朴康造 PARK Kang Jo

ポジション MF
国籍 韓国
生年月日 1980年01月24日(44歳)
利き足
身長 166cm
体重 58kg
ニュース
ニュース一覧

INAC神戸の新監督にフェロン氏、現役時代はチャビらとシドニー五輪銀メダル「光栄であり大きな責任も感じています」

INAC神戸レオネッサは10日、2023-24シーズンのトップチーム監督にスペイン人のジョルディ・フェロン氏(44)が就任することを発表した。 フェロン氏はバルセロナの育成組織出身で、選手時代には2000年のシドニーオリンピックでU-23スペイン代表として、チャビ・エルナンデスら(バルセロナ監督)ともに銀メダルを獲得している。 指導者キャリアは2015年にスタート。セアグル女子チームやエスパニョール女子の監督を歴任し、AEM・デ・レイダのスポーツ・ダイレクター(SD)を経て2021-22シーズンにはエイバルの指揮官として米井朋香らも指導した。 WEリーグ初の欧州出身監督として注目を集めるフェロン氏は、クラブを通じて意気込みを語っている。 「こんにちは!ジョルディ・フェロンです。日本女子サッカーチームの中でも非常に重要なINAC神戸の監督に就任することは、光栄であり、大きな責任も感じています。最大限のリスペクトと謙虚な気持ちをもち、リーグ優勝に向けて練習に励みたいと思います。ありがとうございます」 I神戸は星川敬監督(Y.S.C.C.横浜監督)のもとで初代WEリーグチャンピオンに輝くも、連覇を目指した昨季は朴康造監督のもとで2位に。今季は女王奪還へ巻き返しを図る。 <span class="paragraph-title">【写真】INACの新監督に就任したフェロン氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">お知らせ<br><br>このたび、2023-24シーズンのINAC神戸レオネッサトップチーム監督に、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ジョルディ・フェロン</a> 氏が就任することが決定しましたので、お知らせいたします。<br><br>監督コメント・詳細情報<a href="https://t.co/vWUyFa9ljc">https://t.co/vWUyFa9ljc</a><a href="https://twitter.com/hashtag/INAC%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#INAC神戸</a> <a href="https://t.co/g3nhYkUZMw">pic.twitter.com/g3nhYkUZMw</a></p>&mdash; INAC神戸レオネッサ公式 (@inac_kobe2001) <a href="https://twitter.com/inac_kobe2001/status/1678344238495580165?ref_src=twsrc%5Etfw">July 10, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.07.11 13:58 Tue

I神戸、朴康造監督の退任を発表 攻撃的な戦術貫くも連覇ならず「今後も女子サッカー界を応援していきます」

INAC神戸レオネッサは19日、朴康造(パク・カンジョ)監督(43)の退任を発表した。 京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)やヴィッセル神戸と、Jリーグでもプレー経験がある朴康造氏は、2008年に自身の名を冠するサッカースクールを開設。神戸のスクールコーチを経て2022年4月からはINAC神戸のアシスタントコーチ、アカデミー・スクールのテクニカルコーチに就任していた。 昨季チームを優勝に導いた星川敬前監督の後を受けて今季から指揮を執り、アグレッシブな戦術で連覇を目指したが、三菱重工浦和レッズレディースに次ぐ2位にとどまった。 ただ。守屋都弥らの持ち味を引き出し、なでしこジャパン選出を後押しするなど、可能性を感じる戦いを披露。シーズン終了後には「優勝できなかったら責任を取って辞める」と残していたなか、続投を望む声も多かったが、惜しまれながらも退任の運びとなった。 朴康造氏はINAC神戸の公式サイトを通じてコメントしている。 「この度、私朴康造はINAC神戸レオネッサの監督を退任することになりました。選手たちと共に数々の瞬間を共有し、1年間戦えたことに感謝しています。ファン、スタッフ、スポンサー、INAC神戸に関わる全ての皆様にも心から感謝申し上げます。この1年間の経験を活かして、次のステージに進みたいと思います。そして、INAC神戸レオネッサが来季WEリーグで優勝する事を心から願っております。今後も女子サッカー界を応援していきます。ありがとうございました」 2023.06.20 14:58 Tue

浦和LがI神戸との直接対決制し優勝へ前進!東京NBは植木理子の5得点含む記録ずくめの圧勝《WEリーグ》

2022-23 Yogibo WEリーグ第18節の3試合が14日に各地で行われた。 注目の一戦となったノエビアスタジアム神戸での首位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点40)と2位・INAC神戸レオネッサ(勝ち点36)の直接対決は、2-1で浦和Lが勝利を収めた。 11分に猶本光の右足ミドルがクロスバーを叩くなど、好機を作った浦和Lは23分にも猶本の中距離砲がGK山下杏也加にセーブを強いる。32分にはピッチ中央の柴田華絵から塩越柚歩とテンポ良く縦パスがつながり、清家貴子が右ポケットからグラウンダーで折り返すと、三宅史織、守屋都弥のスライディングでの対応がゴール前にこぼれ、島田芽依が難なく押し込んで先制点を挙げた。 対するI神戸はペナルティエリアへの侵入に苦しみ、田中美南がミドルシュートを見せるのが精一杯で、ビハインドのまま前半を終えた。模索する朴康造監督はハーフタイムに選手交代を行うと、投入された髙瀬愛実が一仕事。56分、最終ラインでボールを保持する浦和Lに2トップで制限をかけ、安藤梢のパスを髙瀬がブロックすると、こぼれ球を拾った田中は石川璃音をかわしてボックス内左へ侵入し、対角への一撃を沈めた。 振り出しに戻った試合は、59分に清家のシュートを、63分には成宮唯のフィニッシュをそれぞれ両GKがストップ。ならばとI神戸は67分、成宮がGKをかわし、角度はないながらも狙ったが、懸命に戻った石川がブロックして浦和Lもゴールを許さない。 I神戸74分、竹重杏歌理が瞼を切って出血し、筒井梨香が急遽スリーセンターの左に入るアクシデントに見舞われると、これが試合結果に影響を及ぼすことに。交代から2分後、浦和Lは清家がその筒井を自慢のスピードで振り切って右ポケットを取ると、グラウンダーの丁寧な折り返しを菅澤優衣香が蹴り込んだ。 これが決勝点となり、浦和Lが勝利。優勝へ近づく大きな3ポイントを手にした一方、I神戸にとっては連覇が遠のく手痛い敗戦となった。 2試合連続ドローで首位との勝ち点差を詰め切れなかった3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点31)は、ホームにちふれASエルフェン埼玉を迎えてWEリーグ記録となる9得点を挙げての大勝を収めた。 竹本一彦監督は今節3バックを採用し、FW登録を5人先発に並べて点を取れというメッセージを前面に出すと、選手がこれに応える。 まずは9分、植木理子が左右へのフェイントで金平莉紗をかわしてボックス内左からの左足で大量点の口火を切ると、25分分には植木のシュートが左ポストを叩き、こぼれ球を小林里歌子がプッシュして追加点を奪取。植木は36分にPKを沈めると、43分には裏抜けからGKとの一対一を迎え、これを冷静に制して前半だけでハットトリックを達成した。 追加タイムにはこぼれ球を北村菜々美が流し込み、前半だけで5点のリードを奪った東京NBは、折り返しての早々にも小林が加点。60分にはサイドへのシンプルなロングボールからまたも植木がネットを揺らすと、66分には宮川麻都にもゴールが生まれ、その2分後にはエースがFKから得意のヘッドを沈めてゴールラッシュを締めくくった。 1試合9得点や得失点差+9はこれまでのWEリーグ記録を大幅に更新することに。5得点をマークした植木も個人での1試合最多得点記録保持者となり、今季トータル12ゴールで得点ランキングでもトップに躍り出ている。 また、5位・マイナビ仙台レディースと11位・アルビレックス新潟レディースの一戦は、ゴールレスドローに終わっている。 ◆WEリーグ 第18節 5月13日 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 4</span>-0 ノジマステラ神奈川相模原 大宮アルディージャVENTUSAC 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">2 長野パルセイロ・レディース</span> 5月14日 マイナビ仙台レディース 0-0 アルビレックス新潟レディース INAC神戸レオネッサ 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">2 三菱重工浦和レッズレディース</span> <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">日テレ・東京ヴェルディベレーザ 9</span>-0 ちふれASエルフェン埼玉 WE ACTION DAY(今節試合なし) サンフレッチェ広島レジーナ <span class="paragraph-title">【動画】ベレーザが9得点のゴールラッシュ!植木理子が5得点の大暴れ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IxINYsYTAMU";var video_start = 36;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.14 19:35 Sun

浦和Lがリーグタイ記録となる8連勝で首位キープ!2位INACもJ1とのダブルヘッダーでマイ仙台を下す《WEリーグ》

2022-23 Yogibo WEリーグ第15節の5試合が29日に各地で開催された。 首位を走る三菱重工浦和レッズレディースは、4位・ノジマステラ神奈川相模原を本拠地・浦和駒場スタジアムに迎え、2-0で勝利。リーグタイ記録となる8連勝を飾っている。 試合が動いたのは早々の5分。セットプレーから大賀理紗子のシュートがクロスバーを叩き、ヒヤリとした浦和だが、ここからカウンターへ転じる。大きなクリアボールの処理をノジマDF出耒村亜美が誤ると、前残りしていた猶本光が拾って独走。GKとの一対一を難なく制した。 30分には右のハイサイドで得たスローインを起点に、菅澤優衣香が追加点を奪取。清家貴子のパスを受け、ボックス内右からの強烈な右足ボレーでネットを揺らす。後半はノジマGK久野吹雪の好セーブの前に追加点こそ奪えなかったが、守備ではクリーンシートを達成し、テーブル最上段をキープしている。 浦和を追う昨季女王の2位・INAC神戸レオネッサは、Jリーグとのダブルヘッダーで5位・マイナビ仙台レディースをノエビアスタジアム神戸に迎えた。 朴康造監督の古巣でもあり、J1で首位に立つヴィッセル神戸は、デーゲームで湘南ベルマーレに2-0で勝利。これに続きたいINACは10分に先制点を奪う。 阪口萌乃を狙った守屋都弥のアーリークロスはわずかに合わなかったが、流れたボールを伊藤美紀が左ポケットで広い、再びの折り返しに田中美南。先日28日に29歳の誕生日を迎えたFWが、自らのゴールで花を添えた。 幸先よく先手を取ったINACだが、19分にアクシデント。クロスに対応した井手ひなたが右足を嫌な形でひねってしまい、自力で起き上がれずに担架でピッチを後にした。 それでも動じることなくINACは37分にリードを広げる。脇阪麗奈がバイタルエリア右の田中へくさびを入れると、引き取った阪口がシュート。ブロックされたこぼれ球を伊藤が蹴り込んだ。 2点のビハインドとなった仙台はハーフタイムに2枚替えを行い、後半の立ち上がりには佐々木里緒のCKから中島依美が古巣のゴールを脅かすクロスバー直撃のヘディングシュート。注目の18歳FW松窪真心も負けん気の強さを見せたものの、リーグ最少失点の堅守を誇るINAC守備陣は崩れない。 INACは88分に田中がカットインからの右足でダメ押しゴールを奪い、3-0と快勝。3ポイント差で浦和を追走している。 ゼットエーオリプリスタジアムで行われた9位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースと8位・ちふれASエルフェン埼玉の一戦は、後半に立て続けにゴールが生まれた。 64分に瀬戸口梢のフリックから吉田莉胡がネットを揺らしてエルフェンが試合を動かすと、3分後の千葉は鴨川実歩のFKから大澤春花、その4分後には瀬戸口のFKを起点にエルフェンの岸みのりがゴールを記録。ビハインドの千葉は後半アディショナルタイムに蓮輪真琴がボックス内右から強烈な同点弾を叩き込み、ドローでタイムアップを迎えた。 また、78分には千葉のキャプテンDF林香奈絵が途中出場。昨年7月のなでしこジャパンデビュー戦で左ヒザ前十字靱帯損傷の重傷を負って以来、およそ9カ月ぶりとなる公式戦復帰を果たしている。 7位・大宮アルディージャVENTUSvs最下位・アルビレックス新潟レディース、10位のAC長野パルセイロ・レディースvs6位・サンフレッチェ広島レジーナは、いずれも打ち合いとなった。 ホームに新潟を迎えた大宮はボールも主導権も握って仲田歩夢らが絶好機を迎えたが、決め切れずに入れると、33分に新潟が先手を取る。北川ひかるがバックスピンをかけた斜めのパスをバイタルエリア左へ送ると、乗松瑠華が見誤って道上彩花が眼前で回収。ボックス内まで持ち込み、今季5得点目を記録した。 追い掛ける展開となった大宮はクロスバーやポストに嫌われるシーンが多々あるも、46分に乗松のヘッドが右ポストに当たった跳ね返りを井上綾香が押し込んで同点とすると、67分にも再び井上。田嶋みのりのPKは左ポストを叩くも、いち早く反応し、こぼれ球を押し込んだ。 逆転を許した新潟は73分、白沢百合恵のミドルシュートがGKの手を弾いてバーを叩き、白井ひめ乃が詰めて同点に。揺れる試合を決めたのは今季初のベンチスタートとなった大宮の大熊良奈。87分にカットインから右足でニアを射抜き、チームに6試合ぶりの白星をもたらしている。 長野Uスタジアムでの長野vs広島は、相手のミスを突いて島袋奈美恵が13分に先制点を奪い、広島が試合を動かした。追い掛ける長野は37分に瀧澤莉央が絶妙チップキックで同点とすると、43分には伊藤めぐみのミドル、その2分後には瀧澤莉央が足の長いループシュートを沈め、WEリーグデビューとなったGK藤田七海から一挙3点を奪って逆転に成功した。 ただ、広島も折り返しての50分、古巣対戦となった瀧澤千聖のラストパスから中嶋淑乃が1点を返すと、56分にも瀧澤千聖のスルーパスから中嶋というラインで試合を振り出しに戻す。以降も互いにチャンスを作ったが、3-3のままタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。 ◆第15節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2-2 ちふれASエルフェン埼玉 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 2</span>-0 ノジマステラ神奈川相模原 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">大宮アルディージャVENTUS 3</span>-2 アルビレックス新潟レディース AC長野パルセイロ・レディース 3-3 サンフレッチェ広島レジーナ <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">INAC神戸レオネッサ 3</span>-0 マイナビ仙台レディース WE ACTION DAY(今節試合なし) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ <span class="paragraph-title">【動画】クロスバーに救われるピンチから一転、猶本光がカウンターから先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9ltD9mj3ylc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.29 21:02 Sat

種々のクロスから圧巻ゴールまで!なでしこ初招集・INAC守屋都弥のプレー集をWEリーグが公開「早く世界に魅せてあげたい」

なでしこジャパンでも異彩を放て。 8日、日本サッカー協会(JFA)はSheBelieves Cupに臨むなでしこジャパンのメンバー23名を発表。INAC神戸レオネッサのDF守屋都弥と三菱重工浦和レッズレディースのDF石川璃音の2名が初招集された。 JFAアカデミー福島出身の守屋は、2015年にI神戸へ加入。2016年にはU-20女子ワールドカップ(W杯)へ出場しているが、WEリーグでの活躍が評価され、トップカテゴリーの代表へもついに初招集となった。 I神戸では3バックの一角やサイドでプレーしてきた守屋だが、今季はこれまで以上に攻撃面での貢献度が目を惹く。I神戸をリーグ初代女王に導いた星川敬監督からバトンを引き継いだ朴康造新監督は、昨シーズンよりも攻撃的な戦い方を施行。それに伴って右ウイングバックを務める守屋もフィニッシュに関わるシーンが増えた。 元々の豊富な運動量に加え、クロスの種類や質も向上。プロ化後のリーグ戦初ゴールが昨年12月11日の第6節浦和L戦のボレー弾というのが嘘のようで、第8節アルビレックス新潟レディース戦で後半アディショナルタイムに決めた勝ち越しゴールは圧巻の一言だった。 WEリーグの公式も守屋の日本女子代表初招集を祝し、プレー集を公開。「やっと‥いや‥遅すぎる‥けど代表で見れるのは嬉しすぎる!」、「招集されるにふさわしい選手」、「早く世界に魅せてあげたい」と、なでしこでの活躍に期待をする声も多数届く。 SNSのアイコンは某野球ゲーム風でイラストも嗜むという一面も持つ守屋。満を持して代表入りを果たした26歳が、なでしこ不動の右サイド、清水梨紗(ウェストハム)へ挑戦状を叩きつける。 <span class="paragraph-title">【動画】種々のクロスから圧巻ゴールまで!守屋都弥のプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bmY9_WEiDxM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.11 19:15 Sat

ニューヒロイン候補、19歳MF愛川陽菜がINAC6大会ぶりの女王奪還へ力強く宣言「絶対勝つ」

皇后杯決勝へ向け、JFAが各選手のショートメッセージを配信。25日にはINAC神戸レオネッサのMF愛川陽菜が意気込みを語った。 第44回皇后杯決勝が28日にヨドコウ桜スタジアムで行われる。2大会ぶり16度目の優勝を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザと、6大会ぶり7度目の優勝を狙うINAC神戸レオネッサが相まみえる。 I神戸は準々決勝で前回覇者の三菱重工浦和レッズレディースと対戦。守勢の時間が続く中で成宮唯が少ないチャンスを確実にものにし、2-1で勝利を収めた。続く22日の準決勝も先制し追い付かれる展開の中で、成宮の決勝点でちふれASエルフェン埼玉を2-1と振り切った。 第32回大会からの4連覇を含む、7年で6度の優勝と一時代を築いたI神戸は、6大会ぶりの女王奪還、朴康造監督体制としては初の優勝を目論んでいる。 JFAの公式ツイッターによる3日前カウントダウン動画には愛川が登場。「絶対勝つ」と力強い言葉を残した。 神村学園高等部から今季加入したばかりの19歳は、[3-5-2]の2列目や最前線で起用され、8日のYogibo WEリーグ第8節アルビレックス新潟レディース戦でリーグ戦初得点を挙げたばかり。先のEL埼玉戦でも髙瀬愛実の先制点をアシストするなど、好調を維持している。 前年の全日本高等学校女子サッカー選手権大会決勝でもゴールを挙げるなど、大舞台に強い新鋭アタッカーは皇后杯でもヒロインとなれるか。 <span class="paragraph-title">【動画】皇后杯決勝へ向けた愛川陽菜からのメッセージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">第44回 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%9A%87%E5%90%8E%E6%9D%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#皇后杯</a><br>\\決勝まであと日//<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%A5%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%BB%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#日テレ・東京ヴェルディベレーザ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/INAC%E7%A5%9E%E6%88%B8%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%B5?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#INAC神戸レオネッサ</a><br>1/28(土)15:00<br>ヨドコウ桜スタジアム<br><a href="https://twitter.com/NHK_BS1?ref_src=twsrc%5Etfw">@NHK_BS1</a><br><br>試合情報はこちら<a href="https://t.co/QhvJ4jzW1z">https://t.co/QhvJ4jzW1z</a><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%84%9B%E5%B7%9D%E9%99%BD%E8%8F%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#愛川陽菜</a><a href="https://twitter.com/hashtag/INAC%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#INAC神戸</a> <a href="https://twitter.com/inac_kobe2001?ref_src=twsrc%5Etfw">@inac_kobe2001</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/nadeshiko?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#nadeshiko</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#みんななでしこ</a> <a href="https://t.co/t9AuYbQzss">pic.twitter.com/t9AuYbQzss</a></p>&mdash; JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko/status/1618081232805396480?ref_src=twsrc%5Etfw">January 25, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】皇后杯準決勝、EL埼玉戦のハイライト</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="U9fWR6K0sCg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.01.25 20:05 Wed

なでしこの来季W杯へ向け代表選出はあるか、WEリーグが自慢のクロッサー5人をピックアップ

なでしこジャパンへの選出や定位置確保に至るだろうか。 WEリーグ公式インスタグラムは9日、サイドからチャンスを演出するクロッサー5人を紹介。第1節から第5節におけるラストパスのシーンを公開している。 名前が挙がったのは、守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)、高平美憂(マイナビ仙台レディース)、奥津礼菜(AC長野パルセイロ・レディース)、水野蕗奈(INAC神戸レオネッサ)、北川ひかる(アルビレックス新潟レディース)の5選手だ。 INACの右ウイングバックを務める守屋は、加入8年目を迎えるDF。昨季よりも果敢なスタイルを標榜する朴康造新監督体制では、高い位置で攻撃に絡む回数が増加し、今季は全試合にフル出場中でカップ戦では得点も挙げている。年代別の代表経験はあるが、なでしこジャパンへの招集歴はない。 左利きの高平も仙台で今季は全試合に出場中。今夏のE-1サッカー選手権ではなでしこジャパンデビューも飾っている。奥津は日本体育大学時代にはボランチでもプレーしたユーティリティプレーヤーで、長野では右サイドバックとしての地位を確立させている。 水野も守屋とともにINACの翼を形成する1人。2020年のなでしこリーグ1部では新人賞に輝き、今季もフル出場中だったが、第5節のちふれASエルフェン埼玉戦で前半に負傷交代。状態が心配される。 攻撃的な左サイドバックである北川も、昨シーズンはフル出場。代表活動中のケガの影響により、今季の序盤は欠場したが、復帰後は突破からクロスでアシストも記録している。 女子は2023年7月にオーストラリア・ニュージーランドワールドカップ(W杯)を控えている。池田太監督率いるなでしこジャパンは3バックも取り入れており、新たな可能性を模索中。紹介された5選手がWEリーグでさらに輝きを放てば、メンバー入りも見えてくるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】なでしこ選手からホープまで、WEリーグ選出のクロッサー5人</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Cl8P7iePzBy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/Cl8P7iePzBy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/Cl8P7iePzBy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)(@we_league)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.12.10 20:15 Sat

朴康造体制の新生I神戸が田中美南の2得点で連覇へ向け白星発進!S広島Rは逆転で千葉Lを下す《WEリーグ》

23日、2022-23 Yogibo WEリーグ開幕節の3試合が各地で行われた。 朴康造新監督のもとで連覇を目指す昨季の覇者、INAC神戸レオネッサはホームで大宮アルディージャVENTUSと対戦。2-0と快勝した。 神戸は脇阪麗奈をアンカーにした[3-5-2]を採用して立ち上がりから押し込み、カットバックから成宮唯のシュートなどチャンスを量産すると、35分に先制点を奪取。中盤でプレスを掛けて大宮のパスミスを誘発し、速攻から左サイド深い位置を取ると、水野蕗奈のクロスに田中美南が頭で合わせて試合を動かした。 後半はハーフタイム明けに2枚替えを行った大宮にペースを握られるも、徐々に対応して80分に追加点。くさびのパスを受けた髙瀬愛実が右サイドへ展開し、守屋都弥のクロスをニアで成宮がすらしてファーの田中が蹴り込んだ。 昨シーズンよりも攻撃的となった神戸がそのまま2-0で勝利。連覇へ向け、幸先の良いスタートを切っている。 広島広域公園第一球技場ではサンフレッチェ広島レジーナとジェフユナイテッド市原・千葉レディースが顔を合わせた。 先制したのは千葉。37分に左CKを獲得すると、鴨川実歩のキックにニアで大滝麻未。ヒールで流し込むように合わせ、出産から復帰後初ゴールを決めた。 ビハインドで折り返した広島だったが、後半のファーストプレーで中嶋淑乃が同点弾。短くなった相手のバックパスをさらい、ボックス左からの強烈な右足シュートでネットを揺らす。 50分には右CKで小川愛がペナルティライン際へのグラウンダークロスを選択すると、走り込んだ瀧澤千聖が右足で合わせ、瞬く間に逆転に成功した。60分には裏抜けから鴨川に一対一を許すも、GK福元美穂がビッグセーブを見せ、チームを鼓舞。以降、スコアは動かず、昨季AC長野パルセイロ・レディースでチームトップスコアラーとなった瀧澤の移籍後初ゴールで、広島が逆転勝ちを収めている。 また、埼玉スタジアム2002で行われた三菱重工浦和レッズレディースvsAC長野パルセイロ・レディースの一戦は、塩越柚歩の先制ゴールなどで、浦和が3-2と打ち合いを制している。 ◆第1節 ▽10月22日 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">マイナビ仙台レディース 3</span>-1 ちふれASエルフェン埼玉 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1</span>-0 アルビレックス新潟レディース ▽10月23日 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">INAC神戸レオネッサ 2</span>-0 大宮アルディージャVENTUS <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 3</span>-2 AC長野パルセイロ・レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">サンフレッチェ広島レジーナ 2</span>-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース WE ACTION DAY(今節試合なし) ノジマステラ神奈川相模原 2022.10.23 16:50 Sun

22-23WEリーグが開幕!! 初代女王INACの連覇か、浦和Lやベレーザが待ったをかけるか

22日、2022-23 Yogibo WEリーグが開幕する。 昨シーズンは星川敬監督(現:Y.S.C.C.横浜監督)のもと、固い守備で初代女王の栄冠を手にしたINAC神戸レオネッサ。今季は新たに朴康造監督を迎えたチームが、変革とともに連覇となるか。対抗の最有力は継続路線でWEリーグカップを制した三菱重工浦和レッズレディース。さらには、各選手が育成年代の代表で研鑽を積んだ日テレ・東京ヴェルディベレーザもカップ戦準優勝の悔しさをバネに、名門復活を期する。 トップ3の牙城を崩すのは、走力のジェフユナイテッド千葉レディースか、強力外国籍FWを加えたマイナビ仙台レディースか。昨季とは異なり、カップ戦を挟んで迎える開幕のため、各チームの概要も見え始めている。 ここでは各11チームの紹介と、それぞれの注目選手をピックアップした。 チーム名(略称):昨季順位:成績 <span class="paragraph-subtitle">INAC神戸レオネッサ(I神戸)(1位:16勝2分け2敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> リーグ最少失点の「9」で初代女王の座を手にしたI神戸は、当然今季も優勝候補の1つ。ヴィッセル神戸でもプレーした朴康造新監督のもとで大きく舵を切り、リスクを負いながらも前線から奪う守備を決行している。これまでは中盤が主戦場だった脇阪麗奈を3バックの一角で起用するなど、攻撃的なサッカーに挑戦。髙瀬愛実や田中美南といったなでしこジャパン経験者のベテランに加え、8月にコスタリカで行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)のMVP、浜野まいかや愛川陽菜など若い選手の台頭もあって攻撃のバリエーションは豊富になりつつある。 【注目選手】 ●GK山下杏也加 昨季のリーグMVPを注目選手に推せない訳がない。今季は守備ラインが高くなったため、背後を狙われる回数が増えると予想されるチームの中で、国内では頭1つ抜けているショットストップ力はこれまで以上にカギを握る。 ●MF成宮唯 今季から10番を背負ってタクトを振る。豊富な運動量とポジショニングの妙で、個性豊かな前線と最終ラインとをつなぐ、伊藤美紀とともに中盤で替えの効かない選手の1人。 ●DF守屋都弥 右ウイングバックの1番手。チーム戦術の変更に伴い、昨季よりも高い位置で攻撃に関わるプレーが求められる中、カップ戦ではゴールも記録し、リーグ初得点にも期待は膨らむ。 <span class="paragraph-subtitle">三菱重工浦和レッズレディース(浦和L)(2位:13勝3分け4敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> 昨季は皇后杯初制覇を成し遂げ、開幕前のカップ戦決勝も3点ビハインドをはねのけての逆転優勝。王座奪還の最有力候補として今季を迎える。初代得点女王・菅澤優衣香を筆頭に代表経験者をそろえる前線はWE屈指のタレント集団と言ってもいい。新加入選手は育成上がりと特別指定選手のみという継続路線を貫きつつ、清家貴子の前線への再コンバートや複数の新システムにも挑戦して戦い方の幅を広げている。最大の懸念であった南萌華の抜けた穴も、U-20W杯で準優勝に貢献した石川璃音で補えそうだ。 【注目選手】 ●FW安藤梢 ボランチ、ウイング、トップ下と進化を続ける40歳。先発・途中出場含めてカップ戦で3試合連続ゴールと、いかなる形でも発揮される勝負強さはいまだ健在だ。 ●MF柴田華絵 毛色の異なる攻撃陣を中盤の底で支える信頼度絶大のキャプテン。ボール捌きやカバーリングも秀逸でリーグ屈指ながらも代表に縁がないのは、柏レイソルの大谷秀和に近いものを感じる。 ●DF石川璃音 172cmと上背もあり、カップ戦決勝では植木理子(東京NB)ともバチバチを演じるなど、対人も強い19歳のセンターバック。セットプレーから点が取れることも証明済みで、今季のブレイクを予感させる。 <span class="paragraph-subtitle">日テレ・東京ヴェルディベレーザ(東京NB)(3位:10勝4分け6敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> なでしこリーグ時代を含めて優勝17回の名門となれば、若手が主体になったとはいえ、3位という成績は受け入れがたいものだろう。追い打ちをかけるように不動の右サイドバック・清水梨紗が海外移籍。代役候補は新加入の西川彩華や坂部幸菜が有力か。一方で、山本柚月や樋渡百花らを筆頭にU-20やU-17のW杯で世界経験を積んだタレントは豊富。前線の創造性はリーグ随一と言っていい。3点リードからの敗戦を喫したカップ戦決勝のような勝負弱さを払拭して女王を目指すためには、若い世代が岩清水梓や宇津木瑠美らベテラン勢から際を締める強さを吸収する必要がある。 【注目選手】 ●FW植木理子[写真] 自他共に認めるヘディングは大きな武器で、スピードを生かして自ら仕掛けてのゴールも奪える万能型ストライカー。代表でも結果を残す絶対的なエースが得点女王争いを演じられれば、自ずと優勝も見えてくる。 ●FW藤野あおば 10月にはなでしこジャパンデビューも果たしたU-20の10番。推進力のあるドリブルとパンチ力のあるキックが持ち味で、昨季は10試合に出場し、後半戦だけで9試合4得点と、数字も残している。 ●DF岩清水梓 前線には駒が揃うが、先のカップ戦では足を攣った村松智子の交代を躊躇するほど、センターバックの層は薄い。必然的に担う役割は大きく、守備のみならず、アメリカ遠征に続き、母としてのリーグ戦初ゴールにも期待が掛かる。 <span class="paragraph-title">ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(千葉L)(4位:9勝7分け4敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> リーグ屈指の走力を誇り、昨季は“走るサッカー”から“勝つために走れるサッカー”へと進化。[3-4-2-1]をベースに皇后杯では決勝進出、リーグ戦でもなでしこリーグ時代を含めて過去最高順位で終えた。後半戦にはボランチ岸川奈津希の相方に今井裕里奈が名乗りを上げ、キック精度の高い鴨川実歩を本職の2列目に戻せたこともトピックの1つだろう。さらなる躍進が期待される猿澤真治監督3シーズン目だが、開幕前に林香奈絵、千葉玲海菜と、攻守のキーマンがケガで長期離脱という痛手に。両者の穴埋めと、対策に対する対策がトップ3に食い込むための必須項目だ。 【注目選手】 ●MF鴨川実歩 千葉の顔とも言える育成組織出身の司令塔。得意なプレーにはドリブルを挙げるが、スルーパスやシュートを含めたキック精度も非常に高く、セットプレーでは岸川とのホットラインを形成する。 ●MF岸川奈津希 海外でのプレー経験を持つパワフルなボランチは、強烈なミドルシュートが持ち味。加えて競り合いにめっぽう強く、力強いヘディングを武器に昨季はチームトップタイの6得点を挙げている。 ●FW大澤春花[写真] 千葉玲海菜が定着までの昨季前半戦は1トップのファーストチョイスに。年代別の代表経験もあるFWは、シャドー起用時にも機動力と積極性を生かし、千葉、岸川に並んで6ゴールをマークしている。 <span class="paragraph-subtitle">マイナビ仙台レディース(マイ仙台)(5位:9勝4分け7敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> ショートパスを中心とした戦術で序盤戦は台風の目となったが、後半戦は勢いを欠くことに。オフ期間には白木星や池尻茉由、浜田遥や長野風花といった主力選手がチームを去り、新たに中島依美や各国代表で実績を持つ外国籍選手2人を補強した。昨季は3バックと4バックを併用したが、カップ戦では[4-4-2]や[4-3-3]を指向。松田岳夫監督2年目でベスト3の一角を崩せるよう、優勝を目標に掲げている。 【注目選手】 ●FW宮澤ひなた[写真] これまで主戦場だったサイドではなく、中央トップ下で存在感を発揮。パス、ドリブル、シュートと三拍子揃ったアタッカー。顔ぶれの変わった攻撃陣の中で数少ない残留組で、自らの仕掛けとともに指揮官のサッカーを落とし込む存在にも。 ●FWスラジャナ・ブラトヴィッチ ラージョ・バジェカーノから加入した上背のあるストライカー。ハンガリーリーグでは2年連続得点王、モンテネグロ女子代表としても55試合15得点の実績を持ち、クロスのターゲットマンとして大きな期待が寄せられている。 ●MF中島依美 新天地で10番を背負う国内屈指のゲームメーカーは、なでしこジャパンとしても豊富な経験を持つ。勝負どころを落としがちだったチームへ、勝利のためのエッセンスを還元する役割も求められるだろう。 <span class="paragraph-subtitle">サンフレッチェ広島レジーナ(S広島R)(6位:7勝4分け9敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> WEリーグ発足に伴っての新規チームながらも、昨季は6位と健闘。中村伸監督は[4-3-3]をベースに、ポゼッションとウイングを生かしたチーム作りを進め、序盤は苦しむ中で中盤三角形の並びを模索。アンカーシステムからダブルボランチへ、上野真実と谷口木乃実の併用などが奏功し、終盤戦はI神戸から金星を含む5勝1分け1敗と調子を上げた。つなぎの精度向上でロストからの失点を減らし、サイドアタッカーの決定力が上がれば、目標に掲げている3位以内も見えてくる。カップ戦後の鹿児島キャンプで試したという新布陣も楽しみだ。 【注目選手】 ●FW上野真実 2017年、当時2部の愛媛FCレディース所属時代になでしこジャパンに招集されるなど、得点感覚は群を抜く。昨季終盤には7試合で9得点と大爆発。E-1サッカー選手権2022では代表初ゴールも記録した。 ●FW中嶋淑乃 E-1サッカー選手権でなでしこジャパンにも初招集された左サイドをえぐるドリブラー。緩急とテクニックを使い分けてのボールタッチは一見の価値あり。 ●DF木﨑あおい[写真] 各ポジションに同等の選手が揃う広島の中で、唯一替えが効かない左サイドバック。攻め上がりのタイミングと非凡な組み立て能力で、多種多様なアタッカー陣を生かしている。 <span class="paragraph-subtitle">AC長野パルセイロ・レディース(AC長野)(7位:5勝6分け9敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> 相手に合わせて戦い方を柔軟に変える"カメレオンサッカー"を掲げた昨季から一転、シーズン途中にヘッドコーチとして加入し、今季から指揮を執る田代久美子監督はカップ戦でオーソドックスな[4-4-2]を採用し、メンバーも一定数固定した。その甲斐もあってか、グループステージでは首位の浦和と同成績の3勝2分け。狙いとしていた素早いショートカウンターも成果が出ており、さらなるブラッシュアップが図られれば、上位に食い込む可能性も秘めている。 【注目選手】 ●FW瀧澤莉央 昨季チーム得点王・瀧澤千聖(S広島R)の10番を引き継ぎ、ゲームメーカーから新たな点取り屋へと覚醒。カップ戦でも3ゴールを記録し、長野Lの新エースに。 ●DF肝付萌 昨季、カップ戦とフル出場が続くダブルボランチ主軸の一角。球際に強くハードワークでき、相方とのバランスを取るのに長けたプレーヤー。 ●MF大久保舞[写真] ピッチでひと際映える銀髪は、スタンドからもTVからでも目を惹く。容姿だけでなく中長距離のキックは力強く見応えがあり、キャプテンとしてもチームを引っ張る。 <span class="paragraph-title">アルビレックス新潟レディース(新潟L)(8位:4勝7分け9敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> なでしこリーグ時代からの古株もプロ1年目は苦しい戦いとなった。受難の中での光明は、道上彩花は確実に点を取れる選手だと証明したことだろう。また、中盤2列目の選手らも着実に力を付け、田中達也氏の娘である田中聖愛もトップチームデビュー。今季のカップ戦でも2種登録の白沢百合恵や長崎咲弥が出場機会を得ており、新潟一筋17シーズン目を迎える上尾野辺めぐみも未だ衰え知らず。[4-4-2]と[3-5-2]を使い分け、上位進出を狙う。 【注目選手】 ●FW道上彩花 新潟Lで再花した絶対的なフィニッシャー。コンタクトにも強く、わずかな隙を突いてのフィニッシュから強引な一撃など、FWとして抜け目なさと主張も見せる。 ●MF滝川結女 昨季から全試合出場が続く、スピードとテクニックに溢れたサイドアタッカー。カットインからのシュートは自他ともに認める彼女の武器だ。 ●MF上尾野辺めぐみ[写真] なでしこジャパンW杯の優勝メンバーの1人。今季のようなコンパクトな陣形では左足のテクニックが一層光り、アンカー的な立ち回りで攻撃のタクトを振る。セットプレーのキック精度はリーグ屈指。 <span class="paragraph-subtitle">大宮アルディージャVENTUS(大宮V)(9位:3勝9分け8敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> 昨季のWEリーグ発足に合わせて昨季立ち上がったばかりの新興チームだが、それゆえに連携面の成熟までには時間を擁し、鮫島彩や有吉佐織ら、代表で結果を残してきた選手たちをもってしても一朝一夕には結果を残せなかった。ただ、6戦ドローを含む7試合負けなしという成績や、浦和駒場でのさいたまダービー勝利などは、徐々に戦術が浸透してきた証と言える。今季の目玉補強の1人、五嶋京香の長期離脱は痛手だが、U-20W杯準優勝組の杉澤海星の台頭など、層自体は決して薄くない。 【注目選手】 ●FW井上綾香 髙橋美夕紀との鉄板2トップを組み、スピードを生かした裏抜けからのシュートで昨季は全試合に出場してチーム最多の6得点をマーク。活躍が評価され、なでしこジャパンへの選出も続いた。 ●DF鮫島彩[写真] 90分間の上下動をいとわない左サイドバックは、乗松瑠華や有吉とともに不動の最終ラインを形成する。攻撃参加が注目されがちだが、読みを利かせた守備センスも抜群。 ●DF杉澤海星 有吉との共存かポジション奪取か。サイドバックが本職ながらも一列前で起用され、仲田歩夢からはスタメンを勝ち取った。U-20W杯のように、無尽蔵のスタミナでスプリントを繰り返す。 <span class="paragraph-subtitle">ノジマステラ神奈川相模原(N相模原)(10位:2勝7分け11敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> ゴール前にバスを置く戦術からハイプレスと、10位に終わった昨季はよく言えば多様な、悪く言えば定まらない戦い方で、開幕前や中断中に複数の長期離脱負傷者を出す不運にも見舞われた。今季は草創期から尽力した菅野将晃監督が復帰し、[4-3-3]を軸にハードワークやリバウンドメンタリティを取り戻す。昨季途中加入ながら主軸となった出耒村亜美と杉田亜未に加え、ケルンからは平野優花、千葉Lから南野亜里沙と当時のN相模原を知る2人も復帰。カップ戦で模索していた大賀理紗子の相方が決まれば、安定度も増しそうだ。 【注目選手】 ●MF杉田亜未[写真] 昨冬途中加入ながらチーム最多の3ゴールを挙げ、今年は松原有沙とともにダブルキャプテンの1人に。インサイドハーフでの起用が中心となりそうだが、ゲームメイクだけでなく持ち味である弾丸ミドルも期待されている。 ●FW南野亜里沙 2020年のチーム得点王だが、移籍先の千葉Lでは思うような結果を残せず。ポストプレーとシュートセンスでワーストタイに終わったN相模原攻撃陣のカンフル剤となれるか。 ●MF藤原加奈 なでしこ2部・静岡SSUボニータの10番が個人で2カテゴリー昇格し、カップ戦で早くも2得点をマーク。中盤でのコンビネーションやミドルレンジのキックも申し分なく、早期フィットで得点力向上に一役買いそうだ。 <span class="paragraph-subtitle">ちふれASエルフェン埼玉(EL埼玉)(11位:2勝7分け11敗)</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/we20221021_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©WE LEAGUE<hr></div> リーグ唯一だった女性指揮官、半田悦子監督のもとでポゼッションサッカーに取り組んだものの、ファイナルサードへの侵入に苦戦し、昨季はわずか2勝の最下位に沈んだ。ただ、マイスタジアムマイホームのコンセプト通り、会場はリーグ屈指のアットホームさを誇る。今季就任した田邊友恵新監督はカップ戦で負傷離脱を含めてこれまで出番の少なかった選手にもチャンスを与え、橋沼真帆や唐橋万結らがアピールの機会を得た。2種登録の16歳・松山沙来もゴールを挙げるなど、育成組織出身選手の活躍も楽しみだ。 【注目選手】 ●MF吉田莉胡[写真] 育成組織マリの出身で豊富な運動量と積極的な仕掛けが持ち味のサイドアタッカー。チーム得点王はU-20W杯準優勝メンバーながらも限られた出番しか与えらず、リーグ戦に悔しさをぶつける。昨季初勝利時のフラッシュインタビューでは感極まる場面も。 ●MF瀬戸口梢 ボールの中継役として欠かせないボランチで、長短の精確なキックを得意とする。 ●MF三浦桃 昨冬に途中加入ながら瞬く間にチームへフィット。前所属・NGUラブリッジ名古屋ではキャプテンも務めたレフティは、攻撃力のあるボランチとして中盤で存在感を放つ。 2022.10.21 20:45 Fri

朴康造新体制の昨季女王INACが阪口弾などで逃げ切り勝ち!新潟L、仙台Lはそれぞれドロー《WEリーグ杯》

20日、2022-23 WEリーグカップ第1節の3試合が各地で行われた。 WEリーグの名を冠して初めて行われるカップ戦。リーグ戦に先駆けてスタートし、新シーズンが幕を開けた。 グループAは2試合が行われ、新発田市五十公野公園陸上競技場では、アルビレックス新潟レディースvsちふれASエルフェン埼玉が対戦した。 序盤から立て続けに新潟Lがチャンスを作り、武田あすみや昨季のチームトップスコアラー・道上彩花のフィニッシュが増える。効果的にボールを前に運べなかったEL埼玉は35分にビッグチャンスを迎え、左クロスからゴール前での混戦となると、最後は河野朱里。だが、GKの足に当たり、右のポストにも嫌われた。 前半終了間際には滝川結女の左足がクロスバーをたたくなど依然として新潟ペースで後半も推移したが、点を奪えずにいると、試合を動かしたのはEL埼玉。86分、右サイドの深い位置でFKを得ると、唐橋万結の低い弾度のキックが飛び込んだサリナ・ボールデンを抜け、直接ゴールへ吸い込まれる。 だが、新潟も直後にようやくゴールをこじ開ける。園田の右からのグラウンダークロスを道上がDFの寄せを物ともせずにニアで収め、右足でねじ込んだ。両者が終盤にスコアを動かした一戦はそのままタイムアップを向かえ、1-1の引き分けに終わっている。 グループAのもう1試合、AC長野パルセイロ・レディースvsマイナビ仙台レディースは、降りしきる雨の中で行われた。 昨季の攻撃陣をけん引していた白木星や池尻茉由が引退し、前線の顔ぶれに注目が集まった仙台は新加入の中島依美、後藤三知らが先発に名を連ね、モンテネグロ女子代表FWスラジャナ・ブラトヴィッチはメンバー外となった。 万屋美穂のクロスに矢形海優が頭で合わせて23分に先手を取った仙台だったが、以降はホームチームの圧力を前に守勢に回ると、61分に長野が同点弾を奪取。中央の瀧澤莉央がはたいて右サイドから奥津礼菜がグラウンダーで折り返すと、瀧澤のシュートは当たり損ねるもファーで稲村雪乃が詰めて試合を振り出しに。 以降は新たなゴールが生まれず、勝ち点「1」を分け合うこととなった。 昨季のWEリーグチャンピオン、INAC神戸レオネッサはJ-GREEN堺S1メインフィールドでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと相まみえた。 朴康造新監督は既存の3バックを踏襲し、最終ラインには藤枝順心高校から加入した井手ひなたを起用。中盤の底には今季から10番を背負う成宮唯が入った。 INACは11分、相手GKのパスをボックス手前左でカットした阪口萌乃ががら空きのゴールへ蹴り込んで先制すると、6分後にも追加点。央で田中美南がくさびを受け、コンビネーションからボックス左へ侵入した愛川陽菜が左足で決めた。 25分にも阪口がカットインから右足を振り抜いて一気にリードを広げたINAC。だが、ハードワークをベースにする千葉も徐々にギアを上げ、セットプレーから千葉玲海菜のヘッドでゴールへ迫ると、37分にハイプレスを仕掛けてボールを奪い、鴨川実歩が右ポストをかすめてゴールインというミドルを沈めて1点を返す。 2点のビハインドで迎えた75分には鴨川の左CKから岸川奈津希が流し込んで1点差まで迫ったものの、次のゴールは奪えず試合終了。INACが逃げ切り勝ちを収めている。 また、とものスペインのクラブから日本へ戻ってきたINACの山本摩也と千葉の十川ゆきは、ベンチ入りを果たすも、今節は出番なく終わっている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第1節 ▽8月20日 グループA アルビレックス新潟レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉 AC長野パルセイロ・レディース 1-1 マイナビ仙台レディース グループB <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">INAC神戸レオネッサ 3</span>-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ▽8月21日 大宮アルディージャVENTUS vs 三菱重工浦和レッズレディース 2022.08.20 23:00 Sat
もっと見る>