【超WS選定週間ベストイレブン/J1最終節】今季ラストのベスイレ!“横浜ダービー”制した横浜FCから最多3名!
2020.12.21 21:05 Mon
明治安田生命J1リーグ最終節の9試合が19日に開催された。超WS編集部が各試合から印象に残った選手を選りすぐり、ベストイレブンを紹介する。
GK六反勇治(横浜FC/2回目)
“横浜ダービー”でビッグセーブ連発。1失点を喫したものの、横浜FMを相手にポストとクロスバーも味方につけて猛攻を最少失点で抑えた。
DF松田陸(セレッソ大阪/3回目)
正確なクロスでチャンスメイクすると、83分にコントロールされた左足ミドルシュートでネットを揺らす。後半からの出場で決定的な仕事をした。
DF田代真一(横浜FC/初)
一列飛ばしたパスで志知孝明のゴールの起点になると、古巣相手にCKを押し込見ゴール。身体を張った守備で強固なブロックを構築した。
DFジョアン・オマリ(FC東京/初)
セットプレーで強さを発揮。27分のヘディングシュートはライン上で惜しくも得点とならなかったが、85分のFKに永井謙佑が逸らしたボールを頭で合わせてネットを揺らして古巣戦で躍動。
9分にボックス左から強烈なシュートで先制点をマーク。上下運動を繰り返して攻守にわたって存在感を示した。
MF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌/2回目)
85分に試合を決定付けるミドルシュートを突き刺す。肝心の守備でも幅広くカバーした。
MF家長昭博(川崎フロンターレ/4回目)
三笘とともに後半から出場して悪い流れを一変。逆転劇へ導く2ゴールで今季王者の集大成を表現した。
MF町田也真人(大分トリニータ/初)
78分にネットを揺らしてJ1初ゴールをバースデーに実現。ボレーシュートやスルーパスで鳥栖ゴールを脅かして攻撃の中心となった。
MF三笘薫(川崎フロンターレ/7回目)
新人最多得点更新はならなかったが、2アシストでチームに貢献。今季を締め括る最終節でも一際輝きを放った。
FWアンデルソン・ロペス(北海道コンサドーレ札幌/5回目)
前線でターゲットになり、浦和の脅威に。右サイドの突破から駒井善成の先制弾をアシストすると、田中駿汰のゴールにも絡んだ。
FW川本梨誉(清水エスパルス/初)
J1リーグ初先発でプロ初弾となる先制ゴール。フル出場で試合最長の12キロ以上を走り切り、クラブの最下位脱出に一役買った。
GK六反勇治(横浜FC/2回目)
“横浜ダービー”でビッグセーブ連発。1失点を喫したものの、横浜FMを相手にポストとクロスバーも味方につけて猛攻を最少失点で抑えた。
DF松田陸(セレッソ大阪/3回目)
正確なクロスでチャンスメイクすると、83分にコントロールされた左足ミドルシュートでネットを揺らす。後半からの出場で決定的な仕事をした。
一列飛ばしたパスで志知孝明のゴールの起点になると、古巣相手にCKを押し込見ゴール。身体を張った守備で強固なブロックを構築した。
DFジョアン・オマリ(FC東京/初)
セットプレーで強さを発揮。27分のヘディングシュートはライン上で惜しくも得点とならなかったが、85分のFKに永井謙佑が逸らしたボールを頭で合わせてネットを揺らして古巣戦で躍動。
DF志知孝明(横浜FC/初)
9分にボックス左から強烈なシュートで先制点をマーク。上下運動を繰り返して攻守にわたって存在感を示した。
MF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌/2回目)
85分に試合を決定付けるミドルシュートを突き刺す。肝心の守備でも幅広くカバーした。
MF家長昭博(川崎フロンターレ/4回目)
三笘とともに後半から出場して悪い流れを一変。逆転劇へ導く2ゴールで今季王者の集大成を表現した。
MF町田也真人(大分トリニータ/初)
78分にネットを揺らしてJ1初ゴールをバースデーに実現。ボレーシュートやスルーパスで鳥栖ゴールを脅かして攻撃の中心となった。
MF三笘薫(川崎フロンターレ/7回目)
新人最多得点更新はならなかったが、2アシストでチームに貢献。今季を締め括る最終節でも一際輝きを放った。
FWアンデルソン・ロペス(北海道コンサドーレ札幌/5回目)
前線でターゲットになり、浦和の脅威に。右サイドの突破から駒井善成の先制弾をアシストすると、田中駿汰のゴールにも絡んだ。
FW川本梨誉(清水エスパルス/初)
J1リーグ初先発でプロ初弾となる先制ゴール。フル出場で試合最長の12キロ以上を走り切り、クラブの最下位脱出に一役買った。
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【J1クラブ通信簿/横浜FC】ポゼッションサッカーで一定の手応え、2年目のJ1に向けた準備は整う
未曾有のシーズンとなった2020年のJリーグ。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、中断による異例の超過密日程、観戦や応援の制限など、多くの困難を乗り越え、すべての日程を終了した。 その中でも、熱戦が続いた2020シーズンのJリーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。 第4弾は15位の横浜FCを総括!(評価は「S」が最高、「E」が最低) ◆総合評価【C】 9勝6分け19敗(勝率26.4%) 38得点60失点 2019シーズンの明治安田J2を2位で終え、昇格を果たした横浜FC。残留が目標であったシーズンだったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、降格なしのシーズンとなり、その目標は図らずも達成された。 そんな中、下平隆宏監督が取り組んだのは、ポゼッションサッカーだ。GKを含めた後方からのビルドアップをチームとして実践。中断期間も利用し、その精度を高めてシーズンを戦った。 チームとして標榜したポゼッションサッカーはどのチーム相手にも通用し、90分の間で確実に横浜FCの時間帯を作っていた。チーム戦術として落とし込めていたことは非常に大きいと言える。 しかし、5連敗や3連敗が2回と勝てない試合が多く、結果には繋がらなかった。 その大きな要因は、やはり得点力とフィニッシュワークの精度の低さと言えるだろう。チーム最多はMF松尾佑介の7得点。FW陣もFW一美和成の4得点が最高であり、軸となるゴールゲッターが不在だった。下平監督も多くの組み合わせを試したが、どの選手も精度が低く、良い時間帯でゴールを奪えない結果が敗戦に繋がっていた。 また、シーズン中に3バックと4バックを何度も使い分けていたが、最終的には4バックに落ち着くことに。守備陣が90分を耐え切れないという脆さも露呈した。一方で、[4-4-2]のシステムが定着してからはポゼッションに加えてショートカウンターを仕掛けられる場面が増えていき、中盤でのボール奪取数は増えたが、精度は最後まで上がらなかった。 クラブとして初の2年目のJ1を迎えることとなる2021シーズンは降格が存在する。2020シーズンはなんとか15位と残留圏でシーズンを終えたが、どうバージョンアップして2年目のJ1に臨むのか。自信を胸に、改善して戦う姿が楽しみだ。 ◆チーム内MVP <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/yokohamafc2020_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> MF手塚康平(24) 明治安田生命J1リーグ28試合出場(先発22試合)/0得点 チーム得点王のMF松尾佑介もMVP候補だが、ポゼッションサッカーを支えて中盤でリンクマンとなった手塚を選出した。 柏レイソルからの期限付き移籍で加入した手塚。下平監督のポゼッションサッカーを体現する上では、欠かせないピースとして期待されたが、その働きぶりは期待通りだったと言えるだろう。 パスの精度も去ることながら、最も秀でていたのはそのポジション取り。相手の狙い所となっていても、しっかりとした技術を見せてパスワークを成立させていた。 また、ボールを裁くタイミングも良く、キープする場面と捌く場面の判断も秀でていた。手塚がブレなかったことは、1つ横浜FCの形が作られることとなっただろう。 2021シーズンは完全移籍で加入することが決定しており、さらに飛躍することが期待される。 ◆補強成功度 【C】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/yokohamafc2020_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 前述の手塚をはじめ、清水エスパルスから期限付きで加入したGK六反勇治やヴィッセル神戸から期限付き移籍で加入したDF小林友希の活躍は目立った。 また、それ以上に新卒組の活躍も目立ち、仙台大学から入団した松尾はチーム最多の7得点を記録。シーズン途中のケガがなければ、チームの結果も変わっていたといっても良いだろう。 さらに、開幕戦でゴールを決めた明治大学から加入したMF瀬古樹の活躍も忘れてはならない。ボランチやインサイドハーフ、さらには右サイドバックでもプレーするなど、1年目で明治安田J2で33試合(先発24試合)に出場するなどルーキーとは思えない活躍ぶりだった。 ベテラン選手が多く在籍する横浜FCだが、若手との融合がしっかりと図れた一年となり、下平監督が目指していたものをしっかり体現できたと言えるだろう。 新シーズンに向けても戦力を補強中。チームにさらにプラスとなることが期待される。 2021.01.07 20:30 Thu2