ラツィオが災難…自チームのPKチェックと思いきやVARでまさかの相手にPKの判定

2021.04.23 21:30 Fri
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うラツィオにとっては痛い敗戦となった。
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セリエA6位のラツィオ(勝ち点58)は22日、第32節で5位ナポリ(勝ち点60)とアウェイで対戦。ともにCL出場圏内を目指す両者の一戦となった。試合は開始早々の4分に動く。ナポリの右CKをクリアしたラツィオはそこから一気にカウンターを発動。相手ゴール前まで行くと、ボックス内でMFマヌエル・ラッツァーリがナポリDFエルセイド・ヒサイに倒された。
主審は笛を吹かなかったものの、VARが介入。ラッツァーリを含むラツィオの選手たちはPKを主張していた。

しかし、判定はラツィオではなくナポリのPKというまさかの結果に。ナポリのCKの際に、DFコスタス・マノラスに対し、ラツィオMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが高く上げた足のスパイクが顔面に入ったというジャッジだった。
このPKをFWロレンツォ・インシーニェが決めてナポリが先制。思わぬ形で先制されたラツィオはそのまま試合のコントロールを失い、65分までに4-0とされる。そこから意地の2点を返したものの、試合は5-2で敗れた。

試合後、新型コロナウイルスに罹患しているシモーネ・インザーギ監督に代わって指揮を執ったラツィオのマッシミリアーノ・ファリスアシスタントコーチは次のように語った。

「試合前からいくつかの良いアイデアあったが、タフな結果だった。PKの件は相手に有利だった可能性があり、そこからすぐ2-0になりタフになった。ナポリのドリブルは良かった。4-0になってからは強さを見せた」

「5-2で試合は終わったが、私たちは信じ続けなければならない。ミリンコビッチの介入はPKにはなり得ない。難しい争いだが、続けなければならない。トリノとの試合もある。レースはまだ長い」

「後半には、チームに少し新鮮さを与えるためにいくつかの変更を加えた。機能させるのは簡単ではなかった。CL出場権争いが開かれ、明日の朝からはミランのことを考える」

1試合消化が少ないラツィオは、26日に第33節で2位ミラン(勝ち点66)とホームで対戦する。



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