FC東京MF北原槙がJ1最年少の15歳7カ月22日でデビュー! Jリーグ記録では先輩の久保建英に続いて2番目の若さに
2025.03.01 20:55 Sat
15歳7カ月22日でJ1デビューの北原槙
FC東京のMF北原槙がJ1最年少出場記録を樹立した。
これまでのJ1最年少記録は、2004年3月13日に当時東京ヴェルディに所属していた元日本代表FW森本貴幸がジュビロ磐田戦で樹立した15歳10カ月6日であり、2カ月半ほど更新することとなった。
なお、Jリーグ全体での最年少出場記録は、2016年11月5日に日本代表MF久保建英がFC東京 U-23の選手としてJ3で樹立した15歳5カ月1日。北原の記録はJリーグ全体で2番目に若い記録となった。
1位:北原槙(FC東京)/15歳7カ月22日
2025年3月1日 vs鹿島アントラーズ
2位:森本貴幸(東京ヴェルディ)/15歳10カ月6日
2004年3月13日 vsジュビロ磐田
3位:宮吉拓実(京都サンガF.C.)/16歳1カ月14日
2008年9月21日 vsガンバ大阪
4位:久保建英(FC東京)/16歳5カ月22日
2017年11月26日 vsサンフレッチェ広島
5位:呉章銀(FC東京)/16歳8カ月20日
2002年4月13日 vsガンバ大阪
1位:橋本陸斗(東京ヴェルディ)/15歳10カ月26日
2021年2月28日 vs 愛媛FC
2位:菊池大介(湘南ベルマーレ)/16歳2カ月25日
2007年7月7日 vsアビスパ福岡
3位:河野孝汰(レノファ山口FC)/16歳3カ月4日
2019年11月16日 vsモンテディオ山形
1位:久保建英(FC東京 U-23)/15歳5カ月1日
2016年11月5日 vs AC長野パルセイロ
2位:中村仁郎(ガンバ大阪 U-23)/15歳10カ月29日
2019年7月21日 vsセレッソ大阪 U-23
3位:安田虎士朗(FC東京 U-23)/16歳17日
2019年8月31日 vsいわてグルージャ盛岡
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北原は1日に行われた明治安田J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ戦でベンチ入り。現在はFC東京U-18に所属しながら2種登録され、第3節の名古屋グランパス戦でベンチ入りしていた。名古屋戦では出番がなかったが、鹿島戦では1-0で迎えた83分に高宇洋との交代でデビュー。15歳7カ月22日でJ1のピッチに立ち、史上最年少出場記録を樹立した。なお、試合は2-0で敗れていた。なお、Jリーグ全体での最年少出場記録は、2016年11月5日に日本代表MF久保建英がFC東京 U-23の選手としてJ3で樹立した15歳5カ月1日。北原の記録はJリーグ全体で2番目に若い記録となった。
◆J1リーグ戦 最年少出場記録
1位:北原槙(FC東京)/15歳7カ月22日
2025年3月1日 vs鹿島アントラーズ
2位:森本貴幸(東京ヴェルディ)/15歳10カ月6日
2004年3月13日 vsジュビロ磐田
3位:宮吉拓実(京都サンガF.C.)/16歳1カ月14日
2008年9月21日 vsガンバ大阪
4位:久保建英(FC東京)/16歳5カ月22日
2017年11月26日 vsサンフレッチェ広島
5位:呉章銀(FC東京)/16歳8カ月20日
2002年4月13日 vsガンバ大阪
◆J2リーグ戦 最年少出場記録
1位:橋本陸斗(東京ヴェルディ)/15歳10カ月26日
2021年2月28日 vs 愛媛FC
2位:菊池大介(湘南ベルマーレ)/16歳2カ月25日
2007年7月7日 vsアビスパ福岡
3位:河野孝汰(レノファ山口FC)/16歳3カ月4日
2019年11月16日 vsモンテディオ山形
◆J3リーグ戦 最年少出場記録
1位:久保建英(FC東京 U-23)/15歳5カ月1日
2016年11月5日 vs AC長野パルセイロ
2位:中村仁郎(ガンバ大阪 U-23)/15歳10カ月29日
2019年7月21日 vsセレッソ大阪 U-23
3位:安田虎士朗(FC東京 U-23)/16歳17日
2019年8月31日 vsいわてグルージャ盛岡
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1週間で劇的に変化したFC東京/六川亨の日本サッカーの歩み
2月23日、中国・深圳で開催されているAFC U-20アジアカップの準々決勝で日本はイランと対戦。開始5分に先制点を奪われたものの、29分に小倉幸成のミドルシュートで同点に追いついた。その後は圧倒的に攻めながらも延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦に突入。ここでイランは1人目と2人目が失敗したのに対し、日本も3人目の髙橋仁胡のシュートはGKにストップされたが、残り2人が確実に決めてイランをPK戦4-3で下し、ベスト4進出を果たすと同時に4大会連続のW杯出場を決めた。 さてJ1リーグの第2節は、先週に引き続きFC東京のホーム開幕戦である町田戦を取材した。昨シーズンのFC東京は町田にホームで1-2、アウェーでも0-3と完敗している。ただ、松橋力蔵監督の率いた新潟は、リーグ戦で3-1、0-0、ルヴァン杯の準々決勝でも5-0、0-2と町田には相性がいい。結果は、横浜FMから移籍した西村拓真の決勝点で町田が対FC東京戦3連勝を飾った。 驚かされたのは、FC東京の戦い方だった。1週間前の横浜FC戦ではシステム変更のため攻撃の形をほとんど作れなかった。スタメンとシステムは横浜FC戦とまったく同じ。しかし攻撃に転じるとワンタッチでのパスが明らかに増えていた。 右サイドでは仲川輝人がインサイドにポジションを移すことでスペースを作り、WBの白井康介だけでなく、右CBの土肥幹太も果敢に攻撃参加する。ここにボランチの小泉慶が絡むトライアングルで、フィニッシュには至らなかったものの何度も攻撃の形を作った。 1トップのマルセロ・ヒアンとインサイドの仲川はクサビのタテパスをワンタッチでサイドに展開してカウンターの起点になった。俵積田晃太は左サイドのスペースで得意のドリブル突破だけでなく、前半10分にはドレシェヴィッチのボールを奪うシュートカウンターから惜しいシーンを演出。さらにタテパスを受けてもワンタッチで戻すのではなく、キープからターンして突破を図った。 「敵を背負っていても、早くて正確なパスを足元に入れれば簡単には奪われない」と言われても、そう簡単にできることではない。「密集地帯でも、素早くフォローしてワンタッチプレーの連続で突破しろ」という指摘も同様だろう。しかし、この日のFC東京は、パスの受け手は門の間に入ってボールを引き出そうとしていたし、右サイドであえて密集地帯を作ることで敵を引きつけ、リターンパスで無力化しようとしているようにも感じた。 いずれも横浜FC戦では見られなかったプレーだし、監督からの指導があったとしても1週間でこれだけ劇的に変わるのかと感心した次第である。松橋監督は、基本的に練習は非公開である。このため劇的変化の秘訣を会見で質問しようと思ったが、まだ監督に就任したばかりだし、2試合しか終えていない。こちらはもう少し試合を見て、トライしていることの成果が出てからにしようと思った。 今シーズンのJ1には8人の新監督が誕生した。すでに柏のリカルド・ロドリゲス監督、川崎Fの長谷部茂利監督は、ちばぎんカップやACLEの浦項戦でチーム改革の成果を証明している。そして昨日は鹿島の鬼木達監督も“堅守速攻"という伝統のスタイルから方向転換していることを、東京Vに4-0と圧勝したことで示しつつあると言っていいだろう。 指導の成果が着実にチームに浸透しているようで、今シーズンのJ1は、いつもとは違ったリーグ展開になる予感がして楽しみでならない。 文・六川亨 2025.02.24 21:30 Mon3
FC東京MF北原槙がJ1最年少の15歳7カ月22日でデビュー! Jリーグ記録では先輩の久保建英に続いて2番目の若さに
FC東京のMF北原槙がJ1最年少出場記録を樹立した。 北原は1日に行われた明治安田J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ戦でベンチ入り。現在はFC東京U-18に所属しながら2種登録され、第3節の名古屋グランパス戦でベンチ入りしていた。 名古屋戦では出番がなかったが、鹿島戦では1-0で迎えた83分に高宇洋との交代でデビュー。15歳7カ月22日でJ1のピッチに立ち、史上最年少出場記録を樹立した。なお、試合は2-0で敗れていた。 これまでのJ1最年少記録は、2004年3月13日に当時東京ヴェルディに所属していた元日本代表FW森本貴幸がジュビロ磐田戦で樹立した15歳10カ月6日であり、2カ月半ほど更新することとなった。 なお、Jリーグ全体での最年少出場記録は、2016年11月5日に日本代表MF久保建英がFC東京 U-23の選手としてJ3で樹立した15歳5カ月1日。北原の記録はJリーグ全体で2番目に若い記録となった。 <h3>◆J1リーグ戦 最年少出場記録</h3> 1位:北原槙(FC東京)/15歳7カ月22日 2025年3月1日 vs鹿島アントラーズ 2位:森本貴幸(東京ヴェルディ)/15歳10カ月6日 2004年3月13日 vsジュビロ磐田 3位:宮吉拓実(京都サンガF.C.)/16歳1カ月14日 2008年9月21日 vsガンバ大阪 4位:久保建英(FC東京)/16歳5カ月22日 2017年11月26日 vsサンフレッチェ広島 5位:呉章銀(FC東京)/16歳8カ月20日 2002年4月13日 vsガンバ大阪 <h3>◆J2リーグ戦 最年少出場記録</h3> 1位:橋本陸斗(東京ヴェルディ)/15歳10カ月26日 2021年2月28日 vs 愛媛FC 2位:菊池大介(湘南ベルマーレ)/16歳2カ月25日 2007年7月7日 vsアビスパ福岡 3位:河野孝汰(レノファ山口FC)/16歳3カ月4日 2019年11月16日 vsモンテディオ山形 <h3>◆J3リーグ戦 最年少出場記録</h3> 1位:久保建英(FC東京 U-23)/15歳5カ月1日 2016年11月5日 vs AC長野パルセイロ 2位:中村仁郎(ガンバ大阪 U-23)/15歳10カ月29日 2019年7月21日 vsセレッソ大阪 U-23 3位:安田虎士朗(FC東京 U-23)/16歳17日 2019年8月31日 vsいわてグルージャ盛岡 <span class="paragraph-title">【動画】歴史が動いた瞬間! 北原槙15歳7カ月22日でJ1デビュー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J4b1aTGqmBQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.01 20:55 Sat4
【J1注目プレビュー|第4節:鹿島vsFC東京】新監督で共に2勝、相性は鹿島が圧倒的だが…
【明治安田J1リーグ第4節】 2025年3月1日(土) 14:00キックオフ 鹿島アントラーズ(6位/6pt) vs FC東京(8位/6pt) [県立カシマサッカースタジアム] <h3>◆ホーム3連勝へ【鹿島アントラーズ】</h3> 開幕戦では湘南ベルマーレにアウェイで敗れた鹿島。鬼木達監督が新たに就任したチームのスタートは躓いたが、第2節の東京ヴェルディ戦は4-0と圧勝に終わり、今季初白星を掴んだ。 近年、スタートダッシュに失敗していた鹿島だが、鬼木監督の下で基本的な部分をブラッシュアップ。元々能力が高い選手が揃っているチームだけに、川崎フロンターレが得意とした基礎部分の見直しの効果が出ていそうだ。 ミッドウィークもホームでアルビレックス新潟と対戦し、苦しんだ中で2-1と勝利。ホーム3連戦となる中で、しっかりと3連勝で締めたいところだ。 まだチームが確立できていない中で、メンバーを入れ替えつつ、ゴールに向かう推進力をチームが持つことで勝利を掴むスタイル。近年鹿島にかけていた勝利を掴むという姿勢はここでも見せたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:小池龍太、知念慶、柴崎岳、松村優太 FW:レオ・セアラ、鈴木優磨 監督:鬼木達 <h3>◆ターンオーバーでも勝利、連勝へ【FC東京】</h3> ミッドウィークの名古屋グランパス戦は、6名も選手を入れ替えた中で3-1と快勝を収めた。電撃加入となったFW佐藤恵允もJリーグ初ゴールを記録。チームとしての収穫は大きい。 守備陣も不安定さはなく、しっかりと守った上で流れの中からゴールを奪えており、早くも松橋力蔵監督が求めるサッカーの片鱗が見え始めているといえるだろう。 相手は苦手とする鹿島。加えて、鬼木監督も苦手としており、新たな姿を見せることができるか。しっかりと勝利を掴むためにも前に出ていきたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:野澤大志ブランドン DF:土肥幹太、森重真人、岡哲平 MF:白井康介、小泉慶、高宇洋、安斎颯馬 MF:佐藤恵允、俵積田晃太 FW:マルセロ・ヒアン 監督:松橋力蔵 2025.03.01 11:50 Sat5