「ナガトモ、ナカタ…」来日インテルの選手がセリエAでプレーした日本人選手を回答!思い出せずに嘆いた選手は誰?

2023.08.02 19:10 Wed
Getty Images
インテルのアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニとフランス代表FWマルクス・テュラムが日本に関するクイズに挑戦した。今夏にジャパンツアーを行ったインテル。1日にはパリ・サンジェルマン(PSG)相手に2-1と逆転勝利を収めた。

ジャパンツアーを通じて積極的な姿勢を見せたアスラニと随所で持ち前のフィジカルを発揮していたテュラムだが、クラブの企画で日本に関するクイズで対決。その中でセリエAでプレーした日本人選手を3人あげるという問題が出題された。
すると、テュラムが「ナガトモ…ナカタ」と8年インテルでプレーした長友佑都とペルージャ、ローマ、パルマなど複数のイタリアクラブでプレーした中田英寿氏の名を早々にあげた。

しかし、3人目がなかなか出てこず。アスラニは全く分からない様子だ。結局、「分からない」とあきらめた2人だったが、出題者から「ホンダ。覚えていないですか?」とMF本田圭佑の名前を聞くと、「ああ」と納得。「ミランでプレーしてたね」と名前を聞いて思い出した様子だった。
2022-23シーズンからは日本人選手がいないセリエA。これまでには長友、中田氏、本田のほか、三浦知良名波浩氏、中村俊輔氏、柳沢敦氏、小笠原満男氏、大黒将志氏、森本貴幸冨安健洋吉田麻也と12人の日本人選手がプレーしている。

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インテル3冠の一員、”黒豹”エトーの類稀なスピードと決定力【ハットトリック・ヒーローズ】

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、元カメルーン代表FWのサミュエル・エトー氏がインテル時代に決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆エトーのスピードと決定力は圧倒的!カメラを奪うゴールパフォーマンスも健在<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpOUFNcDhkdSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> バルセロナでゴールを量産していたエトー氏だが、クラブとの関係悪化もあり、2009年にFWズラタン・イブラヒモビッチとのトレードでインテルに加入。 優れた身体能力と得点力の高さを活かし、インテルでも得点を量産すると、いきなりの三冠達成に貢献するなど、イタリアでも見事な活躍を見せた。 2010年9月29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、ブレーメン戦では まずは21分、インテルが相手のミスからボールを奪うと、MFエステバン・カンビアッソがエトーにパスを出す。相手DFラインの裏へと抜け出したエトーは、ボックス左からアウトサイドシュートで相手GKの股を抜き、見事な先制点を奪ってみせる。 さらに27分には、最終ラインのDFルッシオからのフィードを、エトーが絶妙なトラップで受けると、そのままボックス右に侵入し、右足でゴールへと沈め、追加点を奪う。 インテルは前半の内にもう1点を加え、3-0で後半を迎えると、試合終盤の81分にはカウンターのチャンスからMFヴェスレイ・スナイデルのスルーパスにエトーが抜け出し、最後は相手GKもかわして無人のゴールへと流し込んだ。 抜群のスピードと決定力でハットトリックを達成したエトー氏。インテルでの3シーズンで102試合53ゴールを記録している。 2020.10.05 18:10 Mon

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