W杯最終予選連敗スタートの中国代表、新たな帰化選手候補だったFWが2年間の給与未払いを理由に突如退団で白紙に…一方で帰化を望む選手も

2024.09.26 22:10 Thu
©超ワールドサッカー
2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場を目指している中国代表。アジア最終予選に臨んでいるものの、9月の2試合は日本代表、サウジアラビア代表相手に連敗を喫した。特に初戦の日本代表戦では、7-0の惨敗劇。ブランコ・イバンコビッチ監督の進退も騒がれた中、10月も現在の体制で臨むこととなるようだ。

その中国は、ブラジルからの帰化選手であるFWフェイ・ナンドゥオ(フェルナンド)、FWア・ラン(アラン)や、イングランドからの帰化選手であるDFジャン・グアンタイ(ティアス・ブラウニング)などが現代表に招集されている。
チームの強化のため、外国人選手の帰化に積極的に動いている中国。かつて鹿島アントラーズでもプレーしたFWセルジーニョの帰化なども騒がれていた。

そんな中、新たな候補が浮上。1人は滄州雄獅でプレーしていたコンゴ民主共和国のFWオスカル・タティ・マリトゥ。25歳のFWは今シーズンの中国スーパーリーグで22試合で7ゴール4アシストを記録していたが、9月20日突如退団。チームの柱であったが、2年間給与が支払われていないと訴え、退団を選んだとされている。
2018年7月から延辺富徳足球倶楽部でプレー。中国で長らくプレーし、中国スーパーリーグでは109試合で28ゴール22アシストを記録。中国甲級リーグ(中国2部)で41試合32ゴール5アシストを記録していた。中国国内での実績から帰化も考えられ、オスカルもW杯出場を夢見ていたが、帰化に関して高額な示談金を持ちかけられたとあり、中国サッカー協会(CFA)は断念していた。

一方で、帰化に乗り気の選手もいる。それは、深圳新鵬城のセルビア人DFラデ・ドゥガリッチ(31)。193cmのセンターバックで、守備面での強化とともにセットプレーでの強みも見せることができる選手。自身は梅州客家に所属していた時代に「国人になることを許していただければ、喜んで中国代表としてプレーするだろう」と自身のウェイボー(中国版X)に投稿していた。

いずれにしても、新たな帰化選手が10月には招集を受ける可能性があるという中国代表。W杯出場へ向けてどんなメンバーを呼ぶのか注目される。


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かつてザルツブルクで無双した中国代表の35歳FWア・ラン…元鹿島戦士ら新帰化組の到来でフェードアウトする可能性も?

中国代表の帰化組FWア・ラン(35)は去就が確定していないようだ。 中国代表のブラジル人FWア・ラン。 “アラン”時代はオーストリア1部のザルツブルクで無双し、同クラブ通算129試合93得点36アシストという数字。大会レベルでは、欧州の舞台たるヨーロッパリーグ(EL)で通算18試合12得点8アシストを叩き出している。 その後、中国移籍に国籍取得でA代表入り。2022年2月を最後に2年以上、招集されていなかったが、今夏のW杯2次予選ラストで復帰し、最終予選はケガを除いて招集されている。 ただ、11月の代表ウィークも含めた2024シーズン最終盤をケガで回避し、所属する中国超級・青島西海岸との契約が12月31日まで。 中国『sina』はア・ランに言及。同選手は盟友たる元ブラジル代表MFパウリーニョの引退試合に出席するため、現在は母国ブラジルに滞在…契約が延長されていない以上、中国サッカーに戻ってくるかは現状わからないという。 また、A代表を見渡せば、鹿島アントラーズにも在籍したブラジル人MFセルジーニョ(29)、DRコンゴ出身のFWオスカル・タティ・マリトゥ(25)…2人の国籍取得&招集がほぼ確実。来年3月の最終予選再開から加わると予想される。 A代表に“帰化枠”などないが、ア・ランは彼ら2人に押し出される可能性も。最終予選ではセンターフォワードのFWチャン・ユーニン、FWベイへラム・アブドゥウェリが得点を決めている一方、35歳ア・ランに大きな貢献はない。 ア・ラン自身は引き続き中国代表として戦う意欲があるそうだが、まず青島西海岸と契約延長で合意できるのか、できたとて来季を万全の状態で迎えられるのか…中国サッカーの関心ごとのひとつとなっているようだ。 2024.12.27 22:15 Fri
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最終予選組み合わせは6月27日に決定! 6カ国×3グループで上位2カ国が出場権獲得、中東勢4カ国と対戦の可能性も!?【2026W杯アジア予選】

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の全日程が11日に終了。最終予選に臨む18カ国が決定した。 最終節を前に、日本代表や韓国代表、サウジアラビア代表、オーストラリア代表など13カ国が突破を決めていた中、最終節ではクウェート代表(グループA)、北朝鮮代表(グループB)、中国代表(グループC)、キルギス代表(グループD)、インドネシア代表(グループF)の5カ国が最終予選(3次予選)へと進出した。 なお、インドネシア、キルギス、そしてすでに突破を決めていたパレスチナ代表は、初の最終予選参加となる。 今大会からレギュレーションが変更となり、出場国が拡大。アジアはこれまでの「4.5」枠ではなく、「8.5」枠に拡大となり、最終予選の方式も変更となった。 最終予選は6カ国が3つのグループに分かれてホーム&アウェイの総当たり戦となり、上位2カ国がW杯出場権を獲得。3位と4位の6カ国が4次予選に進出する。 最終予選の抽選会は、6月27日にマレーシアのクアラルンプールにあるAFCハウスで実施される。 FIFAランキング順に3カ国ずつ6つのポットに分かれ、同じポットの国とは対戦しないことに。6月20日に最新のFIFAランキングが発表されることになるが、現時点のランキングではアジア最上位の日本は、イラン代表、韓国代表と同じポット1に入ることとなり対戦はなし。ポット2は、オーストラリア代表、カタール代表、そしてイラク代表が浮上して入ることが見込まれ、ポット3はサウジアラビア代表、ウズベキスタン代表、ヨルダン代表に。ポット4がUAE代表、オマーン代表、バーレーン代表、ポット5が中国代表、パレスチナ代表、キルギス代表、ポット6が北朝鮮代表、インドネシア代表、クウェート代表となる。 中東勢が半数の9カ国勝ち上がっており、組み合わせ結果次第では対戦相手5カ国のうち、4カ国が中東勢になる可能性もある。 ◆ポット分け(6月のランキング予想) 【ポット1】 日本、イラン、韓国 【ポット2】 オーストラリア、カタール、イラク 【ポット3】 サウジアラビア、ウズベキスタン、ヨルダン 【ポット4】 UAE、オマーン、バーレーン 【ポット5】 中国、パレスチナ、キルギス 【ポット2】 北朝鮮、インドネシア、クウェート 2024.06.12 12:55 Wed

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