エバートンが22歳ガーナーを獲得時の1500万ポンド超えで売却か

2024.02.26 20:35 Mon
エバートンを支える22歳、ジェームズ・ガーナー
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エバートンを支える22歳、ジェームズ・ガーナー
エバートンがU-21イングランド代表MFジェームズ・ガーナー(22)を売却する可能性もあるようだ。

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育まれ、複数のレンタル移籍を経て、2022-23シーズンにエバートンへ完全移籍で加入したガーナー。セントラルハーフを本職としつつ、チーム状況に応じてサイドもこなす万能戦士だ。
昨季は背中のケガを乗り越えてシーズン終盤に定位置を確保し、今季はここまで公式戦32試合でプレー。出場26試合連続フルタイムプレーというタフネスぶりも光り、苦しくも力強くプレミアリーグに生き残ろうともがくエバートンを支えている。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、エバートンはユナイテッドからのガーナー獲得に1500万ポンド(現レートで約28億6000万円)を費やしたそうだが、今季終了後にそれ以上の価格で売却する公算が立っているという。

コラムニストの元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏も、最大3000万ポンド(約57億3000万円)で売れるとの見立てを示しつつ、そのパフォーマンスを称える。
「他クラブがガーナーに注目していないはずがないよね。本当に良いプレーをしている。将来を予測するのは難しいが、仮にもエバートンが2部リーグに降格なら、まず間違いなく上からお声がかかるだろう。彼らにはFFPの問題もあるしね」

ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触で勝ち点「10」を剥奪されるなど、経営難が深刻なエバートン。ガーナー、MFアマドゥ・オナナ(22)、MFアブドゥライエ・ドゥクレ(31)、DFジャラッド・ブランスウェイト(21)が市場に出されているとみられている。

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ウェストハムがイングランド代表MFデクラン・ライス(22)をとどめるカギは昨季以上の躍進しかないようだ。 2017年にプロデビューしたウェストハムで確かな成長曲線を描き、代表にも定着するライス。今やビッグクラブからも引く手数多の存在となり、今夏も移籍が取り沙汰されたが、残留を決意した。 そんなライスだが、今季もウェストハムで一線を画し、現行契約も2024年まで。だが、依然として古巣チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドをはじめとする有力クラブからの関心が噂される。 元イングランド代表GKのポール・ロビンソン氏は『Football Insider』で「デクラン・ライスの未来はウェストハムの今季にかかっている」と語った。 「昨季の彼らが6位フィニッシュなのは知るところだが、今季のウェストハムが彼の野心と望むレベルに応えられるかどうかはまだ定かじゃない。今季終了時にチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にできたら、彼は新たな契約にサインするかもね。だが、トップ4に入っていない限り、残るとは思えない」 なお、ウェストハムは昨季のプレミアリーグで6位フィニッシュを果たして、今季のヨーロッパリーグ(EL)に参戦。その今季のリーグ戦ではここまで5勝2分け2敗の勝ち点17でCL出場圏内の4位につけている。 2021.10.26 12:45 Tue

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