「素晴らしい集団になっている」W杯優勝にベクトルが向いている日本代表、堂安律は3年前の悔しさを胸にW杯の切符を掴む「もっと自分を誇りに思える」
2025.03.19 23:05 Wed
堂安律は気合十分で臨む
日本代表MF堂安律(フライブルク)が、バーレーン代表戦に向けて意気込みを語った。
19日、日本代表は20日に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン代表戦が行われる埼玉スタジアム2002で前日トレーニングを実施した。
冒頭15分間が公開された公式練習では、選手たちはランニングやストレッチ、ロンドを行うなどし、およそ1時間で引き上げることとなった。
練習後、メディア取材に応じた堂安。改めて目標でもあるW杯優勝に向けての選手たちの意気込みについて語った。
「彼らの熱量は代表で一緒に活動していてもちろんわかっていますし、そういったことを言った人が浮くような集団じゃないですし、全員が同じ方向を向いていて、特別なサプライズはないです。今、W杯優勝と言わないと、逆に取り残される感じもあるので、そういった集団になれているのは良いのかなと思います」
高い水準に目標を置くことが異質ではなくなっている日本代表。かつては本田圭佑らも似たような発言があったが、当時はまだまだ遠いものと敬遠される節もあった。しかし、同案は先輩たちから受け継いだものを、自分たちがさらに拡大しているという意識があるという。
「本田(圭佑)さんが言っていたことは見ていた中で、偉大な選手たちが言っていくことが僕たちの世代に受け継がれていますし、彼らは世界との差がもっとあったと感じていたかもしれないですけど、そういうことが受け継がれて僕たちは先輩たちのお陰で海外に行くことができて、日本のマーケットが大きくなっているので、世界に近づいている感覚があります」
「選手たちは現実的だと感じていると思いますし、僕は思っていないことは言わないので、心の底から思っています」
ただのビッグマウスということではなく、本気で世界一を目指す集団になっている日本。その中で、20日のバーレーン戦はホームの大観衆の前でのプレーとなり、無様な姿は見せられない。
「特別変えることはないと思いますし、1試合1試合全力で臨んだ結果が、今の自分たちの順位を表していると思うので、あぐらをかくことなく地に足をつけた戦いができればと思います」
「1-0でもしっかり勝てれば良い試合は良い試合だと思うので、3-0で勝たなければいけないとか、大差で勝たなければいけないという感覚はないです。地に足をつけて1点差でも勝てればと思います」
とにかく勝利を目指して戦うという堂安。現在は代表に定着して出場機会も多いが、3年前のカタールW杯出場を決めたオーストラリア代表戦には招集もされていなかった。
「3年前はいなかったので、かなり悔しい思いはしました。ただ、3年前のことを笑い話にできるぐらい、自分は努力してここまで来た自負があるので、同じ監督でほとんど同じ選手が残っている中で、自分が彼らに負けじと食らいついてきたことは、よくここまで来たなと思います。決めたらもっと自分を誇りに思えると思います」
悔しい思いもありながら、チームも変わり、環境も変わった中で成長を遂げている堂安。自身の成長はもちろんのこと、チームメイトの変化もしっかりと感じるという。
「選手の発言は、『W杯優勝』以外の目標を言えない状況になったことは良いことだと思います。それはみんなが言っていく、発言することで行動に変わっていくと思うので、全選手がその責任を感じていると思います」
「リーダーが増えたなという感覚がW杯以降ありますし、(遠藤)航くんだけじゃなく、みんなが発言して自分が自分がという選手が増えているので、緊張感はあるなと思います」
リーダーシップを全員が取れる状況の日本代表。それはピッチ上のプレーにも影響はあるという。
「シンプルですが、体を張れるとか、キツイところでついていけるとか、ボールが来なくてもそこにいるだけで守備が安定するとか、ピッチに立つと感じることはあります」
「サボることは発言をしている以上は自分からはしたくないので、攻撃面では変わっていないですが、守備面では変わっていると思いますし、ポジション柄、責任感は増えていると思います」
しっかりと発言に責任を持ち、本気でW杯優勝を目指している日本代表。森保一監督との長い付き合いも、心の中に変化を及ぼしているという。
「森保さんの人間性はみんなわかっていると思いますし、協調性や規律を守るという日本人の良さを活かしながら、海外で僕たちが学んだことをチームに出して欲しいと言われているので、輪を乱す選手がいれば強く言っているイメージもあります」
「あとは人間性で、みんな長くやってきているので、森保さんのために勝ちたいとか、全力を出すというのは、みんな口には出さないですが、そういう選手は増えていると思います」
まずはW杯出場をしっかりと決めることが求められる日本代表。大勢のファン・サポーターの前で、その強さを示して欲しいものだ。
19日、日本代表は20日に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン代表戦が行われる埼玉スタジアム2002で前日トレーニングを実施した。
冒頭15分間が公開された公式練習では、選手たちはランニングやストレッチ、ロンドを行うなどし、およそ1時間で引き上げることとなった。
「彼らの熱量は代表で一緒に活動していてもちろんわかっていますし、そういったことを言った人が浮くような集団じゃないですし、全員が同じ方向を向いていて、特別なサプライズはないです。今、W杯優勝と言わないと、逆に取り残される感じもあるので、そういった集団になれているのは良いのかなと思います」
「昔は意識が高すぎて孤立してしまうこともあったかもしれないですが、今は全員が前を向いてやっているので、素晴らしい集団になっていることを明日は見せたいと思います」
高い水準に目標を置くことが異質ではなくなっている日本代表。かつては本田圭佑らも似たような発言があったが、当時はまだまだ遠いものと敬遠される節もあった。しかし、同案は先輩たちから受け継いだものを、自分たちがさらに拡大しているという意識があるという。
「本田(圭佑)さんが言っていたことは見ていた中で、偉大な選手たちが言っていくことが僕たちの世代に受け継がれていますし、彼らは世界との差がもっとあったと感じていたかもしれないですけど、そういうことが受け継がれて僕たちは先輩たちのお陰で海外に行くことができて、日本のマーケットが大きくなっているので、世界に近づいている感覚があります」
「選手たちは現実的だと感じていると思いますし、僕は思っていないことは言わないので、心の底から思っています」
ただのビッグマウスということではなく、本気で世界一を目指す集団になっている日本。その中で、20日のバーレーン戦はホームの大観衆の前でのプレーとなり、無様な姿は見せられない。
「特別変えることはないと思いますし、1試合1試合全力で臨んだ結果が、今の自分たちの順位を表していると思うので、あぐらをかくことなく地に足をつけた戦いができればと思います」
「1-0でもしっかり勝てれば良い試合は良い試合だと思うので、3-0で勝たなければいけないとか、大差で勝たなければいけないという感覚はないです。地に足をつけて1点差でも勝てればと思います」
とにかく勝利を目指して戦うという堂安。現在は代表に定着して出場機会も多いが、3年前のカタールW杯出場を決めたオーストラリア代表戦には招集もされていなかった。
「3年前はいなかったので、かなり悔しい思いはしました。ただ、3年前のことを笑い話にできるぐらい、自分は努力してここまで来た自負があるので、同じ監督でほとんど同じ選手が残っている中で、自分が彼らに負けじと食らいついてきたことは、よくここまで来たなと思います。決めたらもっと自分を誇りに思えると思います」
悔しい思いもありながら、チームも変わり、環境も変わった中で成長を遂げている堂安。自身の成長はもちろんのこと、チームメイトの変化もしっかりと感じるという。
「選手の発言は、『W杯優勝』以外の目標を言えない状況になったことは良いことだと思います。それはみんなが言っていく、発言することで行動に変わっていくと思うので、全選手がその責任を感じていると思います」
「リーダーが増えたなという感覚がW杯以降ありますし、(遠藤)航くんだけじゃなく、みんなが発言して自分が自分がという選手が増えているので、緊張感はあるなと思います」
リーダーシップを全員が取れる状況の日本代表。それはピッチ上のプレーにも影響はあるという。
「シンプルですが、体を張れるとか、キツイところでついていけるとか、ボールが来なくてもそこにいるだけで守備が安定するとか、ピッチに立つと感じることはあります」
「サボることは発言をしている以上は自分からはしたくないので、攻撃面では変わっていないですが、守備面では変わっていると思いますし、ポジション柄、責任感は増えていると思います」
しっかりと発言に責任を持ち、本気でW杯優勝を目指している日本代表。森保一監督との長い付き合いも、心の中に変化を及ぼしているという。
「森保さんの人間性はみんなわかっていると思いますし、協調性や規律を守るという日本人の良さを活かしながら、海外で僕たちが学んだことをチームに出して欲しいと言われているので、輪を乱す選手がいれば強く言っているイメージもあります」
「あとは人間性で、みんな長くやってきているので、森保さんのために勝ちたいとか、全力を出すというのは、みんな口には出さないですが、そういう選手は増えていると思います」
まずはW杯出場をしっかりと決めることが求められる日本代表。大勢のファン・サポーターの前で、その強さを示して欲しいものだ。
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【ブンデス第26節プレビュー】佐野海舟の3位マインツvs堂安律の5位フライブルクによる日本人上位対決
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日本サッカー協会(JFA)は13日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバー25名を発表した。 ここまで6試合を終えて5勝1分けでグループCの首位を独走する日本。3月は20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表をホームに迎えての連戦となる。 昨年11月のアウェイ連戦で勝利したこともあり、バーレーン戦で勝利すれば史上最速でのW杯出場が決定。引き分けでもほぼ確実なものになると言って良い状況だ。 森保一監督の下で2度目のW杯、8大会連続8度目の出場を目指す日本。ただ、DF冨安健洋(アーセナル)やDF谷口彰悟(シント=トロイデン)、DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)など、最終ラインのケガ人がさらに増えている状況だ。 今回のメンバーには今年に入り14ゴール5アシストと大暴れのFW前田大然(セルティック)や、クローザーとして存在感を見せているMF遠藤航(リバプール)、好調を維持しているMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)らが順当に選出。また、DF伊藤洋輝(バイエルン)、FW上田綺世(フェイエノールト)が復帰。DF関根大輝(スタッド・ランス)も招集されている。 今回発表された日本代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆日本代表メンバー25名</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 伊藤洋輝(バイエルン/ドイツ) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 関根大輝(スタッド・ランス/フランス) 高井幸大(川崎フロンターレ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 2025.03.13 13:03 Thu3
日本代表にキールFW町野修斗が追加招集! 今季ブンデスで7ゴール、ドイツ移籍後初となる2年ぶりの招集
日本サッカー協会(JFA)は17日、ホルシュタイン・キールのFW町野修斗を日本代表に追加招集したことを発表した。 日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っており、20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。 森保一監督は13日にメンバーを発表していた中、25名を招集。ただ、27名を招集したいと考えており、コンディションの確認をした上で追加招集したいと言及していた。 16日には、FC町田ゼルビアのDF中山雄太を招集していたが、2人目は町野に決定。今シーズンのブンデスリーガでは24試合に出場し7ゴール2アシストを記録。DFBポカールでも2試合で1ゴールを記録していた。 日本代表としても5試合に出場し3ゴールを記録。2022年のカタールW杯のメンバーに入るもプレー機会はなし。2023年3月以来2年ぶりの招集となった。 <span class="paragraph-title">【動画】町野修斗がドルトムント相手に豪快ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dIDiW3NaIwo";var video_start = 40;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.17 10:15 Mon4
「基本的には27人に」25名の招集にした森保一監督、小川航基ら2名は状態をチェックしてからに「週末の試合も見て最後に決めたい」
日本代表の森保一監督が、選手選考について言及した。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う日本。3月20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。 日本はバーレーンに勝利すれば、3試合を残しての8大会連続8度目のW杯出場が決定。史上最速での出場権獲得となる。 13日にメンバーを発表した森保監督だったが、これまで27名を招集してきた中で今回は25名に。その理由について説明した。 「これまでは27人の招集が多く、今回は25人ですが、現在招集できるかどうかの確認をしている選手がいます。予定としては27人招集する予定でしたが、コンディションの状態としては間違いなく上がってきているということは確認できていますが、実際に最終的にギリギリまで見て招集できるかどうかを、週末の試合も見て最後に決めたいと思います」 「Jリーグや海外の試合も見て、最終的にどうするかという判断をしたいと思います」 2名に関しては追加招集があるとした森保監督。今回のメンバーはこれまでと顔ぶれが変わらない中、その理由も語った。 「今回発表させていただいた選手はこれまでの最終予選のメンバー編成と大きく変わっているところはないと思います。それは、これまでやってきた積み上げの部分をよりスムーズに、去年の11月から3月という間が空いた中でも、よりこれまで戦ってきたこと、やってきたことを共有して、もう1回再確認して戦うことができる。今回勝つためにベストなメンバー編成ということで考えさせていただきました」 「Jリーグでも存在感を発揮している選手、そしてヨーロッパや海外でも力を発揮している選手がいる中で、このメンバーに入っていてもおかしくない選手は数多くいます」 「説明した通り、試すというよりもまだ何も決まっていませんので、まずは目の前の勝利にどれだけ我々が力を発揮できるかということと、W杯の出場権を確実に勝ち取る、掴み取るということは優先順位の一番として考えるべきかなと思っています」 4カ月ぶりの代表活動ということもあり、再確認も必要だという森保監督。その中で、確認中の選手にはFW小川航基(NECナイメヘン)が入っているという。 「評価としては試合に出て、ベストなパフォーマンスを見せてもらえるだろうということは日々情報を取りながら招集につなげています」 「できないと判断した時には、また違う選択肢を考えたいと思います」 また、スタッド・レンヌに移籍後は出番が減り、結果も残せていないFW古橋亨梧についても言及。FWの選択肢は色々あるとした。 「亨梧に関しては移籍して出場機会が減っている中、トレーニングはしっかりやれていることは確認が取れています」 「ここからの準備の中で選択肢として持っていることで言うと、前田大然であったり中村敬斗も自チームではFWとしてプレーしていて、良いパフォーマンスも見せてくれているので、色々な選択肢を持ってこのメンバーでも勝つために戦えるかなと思っています」 最終チェックをして招集したいという森保監督だが、基本的にはあと2人を招集したいと語った。 「基本的には27人にしたいなと思っています。ただ、これまで招集してきた選手であるかないかで違ってくると思いますし、どういう選手を招集するかで考えていきたいですが、基本的には27人を招集したいと思っています」 「27人を招集しなくても、23人しかベンチに入れない中で、十分チームとして機能性を持てると思いますが、今後のことも含めてより多くの選手を招集させて頂き、かつチームとしても一丸となって一体感を持って戦っていくギリギリのことを考えて、招集の枠を考えていきたいです」 バーレーン戦で勝利して出場権を獲得すれば、残りの3試合は消化試合。勝利を目指すことは当然ながら、公式戦の中で選手や戦術を試すことが可能に。経験値として大きなものを得られるだけに、まずは20日のバーレーン戦で決着をつけたいだろう。 2025.03.13 20:35 Thu5