バルセロナが2点差をひっくり返して首位キープ、アトレティコとの上位決戦を劇的逆転勝利【ラ・リーガ】

2025.03.17 07:12 Mon
Getty Images
ラ・リーガ第28節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが16日に行われ、2-4でバルセロナが逆転勝利した。

前節ヘタフェに逆転負けした3位アトレティコ(勝ち点56)は、4日前のチャンピオンズリーグ(CL)ではPK戦の末、レアル・マドリーの前に敗退に終わった。悔しい敗退となった中、レアル・マドリー戦のスタメンから2選手を変更。ギャラガーとヒメネスに代えてリーノとル・ノルマンを起用した。

一方、前節オサスナ戦がチームドクターの急逝により延期となった首位バルセロナ(勝ち点57/1試合未消化)は、5日前のCLではベンフィカを3-1で下してベスト8進出とした。そのベンフィカ戦のスタメンからこちらも2選手を変更。F・デ・ヨングとアラウホに代えてカサドとクバルシを起用した。
開始5分、バルセロナにビッグチャンス。ヤマルがダニ・オルモとのパス交換で密集をかいくぐってボックス内へ。狙いすましたシュートを放ったが、左ポストを掠めた。

良い入りをしたバルセロナが敵陣でのプレーを続ける中、14分にはクンデのアーリークロスからレヴァンドフスキのヘディングシュートがオンターゲットを記録。
その後もバルセロナがボールを握るも自陣で守備をセットするアトレティコを崩しきれず膠着状態へ。

そんな中ハーフタイム間際の44分、バルセロナに決定機。ペドリのパスをボックス左で引き出したレヴァンドフスキが左足でシュート。しかし枠を捉えきれなかった。

すると直後、アトレティコに先制点。ゴールキックの流れから左サイドを抜け出したグリーズマンがアーリークロス。ファーサイドのシメオネがダイレクトで折り返し、最後はアルバレスがゴールに流し込んだ。

迎えた後半もバルセロナがボールを持つ流れとなると、50分に同点の好機。ダニ・オルモとのワンツーを狙ったヤマルがボックス内へ。シュートに持ち込んだが、わずかに枠を捉えきれず。

守勢のアトレティコは60分にセルロートとギャラガーを投入。すると70分、この2選手が追加点を生む。ディフェンスライン裏に抜け出したギャラガーがボックス左まで持ち上がってラストパス。これをセルロートが決めた。

バルセロナ相手に5試合連続ゴールとしたセルロート弾でリードを広げたアトレティコだったが、直後にバルセロナがすかさず1点差とする。

持ち上がったイニゴ・マルティネスのフィードをボックス中央で受けたレヴァンドフスキが胸トラップからシュートを決めきった。攻勢のバルセロナは78分に一気に同点に。右サイドからのハフィーニャの鋭いインスウィングクロスをフェラン・トーレスがヘッドで流し込んだ。

追いつかれたアトレティコは80分に勝ち越しの絶好機もスルーパスに抜け出したセルロートはGKとの一対一を仕留めきれず。

すると追加タイム2分、バルセロナに劇的逆転弾。ペドリのパスを受けたヤマルがボックス手前右から左足を一閃。ミドルシュートはヘイニウドに当たってコースが変わりネットを揺らした。

さらに追加タイム8分にフェラン・トーレスがドブレーテとしたバルセロナがアトレティコとのシックスポインターを劇的逆転勝利とし、首位をキープした。

アトレティコ 2-4 バルセロナ
【アトレティコ】
フリアン・アルバレス(前45)
アレクサンダー・セルロート(後25)
【バルセロナ】
ロベルト・レヴァンドフスキ(後27)
フェラン・トーレス(後33)
ラミン・ヤマル(後47)
フェラン・トーレス(後53)

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「全てを勝ち取る候補」CL得点ランクトップのバルサFWハフィーニャがタイトルへ意気込み「最も重要なのはチームとして何を成し遂げたか」

バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがベンフィカ戦を振り返った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 11日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでバルセロナはホームにベンフィカを迎えた。 1stレグで勝利していたバルセロナ。迎えたホームゲームでは、11分にハフィーニャのゴールで先制。13分にニコラス・オタメンディにすぐに1点を返されるが、ラミン・ヤマル、ハフィーニャと前半のうちに2点を追加。後半はゴールが生まれず、2戦合計4-1でベスト8に勝ち上がることに成功した。 この試合でも2ゴールを記録したハフィーニャ。今シーズンのCLでは10試合で11ゴールとし、現在得点ランキング1位。好調を維持する中、チームの勝利を喜んだ。 「特に前半は素晴らしい試合だった。僕たちは素晴らしい試合をしなければいけないと分かっていたし、集中していたし、リスボンでの結果は有利だった。勝つために前半は素晴らしいプレーをした」 これでベスト8に勝ち上がったバルセロナ。次なる相手はドルトムントかリールの勝者となる。 ハフィーニャは「僕たちは全てを勝ち取る候補だと思う」とタイトル獲得に自信。「僕にとって最も重要なことは、チームとして何を成し遂げたかだ」とし、自身の結果よりもチームとしての結果が重要だと語った。 今シーズンの公式戦では41試合で27ゴール19アシスト。バロンドールの候補とも言われている中で、チームをタイトルに導けるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】ハフィーニャが2ゴール!バルサがベンフィカ下す</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yUB0KfssrkI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.12 14:30 Wed

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