【ブンデスリーガ日本人選手】堂安先発のフライブルクが2位に浮上! 日本代表選出の遠藤、吉田がそれぞれフル出場を果たす

2022.11.07 07:01 Mon
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ブンデスリーガ第13節が週末にドイツ各所で行われた。

今シーズンのブンデスリーガにはフランクフルトのMF鎌田大地、DF長谷部誠シュツットガルトのMF遠藤航、DF伊藤洋輝らに加え、ボルシアMGフライブルクシャルケに加入したMF板倉滉、MF堂安律、DF吉田麻也3選手が新たに参戦。
新シーズンも多くの選手が活躍する中、今回の第13節では遠藤、伊藤の所属するシュツットガルトが板倉の所属するボルシアMGと激突。ケガの板倉と体調不良の伊藤が欠場したため、遠藤のみが先発となった試合は開始早々に動く。

ボルシアMGは4分、プレアの左クロスをホフマンがボレーで合わせて先制。さらに25分には、プレアの右足アウトでのパスを受けたテュラムがボックス中央に侵入しシュートを決めきった。

その後シュツットガルトは35分にトマスの個人技から1点を返したが、試合終了間際の95分にヘアマンに決定的な3点目を決められ、そのまま試合は3-1で終了した。
また、堂安が右MFで先発したフライブルクはホームでケルンと対戦。試合はゴールレスで迎えた後半に動く。53分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、グレゴリッチュのラストパスからチョン・ウヨンがネットを揺らした。

先制したフライブルクは64分にも、ギュンターの左クロスをボックス中央のグレゴリッチュがヘディングでゴール左隅に流し込んで追加点。その後も危なげない試合運びを見せたフライブルクが、ケルンに決定機を作らせず。2-0で完勝し2位に浮上している。

★板倉滉[ボルシアMG]
▽11/4
ボルシアMG 2-1 シュツットガルト
◆ケガのため欠場
結果ニュース

★鎌田大地[フランクフルト]
▽11/5
アウグスブルク 1-2 フランクフルト
◆体調不良のため欠場

★長谷部誠[フランクフルト]
▽11/5
アウグスブルク 1-2 フランクフルト
◆ケガのため欠場

★堂安律[フライブルク]
▽11/6
フライブルク 2-0 ケルン
◆89分までプレー
結果ニュース

★吉田麻也[シャルケ]
▽11/5
ブレーメン 2-1 シャルケ
◆フル出場
結果ニュース

原口元気[ウニオン・ベルリン]
▽11/6
レバークーゼン 5-0 ウニオン・ベルリン
◆ベンチ入りも出場せず

★伊藤洋輝[シュツットガルト]
▽11/4
ボルシアMG 2-1 シュツットガルト
◆体調不良のため欠場

★遠藤航[シュツットガルト]
▽11/4
ボルシアMG 2-1 シュツットガルト
◆フル出場
結果ニュース

浅野拓磨[ボーフム]
▽11/5
ドルトムント 3-0 ボーフム
◆ケガのため欠場
結果ニュース

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慌ただしい最終日過ごすローマ…ダンソ破談で2選手補強目指す

移籍市場でドタバタ続きのローマが最終日に慌ただしい状況を強いられている。 格下相手に1分け1敗と低調なセリエAのスタートとなったローマ。今夏の移籍市場では序盤こそ順調な動きを見せてきたが、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)の電撃残留の影響もあって補強プランに変更を余儀なくされている。 さらに、今夏の市場閉幕が間近に迫った中、さらなる予想外の問題によって最終日に慌ただしい動きを強いられている。 元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)とベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(25)の実質トレード移籍が進行中の中、ディフェンスラインと中盤の補強の動きにも大きな変化が起きた。 ローマは当初、RCランスのオーストリア代表DFケビン・ダンソ(25)の買い取り義務付きのレンタル移籍で合意し、選手自身は今週ミッドウィークにローマ入り。メディカルチェックを受診していたが、このメディカルチェックで問題が発生。 RCランスは29日、メディカルチェックで問題を抱えていたダンソがクラブに戻ってきたことを発表。 イタリア『TeleRadioStereo』によれば、同選手はこの検査で心室性期外収縮(不整脈)の診断を下されており、スポーツ選手の心臓の問題に関して厳格なプロトコルを持つイタリア国内でのプレーが許可されなかったことが原因だという。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、これを受けてローマはダンソの代役としてユベントスで構想外となっているポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(24)の交渉を素早くまとめ上げ、買い取りオプション付のレンタル移籍で獲得する見込みとなった。 さらに、ダンソの獲得費用が浮いたことで、同じく補強ポイントに挙げていた守備的MFのポジションでトップターゲットに挙げていたボルシアMGのフランス代表MFマヌ・コネ(23)をこの土壇場で獲得すべく動いているという。 2024.08.30 16:00 Fri
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ベナセルに年俸32億円オファー…ミランの練習を3日連続で欠席中

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)が練習に顔を出さなくなった。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ベナセルはパルマ戦翌日の26日からミラネッロに不在。ケガをしているわけではないという。 どうやらサウジアラビア1部のアル・カーディシーヤへの完全移籍が濃厚か。アルジェリア代表関係者の話として、ベナセルは現年俸の5倍にあたる2000万ユーロ(約32億円)を先方から提示されているそうだ。 ミランとベナセルの契約には解除条項5000万ユーロ(約80.5億円)があり、アル・カーディシーヤがミランを説得するには、3000万ユーロ(約48.3億円)前後が必要とのこと。 『カルチョメルカート』は、ミランがボルシアMGのパリ五輪フランス代表MFマヌ・コネ(23)を狙っており、資金確保へアル・カーディシーヤとの妥協点を見出すと伝えている。 2024.08.29 14:50 Thu
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後半の2発でボーフムを下したボルシアMGが今季初勝利を飾る!三好ベンチ外で元川崎F対決は実現せず…【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第2節のボーフムvsボルシアMGが8月31日に行われ、0-2でボルシアMGが勝利した。ボーフムのMF三好康児はベンチ入りせず、ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。 開幕節でRBライプツィヒに惜敗したボーフムが、同じく王者レバークーゼンに敗れたボルシアMGをホームに迎えた一戦。ボルシアMGに残留の決定した板倉はセンターバックで2試合連続の先発。一方、移籍最終日にボーフムに加入が発表された三好はベンチ外となった。 立ち上がりから積極的な姿勢でゴールを目指すボーフムは16分、ロジラの左クロスをボックス左で収めたホフマンがチャンスを迎えたが、左足から放たれたシュートはわずかにゴール右に逸れた。 ゴールレスで折り返した後半、先にチャンスを創出したのはボルシアMG。52分、シュテーガーの左クロスをボックス中央で受けたプレアのトラップが乱れると、ゴール前のクラインディーンストが繋いだラストパスからボックス右のオノラがダイレクトシュート。これがゴールネットを揺らしたが、クラインディーンストの戻りオフサイドによってゴールは取り消しとなった。 先制のチャンスを逃したボルシアMGだったが、67分にスコアを動かす。シュテーガーのパスでボックス右深くに抜け出したオノラのクロスを逆サイドでフリーのクラインディーンストが頭で流し込んだ。 先制点で主導権を握ったボルシアMGは、78分にも中盤でパスカットしたライツの縦パスからショートカウンター。このパスに反応したクラインディーンストがボックス左深くまで持ち上がり折り返しを供給すると、逆サイドから走り込んだオノラがワンタッチシュートでネットを揺らした。 結局、試合はそのまま0-2でタイムアップ。後半の2ゴールでボーフムを下したボルシアMGが今季初勝利を飾った。 ボーフム 0-2 ボルシアMG 【ボルシアMG】 ティム・クラインディーンスト(後22) フランク・オノラ(後32) 2024.09.01 01:10 Sun

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