「GKはお手上げ」レアンドロ・ダミアンの「約40メートルのミドル」がJリーグ月間ベストゴールに選出!
2021.04.09 19:11 Fri
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かつての川崎フロンターレで主砲として活躍した元ブラジル代表ストライカーが等々力に舞い戻った。
川崎Fひと筋で現役キャリアを築き、日本代表としても活躍した中村憲剛氏の引退試合が14日に『明治安田 presents 中村憲剛 引退試合』と銘打たれ、Uvance とどろきスタジアム by Fujitsuで開催。前後半をJAPANフレンズ、KAWASAKIフレンズで分けての試合は川崎Fの企画力も存分に散りばめられ、2万2014人の観客を盛り上げた。
縁のあるメンバーがズラリと集結したこの試合に昨季まで川崎Fで5シーズンを過ごしたFWレアンドロ・ダミアンも参加。もちろん、KAWASAKIフレンズの一員としてプレーし、ヒールリフトなどでサポーターをどよめかせた。
「本当にいい時間だった。ここでタイトルを獲ったのも、自分がいたときのことも思い出しながらプレーしたし、憲剛さんのこういう素晴らしい瞬間に立ち会えたのを嬉しく思う」
そう感慨深く振り返った35歳FWはここ等々力でJ1連覇だけでなく、2度の天皇杯優勝にルヴァンカップのタイトルにも貢献。個人としても2021年に得点王、ベストイレブン、最優秀選手賞の3冠に輝いたりといい時期を過ごした。
今回は中村氏の引退試合に参加するためのものだったが、「いい思い出がたくさんあるし、家族も幸せな時間を過ごしたときだった。いい思い出だね」と懐かしさが込み上げたようだ。
久々にゴールを決め、父親をオマージュした髭ポーズを披露したいところだったが、それは叶わず。それでも、「自分のプレーを見て思い出してくれたかなと思うし、それだけで十分」と満足感を示す。
そんなレアンドロ・ダミアンは川崎Fを退団後、コリチーバ入りで母国ブラジルに復帰。だが、今夏に退団し、フリーが続く。去就が注目どころだが、「家族と色々話してみて、自分たちにとって何がいいのかを模索しながら考えていきたい」と述べるにとどまった。
2024.12.14 22:00 Sat
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2日、明治安田J1リーグ第8節の10試合が各地で行われた。
首位に立つ鹿島アントラーズ(勝ち点16)はアウェイで勝ち点差「5」で追いかける7位のサンフレッチェ広島(勝ち点11)と対戦した。
共にここまで1敗で迎えた上位対決。首位を走りたい鹿島は立ち上がりこそペースを握るも、すぐにホームの広島ペースに。途中加入の前田直輝を中心に攻め込んでいく広島は、22分にジャーメイン良のクロスに反応した前田がシュート。これはGK早川友基がセーブするも、こぼれ球を拾ったヴァレール・ジェルマンのパスを受けた前田が決め切り、広島が先制する。
追いつきたい鹿島は前半の終盤にかけてペースを握っていくが、後半も広島が支配。ボール保持こそ鹿島が上回るも、シュート数では広島が上回る形となり、GK早川のセーブでなんとか凌ぐ形となる。
鹿島は後半の終盤も積極的にシュートを放っていくが、最後までゴールを奪えず。試合をしっかりと支配しながらも、1-0で広島が首位を下した。
2位のFC町田ゼルビア(勝ち点13)は11位のガンバ大阪(勝ち点10)とアウェイで対戦した。昨シーズンは互いに激しい試合となった中、試合は堅い展開に。それでも43分にボックス手前でFKを得ると、町田は相馬勇紀が直接叩き込み先制。数少ないチャンスをゴールにつなげた町田が0-1で勝利を収め、首位の鹿島に勝ち点で並ぶこととなった。
試合前、かつて所属したレアンドロ・ダミアンの訃報が入った3位の柏レイソル(勝ち点12)はアウェイで8位の京都サンガF.C.(勝ち点11)と対戦。試合は久保藤次郎のミドルシュートで柏が先制。京都が押し込む展開が続く中、最後まで失点せず、勝利目前となった中で、ゴール前の混戦をラファエル・エリアスに押し込まれ1-1のドロー。レドミに捧げる白星とはならなかった。
そのほか、上位では4位の川崎フロンターレ(勝ち点11)が9位の湘南ベルマーレ(勝ち点11)と対戦し、脇坂泰斗と宮城天のゴールで2-0と勝利。川崎Fは連勝、湘南は3連敗となってしまった。
12位の東京ヴェルディ(勝ち点8)と15位のFC東京(勝ち点7)の“東京ダービー”は壮絶な展開に。東京Vが林尚輝のゴールで先制すると、前半のうちに佐藤恵允のゴールでFC東京が同点に。東京Vは後半早々に染野唯月のゴールで勝ち越すも、FC東京は89分にエンリケ・トレヴィザンのゴールが決まり、2-2のドローに終わった。
降格圏に沈む19位の名古屋グランパス(勝ち点5)と、16位の横浜F・マリノス(勝ち点6)の戦いは、互いに譲らない展開に。それでもホームの名古屋は後半に河面旺成、佐藤瑶大とCBが2点を奪い、2-0で勝利し降格圏を脱出。横浜FMは降格圏の19位に転落した。
また、同じく降格圏の18位に位置する王者・ヴィッセル神戸(勝ち点6)はアウェイで14位の横浜FC(勝ち点7)と対戦。今季の戦いを象徴するように王者らしくない低調な戦いとなる中、後半途中出場のエリキが74分に決勝ゴール。なんとか勝利を収め、降格圏を脱出した。
17位のセレッソ大阪(勝ち点6)は、初のJ1を戦う6位のファジアーノ岡山(勝ち点11)と対戦。3分にチアゴ・アンドラーデのゴールでC大阪が先制すると、44分に岡山の佐藤龍之介がJリーグ初ゴールを決めて同点に。それでも前半アディショナルタイムにラファエル・ハットンが決めてC大阪が勝ち越すと、そのまま2-1で勝利を収めた。
なお、最下位のアルビレックス新潟(勝ち点4)はホームに10位のアビスパ福岡(勝ち点10)を迎えた中、田代雅也にゴールを奪われ、0-1で敗戦。最下位からの脱出とはならなかった。
また、1試合だけ遅れて行われた13位の浦和レッズ(勝ち点7)と5位の清水エスパルス(勝ち点11)の試合は、2-1で浦和が勝利。開始4分に渡邊凌磨の2試合連続ゴールで先制すると、59分にマテウス・サヴィオが移籍後初ゴール。清水は79分に高木践が1点を返すも、2-1で浦和が勝利を収めた。
<h3>◆明治安田J1リーグ第8節</h3>
東京ヴェルディ 2-2 FC東京
【東京V】
林尚輝(前20)
染野唯月(後7)
【FC東京】
佐藤恵允(前43)
エンリケ・トレヴィザン(後44)
川崎フロンターレ 2-0 湘南ベルマーレ
【川崎F】
脇坂泰斗(後5)
宮城天(後47)【PK】
横浜FC 0-1 ヴィッセル神戸
【神戸】
エリキ(後29)
アルビレックス新潟 0-1 アビスパ福岡
【福岡】
田代雅也(後15)
名古屋グランパス 2-0 横浜F・マリノス
【名古屋】
河面旺成(後6)
佐藤瑶大(後39)
京都サンガF.C. 1-1 柏レイソル
【京都】
オウンゴール(後45+8)
【柏】
久保藤次郎(前12)
ガンバ大阪 0-1 FC町田ゼルビア
【町田】
相馬勇紀(前43)
セレッソ大阪 2-1 ファジアーノ岡山
【C大阪】
チアゴ・アンドラーデ(前3)
ラファエル・ハットン(前45+3)
【岡山】
佐藤龍之介(前44)
サンフレッチェ広島 1-0 鹿島アントラーズ
【広島】
前田直輝(前22)
浦和レッズ 2-1 清水エスパルス
【浦和】
渡邊凌磨(前4)
マテウス・サヴィオ(後14)
【清水】
高木践(後34)
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2025.04.02 22:25 Wed