「最後のW杯挑戦だ」中国代表の32歳主砲が日本戦へ決意、“日本の天敵”指揮官のゲーム構想は[4-4-2]と[4-3-1-2]を併用

2024.08.26 15:40 Mon
中国代表のFWウー・レイ、ブランコ・イバンコビッチ監督
Getty Images
中国代表のFWウー・レイ、ブランコ・イバンコビッチ監督
9月5日に日本代表が対戦する中国代表の最新情報を、中国『新浪』などが伝えている。

2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第1節で、中国代表は埼玉スタジアム2002で開催される日本代表とのアウェイゲーム。

続く第2節はサウジアラビア代表とのホームゲームであり、中国代表にとって9月はいきなりのヤマ場である。
9月2日の来日を控え、現在は日本とほど近い大連で事前合宿中。『新浪』は「日本に勝てる確率は低い。勝ち点1なら前代未聞の成功。現実的な目標は『許容範囲での黒星』」とする。

事前合宿は強度の高いチームトレーニングに移行したなか、現代表のジョーカー的存在かつ背番号「10」を背負うMFシェ・ポンフェイ(31/上海申花)が負傷で個別調整。
主砲のFWウー・レイ(32/上海海港)は取材対応で「日本戦はせめて勝ち点1を」と意欲。中国人で唯一、欧州5大リーグを近年経験したエースは、キャリア最後のW杯挑戦と位置付ける。

「世界レベルで強い日本との対戦であり、僕らとの間には間違いなく大きな差がある。この事実を無視できない」

「だからと言って諦めるわけにはいかない。最終予選の18カ国に入り、世界の強豪と戦うチャンスが得られ、ここで勝ち抜けば、さらなる大舞台(W杯)が待っている。僕はもう32歳。今回を逃せば次はない。絶対に負けたくない」

一方、前回の最終予選でオマーン代表を率い、第1節で日本を撃破したブランコ・イバンコビッチ監督。イラン代表指揮官時代にも最終予選で日本を下した経験がある、我々の天敵だ。

中国メディアいわく、指揮官は日本戦で[4-4-2]と[4-3-1-2]を併用へ。

前者は守備に重きを置いたソリッドなシステム、後者は少なからず攻撃を意識したシステムとの位置付け。試合中の切り替えを前提に、事前合宿で多くの時間が割かれている模様だ。

オマーン代表時代の日本撃破も[4-3-1-2]だったイバンコビッチ監督は「合理的に戦うべきだ」とシステム併用を認めたそうだ。

その一方、25日には大きなニュースも。長く代表キャプテンを担ってきた通算90キャップのMFウー・シー(35/上海申花)が「個人的な希望」により、代表引退を表明したとのこと。

ウー・シーは「現チームにはベテランが多すぎる。走力が他国に劣っている」と、自らがW杯に出場する夢を捨ててまで代表引退を決断したそう。イバンコビッチ体制では、3月・6月・9月と声がかかっていなかった。

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「90分で見たら良い戦い」7ゴール快勝の日本代表、守田英正は前半の戦い方に言及「優位性を上手く活用できなかったところも」

日本代表が北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国代表を相手に白星スタートを切った。 直近の2大会連続で黒星が続く最終予選の初戦だが、12分に遠藤航の先制ヘッドで均衡を破ると、その後は圧巻のゴールショー。アジアカップ以来の復帰となった三笘薫、伊東純也にもゴールが生まれ、最終的に7-0の圧勝で締めくくった。 この試合、ダブルボランチの一角でフル出場したMF守田英正(スポルティングCP)が、試合後にメディア取材に応じ、前半はもう少しやれたと反省。ただ、90分間を通して考えれば良い出来だったとした。 「前半は凄く上手く攻撃ができているようにも見えるし、見る角度によっては持たされて停滞していた感じも少なからずありました。でも90分なのでサッカーは。相手を疲れさせたという見方もできます」 「後半は特に流動的に自分たちが主体的に相手を動かせたので、90分で見たら良い戦いができたと思います」 ボランチでプレーしつつ、高い位置を取っていた守田。左は三笘の突破、右は久保建英と堂安律のコンビネーションと、攻撃の特徴が異なる前半だった。 コントロールする側の守田は「正直難しいです」とコメント。「あまりサイドに開かずに、薫が張ってても、斜めに出したり、自分が開いたりせずに、相手の5バックや4バックのサイドバックが入ってから、ニアゾーンを取るとか、楔役とかを考えていました」と自身の狙いを語り、「それは僕の狙いであってチームの狙いではなかったという感じです。人ありきなので、上手くいったのと、システムで優位性をとっているにも関わらず、それを上手く活用できていないことを感じたというか、改善点はいっぱいあります」と、まだまだチームとしてのブラッシュアップはできるとした。 前半高い位置をとることも多かった守田。「最初は3枚と2枚で(遠藤)航くんと相手を引き込んで、シャドーを真ん中で受けさせるという狙いがありました」とコメント。「正直、バックにプレスがかからなくて、マチ(町田浩樹)がフリーで受けれてしまうので、結局前に行けてしまうというのがありました。ただ、前に突っ立っていてもバランスは良くても、ボールが入ると窮屈になる感じもあったり、色々考えてやっていました」と、余裕もあったことから前に行ったものの、局面が狭いなど、色々と考えて変えていたという。 一方で、後半は選手個々の特徴を生かした攻撃が機能し、5ゴールを積み上げた。守田は「相手の疲れもあったり、守備位置を変えたりというのもあったので、一概にはわからないです」としながらも、「ただ、(南野)拓実くんはボックス内で仕事ができるタイプだし、薫は張らせていた方が相手にとって脅威だし、そういう選手の特徴は後半は上手くでたと思います」と、得意な形をそれぞれが作れるようになったと振り返った。 とはいえ、前半は焦れる展開にもなっていた日本。「マチに限らず、もうちょっと楔を入れて欲しいなと思いました」と、最終ラインから前にボールをよりつけた方が良いとした。 「僕が受けるよりも奥につけてもらった方が、それに反応して3人目が入っていくとかした方がスムーズだし、相手も脅威かなと思います」と振り返る守田。「僕たちも狙っていましたけど、相手もそれを狙ってカウンターにしようとしていたので、周りの選手も無理に入れたくないという気持ちもわかりました。全体的には良かったと思います」と、数は少ないと感じた一方で、相手の狙いをズラす判断もできていたとした。 <span class="paragraph-title">【動画】守田英正はフル出場、中国相手に7ゴール快勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="essBALdFmAo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.06 17:30 Fri

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