三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決! FAカップ4回戦の対戦カード決定

2025.01.13 06:34 Mon
三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決
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三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決
FAカップ4回戦の組み合わせ抽選会が12日に行われた。
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イングランドサッカー協会(FA)に登録されている全てのクラブが出場可能なFAカップ。プレミアリーグ勢、チャンピオンシップ(2部)勢が参戦した3回戦ではブレントフォードが唯一下位カテゴリーに敗れたものの、アーセナルやウェストハムといったプレミア勢対決に敗れたチームを除いて波乱は起きなかった。そんななか、今回決まった4回戦では三笘薫ブライトン&ホーヴ・アルビオンチェルシーとのプレミア勢対決に。さらに、アーセナルを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、クラブOBで今季途中までコーチングスタッフを務めていたルート・ファン・ニステルローイ監督が率いるレスター・シティと対戦。さらに、アストン・ビラvsトッテナム、エバートンvsボーンマスがプレミア勢対決となった。
遠藤航所属のリバプールはブレントフォード撃破のプリマス・アーガイルと、マンチェスター・シティはレイトン・オリエントvsダービー・カウンティの勝者との対戦となる。

その他の日本人所属のプレミアリーグクラブでは菅原由勢のサウサンプトンがバーンリー、鎌田大地のクリスタル・パレスがドンカスターと対戦。
その他では大橋祐紀(ブラックバーン)、坂元達裕(コヴェントリー・シティ)、瀬古樹(ストーク・シティ)、田中碧(リーズ・ユナイテッド)、岩田智輝横山歩夢のバーミンガム・シティが参戦する。

なお、FAカップ4回戦は2月第2週の週末に開催予定だ。

◆FAカップ4回戦対戦カード
マンチェスター・ユナイテッド vs レスター
リーズ(2) vs ミルウォール(2)orダゲナム&レッドブリッジ(5)
ブライトン vs チェルシー
プレストン(2)orチャールトン(3) vs ウィコム・ワンダラーズ(3)
エクセター・シティ(3) vs ノッティンガム・フォレスト
コヴェントリー(2) vs イプスウィッチ
ブラックバーン(2) vs ウォルバーハンプトン
マンスフィールド(3)orウィガン(3) vs フルアム

バーミンガム(3) vs ニューカッスル
プリマス(2) vs リバプール
エバートン vs ボーンマス
アストン・ビラ vs トッテナム
サウサンプトン vs バーンリー(2)
レイトン・オリエント(3)orダービー・カウンティ(2) vs マンチェスター・シティ
ドンカスター(4) vs クリスタル・パレス
カーディフ(2) vs ストーク・シティ(2)

◆FAカップ3回戦 結果&日程
▽1/9
シェフィールド・ユナイテッド(2) 0-1 カーディフ(2)
エバートン 2-0 ピーターバラ(3)
フルアム 4-1 ワトフォード(2)

▽1/10
ウィコム・ワンダラーズ(3) 2-0 ポーツマス(2)
アストン・ビラ 2-1 ウェストハム

▽1/11
バーミンガム(3) 2-1 リンカーン(3)
ブリストル・シティ(2) 1-2 ウォルバーハンプトン
ミドルズブラ(2) 0-1 ブラックバーン(2)
リバプール 4-0 アクリントン(4)
レスター 6-2 QPR(2)
ボーンマス 5-1 WBA(2)
ブレントフォード 0-1 プリマス(2)
チェルシー 5-0 モアカム(4)
エクセター・シティ(3) 3-1 オックスフォード・ユナイテッド(2)
ノリッジ(2) 0-4 ブライトン
ノッティンガム・フォレスト 2-0 ルートン・タウン(2)
レディング(3) 1-3 バーンリー(2)
サンダーランド(2) 1-2 ストーク・シティ(2)
リーズ(2) 1-0 ハローゲート・タウン(4)
マンチェスター・シティ 8-0 サルフォード(4)
コヴェントリー(2) 1-1(PK:4-3) シェフィールド・ウェンズデー(2)
ハル・シティ(2) 1-1(PK:4-5) ドンカスター(4)

▽1/12
タムワース(5) 0-3 トッテナム
アーセナル 1-1(PK:3-5) マンチェスター・ユナイテッド
クリスタル・パレス 1-0 ストックポート(3)
イプスウィッチ 3-0 ブリストル・ローヴァーズ(3)
ニューカッスル 3-1 ブロムリー(4)
サウサンプトン 3-0 スウォンジー・シティ(2)

▽1/13
ミルウォール(2) vs ダゲナム&レッドブリッジ(5)

▽1/14
レイトン・オリエント(3) vs ダービー・カウンティ(2)
マンスフィールド(3) vs ウィガン(3)
プレストン(2) vs チャールトン(3)

※()内は所属カテゴリー

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サウジ戦のパフォーマンスが低調だったのは消化試合だったから?/六川亨の日本サッカー見聞録

3月25日に埼玉スタジアムで開催された日本対サウジアラビア戦は、FW前田大然やMF伊東純也が惜しいシュートを放ったものの最後までサウジアラビアの堅守を崩すことはできず、0-0のドローに終わった。日本は今予選で初めてノーゴールに終わったが、勝点1を積み上げたことで勝点を20に伸ばし、グループCの首位突破を決めた。 ケガで上田綺世、守田英正、三笘薫の主力を欠いたものの、田中碧や中村敬斗が代役を果たす選手層の厚さをみせた。さすがに前田には、上田のようなポストプレーは期待できないものの、前線からの鋭い出足によるプレスやパスカットなどで持ち味を発揮した。 0-0のドローに終わったのは、サウジアラビアが「日本で試合をする場合にオープンな試合はできない」とエルヴェ・ルナール監督が振り返ったように、5-4-1の布陣から、前線の選手もリトリートして体力の消耗を防ぐ超守備的な戦い方を選択したからだった。 そのおかげで、「0-0の今日の結果は満足している」(ルナール監督)と狙い通り勝点1を獲得。2位のオーストラリアとは3勝点差のまま、残り2試合(バーレーンとオーストラリア)にストレートインの2位浮上に望みをつないだ。 試合の正直な感想を言えば、「消化試合のため低調なパフォーマンスも仕方がない」といったところ。すでにW杯出場を決めている。試合が終わればすぐに所属チームに戻り、熾烈な終盤戦が待っている。前述した3人のように「ケガはしたくない」というのが本音だろう。 久保建英は相変わらずクオリティの高いプレーを随所に披露したし、中村も果敢なドリブル突破を仕掛けた。田中は前田に決定的なパスを出しただけでなく、鎌田大地がボールをロストした際は全力でプレスバックしてボールを奪い返すなど攻守に貢献した。 しかし、伊東に決定的なスルーパスを出したものの、鎌田はサウジアラビアの厳しいマークにも遭い、簡単にボールを奪われるシーンが目立った。ボール際の攻防では粘り強さがなく、デュエルの強度も低い。淡泊な印象を受けたのはケガを恐れたからではないかと感じた。 同じことは交代出場の堂安律にも言えて、ボールを持ってもほとんど仕掛けず、味方へのパスに終始した。さすがにボランチと3BKは失点のリスクがあるだけに、いつものようにプレーしていたが、攻撃系の選手は「消化試合」と割り切ってしまえば、無意識のうちに手を抜いていたとしても仕方がないだろう。 かつて2002年の日韓W杯の予選抽選会が釜山のコンベンションホールで開催された。その結果、ドイツはイングランドと同じグループでW杯出場を争うことになった。その際、会場にいたドイツ人記者のマーティン・ヘーゲレ氏に「大変なことになりましたね」と声を掛けたところ、彼は「予選はこれぐらいの緊張感があった方がいい」と事もなげに答えた。 その余裕から「さすがはW杯の常連国」と感心してしまった記憶がある。結果はイングランドが首位で予選を突破して、ドイツはプレーオフ経由で出場権を獲得。そして本大会では決勝でブラジルに敗れたものの、見事ファイナリストに勝ち進んだ。 そうしたヒリヒリするような緊張感は、今回の最終予選ではスタートから日本が圧勝したせいもあり早々に消えた。「負けることはないだろう」と余裕を持って取材ができて、W杯出場を決めた直後のサウジアラビア戦でも緊張感を体験することはまったくできず、ゴールを渇望するサポーターの大声援が試合を盛り上げていた印象が強い。 たぶん6月の2試合も「消化試合」という印象は拭えず、それは10月の11月のキリンチャレンジ杯でも続くことだろう。ヨーロッパ勢の出場は難しく、アフリカや中南米の国々との対戦が予想されるからだ(アルゼンチンやブラジルが相手なら変わってくるかもしれないが)。 それはそれで、「贅沢な悩み」と言えるかもしれない。そしてもう1つ、森保一監督は「2チーム、3チームぶん」の戦力の底上げと成熟度を今後の課題として指摘した。ただし、これも個人的な感想だが、現代表のスタメンと交代選手の起用法はほとんど予想できる。 このため森保ジャパンの“マンネリ感"も感じずにはいられない。かといって、現在のメンバーに、新たに見てみたい選手がいるかといえば、マインツのボランチ佐野海舟くらいで、FW陣には見当たらない。 W杯まであと1年ほど。ストロングヘッダーの出現を今年のJリーグでは期待したいと思っている。 2025.03.28 19:00 Fri

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの人気記事ランキング

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「ダイチの考え方は良かった」9人での戦いも前に出続けて勝利のクリスタル・パレス、92年ぶりのブライトン相手のダブルに指揮官「大勝利であり、とても満足」

クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、プレミアリーグ第31節で両者は対戦。クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地、ブライトンの日本代表MF三笘薫は揃って先発出場し、日本代表対決が実現した。 試合は開始3分にジャン=フィリップ・マテタのゴールでクリスタル・パレスが先制するも、31分にダニー・ウェルベックのゴールでブライトンが追いつく展開に。それでも55分にダニエル・ムニョスのゴールでクリスタル・パレスが勝ち越しに成功する。 三笘は63分でピッチを後にしたが、その後に試合が大荒れ。78分にエディ・エンケティア、90分にはマルク・グエイが2枚目のイエローカードで退場となるも、クリスタル・パレスは守りに入らず。後半アディショナルタイムには鎌田が積極的にゴールに向かおうとすると、ヤン・ポール・ファン・ヘッケが倒してこちらも退場。3人が退場した試合は、2-1でクリスタル・パレスが勝利した。 グラスナー監督は2人も少なくなっての戦いを振り返り、選手たちが良い判断をしたと言及。数的不利でも攻める姿勢を守ったことが良かったとし、相手の退場を誘発した鎌田のプレーも称えた。 「我々はただ、選手たちにどのシステムでプレーすべきかを示しただけだ。そして、彼らは何をすべきかわかっていた。ダイチ(鎌田大地)が左サイドバックのようなポジションになったことで、1、2回状況が変わった」 「9vs10、時には8vs10で練習することが多く、それほど難しくはなかったが、そんなに頻繁にはやっていない」 「ただ、選手たちは何をすべきかわかっている。今日本当に良かったのは、彼らがただ守備をして、審判が試合を終わらせるのを待たなかったことだ」 「我々は前進する適切な瞬間を待っていた。ダイチはレッドカードが出されなければ、GKと一対一になっていただろう。その考え方が、今日は良かった」 激闘を制したクリスタル・パレス。ブライトン相手にシーズンダブルを達成できたことを喜んだ。 「今は疲れ果てている。この試合には全てが揃っていたので、サッカーが愛される理由だろう」 「今日のセルハーストの雰囲気は本当に素晴らしく、誰もが満足して家に帰った」 「我々の選手たち…ブライトンとの2試合に勝てたのは92年ぶりの快挙だ。大勝利であり、とても満足している」 「相手のクロスを全て防がなければならなかった。相手は1度フリーのヘディングシュートを放ったが、幸運だった。しかし、それ以外は上手く防げた。落ち着いて、全てのボールを奪い合った」 「彼らにとって素晴らしい経験となり、我々に多くの感動を与えてくれた。素晴らしかった」 <span class="paragraph-title">【動画】日本人対決は退場者3名の大荒れの試合に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yHTTgPf0070";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.06 13:40 Sun
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【プレミアリーグ第31節プレビュー】鎌田vs三笘に、マンチェスターダービー開催

ミッドウィーク開催となった第30節では首位のリバプールを始めアーセナル、ノッティンガム・フォレスト、チェルシー、マンチェスター・シティと上位陣が揃って勝利を収めている。 週明けにUEFAコンペティションの準々決勝1stレグを控えるなか、今節はマンチェスター・ダービー、クリスタル・パレスとブライトン・ホーヴ・アルビオンの日本人対決。アストン・ビラvsノッティンガム・フォレストのトップハーフ対決と好カード満載。 最注目カードはMFケビン・デ・ブライネの今季限りでの退団発表によって俄然重要性を増した13位のマンチェスター・ユナイテッドと、5位のマンチェスター・シティのダービーマッチとなる。 ユナイテッドは前節、ノッティンガム・フォレストとの一戦に0-1の敗戦。古巣対戦のFWエランガに恩返しゴールを許すと、後半最終盤の猛攻も実らず、上位相手に力負けとなった。週明けにはヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦を控えており、現状でのプライオリティは間違いなくそちら側にあるが、ホーム開催のダービーで不甲斐ない戦いは許されない。より守備的に堅守速攻型のスタイルで臨む可能性が高いが、その人選に注目したい。 対するシティは前節、下位に沈むレスター・シティ相手に2-0の勝利を収めてリーグ3戦ぶりの白星を奪取。熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて5位をキープした。スコアは2-0も、80%近いボール支配率に相手シュートを1本に抑え込むなど余力を残した上での完勝だった。エースFWハーランドら一部主力を欠くも、FWマーモウシュやMFオライリーら代役がしっかりと活躍しており、敵地でのダービーへ自信を持って臨めるはずだ。さらに、4日には司令塔デ・ブライネが今季限りでの退団を発表。大きな衝撃が走った一方、ダービー2日前のタイミングでの発表によって間違いなくチームの士気はより高まるはずだ。 MF鎌田大地が所属する12位のクリスタル・パレスは、1-1のドローに終わった最下位のサウサンプトン戦に続き2試合連続の日本人対決に挑む。MFウォートンの復帰によって鎌田はベンチが定位置も14試合連続で出場を続けており、公式戦連勝は「5」でストップしたものの好調を維持するチームにおいて欠かせない存在に。今回のブライトン戦でも途中出場から攻守両面で持ち味を発揮したい。 一方、MF三笘薫を擁する8位のブライトンは前節、アストン・ビラにホームで0-3の完敗。公式戦9試合ぶりの黒星となった。三笘自身は左ウイングでボールのオン・オフに関わらず、前半は輝きを放ったが、チームは後半に相手の十八番のカウンター3発に沈んだ。この敗戦によって上位争いから一歩後退しており、好調パレスとのアウェイゲームでは是が非でも白星を取り戻したい。フル出場で疲労が溜まる三笘だが、チームの現状を鑑みれば引き続きスタメンでの活躍が求められる。 公式戦6連勝で7位浮上のアストン・ビラは週明けにCLのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控えるなか、公式戦5連勝で3位をキープするフォレストとの好調対決に挑む。PSGとの古巣対決に全力を注ぎたいエメリ監督だが、逆転でのCL出場権獲得へリーグ戦でも取りこぼしが許されない状況が続いており、前線を中心に得意とするターンオーバー、勝負所での交代策が難敵撃破のカギを握る。そんななか、公式戦連発と好調のFWラッシュフォード、決定力光るFWアセンシオの新戦力コンビの活躍に期待だ。 首位のリバプールは前節、エバートンとのマージーサイド・ダービーをFWジョタのゴールによって1-0の勝利。MF遠藤航もクローザー役として相変わらずの安定した仕事をみせ、公式戦連敗と不振に陥っていたチームのバウンスバックに貢献した。この勝利でまた一歩リーグ制覇に近づいたスロットのチームは、9位のフルアムとのアウェイゲームで連勝を目指す。 リーグ連勝で2位のアーセナルは、週明けにCLレアル・マドリー戦を控えるなか、15位のエバートンとのアウェイゲームに臨む。フルアムとの前節はMFメリーノ、長期離脱明けのFWサカのゴールによって2-1の勝利を収めた。しかし、DFガブリエウが今季絶望の重傷を負うという最悪なアクシデントが発生。同じく状態が危ぶまれたDFティンバーと体調不良でメンバー外だったDFホワイトに関しては復帰の可能性もあるが、ディフェンスラインを中心に苦しい台所事情を強いられる。堅守速攻を貫くトフィーズ相手の一戦では終始押し込む展開が予想され、サカやMFウーデゴールを起点に引いた相手を攻略しつつ、ガブリエウの代役としてマドリー戦を戦うことになるサリバの相棒のパフォーマンスにも注目したい。 前節、お得意様であるトッテナムとのロンドン・ダービーを1-0で制した4位のチェルシーは、11位のブレントフォード相手に連勝を狙う。MFパーマー、FWジャクソンらの戦列復帰で前線に多彩なオプションを有しており、質実剛健でアグレッシブな相手に対して、うまく相手の守備の矢印を折りながらゴールをこじ開けたい。 DF菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンは、今節の結果次第でプレミアリーグ史上最速での2部降格となる可能性を有している。現在、残留圏内の17位ウォルバーハンプトンとの勝ち点差は残り8試合で19ポイント。今節で勝利を逃がしてウルブスが勝利した場合、1年でのチャンピオンシップ降格が決まる。 ただ、その対戦相手は4試合未勝利で勝ち点3を欲する14位のスパーズ。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のフランクフルト戦を控えるため、ターンオーバーの可能性もあるが、前回対戦で0-5の惨敗を喫するなど、伝統的に天敵とする相手だけに敵地で悲劇的な結末も十分に考えられる。 その他では今季2度目の7連敗で同じく降格危機に陥る19位のレスターと、リーグ連勝で6位に位置するニューカッスルの一戦もリーグテーブルにおいて重要な試合となる。 《プレミアリーグ第31節》 ▽4/5(土) 《20:30》 エバートン vs アーセナル 《23:00》 クリスタル・パレス vs ブライトン イプスウィッチ vs ウォルバーハンプトン ウェストハム vs ボーンマス 《25:30》 アストン・ビラ vs ノッティンガム・フォレスト ▽4/6(日) 《22:00》 ブレントフォード vs チェルシー フルアム vs リバプール トッテナム vs サウサンプトン 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs マンチェスター・シティ ▽4/7(月) 《28:00》 レスター・シティ vs ニューカッスル 2025.04.05 12:00 Sat
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退場誘発の鎌田大地が三笘薫との日本人対決制す! 合計3人の退場者出たM23ダービーはパレスに軍配【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第31節、クリスタル・パレスvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが5日にセルハースト・パークで行われ、ホームのパレスが2-1で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地はフル出場、ブライトンのMF三笘薫は63分までプレーした、。 12位のパレスは前節、最下位のサウサンプトンと1-1のドローに終わり、公式戦連勝は「5」でストップ。しかし、依然として好調を維持しており、今節は上位撃破を狙った。この一戦で鎌田はリーグ6戦ぶりの先発を飾った。 一方、8位のブライトンは前節、アストン・ビラにホームで0-3の完敗。公式戦9試合ぶりの黒星となった。その敗戦からのバウンスバックを期して臨んだアウェイゲームでは三笘が左ウイングでスタメン起用となった。 激戦必至のM23ダービーは立ち上がりから動く。開始3分、ボックス付近でディフェンスラインと駆け引きしたマテタがボックス左でエゼのパスを足元に収めると、鋭い左足シュートをゴール右隅に突き刺した。 FAカップでの重傷から復帰後初となるエースストライカーのゴールで先手を奪ったホームチームは、以降の数分は押し込む形を続けたが、時間の経過とともにブライトンが押し返していく。 12分に三笘が右足シュートを放つと、直後の13分にはバレバとウェルベックが決定的な枠内シュートを連続で放つが、ここはGKヘンダーソンの好守に遭う。それでも、三笘とミンテの両ウイングを起点に焦れずに外回しの攻撃でチャンスを窺い続けると、前半半ば過ぎに同点に追いついた。 31分、右サイドと中央での出し入れからハーフスペースを持ち上がったオライリーから右のミンテに展開されると、ミンテの正確な左足クロスをゴール前に飛び込んだウェルベックがDFの前に体を入れて右足ワンタッチで流し込んだ。 1-1のイーブンに戻った試合はダービーらしい一進一退の展開に。引き続きブライトンがボールを握るが、パレスも良い形でボールを奪った際にはウイングバックも果敢に攻撃参加を見せるなど厚みを出した。 スコアは動かずに後半へと折り返したダービーマッチ。後半も拮抗した展開が続くが、ホームのパレスが一歩前に出る。55分、自陣左サイドでのミッチェルのボール奪取から鎌田が左のスペースを狙うエゼへスムーズに展開。中央にドリブルで切り込んだ背番号10がボックス右のムニョスに繋ぐと、ムニョスが右足対角シュートをゴール左隅へ突き刺した。 再び追う展開となったブライトンは63分、直前の接触プレーで少し足を痛めていた三笘に加えてオライリーを下げてジョアン・ペドロ、アディングラを同時投入。これに対してパレスはチルウェルや殊勲マテタに代えてエンケティアを投入するが、結果的にこの交代策が裏目に出た。 78分、投入直後のシミュレーションで1枚カードをもらっていたエンケティアがファン・ヘッケに対するラフプレーで2枚目をもらって退場に。 ここから数的優位を手にしたブライトンが攻勢を強めると、以降は守るパレス、攻めるブライトンという構図が明確に。 12分のアディショナルタイムが加えられた後半終盤にはグエイがラフプレーで2枚目をもらってパレスに2人目の退場者が出るも、鎌田が相手の軽率なバックパスに詰めて背後へ抜け出しかけると、これがファン・ヘッケの2枚目のカードを誘発し、ブライトンにも1人退場者が出た。 これで9人対10人となった試合は猛攻を仕掛けたブライトンが、バレバの左足の弾丸シュートにゴール前の混戦からのアヤリのシュートで同点に迫ったが、パレスの堅守を最後までこじ開けられなかった。 この結果、日本人対決も実現したM23ダービーはパレスに軍配。ブライトンは厳しいリーグ連敗となった。 クリスタル・パレス 2-1 ブライトン 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(前3) ダニエル・ムニョス(後10) 【ブライトン】 ダニー・ウェルベック(前31) 2025.04.06 01:14 Sun
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「コントロールが難しかった」退場者3人、荒れた試合で数的有利も敗戦のブライトン指揮官「過剰反応しないことが非常に重要」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンのファビアン・ヒュルツェラー監督が、クリスタル・パレス戦を振り返った。イギリス『BBC』が伝えた。 5日、プレミアリーグ第31節でブライトンはクリスタル・パレスとアウェイで対戦した。 試合は開始早々に失点するも、前半のうちにダニー・ウェルベックのゴールで追いつくことに成功。ただ、55分にダニエル・ムニョスのゴールで勝ち越されると、エディ・エンケティア、マルク・グエイが退場し、ブライトンは2人も多い状況に。それでもゴールを奪えず、最後にはヤン・ポール・ファン・ヘッケが退場してしまい、2-1で敗れることとなった。 難しい試合となったブライトン。ヒュルツェラー監督は、『BBC』の「マッチ・オブ・ザ・デイ」で試合を振り返った。 「最高のレベルでプレーしていないと、プレミアリーグの試合で勝つことは難しい。厳しい試合だったし、とてもエモーショナルだった」 「試合をコントロールするのは難しく、90分間でそれができなかった。それを分析して原因を突き止めなければならない」 「とても若いグループなので、失敗から学んでいる。我々は彼らがもっと良くなるよう手助けしなければならない。過剰反応しないことが非常に重要だ」 「団結して前向きな姿勢でいることが大切だ。そして、互いに誠実であることが非常に重要でもある」 <span class="paragraph-title">【動画】日本人対決は退場者3名の大荒れの試合に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yHTTgPf0070";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.06 15:40 Sun
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【プレミアリーグ第32節プレビュー】マドリー戦控えるアーセナルはビーズと対峙、首位リバプールはハマーズ戦

先週末に行われた前節は首位リバプールを始め上位5チームがいずれも勝ち点を取りこぼす波乱の一節となった。また、最下位のサウサンプトンが7節を残してプレミアリーグ史上最速での2部降格が決定した。 UEFAコンペティションの準々決勝2ndレグを控えるなか、今節はヨーロッパ参戦組の戦いに注目だ。 1stレグで明暗分かれたチャンピオンズリーグ(CL)勢の2位アーセナルと7位のアストン・ビラは、それぞれ12位のブレントフォード、最下位のサウサンプトンと対戦する。 リーグ前節はエバートン相手に消化不良の1-1のドローに終わったアーセナルだが、CL準々決勝1stレグでは前大会王者レアル・マドリーとのホームゲームで会心の3-0の勝利を挙げた。攻守両面で相手を上回った上、MFライスの圧巻の直接FK2発にMFメリーノにもゴールが生まれ、先勝に成功した。 アウェイチームに多くの悪夢を味わわせてきた要塞サンティアゴ・ベルナベウでのリターンレグに向けて細心の注意を払う必要はあるが、ベスト4進出へ大きなアドバンテージを得たことは間違いない。今回のホームゲームでは難敵ビーズ相手に勝ちたい気はやまやまではあるが、リーグ逆転優勝とCL準決勝進出を天秤にかけて割り切ったターンオーバーもありか。MFヌワネリやMFジョルジーニョ、FWスターリングらの活躍にも期待しつつ、良い形でマドリー戦に繋げたい。 アストン・ビラは前節、ノッティンガム・フォレストとの上位対決を2-1で制して公式戦7連勝を達成。しかし、CLではパリ・サンジェルマン(PSG)とのアウェイゲームではFWロジャーズのゴールで先制に成功も、そこからの3連続失点によって厳しい1-3の敗戦となった。これで公式戦連勝が「7」でストップしたエメリのチームは、ホーム開催の2ndレグで逆転を目指す。 プレミアリーグの来季CL出場権が5チームに確定したなか、熾烈なCL出場権争いにおいて勝ち点3を積み上げる必要があり、PSGとのリターンレグへ極端なターンオーバーは難しい。ただ、前線に関しては豊富なタレントが揃っており、やりくり上手のスペイン人指揮官が最適の組み合わせを選び出し、降格が決定したセインツ相手に勝ち切りたい。 一方、降格決定後初のホームゲームとなるセインツはユリッチ監督を即時解任。シーズン残りはラスク暫定監督の下で戦うことになる。DF菅原由勢の起用法にも注目したい。 ヨーロッパリーグ(EL)参戦組の13位マンチェスター・ユナイテッド、14位のトッテナムは5位のニューカッスル、17位のウォルバーハンプトンと対戦する。 ユナイテッドは前節、膠着のマンチェスター・シティとのダービーマッチを0-0のドローで終え、リーグ2戦未勝利に。続くEL準々決勝1stレグでは敵地リヨンに乗り込んだ一戦を2-2のドローで終えた。DFヨロの加入後初ゴールにFWザークツィーのゴールで一時逆転に成功したが、GKオナナの2失点に絡むプレーなどもあり、後半アディショナルタイムの土壇場被弾で先勝を逃した。 ホームでのリターンレグへ弾みを付ける公式戦4試合ぶりの白星がほしい一方、リーグ戦でのUEFAコンペティション出場権獲得の現実味は薄く割り切ってターンオーバーを敢行する可能性は高そうだ。ただ、公式戦4連勝と絶好調のマグパイズ相手に大敗となれば、肝心のリヨン戦に響くことになるためメンバーは入れ替えながらもしっかりとした戦いは見せたい。 一方、スパーズは前節、サウサンプトン相手に3-1の快勝。リーグ4戦ぶりの白星を挙げた。ただ、ホームで戦ったELではフランクフルト相手に1-1のドローに終わった。開始早々に先制を許したなか、DFペドロ・ポロのゴールで同点に追いつき以降は再三の決定機を作り出したが、相手GKの好守にも阻まれて先勝を逃した。2ndレグを敵地で戦うためユナイテッド以上にシビアな状況となっており、リーグ3連勝と好調を維持するウルブスとのアウェイゲームではターンオーバーが濃厚だ。一部主力を温存しつつ、総力戦で挑む2ndレグへFWリシャルリソンやMFグレイ、FWオドベールら控え組の状態を上げたいところだ。 カンファレンスリーグ(ECL)参戦の4位チェルシーは前節、ブレントフォードとゴールレスドロー。リーグ連勝を逃した。ただ、ECLではレギア・ワルシャワとのアウェイゲームをFWジョージのファーストチーム初ゴールにFWマドゥエケの2ゴールの活躍で3-0の先勝。大きなアドバンテージを得てロンドンに帰還した。降格圏の18位イプスウィッチ・タウンをホームで迎え撃つ一戦ではECLで温存した主力を起用し、しっかりと勝ち切ってCL出場権獲得へ勝ち点3を積み上げたい。 前節、フルアム相手にまさかの2-3の敗戦を喫して優勝へ足踏みとなった首位のリバプールは、16位のウェストハムとのホームゲームでバウンスバックの勝利を目指す。フルアム戦では相手のパフォーマンスを褒めるべき部分はあったものの、らしくないミスも目立っておりその修正は必要だ。ただ、11日にはエースFWサラーの契約延長という最高の知らせが発表され、良い雰囲気が期待されるアンフィールドで白星を取り戻したい。 マンチェスター・ダービーをドローで終えて6位後退のマンチェスター・シティは、MF鎌田大地を擁する好調の11位クリスタル・パレスとのホームゲームに臨む。今季限りで退団のMFデ・ブライネのラストダービーというモチベーションはあったが、全体的なパフォーマンスは振るわず。同じ[3-4-2-1]で堅守速攻を貫くソリッドな相手に対して、メンバーの入れ替えも行いながらしっかりと結果を残したい。 対するパレスは前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に2-1の勝利。FWエンケティア、DFグエイの退場は余計だったが、エースFWマテタに負傷明け後初のゴールが生まれるなど実りある内容での勝利でもあった。その一戦で決勝点の起点、相手の退場を誘発するなど存在感を示した鎌田には2試合連続のスタメンを期待したい。 そのパレスに敗れた9位のブライトンは、リーグ連敗という苦境のなかで19位レスター・シティ相手に公式戦5試合ぶりの勝利を目指す。対戦相手はリーグ8連敗と泥沼の状況にあるが、この一戦では出場停止のDFファン・ヘッケに加え、パレス戦の接触プレーで痛めたMF三笘薫にも欠場の可能性が報じられており、チームとしては総力戦で勝ち点3を掴みたい。 《プレミアリーグ第32節》 ▽4/12(土) 《20:30》 マンチェスター・シティ vs クリスタル・パレス 《23:00》 ブライトン vs レスター・シティ ノッティンガム・フォレスト vs エバートン サウサンプトン vs アストン・ビラ 《25:30》 アーセナル vs ブレントフォード ▽4/13(日) 《22:00》 チェルシー vs イプスウィッチ リバプール vs ウェストハム ウォルバーハンプトン vs トッテナム 《24:30》 ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッド ▽4/14(月) 《28:00》 ボーンマス vs フルアム 2025.04.12 12:00 Sat

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