リーグ5連勝でシティとの大一番に臨むエメリ監督「我々は止まるわけにはいかない」、主砲ワトキンスへの期待も語る
2025.04.22 17:50 Tue
シティとの大一番へ決意
アストン・ビラのウナイ・エメリ監督が、トップ5フィニッシュを懸けたマンチェスター・シティとの大一番への思いを語った。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
前節、絶好調のニューカッスルに4-1で快勝しリーグ5連勝を達成したアストン・ビラ。順位は依然として7位も、上位陣との勝ち点差を詰めるとともに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が与えられる5位のシティとの勝ち点差1を維持。
迎えた今節は対戦相手が今週末にFAカップ準決勝を戦う関係で、前倒し開催となるプレミアリーグ第34節で王者とのアウェイゲームを戦う。
その重要な一戦に向け、エメリ監督は「我々は止まるわけにはいかない」と、難敵相手にさらなる連勝を誓った。
「今シーズンの重要な局面を迎えている。プレミアリーグを通して、38試合での目標達成を目指している」
「いつものように、彼らには深い敬意を抱いているが、我々は準備万端だ。アストン・ビラの選手全員、そしてスタッフ全員が、この瞬間に非常に集中している」
一時は過密日程による負傷者に悩まされてきたが、この終盤に入って主力クラスに離脱者はなく全選手が起用可能な状態。スペイン人指揮官は選手選考に関して嬉しい悩みを抱えている。
「現時点で全選手が出場できる状態だ。前回のニューカッスル戦のように、初めて全選手が出場可能となり、メンバー、スターティングイレブン、ベンチ入り選手を選ぶことができた」
「もちろん、これまでもそうだったが、毎試合この決定を下せるようにしたいと思っている。中には欠場しなければならない選手もいるし、出場可能な選手を常に厳しく選んでいくことで、競争力を高めることができる」
「私自身も、選択において非常に厳しい姿勢をとっている。私自身も非常に厳しい姿勢で臨み、的確な判断を下せるよう努めている」
その選手選考の部分では直近のニューカッスル戦で1ゴールを記録し、元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホルが持つクラブのプレミアリーグ最多得点記録(74ゴール)に並んだイングランド代表FWオリー・ワトキンスの起用法に注目が集まる。
ニューカッスル戦後にはパリ・サンジェルマンとのCL準々決勝でのスタメン落ちに不満を示す趣旨のコメントを残していた。
ただ、両者の間ですでに問題は解決しており、指揮官は改めて主砲に対する信頼とさらなる活躍を求めた。
「選手にとって、個人目標は非常に重要だ。それを通して、チーム全体の目標も達成できる。彼が我々の指揮下のアストン・ビラで活躍し、成長していることを大変嬉しく思っている。彼の個人目標は、彼自身にとっても、クラブにとっても、そして我々のチームの成長と進歩にとっても非常に重要だ」
「彼がさらに成長できるよう、我々がサポートできればと思っている」
前節、絶好調のニューカッスルに4-1で快勝しリーグ5連勝を達成したアストン・ビラ。順位は依然として7位も、上位陣との勝ち点差を詰めるとともに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が与えられる5位のシティとの勝ち点差1を維持。
迎えた今節は対戦相手が今週末にFAカップ準決勝を戦う関係で、前倒し開催となるプレミアリーグ第34節で王者とのアウェイゲームを戦う。
「今シーズンの重要な局面を迎えている。プレミアリーグを通して、38試合での目標達成を目指している」
「明日は34日目、マンチェスター・シティとの対戦だ。彼らはトップ4、あるいはトップ5入りを争うチームのひとつだ。彼らはタイトル獲得を目指しているが、今年は彼らにとって厳しいシーズンとなっている」
「いつものように、彼らには深い敬意を抱いているが、我々は準備万端だ。アストン・ビラの選手全員、そしてスタッフ全員が、この瞬間に非常に集中している」
一時は過密日程による負傷者に悩まされてきたが、この終盤に入って主力クラスに離脱者はなく全選手が起用可能な状態。スペイン人指揮官は選手選考に関して嬉しい悩みを抱えている。
「現時点で全選手が出場できる状態だ。前回のニューカッスル戦のように、初めて全選手が出場可能となり、メンバー、スターティングイレブン、ベンチ入り選手を選ぶことができた」
「もちろん、これまでもそうだったが、毎試合この決定を下せるようにしたいと思っている。中には欠場しなければならない選手もいるし、出場可能な選手を常に厳しく選んでいくことで、競争力を高めることができる」
「私自身も、選択において非常に厳しい姿勢をとっている。私自身も非常に厳しい姿勢で臨み、的確な判断を下せるよう努めている」
その選手選考の部分では直近のニューカッスル戦で1ゴールを記録し、元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホルが持つクラブのプレミアリーグ最多得点記録(74ゴール)に並んだイングランド代表FWオリー・ワトキンスの起用法に注目が集まる。
ニューカッスル戦後にはパリ・サンジェルマンとのCL準々決勝でのスタメン落ちに不満を示す趣旨のコメントを残していた。
ただ、両者の間ですでに問題は解決しており、指揮官は改めて主砲に対する信頼とさらなる活躍を求めた。
「選手にとって、個人目標は非常に重要だ。それを通して、チーム全体の目標も達成できる。彼が我々の指揮下のアストン・ビラで活躍し、成長していることを大変嬉しく思っている。彼の個人目標は、彼自身にとっても、クラブにとっても、そして我々のチームの成長と進歩にとっても非常に重要だ」
「彼がさらに成長できるよう、我々がサポートできればと思っている」
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