアベック弾連発に期待
Getty Images
初戦のスロバン・ブラチスラヴァ戦ではFW古橋亨梧とFW前田大然にアベック弾が生まれて5発圧勝としたセルティック。同じく先発したMF旗手怜央も前田のゴールをアシストと、日本人3選手が躍動した。チーム力でスロバン・ブラチスラヴァを上回るドルトムント相手にも日本人3選手の躍動は見られるか。
対するドルトムントは初戦のクラブ・ブルージュ戦を途中出場MFバイノー=ギテンスの2発で白星スタートとした。そして直近のボーフム戦では2点差をひっくり返しての勝利と、シュツットガルト戦大敗を払拭する白星とした。CL連勝として次節レアル・マドリー戦に向かいたいところ。
◆初勝利目指すシティ、インテル、バルセロナ
一昨季の決勝カード、インテル相手にホームでゴールレスドローに終わったマンチェスター・シティは、スロバン・ブラチスラヴァとのアウェイ戦。インテル戦では見応えのある試合を演じたなか、続くアーセナル戦でチームの心臓であるMFロドリを失った。今季絶望の重傷を負ってしまったなか、直近のニューカッスル戦では勝ちきれずドローと流れが良くないが、格下のスロバン・ブラチスラヴァには必勝としたい。
そのシティ相手に好機も幾つか生み出してのドローとしたインテルは、ツルヴェナ・ズヴェズダと対戦。ミラノ・ダービーに敗れて心配されたが、直近のウディネーゼ戦では主砲ラウタロに待望の今季初ゴールが生まれてバウンスバックとした。こちらも格下のツルヴェナ・ズヴェズダには必勝として初勝利としたい。
ラ・リーガでは開幕7連勝と最高のスタートを切ったバルセロナだが、CL初戦では敵地でのモナコ戦を退場者を出して黒星スタートとなった。そして直近のラ・リーガではFWヤマルを温存してオサスナに敗戦と連勝も止まってしまったが、ヤング・ボーイズ相手にバウンスバックの快勝となるか。
MF守田英正が先発した初戦のリール戦は2-0の勝利を飾ったスポルティングCP。守田はイエローカードを貰っていたために前半のみの出場となったが、直近の試合では先発に復帰しておりスタメンが期待される。ユベントスに3失点力負けのPSV相手に連勝発進となるか。
そして初戦のレアル・マドリー戦でCLデビューを飾ったDFチェイス・アンリのシュツットガルトはスパルタ・プラハ戦を、MF川村拓夢が負傷欠場のザルツブルクはブレストと対戦する。
◆リーグフェーズ第2節 日程
▽10/2(水)
《25:45》
シャフタール vs アタランタ
ジローナ vs フェイエノールト
《28:00》
アストン・ビラ vs バイエルン
ディナモ・ザグレブ vs モナコ
リバプール vs ボローニャ
リール vs レアル・マドリー
ライプツィヒ vs ユベントス
シュトゥルム・グラーツ vs クラブ・ブルージュ
ベンフィカ vs アトレティコ・マドリー
2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。
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セルティックは4日、アウェイで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第15節でアバディーンと対戦し、1-0で勝利した。 前節、ロス・カウンティに5-0で快勝してリーグ5連勝を達成した首位のセルティック。6連勝を狙ったアウェイゲームでは4ポイント差で2位に位置するアバディーンとの頂上決戦に臨んだ。この重要な一戦ではFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の3選手がいずれもスタメンで起用された。 開始直後の古橋とGKの交錯プレーをきっかけに序盤から球際のプレーで両チーム、ホームサポーターがヒートアップするなどエモーショナルな攻防が繰り広げられていく。 アウェイのセルティックは普段通りにボールの主導権を握るが、相手の強度の高い守備に苦戦。なかなかフィニッシュまで持ち込めない。逆に、相手のシンプルなロングカウンターに晒され、幾度か際どいシュートシーンを作られる。 前半終盤にかけては旗手がボールを引き出しながら左サイドで背後を狙う前田を起点に幾つか崩しの形を作り出したセルティックだったが、得意のセットプレーも不発に終わって前半をゴールレスで終えた。 開始直後には旗手がミドルシュートを放つなど、攻撃の姿勢を強めるセルティック。前半に比べて攻撃がよりスムーズになったが、最後のところで仕留め切れない。66分には古橋がベンチに下がり、イダーやマッコーワンが投入される。 その後、波状攻撃から旗手らにチャンスがありながらも相手の好守に阻まれると、76分には前田もフォレストとの交代でピッチを後に。 そんななか、唯一ピッチに残った旗手が圧巻のゴールでチームを救う。78分、テイラーからの浮き球パスに反応した旗手がボックス右に抜け出して見事な胸トラップからの左足ボレーシュートをゴール左隅に突き刺し、リーグ6戦ぶりとなる今季4点目とした。 その後、殊勲の先制点を挙げた旗手も試合終盤にお役御免となったフープスは最後まで集中した守備で相手に反撃を許さす。敵地での頂上決戦を制してリーグ戦6連勝を達成した。 アバディーン 0-1 セルティック 【セルティック】 旗手怜央(後33) <span class="paragraph-title">【動画】旗手が圧巻胸トラから左足ボレー弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>セルティック・旗手怜央<br>試合の均衡を破る貴重な先制点!<br>\<br> <br>スコティッシュ・プレミアシップ第15節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%90%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アバディーン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#セルティック</a><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/ABECEL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABECEL</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%97%E6%89%8B%E6%80%9C%E5%A4%AE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#旗手怜央</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#スコティッシュプレミアシップ</a> 見るならSPOTVNOW! <a href="https://t.co/3osuPv1btN">pic.twitter.com/3osuPv1btN</a></p>— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) <a href="https://twitter.com/SPOTVNOW_JP/status/1864428163922841778?ref_src=twsrc%5Etfw">December 4, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.05 07:19 Thu5
【CLリーグフェーズ第6節プレビュー①】崖っぷちマドリー、絶好調アタランタと再戦
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が10日と11日に行われる。ここでは第6節1日目の10日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第6節① ▽12/10(火) 《26:45》 ジローナ vs リバプール ディナモ・ザグレブ vs セルティック 《29:00》 アタランタ vs レアル・マドリー レバークーゼン vs インテル クラブ・ブルージュ vs スポルティングCP ザルツブルク vs パリ・サンジェルマン シャフタール・ドネツク vs バイエルン ライプツィヒ vs アストン・ビラ ブレスト vs PSV ◆UEFAスーパーカップの再戦 第6節1日目の最注目試合。前節リバプールに敗れ、ラウンド16プレーオフに進出できるぎりぎりの24位に後退したレアル・マドリー(勝ち点6)は、今季のUEFAスーパーカップで対戦した昨季ヨーロッパリーグ王者の5位アタランタ(勝ち点11)とアウェイで対戦する。 マドリーは前節リバプール戦、FWムバッペのPK失敗もあった中、お得意様としていたリバプールに0-2で力負け。ラ・リーガでも同じくお得意様としていたアスレティック・ビルバオに敗れるなど、FWヴィニシウス不在が響いた格好だった。ただ、直近のジローナ戦ではチーム不調の槍玉に挙げられることの多いムバッペのゴールに加え、頼れるMFベリンガムのリーグ戦5試合連発弾などで快勝。良いムードでアタランタ戦に臨めることになった。ここを落とすようだといよいよプレーオフ進出すら厳しくなる様相の昨季CL王者だが、乗り切ることはできるか。 対するアタランタは前節ヤング・ボーイズ戦を6発圧勝として5位に浮上。セリエAでも絶好調で怒涛の9連勝を飾っている。対戦相手もミランやローマ、ナポリと強敵をなぎ倒しての結果で、手が付けられないチーム状態となっている。セリエAで12ゴールを挙げて得点ランクトップを走るFWレテギ、8ゴールを挙げているFWルックマンの強烈2トップがマドリーを更なる窮地に追い込み、UEFAスーパーカップのリベンジを果たせるか。 ◆無失点インテル、ヴィルツ擁するレバークーゼンと激突 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241208_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 続く注目試合は6位レバークーゼン(勝ち点10)vs2位インテル(勝ち点13)の上位対決。レバークーゼンは前節ザルツブルク戦を5発圧勝としてリバプール戦完敗を払拭、3勝目を挙げた。その後のブンデスリーガでは格下をしっかりと下し、DFBポカールではバイエルンを敗退に追いやった。公式戦5連勝と上向きのチーム状態の中、攻守に隙のないインテル相手にも自慢の攻撃力が炸裂するかに注目だ。 対するインテルは前節ライプツィヒ戦をウノゼロ勝利。これで5試合連続無失点と鉄壁を誇っている。公式戦13戦負けなしでセリエAでも安定した戦いを続ける中、直近のパルマ戦ではGK鈴木彩艶から3ゴールを奪って快勝とした。FWラウタロの調子がいまいち上がってこない点は気がかりだが、それを補って余りある相棒FWテュラムの貢献が光る中、強力攻撃陣擁するレバークーゼンをも封殺することはできるか。 ◆5連勝のリバプールはジローナと対戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241208_5_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前節、宿敵レアル・マドリーを退けて5連勝とした首位リバプール(勝ち点15)はラウンド16プレーオフ進出条件の24位以上が確定。そのリバプールは30位ジローナ(勝ち点3)と対戦。直近のエバートンとのマージーサイド・ダービーが悪天候により延期となってフレッシュな状態の中、プレーオフ進出を目指すジローナとのアウェイ戦で6連勝とし、8位以上を確定させてラウンド16一番乗りとなるか。ここまで出番が限られているMF遠藤航の出場にも期待だ。 ◆プレーオフ進出へ負けられない日本人所属クラブ対決 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241208_5_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ここまで健闘している20位セルティック(勝ち点8)と23位ディナモ・ザグレブ(勝ち点7)による日本人所属クラブ対決も注目だ。残念ながら足首のじん帯を損傷したとの報道があるザグレブDF荻原拓也は欠場見込みだが、セルティックを牽引する3選手の活躍に期待が高まる。前節クラブ・ブルージュ戦ではFW前田大然が同点弾を挙げて勝ち点1をもたらした。早くも今季のCLで3ゴール目を挙げた前田の活躍はもちろん、FW古橋亨梧、MF旗手怜央の活躍にも引き続き期待したい。 ◆アモリム退団スポルティング、立て直せるか MF守田英正の10位スポルティング(勝ち点10)は22位クラブ・ブルージュ(勝ち点7)と対戦。スポルティングは前節アーセナル戦を5失点大敗に終わった。これでアモリム監督退団後は公式戦3連敗と偉大な指揮官を失った影響を大きく受けているが、踏み止まれるか。 ◆明暗分かれたバイエルンとPSGの動向は そして前節パリ・サンジェルマンを撃破して13位に浮上したバイエルン(勝ち点9)は26位シャフタール(勝ち点4)と対戦。ポカール敗退で早くもタイトルを一つ失ったバイエルンだが、ブンデスリーガでは無敗を維持して首位を快走中。FWケインが引き続き欠場見込みで守護神ノイアーが年内絶望となってしまったが、トップ8入りへ必勝が求められる一戦だ。 一方、バイエルンに敗れて敗退が迫る25位PSG(勝ち点4)は、MF川村拓夢の32位ザルツブルク(勝ち点3)と対戦。プレーオフに進出できる24位以内を目指す中、ザルツブルク戦を制して次節のマンチェスター・シティ戦に向かえるか。 その他、トップ8入りを目指せる好位置に付ける9位アストン・ビラ(勝ち点10)は34位ライプツィヒ(勝ち点0)と、11位ブレスト(勝ち点10)は18位PSV(勝ち点8)と対戦する。 ◆リーグフェーズ第6節 日程 ▽12/11(水) 《26:45》 アトレティコ・マドリー vs スロバン・ブラチスラヴァ リール vs シュトゥルム・グラーツ 《29:00》 ミラン vs ツルヴェナ・ズヴェズダ アーセナル vs モナコ ドルトムント vs バルセロナ フェイエノールト vs スパルタ・プラハ ユベントス vs マンチェスター・シティ ベンフィカ vs ボローニャ シュツットガルト vs ヤング・ボーイズ 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 2024.12.10 18:00 Tueアーセナルの人気記事ランキング
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セットプレーの威力増すアーセナル、ガブリエウが戦列復帰
アーセナルのブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスが14日に行われるプレミアリーグ第16節エバートン戦で復帰するようだ。 ガブリエウは11月30日のプレミアリーグ第13節ウェストハム戦で左ハムストリングを負傷、前半で交代していた。その後、公式戦4試合を欠場していたが、アルテタ監督は「ガブリエウが13日の練習に合流した」とエバートン戦帯同を示唆した。 一方でDFリッカルド・カラフィオーリについては「医療部門が設定したリハビリ期間を尊重している。毎日、状態はチェックしている」と復帰はもう少し先になることを明かした。 セットプレーから貴重なゴールを挙げているここ最近のアーセナル。負傷前、公式戦2戦連発でゴールを挙げていたガブリエウの復帰で更にセットプレーの威力が増すことになりそうだ。 2024.12.14 12:30 Sat2
【プレミアリーグ第16節プレビュー】不振脱却のきっかけ探るマンチェスター・ダービー! 三笘vs鎌田の日本人対決も
先週末に行われた第15節ではマージーサイド・ダービー延期で首位リバプールが一休みとなったなか、チェルシーとアーセナルのロンドン勢が暫定ながら勝ち点差を縮めた。一方、マンチェスター・シティは下位相手のドローと復調の気配は遠い。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りとなり、ここから年末年始の過酷な国内の戦いに集中できる環境に。そんななか、今節は4位のシティと13位のユナイテッドによる、マンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームを2-2のドローで終えた。2度のビハインドを追いついたが、後半終盤のDFリコ・ルイスの退場も響いてリーグ連勝を逃した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントスに0-2の完敗。滑り出し上々だった欧州の戦いでも22位転落と絶不調だ。不振の序盤はキャリア初めての逆境に前向きな姿勢も示してきたグアルディオラ監督だが、ここにきてネガティブなコメントも目立っており、ここがクラブとしての正念場だ。ダービーへポジティブな要素は少ないが、ホームで赤い悪魔を叩いて不振脱却のきっかけにしたい。 対するユナイテッドは前節、ホームでノッティンガム・フォレストに2-3のスコアで敗戦。アモリム体制で初のリーグ連敗となった。アーセナル戦に続きセットプレーでの失点に、攻守両面で新体制移行の戦術的な部分での齟齬も見受けられ、前途多難な印象は拭えない。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニ相手に苦戦を強いられたものの、FWホイルンドの2ゴールの活躍で劇的な2-1の逆転勝利。ELではトップ8圏内の浮上しており、対戦相手に比べてわずかながらポジティブな材料を得た。ただ、絶不調の王者相手にリーグ3連敗を喫することになれば、その手応えを失うだけになんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 また、今節はMF三笘薫とMF鎌田大地による日本人対決にも注目が集まるところだ。 7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは前節、ファン・ニステルローイ率いる新生レスター・シティとアウェイで対戦。2点リードで後半終盤を迎えたが、FWヴァーディの1ゴール1アシストの活躍によって土壇場で追いつかれて痛恨のドローに。以前からゲームクローズに問題を抱えていたなか、この試合では三笘に代えてクローザー役として投入したDFイゴールの軽率なボールロストが相手の同点ゴールに繋がっており、よりショックが残る形となった。4試合ぶりの勝利を目指す一戦ではその課題克服とともに、個人としては決定力の部分で問題を抱える三笘に決定的な仕事を求めたい。 一方、残留圏内ギリギリの17位に位置するパレスは前述のシティ戦を粘り強い戦いでドローに持ち込み、直近は1勝3分けの4戦無敗としぶとく勝ち点を積み上げている。ただ、3試合のサスペンション明けとなった鎌田は試合展開の影響もあり、シティ戦では出番なし。引き続きベンチスタートが濃厚な一戦ではポジション奪取に繋がる仕事を見せたい。 2試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う首位のリバプールは10位のフルアムとのホームゲームに臨む。悪天候の影響でダービー延期と良い流れに水をさされたが、直近のCLではジローナに苦戦しながらも、FWサラーのPKによるゴールを守り抜いて1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させた。対戦相手は直近の3試合でトッテナム、ブライトン、アーセナルに1勝2分けと結果を残している侮れない相手ではあるが、ホームで普段通りの戦いができれば、勝ち点3を積み上げる可能性は高い。 公式戦6連勝とリバプールと並んで最も好調なチームとなる2位のチェルシーは、9位のブレントフォードとのホームゲームに臨む。前節のトッテナム戦はDFククレジャの2度のスリップで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、MFパーマーの2つのPKや好調のMFエンソ・フェルナンデスのゴールなどで鮮やかに逆転。3失点は反省材料も、宿敵相手に敵地で4-3の勝利を収めた。また、主力温存のカンファレンスリーグ(ECL)もFWマルク・ギウの2ゴールの活躍で3-1の完勝している。対戦相手のブレントフォードは出入りの激しい戦いが続いているが、リーグ2位タイの31得点を挙げている攻撃の破壊力は侮れず、ゴールを量産する試合序盤、セットプレーの対応には細心の注意を払いたいところだ。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。フルアム戦は思わぬ苦戦を強いられて勝ち点2を逃したが、CLではモナコ相手にFWサカが3ゴールすべてに絡む圧巻の活躍を見せて3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。休養十分のトフィーズに対して、コンディション面が唯一の懸念材料だが、絶好調のサカやMFウーデゴールの引き続きの活躍に、DFガブリエウの復帰で破壊力増すセットプレーで押し切りたい。 公式戦5試合未勝利とマンチェスター勢同様に苦境が続く11位のトッテナムは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指す。前節はチェルシー相手の逆転負けに、DFロメロとDFファン・デ・フェンのレギュラーセンターバックコンビ2人を再負傷で失う、泣きっ面に蜂の状況に。ELではMFグレイ、MFベリヴァルの18歳コンビの奮闘もあって難所アイブロックでレンジャーズと1-1のドローに持ち込んだが、負傷者続出での過密日程においてパフォーマンスレベルは低下している。また、今季はパレス、イプスウィッチ・タウンと下位相手にリーグ戦初勝利を献上しており、その格下相手の勝負弱さも懸念材料だ。 対するセインツは直近1分け4敗と低迷が続く。1-1のドローに持ち込んだブライトン戦や0-1で惜敗した直近のアストン・ビラ戦などパフォーマンスの部分ですべてを悲観すべきではないが、チームスタイルを貫くなかでの致命的なミスや前線のクオリティ不足で勝ち点を積み上げられずにいる。なお、アストン・ビラ戦では出番なしに終わった菅原は引き続きベンチスタートが濃厚か。 そのほかでは5位のノッティンガム・フォレストと、6位のアストン・ビラによる上位対決、ファン・ニステルローイ体制で2戦無敗の16位のレスターが12位のニューカッスルに挑む一戦も注目カードだ。 《プレミアリーグ第16節》 ▽12/14(土) 《24:00》 アーセナル vs エバートン リバプール vs フルアム ニューカッスル vs レスター・シティ ウォルバーハンプトン vs イプスウィッチ 《26:30》 ノッティンガム・フォレスト vs アストン・ビラ ▽12/15(日) 《23:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド 《28:00》 チェルシー vs ブレントフォード サウサンプトン vs トッテナム ▽12/16(月) 《29:00》 ボーンマス vs ウェストハム 2024.12.14 14:30 Sat3
ムシアラが2年ぶり2度目のドイツ代表年間最優秀選手に輝く!
ドイツサッカー協会(DFB)は13日、バイエルンのMFジャマル・ムシアラが2024年度におけるドイツ代表年間最優秀選手に選出したことを発表した。 DFBのウェブサイト上で、ファンによるドイツ代表の年間最優秀選手を決める投票を実施。14万5000票を超える投票の結果、ムシアラは全体の56%の票を獲得し最優秀選手に選ばれた。 2022年にも同賞を受賞したムシアラは、今年度に行われた代表戦で13試合に出場し5ゴール5アシストを記録。今夏にドイツで開催されたユーロ2024では3ゴールをマークし、イングランド代表FWハリー・ケインやスペイン代表MFダニ・オルモらと共に大会得点王を獲得。また、ドイツ代表として唯一大会のベストイレブンにも選出された。 なお、2位は38%の票を集めたレバークーゼンのMFフロリアン・ヴィルツ。3位には冨安健洋とアーセナルでチームメイトのFWカイ・ハヴァーツ(6%)が選出された。 2024.12.13 08:45 Fri4
ハットトリックで逆転勝利貢献のジェズスにアルテタ監督「彼にとって大事な夜だった」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われたEFLカップ準々決勝、3-2で逆転勝利したクリスタル・パレス戦を振り返った。 主力をベンチスタートとしたアーセナルは開始早々の4分に失点。しかし後半にMFマルティン・ウーデゴールを投入すると反撃。FWガブリエウ・ジェズスがハットトリックの活躍を見せ、3-2で逆転勝利した。 試合を振り返ったアルテタ監督は「色々な面でとても嬉しかった。まずは準決勝に進出できたこと。試合は難しい形で始まり、状況が複雑になってしまった。前半は脅威を生み出す勢いが続かなかったが、後半はプレー方法を変えて脅威を与えることができた」 「そしてガビー(ジェズス)にとって大事な夜だった。彼は常に努力し、チームのためにベストを尽くそうとしている。そして今日、3つの素晴らしいゴールを挙げ、試合に勝つ手助けをしてくれた。ガビーの他にもキーラン(ティアニー)やラズ(スターリング)のようにあまりプレー機会のない選手たちが自分が重要だと感じ、正しい方法でチームに貢献してくれた」とバックアッパーたちの活躍を喜んだ。 また、途中出場でジェズスのゴールをアシストしたウーデゴールとFWブカヨ・サカの両主軸について問われると、「何かを変える必要があったし、彼らのおかげで試合の流れが変わった。途中から出てくる選手が何かを起こそうとするメンタルを持っていたことが我々にとって本当に助けとなった」と賛辞を贈った。 <span class="paragraph-title">【動画】ジェズスが圧巻のハットトリックでアーセナルが逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wA8GUJ1Jn8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.19 10:30 Thu5