「この成長モデルは続かない!」中国代表の帰化戦略に異論「最終予選の2連勝は若手がギャップを最小限にしたおかげ」
2025.02.05 22:49 Wed
中国紙「中国サッカーの帰化戦略は世界で最も費用対効果が悪い。この成長モデルは持続不可能だ」
「帰化選手にW杯出場の希望を託すのは賢明ではない」と中国『Sina News』が社説。
日本代表がW杯最終予選C組で同居する中国代表。同予選は日本戦0-7の大惨敗から始まり3連敗、そこからインドネシアとバーレーンを相手に2連勝し、日本とのリターンマッチでは1-3と敗戦に。2勝4敗でC組最下位となっている。
これから3月の予選再開を迎えるわけだが、その間には、元鹿島アントラーズのFWセルジーニョ、DRコンゴ出身のFWオスカル・タティ・マリトゥ、元世代別ノルウェー代表MFホウ・ヨンヨンと、複数人の国籍取得手続きが進行。誰かしらは3月に声がかかることだろう。
しかし『Sina News』がこのように社説。
「セルジーニョらの帰化に関する話題が沸騰したのは、インドネシアとバーレーンを相手に2連勝できたから。前線に帰化選手を加えれば、予選の残り4試合でサプライズを起こせる可能性があるのだ…と多くの人が考える」
「なぜインドネシアとバーレーンに勝てた? 日本ほど戦力が揃っていない相手だったからに他ならない。また、3連敗したのち、ブランコ・イバンコビッチ(監督)は若くてエネルギッシュな若手を大胆にも複数登用した。彼らがギャップを最小限にして2つの勝利をもたらし、2度目の日本戦も、思いのほか僅差となった」
中国は最終予選スタート時にDFジャン・グアンタイ、FWア・ラン、FWフェイ・ナンドゥオと帰化選手が3人。ただ、インドネシア戦、バーレーン戦、2度目の日本戦はケガで彼らをほぼ起用できず、若手を起用せざるを得なかったなか、ギリギリの戦いで勝ち点6を積み上げた。
『Sina News』は「セルジーニョのような攻撃を司どる選手は中国代表に欠けている部分」「帰化選手が入れば補える欠点もある」としつつ、「帰化選手に依存するのは勘弁だ」とも。
「帰化戦略はどう転んでも短期的なもの。急な心変わりで去っていく選手もおり、そもそも中国は『インドネシア系オランダ人』のようなリソースが少ない。ア・ランのように30歳を過ぎての帰化も多くなり、詰まるところ、中国サッカーの帰化戦略は世界で最も費用対効果が悪い。この成長モデルは持続不可能だ」
「セルジーニョも3月で30歳。今回の2026年W杯がどうなろうと2030年はない」
日本代表がW杯最終予選C組で同居する中国代表。同予選は日本戦0-7の大惨敗から始まり3連敗、そこからインドネシアとバーレーンを相手に2連勝し、日本とのリターンマッチでは1-3と敗戦に。2勝4敗でC組最下位となっている。
これから3月の予選再開を迎えるわけだが、その間には、元鹿島アントラーズのFWセルジーニョ、DRコンゴ出身のFWオスカル・タティ・マリトゥ、元世代別ノルウェー代表MFホウ・ヨンヨンと、複数人の国籍取得手続きが進行。誰かしらは3月に声がかかることだろう。
「セルジーニョらの帰化に関する話題が沸騰したのは、インドネシアとバーレーンを相手に2連勝できたから。前線に帰化選手を加えれば、予選の残り4試合でサプライズを起こせる可能性があるのだ…と多くの人が考える」
「やはり、これは非現実的だ。帰化選手にW杯出場の希望を託すのは賢明ではない」
「なぜインドネシアとバーレーンに勝てた? 日本ほど戦力が揃っていない相手だったからに他ならない。また、3連敗したのち、ブランコ・イバンコビッチ(監督)は若くてエネルギッシュな若手を大胆にも複数登用した。彼らがギャップを最小限にして2つの勝利をもたらし、2度目の日本戦も、思いのほか僅差となった」
中国は最終予選スタート時にDFジャン・グアンタイ、FWア・ラン、FWフェイ・ナンドゥオと帰化選手が3人。ただ、インドネシア戦、バーレーン戦、2度目の日本戦はケガで彼らをほぼ起用できず、若手を起用せざるを得なかったなか、ギリギリの戦いで勝ち点6を積み上げた。
『Sina News』は「セルジーニョのような攻撃を司どる選手は中国代表に欠けている部分」「帰化選手が入れば補える欠点もある」としつつ、「帰化選手に依存するのは勘弁だ」とも。
「帰化戦略はどう転んでも短期的なもの。急な心変わりで去っていく選手もおり、そもそも中国は『インドネシア系オランダ人』のようなリソースが少ない。ア・ランのように30歳を過ぎての帰化も多くなり、詰まるところ、中国サッカーの帰化戦略は世界で最も費用対効果が悪い。この成長モデルは持続不可能だ」
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次戦豪州に敗れると“2位以内”消滅…中国が今回こそは元鹿島のセルジーニョを起用へ
中国代表は25日のオーストラリア代表戦に敗れると、C組の「2位以内」が消滅する。 中国代表は20日、W杯アジア最終予選C組第7節でサウジアラビア代表と対戦。 すでにご存知の方も多い通り、FWリン・リャンミンが往年のコメディ映画を彷彿とさせるようなカンフーキックを相手選手の顔面にお見舞いし、数的不利となって0-1で敗れている。 一方、その同日、C組は首位の日本代表が本大会へのストレートインを確定させ、2位豪州も勝ち点「3」を積み上げ。 これにより、最下位中国は2位豪州との勝ち点差が「4」に拡大。25日に開催される豪州とのホームゲームで敗れた場合、その差は「7」となって、2試合を残して2位以内が消滅する。 もともと中国は3〜4位でアジアプレーオフへ進むのが現実的な目標と言えばそれまでだが、何はともあれ、本大会ストレートインへ可能性がある限りは全身全霊を尽くすのが使命。 中国の各紙は、今回初招集もサウジ戦が数的不利になったことで起用できなかった新たな帰化組選手、元鹿島アントラーズのFWセルジーニョ(30)が先発起用される可能性を論じている。 もし豪州戦ドローでも、他会場でサウジが日本に勝てば、サウジとの勝ち点差が残り2試合で「5」となり、2位以内が極めて厳しいものに。勝利のために得点が欲しい中国は、必ず豪州戦のどこかでセルジーニョを起用するだろう。 2025.03.22 18:33 Sat3
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2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第8節の中国代表vsオーストラリア代表が25日に行われ、アウェイのオーストラリアが0-2で勝利した。 インドネシア代表相手の5-1の快勝によって2位キープに成功したオーストラリア(勝ち点10)は、サウジアラビア代表相手の0-1の敗戦で最下位に沈む中国(勝ち点6)を相手に敵地での勝利を狙った。 前節からは先発3人を変更し、負傷のアダム・タガートに代わってボレッロ、ロールズとオニールに代えてティーグ、バージェスを起用。アルビレックス新潟のジェイソン・ゲリアは引き続きスタメン、追加招集となったFC町田ゼルビアのミッチェル・デュークはベンチスタートとなった。 立ち上がりからオーストラリアが優勢に進めるなか、開始5分には相手のクリアミスに反応したボックス右のボイルに決定機も慌てて放ったシュートは枠の右に外れる。 以降はファウルを辞さない中国のタイトな守備にプレーを切られる場面も増えてきたが、見事な個人技から先制点が生まれる。16分、ボックス右でボールを受けたアーバインが右足シュート。これは相手DFにブロックされるが、こぼれを回収して内側への運びから左足を振ると、見事なコントロールシュートゴール左隅に決まった。 ホームで先制を許した中国がここから攻勢を仕掛けて押し返すが、セットプレーを含めて最後の局面で精度を欠く。すると、思わぬ形からオーストラリアに追加点が生まれる。29分、右サイドを攻略しての攻撃から最後はペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したヴェルピレイが右足ダイレクトシュート。これは正面を突いたが、GKワン・ダーレイがまさかのキャッチミスでボールがゴールネットに吸い込まれた。 ベテランGKの信じがたいミスで痛恨の2失点目を喫した中国。さらに、直後にはカオ・ヨンジンが筋肉系のトラブルでプレー続行不可能に。アブドゥウェリのスクランブル投入でより攻撃的な布陣に変化したが、攻撃の糸口を見いだせぬまま前半を終えた。 迎えた後半、中国はウェイ・シーハオを下げてブラジルから帰化した元鹿島アントラーズのセルジーニョをデビューさせる。立ち上がりから攻勢を仕掛けると、ミドルレンジから続けてシュートも放っていく。 54分には中央でのコンビネーションからそのセルジーニョにビッグチャンスも、右足の鋭いシュートGKライアンの圧巻のワンハンドセーブに阻まれてデビュー戦ゴールとはならず。 後半は防戦一方の状況が続いたオーストラリアも60分過ぎに最初の決定機。右CKの場面でファーで完全に浮いたデゲネクが右足ダイレクトシュートを狙ったが、これは惜しくもサイドネットを叩いた。 後半半ばを過ぎると、中国の攻撃の勢いに陰りが見えて試合は完全に膠着。オーストラリアはボールを動かして時計を進めつつ、カウンターからフィニッシュまで持ち込むシーンを増やしていく。 その後、デュークらフレッシュな選手を各ポジションに投入しプレー強度を維持したオーストラリアが2-0のままゲームをクローズした。 この結果、敵地で勝ち切ったオーストラリアが重要な勝ち点3とともに2位キープに成功。敗れた中国はW杯ストレートインの可能性が消滅。残り2試合で逆転でのプレーオフ行きを目指すことに。 中国代表 0-2 オーストラリア代表 【オーストラリア】 ジャクソン・アーバイン(前16) ニシャン・ヴェルピレイ(前29) 2025.03.25 21:58 Tue4
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2度目のW杯出場を目指す中国代表、元鹿島MFセルジーニョらの帰化承認へ…3月の大一番に間に合う見込み
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