【JFL第15節】ラインメール青森が青森山田サッカー部の大声援を背に3位枚方撃破! Hondaは朴康造監督初陣の鈴鹿とドロー
2024.07.07 17:08 Sun
【動画】JFL青森を青森山田サッカー部が応援! 小沼蒼珠もノリノリ
本日の試合では#青森山田高校 サッカー部の皆さんも
— ラインメール青森【公式】 (@reinmeer_aomori) July 7, 2024
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【JFL第15節】ラインメール青森が青森山田サッカー部の大声援を背に3位枚方撃破! Hondaは朴康造監督初陣の鈴鹿とドロー
7日、日本フットボールリーグ(JFL)第15節の3試合が各地で行われた。 (以下、『★』はJ3クラブライセンス取得に向けた申請を発表したクラブ) ◇青森★ 1-0 枚方 7月初戦となる今節から中断期間まで3試合連続ホームゲームのラインメール青森。3位・FCティアモ枚方を迎え入れ、スタンドからは青森山田高校サッカー部員たちの声援が響き渡る。 試合は、5バックでの守りを軸に速攻をうかがい、果敢なプレスから相手のミスを誘発し、フィニッシュまで持ち込む場面も。しかし決定力を欠き、0-0のまま時計の針が進む。 それでも、高校サッカー界の盟主による声援を背に、愚直に1点を追い求めた青森。 80分、青森山田出身のGK廣末陸らを含めたビルドアップからショートカウンターの構図に。縦へ縦へと効率的に前進し、最後はラストパスにMF平田海斗が左足で合わせて先制点だ。 前節レイラック滋賀に敗れた青森だが、仕切り直しの一戦で3位枚方を1-0と撃破。J3クラブライセンス取得に向けた申請を行ったなか、暫定ながらも6位に浮上だ。 一方、枚方は勝てば2位再浮上も、結果は4位後退。滋賀にFW森本ヒマンを期限付き移籍で放出したなか、痛恨の2連敗となった。 ◇鈴鹿 1-1 Honda “JFLの盟主”Honda FCは朴康造新監督のアトレチコ鈴鹿と対戦。開始9分でMF川畑隼人が先制点も、後半頭の被弾で同点に。相手ミドルのコースが変わり、GK楠本祐規は反応しきれず。 その後は互いに得点奪えずドロー決着。第8〜10節の3連勝でいよいよ今季も波に乗った…と思われたHondaだが、そこから今節までの5試合で1勝2分け2敗に。苦しい戦いが続く。 ◆第15節 ▽7月6日(土) 沖縄SV 0-0 高知ユナイテッドSC★ 栃木シティ★ 3-3 ヴェルスパ大分★ ヴィアティン三重★ 2-0 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC vs[中止] レイラック滋賀★ ブリオベッカ浦安 vs[中止] クリアソン新宿★ ▽7月7日(日) ラインメール青森★ 1-0 FCティアモ枚方 アトレチコ鈴鹿 1-1 Honda FC FCマルヤス岡崎 1-2 ソニー仙台FC ◆順位表(暫定/※1) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点37 | +18 2位 栃木シティ | 勝ち点27 | +8 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +7 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +2 5位 Honda FC | 勝ち点23 | +5 6位 ラインメール青森 | 勝ち点22 | +5 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +7 8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点21 | -1 9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点20 | +2 10位 沖縄SV | 勝ち点20 | ±0 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点18 | -3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -3 13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -3 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -12 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -15 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点9 | -17 (※1)6日の武蔵野vs滋賀、浦安vs新宿が悪天候のため中止・延期に。したがって武蔵野、滋賀、浦安、新宿は消化が1試合少ない <span class="paragraph-title">【動画】JFL青森を青森山田サッカー部が応援! 小沼蒼珠もノリノリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">本日の試合では<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%9D%92%E6%A3%AE%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%AB%98%E6%A0%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#青森山田高校</a> サッカー部の皆さんも<br>応援に駆けつけてくれています<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%9D%92%E6%A3%AE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ラインメール青森</a> <a href="https://t.co/oy90RY4Ri0">pic.twitter.com/oy90RY4Ri0</a></p>— ラインメール青森【公式】 (@reinmeer_aomori) <a href="https://twitter.com/reinmeer_aomori/status/1809832801610658238?ref_src=twsrc%5Etfw">July 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.07 17:08 Sun2
JFL青森は開幕2戦未勝利…GK廣末陸が痛感した課題「自分たちで話し合って修正する力を」
ラインメール青森のGK廣末陸が高知ユナイテッドSC戦を振り返った。 17日、日本フットボールリーグ(JFL)第2節の高知ユナイテッドSCvsラインメール青森が行われ、アウェイに乗り込んだ青森は0-1と敗れた。 第1節はミネベアミツミFCと敵地でドロー。廣末としてはこの試合、18分にロングボール対応の処理がやや中途半端となり、ミネベアの先制点に直結。それでも90+4分、味方が獲得したPKをきっちり沈め、GKながらもJFL4年連続ゴールに。1-1のドローに持ち込んだ。 そんな一戦を経て臨んだ高知戦。前半から一進一退の攻防が続き、0-0で迎えた56分、MF平田海斗がボックス左角から絶妙な内巻きコントロールショット。決まっていればスーパーゴールの決定機だったが、相手GKに間一髪で弾き出される。 結局、青森は試合も終盤の80分に先制点を与え、0-1の敗戦に。公式記録上のシュート数は90分間でわずか「3」本。後半は前述の1本にとどまり、開幕2試合未勝利となっただけでなく、ゴールもPKによる1点だけとなっている。 Jリーグ参入を目指すなか、このように厳しい船出となった2024シーズンの青森。それでも、ゲーム主将を担うこともある廣末は痛感した課題を口にしつつ、言葉の節々には常に一歩先を見据えた、チームリーダーとしての風格を漂わせた。 「前半とても良い入りができて、ボールを保持する時間も長かったんですが、なかなか決定機につなげることができませんでした。後半は相手も修正してきて、自分たちがやりたかったことを、相手にやらせてしまったという感じです」 「1試合を通じ、“自分たちで話し合って修正できる力”を身につけていかなければと感じました。『やりたいことをできなくなったときに立ち返る場所』というのが見つかっていないので、ベースを構築することで結果もついてくるのではと思っています」 「昨季も混戦、今季も混戦になりそうなJFL。まだ開幕2試合ですので、ここからしっかり連勝できるようにしていきたいと思います」 また、話は第1節ミネベア戦に遡るが、4年連続ゴールとなったPK弾についても問いかけてみた。 「(自身がPKを蹴る)その状況は本来、あまりチームとしては良くないと思います。まずはやっぱりGKとしてビハインドの状況を作りたくないですね。PKそのものは自信がありますので、必要とされれば蹴りにいきます」 「まだもう少し先になってしまうんですが、ホーム開幕戦(4月14日/第6節ヴィアティン三重戦)に向けて、僕たちも集客を頑張ってますので、多くの方に足を運んでいただきたいです」 高校時代は青森山田で冬の選手権初優勝に大貢献...地元の期待を背負い、見事に栄冠をもたらした廣末。時は流れて2024年、今年26歳となる守護神は、Jリーグ参入を目指すラインメール青森で腕章も巻き、チームをけん引する。 2024.03.18 17:50 Mon3
Jリーグ参入目指すJFL青森、首位高知に惜敗で中断期間突入も前進あるのみ「1カ月休んで整えて」「9月1日へ良い準備を」
日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森は、中断期間明けの浮上を期する。 21日、JFL第17節のラインメール青森vs高知ユナイテッドSCがカクヒログループ アスレチックスタジアムで行われ、青森は0-1で敗れた。 青森は今節が中断期間前の最終戦であり、ホーム3連戦の最終戦。ここまではFCティアモ枚方、ミネベアミツミFCに2連勝しており、ここで首位高知を倒せば今季初の3連勝だった。 しかし、結果は僅差の攻防を落とす形で0-1。 失点は54分、高知の右CKを弾き返すも、ボックス外で相手に拾われ、最後はミドルを流し込まれての被弾に。GK廣末陸はゴール前の密集で視界を遮られたか、僅かに防げなかった。 柴田峡監督は「1点勝負と踏んでいたなかで、高知の鋭いカウンターを警戒していました。そこはしっかり対応できましたが、リスタート(CK)からの失点。他のチームと比べ、リスタートの練習に比重を置くなかで…あの瞬間だけアプローチが遅くなってしまった」と悔やむ。 リーグ最少失点の堅守軍団・高知に対する攻撃については「形は決して悪くなかった」と選手を称えつつ、課題も挙げる。 「ゴール前の精度、ゴール前に至るまでの精度、『止める・蹴る』といったベーシックな技術のクオリティ…ここが相手と比べてどうだったのか。やはり高知の方がこの辺りをきちんと出来ていたと思います」 青森はここ最近、ブラジル人FWベッサ、MF齋藤来飛の左サイドコンビが攻撃に彩りを加えており、今回はここを最大限に活かすべく、前節途中出場から決勝点の187cmFW村上弘有を先発起用。しかし、“1点”には結び付かず。 「村上の足元で収まらない時間帯も出てきたので…なかなか左サイドでベッサが突破できなかったですね。もちろん村上1人の責任ではなくて、それがチーム全体の力。ここ最近良かった左サイドからこじ開けられなかったですね」 村上自身のプレーについては「高さ(187cm)で起点になれると踏んで、今日スタートから使いました。前節は村上を途中から入れて、それでチームが落ち着きましたし、今日もゴール前まで入っていけた。出来は悪くなかったです」と、献身性溢れる大型FWをねぎらった。 その村上、昨季はブリオベッカ浦安の主力として「昇格即準優勝」という大躍進に貢献。キャリア初のJFLで確かな自信をつけ、今季からJリーグ参入を目指す青森にやってきた。 柴田監督も信頼を寄せる26歳は、試合を振り返って、首位高知の強固さを称える。 「中断期間前最後の試合で、相手も首位。何が何でも勝って締めたかったですけど、とても残念です。『もっとできたことがあったんじゃないか』『もっと攻撃的にいけたんじゃないか』と今は思います」 「高知さんはパスやドリブルだけじゃなく、ボランチを使うのも上手くて。僕たちのプレッシングをことごとく掻い潜った印象です。自分は最前線のファーストディフェンダーとして、常に難しい判断を迫られました」 「高知さんのやり方はハッキリしていて、“逃げ道”をちゃんと持っているというか。サイドチェンジも多くて、僕たちのディフェンダーとしては、掴みどころがなくてやりづらさがあったと思います。チーム力の差が現れた0-1でした」 悔しい敗戦となった青森。それでも、中断期間でリフレッシュする時間を作れることは、後半戦に向けプラスとなるはず。村上は前を向く。 「僕自身は、最初の頃なかなか出場機会がなくて苦しい部分もあったんですけど、最近はチャンスを貰えています。本当に大事な今回の試合で結果を残せず残念ですが、前を向きます」 「サポーター、スポンサーの方々が日々応援してくれていますし、サッカー選手の宿命として最後まで全力で上を目指したい。諦めずに優勝を狙います。僕もJ3リーグ昇格のために青森へ来ましたし、やり続けて行きます」 「中断期間、チーム全員でどれだけ積み上げられるか。これが『9月1日』に響いてくると思うので、いい準備をしたいと思います」 柴田監督も、「JFLはここで一旦ブレイク。今日の結果は残念ですけど、他のチームも勝ったり負けたりが続いているなかで、残り13試合あるのでね。しっかり1カ月休んで整えて、9月1日に向けてやっていきます」とした。 ◆JFL第18節(中断期間明け初戦) 2024年9月1日(日) 15:00キックオフ ラインメール青森 vs 横河武蔵野FC 弘前市運動公園陸上競技場(青森県弘前市) 2024.07.24 17:00 Wed4
遠のく来季J3参入…ヴィアティン三重&クリアソン新宿のJFL優勝消滅、“継続審議”青森4位転落で滋賀3位浮上! 6位高知は首位Hondaとドロー【JFL第26節】
28~29日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第26節の7試合が各地で行われた。 ◆高知ユナイテッドSC 1-1 Honda FC Jリーグ入会申請が「継続審議」となっている高知。何はともあれ、まずは今節を含め、残り5試合で「JFL2位以内(※Jリーグ入会申請が承認されているクラブは優勝ならJ3自動昇格、2位ならJ3の19位との入替戦へ進む)」を掴みたいところであり、今節は本拠地・春野陸上競技場で”Jへの門番”として名高い首位Hondaと対戦した。 決定機を作れずに迎えた65分、HondaのDF川浪龍平にボックス手前から右足ミドルを叩き込まれて失点。それでも77分、76分に投入されたばかりのFW新谷聖基がDFと競り合いながらも流し込んだ一撃で同点とする。 同点直後には入場者数が今シーズン最多の「2156人」と発表され、ボルテージが上がる高知の選手とスタンド。しかし、逆転弾は奪えず、1-1のドロー決着に。「JFL2位以内」の確保に向け、かろうじて希望を繋いだ格好だ。 ◆ソニー仙台FC 1-1 ヴィアティン三重 Jリーグ入会申請が条件付きで承認されたV三重。「JFL2位以内」を掴めるか否かとなっているが、今節は2位ソニーとの対戦となり、残り5試合で勝ち点差は「9」。ここで敗れて「12」まで開くようなら、来季のJ3参入は絶望的だ。 観衆1395人を集めた前節のホームゲーム(ブリオベッカ浦安戦/1△1)は終盤の被弾により、ドロー。2試合白星から遠ざかるなか、今節は32分、ソニーのFW鈴木啓太郎に先制点を叩き込まれ、1点ビハインドで前半を終える。 まずはなんとか追いつきたいところだが、0-1のまま時計の針だけが進んでいき、いよいよ後半もアディショナルタイムへ突入。90+1分、GKからのロングボールに抜け出したFW梁賢柱が右足弾を流し込み、ようやく同点とした。 かろうじて1-1のドローに持ち込んだV三重。しかし、この結果により、JFL優勝の可能性が消滅。残り4試合で2位ソニーとは勝ち点「9」差のまま。来季のJ3参入が極めて厳しい状況となった。 ◆ラインメール青森 0-1 ヴェルスパ大分 高知と同じくJリーグ入会申請「継続審議」の青森&V大分。どちらもホームゲームの観客動員が伸び悩むなか、今節は青森ホームでの対決に。弘前市運動公園陸上競技場で行われた一戦は観衆「1516人」を記録した。 試合はアウェイのV大分が0-1で勝利。V大分は74分、カウンターからFW中井崇仁が抜け出し、一度は青森のGK廣末陸に阻まれるも、こぼれ球を拾って最後はFW松木駿之介がシュート。廣末が処理し損ねたように見えるが、記録上は松木のゴールとなった。 V大分が12位から8位まで浮上した一方、青森はレイラック滋賀にかわされる形で4位転落。来季のJ3参入に可能性を残すチームの中で最上位の青森だが、ここにきて手痛い黒星に。それでも残り4試合で2位ソニーとは勝ち点「4」差。2位以内の確保を諦めるにはまだ早い。 ◆クリアソン新宿 なお、今節試合のなかった新宿も、V三重とともにJリーグ入会申請が条件付きで承認されている。だが、こちらもV三重とともに残り4試合で2位ソニーとの勝ち点差が「11」まで開き、JFL優勝の可能性が消滅し、来季のJ3参入が厳しくなっている。 ◆レイラック滋賀FC 3-0 東京武蔵野ユナイテッドFC その一方、滋賀が“継続審議組”で今節の勝ち組に。14位に沈み、最下位転落&地域リーグとの入替戦行きもチラつく武蔵野にホームで3-0と快勝をおさめ、青森をかわして4位に浮上している。県勢初のJリーグ参入を目指す滋賀、これで3連勝&4試合無敗だ。 ◆JFL第26節 ▽10月28日(土) ブリオベッカ浦安 1-1 FCティアモ枚方 ▽10月29日(日) 高知ユナイテッドSC 1-1 Honda FC ソニー仙台FC 1-1 ヴィアティン三重 沖縄SV 2-1 鈴鹿ポイントゲッターズ ラインメール青森 0-1 ヴェルスパ大分 ミネベアミツミFC 0-0 FCマルヤス岡崎 レイラック滋賀FC 3-0 東京武蔵野ユナイテッドFC ※今節試合なし クリアソン新宿 ◆順位表 1 Honda 44 +19 2 ソニー 40 +11 3 滋賀 39 +8 4 青森 36 +5 5 浦安 36 +2 6 高知 33 +4 7 V大分 32 -3 8 鈴鹿 32 -5 9 V三重 31 +4 10 マルヤス 31 ±0 11 新宿 31 -7 12 枚方 30 -7 13 ミネベア 28 -4 14 武蔵野 26 -8 15 沖縄 22 -19 2023.10.29 18:05 Sun5
2024JFL開幕! 昨季最下位ギリギリ残留の沖縄SVが新宿を4発粉砕で首位発進【JFL第1節】
10日、日本フットボールリーグ(JFL)第1節の全8試合が全会場同時キックオフで行われた。 ついに開幕した2024シーズンのJFL。開幕戦から昨季王者Honda FCとソニー仙台FCによる国内企業クラブの頂上決戦が実現し、J3参入を見据えるクラブも各地で熱戦を繰り広げた。 ◇Honda 1-0 ソニー JFL優勝通算10回を誇る絶対的盟主Honda FCと、誉高き“SONY”を引っ提げて戦うソニー仙台FC。名実ともに国内企業クラブの2強だ。 40分、Hondaは敵陣ボックス内でDF川浪龍平が相手からボールを奪ってクロス。ファーへ飛び込んだMF佐々木俊輝が強烈なヘディング弾を叩き込み、これが決勝点となった。 ◇浦安 0-1 マルヤス 昨季JFL準優勝の都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安と、Hondaを指揮してJFL優勝通算5回の井幡博康監督率いるFCマルヤス岡崎。 30分過ぎからマルヤスペースで進んだなか、ハーフタイムを挟んだ58分にMF林雄飛のPK弾で先制。その後劣勢を強いられる時間帯もあったマルヤスだが、PKによる1点を守り抜いた。 ◇滋賀 3-1 栃木C 昨季最終節で2位から3位に転落…あと一歩で入替戦行きを逃したレイラック滋賀と、関東サッカーリーグ1部より今季昇格の栃木シティ。 自力を見せたい滋賀は45+4分にDF小野寺健也、56分にFW菊島卓がネットを揺らし、栃木Cも73分にFW鈴木国友のゴールで1点を返したが、ほどなくして滋賀はFW榎本大輝が追加点…3-1で昇格組栃木Cを振り切った。 ◇高知 3-0 V三重 昨季の天皇杯で“話題性枠”を独占した南国土佐から高知ユナイテッドSCと、JFL有数の観客動員を誇る伊勢湾からヴィアティン三重。 ともにJ3参入を見据える両チームの一戦は、33分、39分と立て続けに2点を奪ったホーム高知に軍配。高知は90+3分にFW小林心のPKでダメ押し…3-0快勝で最高のスタートを切った。 ◇新宿 0-4 沖縄 本拠地問題がありながらもJ3ライセンスを交付されていたクリアソン新宿と、今季から高原直泰氏が社業に専念する新生・沖縄SV。 この一戦を制したのは、昨季最下位、入替戦でギリギリ残留を果たした沖縄。MF荒井秀賀のPK弾を皮切りに大量4得点で新宿を粉砕した。 ◇ミネベア 1-1 青森 Hondaらに次ぐ企業勢のミネベアミツミFCと、青森県から2番目のJ参入を目指すラインメール青森。今季もあの男がネットを揺らした。 ミネベア1点リードで迎えた90+4分、青森は土壇場で獲得したPKをGK廣末陸が蹴り込み同点に。廣末はJFL4年連続でのゴールとなった。試合は1-1で終了…ともに引き分け発進だ。 ◆第1節結果 ▽3月10日(日)13:00 Honda FC 1-0 ソニー仙台FC ブリオベッカ浦安 0-1 FCマルヤス岡崎 レイラック滋賀 3-1 栃木シティ ヴェルスパ大分 1-2 アトレチコ鈴鹿 高知ユナイテッドSC 3-0 ヴィアティン三重 クリアソン新宿 0-4 沖縄SV FCティアモ枚方 1-1 横河武蔵野FC ミネベアミツミFC 1-1 ラインメール青森 ◆順位表 1位 沖縄SV | 勝ち点3 | +4 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点3 | +3 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点3 | +2 4位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点3 | +1 5位 Honda FC | 勝ち点3 | +1 5位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点3 | +1 7位 ラインメール青森 | 勝ち点1 | ±0 7位 FCティアモ枚方 | 勝ち点1 | ±0 7位 横河武蔵野FC | 勝ち点1 | ±0 7位 ミネベアミツミFC | 勝ち点1 | ±0 11位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点0 | -1 12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点0 | -1 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点0 | -1 14位 栃木シティ | 勝ち点0 | -2 15位 ヴィアティン三重 | 勝ち点0 | -3 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点0 | -4 2024.03.10 16:55 Sunラインメール青森の人気記事ランキング
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【JFL第29節】二川孝広監督率いる枚方が3連勝で4位浮上 ヴィアティン三重は今季最多4失点でリスタートマッチ飾れず
17日、日本フットボールリーグ(JFL)第29節の6試合が行われた。 ここでは、優勝およびJ3リーグ入会を決めた栃木シティ、2位および入替戦進出を決めた高知ユナイテッドSC以外の4試合をまとめる。 ◆V三重 1-4 V大分 ヴィアティン三重は前節敗戦でJ3入会の可能性がなくなり、来季へ向けたリスタートの残り2試合に。しかし、今節ホーム最終戦でヴェルスパ大分を迎え、今季最多の4失点となった。 V大分は開始7分、鈴木啓太郎がロングフィード1発で裏を取り、最後はクロスに中村真人がヘディング弾。45+1分には敵陣での守備から、最後は小倉貫太が右足シュートを流し込む。 V三重は直後の45+2分、DF上田駿斗の6試合4点目で1点差とするが、V大分が60分、堀研太のPKで突き放し。締めくくりは71分、中井崇仁が豪快ダイビングヘッドをぶち込んだ。 V三重はリスタートマッチの本拠地ラピスタに観衆2264人が詰めかけたが、厳しい“船出”となった。一方、同じくJ3入会へ来季再挑戦となるV大分にとって、4得点は今季最多である。 ◆青森 0-0 Honda こちらもJ3入会へ来季再挑戦のラインメール青森は、今季限りで柴田峡監督が退任。Honda FCとの今節が指揮官のホーム最終戦である。 主砲のブラジル人FWベッサがメンバー外となったなか、チーム2位「7得点」のFW村上弘有を最前線に据えた青森。しかし、強固な昨季王者を崩せず、公式スタッツではシュート4本ということに。ゴールレス決着となった。アウェイで迎える最終節は、V大分と対戦する。 ◆沖縄 1-2 滋賀 V三重と同様、前節でJ3入会が消滅したレイラック滋賀は、アウェイで沖縄SVと対戦。雷雨でキックオフが1時間半遅れたなか、沖縄が25分、長井響が左から切れ込み、シュートのこぼれに川中健太が詰めて先制する。 滋賀は後半に入って逆転。70分、今季加入でようやく出場2試合目、角田誠監督下では初出場という竜田柊士が、自ら得たPKを沈めて同点に。竜田はさらに85分、ボックス手前から豪快な右足ミドルを叩き込んだ。 滋賀は新たな“船出”の一戦で勝ち点「3」。ホームで迎える最終節はV三重との対戦だ。 ◆浦安 0-1 枚方 指揮官はどちらも元日本代表選手…都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安、二川孝広監督率いるFCティアモ枚方が対戦し、PK1発で勝負アリ。71分、枚方の後藤卓磨が自ら得たPKを沈め、チームを3連勝へと導いた。 今季の枚方は序盤戦で5連勝があったが、勝てば6連勝&首位浮上という高知戦を落とし、そこから急降下。それでも直近7試合6勝1敗で4位まで再浮上した。2000年代生まれの若い選手がたいへん多く、来季が楽しみだ。 枚方はホームでの最終節で沖縄と対戦する。 ◆第29節 ▽11月17日(日) ヴィアティン三重 1-4 ヴェルスパ大分 ラインメール青森 0-0 Honda FC 沖縄SV 1-2 レイラック滋賀 ブリオベッカ浦安 0-1 FCティアモ枚方 栃木シティ 5-0 アトレチコ鈴鹿 FCマルヤス岡崎 1-1 高知ユナイテッドSC ▽11月16日(土) クリアソン新宿 2-1 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC 1-2 ソニー仙台FC ◆順位表 [優勝] 栃木シティ | 勝ち点61 | +28 [2位] 高知ユナイテッドSC | 勝ち点54 | +14 --------- 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点48 | +20 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点47 | +3 5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点45 | +3 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点44 | ±0 7位 Honda FC | 勝ち点42 | +7 8位 沖縄SV | 勝ち点41 | +9 9位 ラインメール青森 | 勝ち点40 | +6 10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点39 | +2 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点37 | -3 12位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点36 | -3 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点29 | -9 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点25 | -25 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -22 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -30 2024.11.17 17:39 Sun2
【JFL第15節】ラインメール青森が青森山田サッカー部の大声援を背に3位枚方撃破! Hondaは朴康造監督初陣の鈴鹿とドロー
7日、日本フットボールリーグ(JFL)第15節の3試合が各地で行われた。 (以下、『★』はJ3クラブライセンス取得に向けた申請を発表したクラブ) ◇青森★ 1-0 枚方 7月初戦となる今節から中断期間まで3試合連続ホームゲームのラインメール青森。3位・FCティアモ枚方を迎え入れ、スタンドからは青森山田高校サッカー部員たちの声援が響き渡る。 試合は、5バックでの守りを軸に速攻をうかがい、果敢なプレスから相手のミスを誘発し、フィニッシュまで持ち込む場面も。しかし決定力を欠き、0-0のまま時計の針が進む。 それでも、高校サッカー界の盟主による声援を背に、愚直に1点を追い求めた青森。 80分、青森山田出身のGK廣末陸らを含めたビルドアップからショートカウンターの構図に。縦へ縦へと効率的に前進し、最後はラストパスにMF平田海斗が左足で合わせて先制点だ。 前節レイラック滋賀に敗れた青森だが、仕切り直しの一戦で3位枚方を1-0と撃破。J3クラブライセンス取得に向けた申請を行ったなか、暫定ながらも6位に浮上だ。 一方、枚方は勝てば2位再浮上も、結果は4位後退。滋賀にFW森本ヒマンを期限付き移籍で放出したなか、痛恨の2連敗となった。 ◇鈴鹿 1-1 Honda “JFLの盟主”Honda FCは朴康造新監督のアトレチコ鈴鹿と対戦。開始9分でMF川畑隼人が先制点も、後半頭の被弾で同点に。相手ミドルのコースが変わり、GK楠本祐規は反応しきれず。 その後は互いに得点奪えずドロー決着。第8〜10節の3連勝でいよいよ今季も波に乗った…と思われたHondaだが、そこから今節までの5試合で1勝2分け2敗に。苦しい戦いが続く。 ◆第15節 ▽7月6日(土) 沖縄SV 0-0 高知ユナイテッドSC★ 栃木シティ★ 3-3 ヴェルスパ大分★ ヴィアティン三重★ 2-0 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC vs[中止] レイラック滋賀★ ブリオベッカ浦安 vs[中止] クリアソン新宿★ ▽7月7日(日) ラインメール青森★ 1-0 FCティアモ枚方 アトレチコ鈴鹿 1-1 Honda FC FCマルヤス岡崎 1-2 ソニー仙台FC ◆順位表(暫定/※1) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点37 | +18 2位 栃木シティ | 勝ち点27 | +8 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +7 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +2 5位 Honda FC | 勝ち点23 | +5 6位 ラインメール青森 | 勝ち点22 | +5 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +7 8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点21 | -1 9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点20 | +2 10位 沖縄SV | 勝ち点20 | ±0 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点18 | -3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -3 13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -3 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -12 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -15 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点9 | -17 (※1)6日の武蔵野vs滋賀、浦安vs新宿が悪天候のため中止・延期に。したがって武蔵野、滋賀、浦安、新宿は消化が1試合少ない <span class="paragraph-title">【動画】JFL青森を青森山田サッカー部が応援! 小沼蒼珠もノリノリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">本日の試合では<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%9D%92%E6%A3%AE%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%AB%98%E6%A0%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#青森山田高校</a> サッカー部の皆さんも<br>応援に駆けつけてくれています<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%9D%92%E6%A3%AE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ラインメール青森</a> <a href="https://t.co/oy90RY4Ri0">pic.twitter.com/oy90RY4Ri0</a></p>— ラインメール青森【公式】 (@reinmeer_aomori) <a href="https://twitter.com/reinmeer_aomori/status/1809832801610658238?ref_src=twsrc%5Etfw">July 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.07 17:08 Sun3
【JFL第27節】栃木シティが昇格即初優勝に王手、高知ユナイテッドSCも滋賀敗戦により「2位以内」は限りなく濃厚か
2日〜3日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)の第27節が行われた。これで今季も残り3試合、上位陣がかなり絞り込まれてきた。 ◆首位 栃木シティ まず、昇格組にして首位を走る栃木Cは、沖縄SVとの撃ち合いを制し、少なくとも「2位以内」が確定。J3リーグ入会へ成績面のクリアを…というなかで大きな戦果となった。入会要件の進捗状況も踏まえ、優勝なら自動昇格とみて間違いないだろう。2位高知とは残り3試合で勝ち点「5」差…最速での優勝決定は次節だ。 ◆2位 高知ユナイテッドSC 同じくJ3入会へ成績面を…という高知は序盤戦の首位独走から一転、急失速で2位に。そんななかでも、今節は鬼門「敵地・Honda FC」で2-1と勝利し、6試合ぶりの白星となった。MF佐々木敦河が前節の戦列復帰からチーム全体を活性化させ、複数得点も6月以来である。後述の通り「2位以内」も濃厚となってきた。 ◆3位→4位 レイラック滋賀 滋賀があまりに痛い敗戦。ホームでFCティアモ枚方と対戦し、1-1で迎えた90+3分に勝ち越し点を喰らう形となった。これにより、2位高知とは残り3試合で勝ち点「8」差。昨季あと一歩で「2位以内」を逃した滋賀だが、今季も極めて難しい状況になったと言わざるを得ない。 ◆4位→3位 ヴィアティン三重 V三重はアウェイで横河武蔵野FCに勝利し、滋賀をかわして3位に浮上。このままの順位をキープならクラブ史上最高成績だが、もちろんV三重も目標はJ3入会…「2位以内」へ2位高知とは残り3試合で「7」差となっている。まずは次節・ラインメール青森戦で勝利が必要だ。 ◆6位 ヴェルスパ大分 シーズン途中に元日本代表FW金崎夢生が加入して話題を呼んだV大分だが、今節をもって「2位以内」およびJ3入会が消滅。ホームで最下位・ミネベアミツミFCと0-0ドローに終わった。V大分はホームゲーム「3勝7分け4敗」と、今季を通じてなかなか本拠地で結果を残せない。 ◆9位→10位 ラインメール青森 前節の時点で「2位以内」が消滅していた青森は、今節を迎えるにあたって柴田峡監督(58)が今季限りで退任することも発表。指揮官ラスト3試合の1試合目は、ホームでFCマルヤス岡崎との1-1ドローとなった。 ◆14位 クリアソン新宿 9月にJ3ライセンスが交付されつつも、スタートダッシュに失敗し、開幕から下位に低迷してきた新宿。今節はソニー仙台FCに敗れて、残り3試合で14位および最下位とは勝ち点「3」差…自動降格こそない今季だが、地域リーグ側との入替戦行きは避けねばならない。 ◆岩手、初JFLへ J3で「いわてグルージャ盛岡」の最下位フィニッシュが確定し、JFLでは「J3入会審査条件付き承認」のクラブが2位以内を占めることが確定。かつて東北1部からJFLを経由せずにJ3入りした岩手の「JFL降格」が事実上決定した。 ◆順位表 1位 栃木シティ | 勝ち点57 | +22 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点52 | +14 —残り3試合で勝ち点「7」差— 3位 ヴィアティン三重| 勝ち点45 | +7 4位 レイラック滋賀 | 勝ち点44 | +19 5位 Honda FC | 勝ち点41 | +8 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点41 | ±0 7位 FCティアモ枚方 | 勝ち点41 | -1 8位 沖縄SV | 勝ち点38 | +6 9位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点38 | +3 10位 ラインメール青森 | 勝ち点36 | +5 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点33 | ±0 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点33 | -4 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点27 | -9 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点22 | -23 15位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -25 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点18 | -22 2024.11.04 13:30 Mon4
【JFL第20節】唯一勝利は栃木シティ、滋賀は最下位新宿に敗戦…上位陣の“J3ライセンス申請組”が今節も軒並み苦戦
14日~16日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第20節の8試合が各地で行われた。 ◇新宿 1-0 滋賀 最下位・クリアソン新宿がホームで“J3ライセンス申請組”の5位・レイラック滋賀を撃破。45+2分、右CKで生まれた混戦からMF池谷友喜が先制点をねじ込み、1点リードとする。 後半に入ると“2位以内の確保”へあとがない滋賀が攻め込み、とうとう86分、新宿DF黄誠秀のハンドでPKを獲得…ところが、決めれば同点となるFW三宅海斗のシュートは大きく枠上へ。 さらに90+1分、滋賀はDF平尾壮が2枚目の警告で退場処分に。結局、新宿が1-0で逃げ切り、前回の滋賀戦以来、実に3カ月10試合ぶりの勝ち点「3」となった。新宿が最下位脱出の一方、滋賀は痛恨の黒星である。 ◇青森 1-1 鈴鹿 滋賀と同じくJ3ライセンス申請組の5位・ラインメール青森は本拠地カクスタに観衆3019人を動員も、11位・アトレチコ鈴鹿とドロー決着。19分にMF町田蘭次郎のゴールで先制も、90+4分にセットプレーから追いつかれた。 ◇V三重 1-1 ソニー 同じくJ3ライセンス申請組の4位・ヴィアティン三重は本拠地ラピスタに観衆2365人を動員も、ソニー仙台FCと1-1ドロー。0-1で迎えた68分、前線での鋭い守備から夏加入のFW上野瑶介が同点弾も、次の1点が遠かった。 ◇浦安 0-0 V大分 こちらもJ3ライセンス申請組の3位・ヴェルスパ大分。前節ホームで新宿とドローに終わったなか、今節はアウェイで5連勝中の7位・ブリオベッカ浦安と対戦し、0-0ドローで2戦未勝利に。首位高知を撃破後、2試合連続ドローだ。 ◇高知 1-1 枚方 J3ライセンス申請組の筆頭格、首位・高知ユナイテッドSCは本拠地春野に観衆2233人を動員したが、FCティアモ枚方と1-1ドロー。38分にFW小林心のPKで先制も、57分にPKで追いつかれて勝ち越し点を奪えなかった。 高知はこれで3試合未勝利。果敢な背後へのランで枚方を脅かし、らしい攻撃の形を披露したが、枚方も後半ギアを上げ、首位相手に応戦した。高知は次節アウェイでミネベアミツミFC、枚方はホームで新宿と対戦する。 ◇武蔵野 1-3 栃木C 高知、V大分、V三重、滋賀、青森が足踏みの一方、上位陣のJ3ライセンス申請組で今節唯一勝ち点「3」を積んだのは、2位・栃木シティ。 アウェイで15位・横河武蔵野FCと対戦し、後半頭に先制されるも、MF表原玄太、FW平岡将豪のゴールで逆転し、90+6分にMF村越健太がトドメを刺した。武蔵野は最下位転落だ。 これにより、栃木Cは高知より1試合消化が少ないなかで勝ち点「8」差に。この差をどう捉えるかは人によって異なるだろうが、ここ最近、高知より順調に勝ち点を積み上げているのが栃木…10月6日には高知ホームで直接対決も。 ◆第20節 ▽9月14日(土) ヴィアティン三重 1-1 ソニー仙台FC FCマルヤス岡崎 1-0 ミネベアミツミFC ▽9月15日(日) 高知ユナイテッドSC 1-1 FCティアモ枚方 横河武蔵野FC 1-3 栃木シティ 沖縄SV 3-4 Honda FC ▽9月16日(月・祝) クリアソン新宿 1-0 レイラック滋賀 ラインメール青森 1-1 アトレチコ鈴鹿 ブリオベッカ浦安 0-0 ヴェルスパ大分 ◆順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点45 | +19 2位 栃木シティ | 勝ち点37 | +12 3位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点32 | +2 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +5 5位 ラインメール青森 | 勝ち点30 | +8 6位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6 7位 Honda FC | 勝ち点30 | +5 8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9 9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点27 | -2 10位 沖縄SV | 勝ち点26 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6 13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -6 14位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -18 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点15 | -22 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19 2024.09.16 19:45 Mon5