「10番である以上は自分が蹴るべき」値千金のPK沈めた流通経済大柏MF柚木創、プレッシャー跳ね除け真ん中へ「チームとしても勢いに乗れた」

2025.01.11 22:10 Sat
10番としての責任を全うした流通経済大柏MF柚木創
©超ワールドサッカー
10番としての責任を全うした流通経済大柏MF柚木創
貴重な決勝点をあげた流通経済大柏のMF柚木創が試合を振り返った。11日、流通経済大柏は第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝に臨み、初出場ながら快進撃を見せていた東海大相模と対戦。準々決勝では上田西を8-0で粉砕したが、東海大相模には苦戦を強いられる。

均衡を破ったのが42分のPK。柚木がキッカーを務め、ゆっくりとした助走から真ん中に沈めた。
1-0の勝利後、自らのゴールについて語った柚木。試合の流れを左右するPKだったと分析した。

「前半なんかは特に自分たちのプレー、自分たちのサッカーができないまま、相手に押し込まれる時間帯が多くて、チームとしては苦しい時間帯が続きました。だけど、ああやってPKというチャンスが回ってきたなかで、自分が決めきれて、チームとしても勢いに乗れた。そこに関しては良かったなと思います」
キッカーを務めたことに関しては、「自分が10番である以上は自分が蹴るべきだなと(PKを)もらった時点で思ったので、自信を持ってあとは蹴るだけでした」とのこと。コースについては「蹴る前から真ん中に蹴ろうと思っていたので、あとは気持ちよく蹴るだけでした」と心境を明かしている。

さらに、後半は追加点のチャンスも多数作った流通経済大柏。榎本雅大監督の意向をしっかり体現したようだ。

「もっと自信を持って自分たちのサッカーをしなければいけないと、エノさん(榎本監督)から言われていたので、後半はそこでボールを握って、自分たちのペースに持っていけたというのはすごい良かった」

「最低限のゲームをしようというのはずっと言われていたので、強度だとかそういうところは落とさず、最低限のゲーム展開が後半はできたと思うので、それが勝利に繋がったのかなと思います」

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決勝は7年ぶりの再戦! 前橋育英と流通経済大柏が共に2度目の優勝をかけて戦う【全国高校サッカー選手権大会】

11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が行われた。 昨年12月28日に開幕を迎えた高校サッカー選手権。4日に準々決勝が行われた中、1週間ぶりの試合となった準決勝2試合は国立競技場で行われた。 2015年以来の決勝進出を目指す東福岡(福岡)と2017年以来の決勝進出を目指す前橋育英(群馬)の対戦は、開始11分に伊波樹生のゴールで東福岡が先制する。 今大会無失点で準決勝まで勝ち上がってきた東福岡。堅守がこの日も光り、前橋育英に決定機を作らせないでいたが、後半から投入された白井誠也に牽引される形で前橋育英が活性化。48分には左サイドを仕掛けた佐藤耕太が決めると、54分には左サイドでボールを持ったオノノジュ慶吏のパスを受けた佐藤が右足で狙いすましたシュートを決めて逆転。さらに58分には右サイドからの崩しを白井が決め切り一気にリードを広げ、1-3で逆転勝利を収めた。なお、前橋育英にとってはこれが国立競技場での初勝利となった。 もう1試合は2018年以来の決勝進出を目指す流通経済大柏(千葉)と初出場ながらベスト4に勝ち上がってきた東海大相模(神奈川)の戦いに。互いに譲らない展開となった中、42分に流通経済大柏がPKを獲得すると柚木創が落ち着いて決めて先制。東海大相模は粘り強い戦いを見せてゴールに迫っていくが、最後まで1点が遠く、1-0で流通経済大柏が決勝に駒を進めた。 決勝戦は13日(月・祝)に国立競技場で開催。2017年の第96回大会と同じカードとなり、当時は前橋育英が1-0で勝利。流通経済大柏はリベンジを目指す。 <h3>◆全国高校サッカー選手権大会</h3> 【決勝】 ▽1/13(月・祝) [14:05] 前橋育英(群馬) vs 流通経済大柏(千葉) 【準決勝】 ▽1/11(土) [12:05] 東福岡(福岡) 1-3 前橋育英(群馬) [14:20] 流通経済大柏(千葉) 1-0 東海大相模(神奈川) 【準々決勝】 ▽1/4(土) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 明秀日立(茨城) 1-2 東海大相模(神奈川) [14:10] 静岡学園(静岡) 0-0(PK:4-5) 東福岡(福岡) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 流通経済大柏(千葉) 8-0上田西(長野) [14:10] 前橋育英(群馬) 1-0 堀越(東京A) 【3回戦】 ▽1/2(木) 《Aブロック》 ◼︎浦和駒場スタジアム [12:05] 東福岡(福岡) 1-0 阪南大高(大阪) [14:10] 高川学園(山口) 0-2 静岡学園(静岡) 《Bブロック》 ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 松山北(愛媛) 1-6 堀越(東京A) [14:10] 帝京大可児(岐阜) 2-3 前橋育英(群馬) 《Cブロック》 ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 0-2 上田西(長野) [14:10] 流通経済大柏(千葉) 2-1 大津(熊本) 《Dブロック》 ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 東北学院(宮城) 0-3 東海大相模(神奈川) [14:10] 明秀日立(茨城) 1-1(PK:5-4) 帝京(東京B) 【2回戦】 ▽12/31(火) 《Aブロック》 ◼︎NACK5スタジアム大宮 [12:05] 青森山田(青森) 1-2 高川学園(山口) [14:10] 新潟明訓(新潟) 0-6 阪南大高(大阪) ■浦和駒場スタジアム [12:05] 静岡学園(静岡) 2-0 高知(高知) [14:10] 東福岡(福岡) 2-0 正智深谷(埼玉) 《Bブロック》 ◼︎味の素フィールド西が丘 [12:05] 帝京大可児(岐阜) 5-1 大分鶴崎(大分) [14:10] 松山北(愛媛) 1-0 龍谷富山(富山) ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 前橋育英(群馬) 2-2(PK:6-5) 愛工大名電(愛知) [14:10] 津工(三重) 0-2 堀越(東京A) 《Cブロック》 ◼︎県立柏の葉公園総合競技場 [12:05] 流通経済大柏(千葉) 5-0 佐賀東(佐賀) [14:10] 札幌大谷(北海道) 1-2 大津(熊本) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 2-1 日章学園(宮崎) [14:10] 上田西(長野) 2-1 徳島市立(徳島) 《Dブロック》 ◼︎ニッパツ三ツ沢球技場 [12:05] 明秀日立(茨城) 2-0 近大和歌山(和歌山) [14:10] 東北学院(宮城) 1-0 滝川第二(兵庫) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 東海大相模(神奈川) 2-1 草津東(滋賀) [14:10] 帝京(東京B) v5-0金沢学院大附(石川) 【1回戦】 ▽12/28(土)※開幕戦 帝京(東京B) 2-1 京都橘(京都) [国立競技場] ▽12/29(日) 《Aブロック》 ◼︎浦和駒場スタジアム [12:05] 専大北上(岩手) 0-2 高知(高知) [14:10] 静岡学園(静岡) 2-0 広島国際学院(広島) ◼︎NACK5スタジアム大宮 [12:05] 正智深谷(埼玉) 2-1 長崎総科大附(長崎) [14:10] 尚志(福島) 0-0(PK:3-5) 東福岡(福岡) 《Bブロック》 ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 前橋育英(群馬) 2-0 米子北(鳥取) [14:10] 愛工大名電(愛知) 6-3 明誠(島根) ◼︎味の素フィールド西が丘 [12:05] 龍谷富山(富山) 0-0(PK:5-4) 那覇西(沖縄) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [14:10] 東海大山形(山形) 0-1 松山北(愛媛) 《Cブロック》 ◼︎県立柏の葉公園総合競技場 [12:05] 福井商(福井) 0-4 大津(熊本) [14:10] 札幌大谷(北海道) 1-1(PK:12-11) 寒川(香川) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 2-1 岡山学芸館(岡山) [14:10] 西目(秋田) 1-6 日章学園(宮崎) 《Dブロック》 ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 金沢学院大附(石川) 0-0(PK:4-3) 鹿児島城西(鹿児島) ◼︎ニッパツ三ツ沢球技場 [12:05] 山梨学院(山梨) 1-2 滝川第二(兵庫) [14:10] 東北学院(宮城) 3-1 奈良育英(奈良) 2025.01.11 21:45 Sat
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欧州遠征に臨む日本高校サッカー選抜メンバーが発表! エールディビジも観戦【欧州遠征】

日本サッカー協会(JFA)は4日、欧州遠征に臨む日本高校サッカー選抜メンバーを発表した。 NEXT GENERATION MATCHではU-18Jリーグ選抜と対戦した日本高校サッカー選抜。今回の欧州遠征は8日から17日まで行われ、オランダでU-19フェイエノールト(3/11)、U-19スパルタ・ロッテルダム(3/12)、ドイツでU-19ケルン(3/13)、ベルギーでU-18&U-23シント=トロイデン(3/14)との4試合を行う。 また、オランダサッカー協会の表敬訪問やアヤックスの本拠地であるヨハン・クライフ・アレナの訪問、またエールディビジのNECナイメヘンvsゴー・アヘッド・イーグルス、RKCワールワイクvs PSVの試合観戦も含まれている。 今回のメンバーには、NEXT GENERATION MATCHを戦ったメンバーが中心となり、DF奈須琉世(流通経済大柏高校/3年)、DF布施克真(日大藤沢高校/3年)、MF大谷湊斗(昌平高校/3年)が外れることに。一方で、MF原星也(静岡学園高校/3年)が参加することとなった。 <h3>◆日本高校サッカー選抜メンバー</h3> GK 藤原優希(前橋育英高校/3年) 藤間広希(矢板中央高校/3年) ギマラエス・ニコラス(市立船橋高校/3年) DF 上原悠都(昌平高校/3年) 佐藤夢真(流通経済大柏高校/3年) 岡部タリクカナイ颯斗(市立船橋高校/3年) 山禄涼平(東福岡高校/3年) 田中佑磨(佐賀東高校/3年) 新垣陽盛(神村学園高等部/3年) MF 大内完介(尚志高校/3年) 黒沢佑晟(前橋育英高校/3年) 柚木創(流通経済大柏高校/3年) 福本一太(阪南大高校/3年) 畑拓海(大津高校/3年) 鈴木悠仁(神村学園高等部/3年) 原星也(静岡学園高校/3年) FW 粕谷悠(流通経済大柏高校/3年) 山野春太(流通経済大柏高校/3年) 森田晃(帝京高校/3年) 加藤隆成(帝京大可児高校/3年) 山下景司(大津高校/3年) 2025.03.04 17:55 Tue

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7年ぶりの決勝で再戦、前橋育英vs流通経済大柏の当時のメンバーは後のJリーガーだらけ

13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で開催。前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が共に2度目の優勝をかけて対戦する。 11日に行われた準決勝では、前橋育英が東福岡(福岡)を、流通経済大柏が東海大相模(神奈川)を下して決勝に進出。前橋育英は2017年以来、流通経済大柏は2018年以来の決勝進出となる。 両校は、2017年の第96回大会の決勝で対戦。当時は前橋育英が0-1で勝利を収めて初優勝を成し遂げており、7年ぶりの再戦となる。 今回は決勝を前に、改めて7年前の決勝を振り返ってみる。 当時の流通経済大柏はインターハイを制し、2冠を目指していたチーム。対する前橋育英は2年連続で決勝に駒を進め、インターハイでは準決勝で対戦し、流通経済大柏が勝利していた。 試合は、0-0のまま終了するかと思われた中、92分に榎本樹が値千金の決勝ゴールを記録し、0-1で前橋育英が勝利。初優勝を収めるとともに、群馬県勢にとっても初の優勝を持ち帰ることとなった。 埼玉スタジアム2002で開催されたこの試合だが、両チームのメンバーは後にJリーガーとして活躍している選手が多数いる。 流通経済大柏ではキャプテンのMF宮本優太(京都サンガF.C.)やDF関川郁万(鹿島アントラーズ)、MF菊地泰智(名古屋グランパス)らが在籍。前橋育英はDF角田涼太朗(コルトレイク)やDF松田陸(ジェフユナイテッド千葉)、DF渡邊泰基(横浜F・マリノス)などがいた。 流通経済大柏にとっては7年越しのリベンジを、前橋育英は当時も山田耕介監督がチームそ率いており、7年前の再現を目指して国立競技場で対戦。果たして2度目の優勝を果たすのはどちらか。試合は13日の14時5分にキックオフを迎える。 <h3>◆第96回大会 両チームメンバー</h3> 【流通経済大柏】 GK [1]薄井覇斗(ジェフユナイテッド千葉) プロ入り進路:流通経済大学→松本山雅FC DF [2]近藤立都 [5]関川郁万(鹿島アントラーズ) プロ入り進路:鹿島アントラーズ [6]瀬戸山俊 [12]佐藤蓮 [20]三本木達哉 プロ入り進路:神奈川大学→アルビレックス新潟シンガポール MF [4]宮本優太(京都サンガF.C.) プロ入り進路:流通経済大学→浦和レッズ [10]菊地泰智(名古屋グランパス) プロ入り進路:流通経済大学→サガン鳥栖 [24]宮本泰晟 FW [11]安城和哉 [14]熊澤和希(柏レイソル) プロ入り進路:流通経済大学→柏レイソル 控え GK [25]猪瀬康介(SC相模原) プロ入り進路:FC琉球 DF [3]坂下景太 [26]西尾颯大 MF [7]鬼京大翔 [8]金澤哲流 [9]加藤蓮 [16]丹沢翔吾 [19]石川貴登 FW [23]池田啓利 【前橋育英】 GK [12]湯沢拓也 DF [2]後藤田亘輝(FC琉球) プロ入り進路:青山学院大学→水戸ホーリーホック [3]角田涼太朗(KVコルトレイク/ベルギー) プロ入り進路:筑波大学→横浜F・マリノス [5]松田陸(ジェフユナイテッド千葉) プロ入り進路:ガンバ大阪 [15]渡邊泰基(横浜F・マリノス) プロ入り進路:アルビレックス新潟 MF [7]塩澤隼人 [8]五十嵐理人 プロ入り進路:鹿屋体育大学→栃木SC [9]田部井悠(レイラック滋賀FC) プロ入り進路:早稲田大学→ザスパクサツ群馬 [14]田部井涼(ファジアーノ岡山) プロ入り進路:法政大学→横浜FC FW [10]飯島陸(ヴァンフォーレ甲府) プロ入り進路:法政大学→ヴァンフォーレ甲府) [22]榎本樹(ヤング・ライオンズ/シンガポール) プロ入り進路:松本山雅FC ▽控え GK [1]松本瞬 DF [6]山﨑舜介 [16]若月輝 [17]山﨑広大 MF [19]高橋周 [23]秋山裕紀(アルビレックス新潟) プロ入り進路:アルビレックス新潟 [25]森田泰虎 FW [13]宮崎鴻(ベガルタ仙台) プロ入り進路:駒澤大学→栃木SC [24]高橋尚紀(カマタマーレ讃岐) プロ入り進路:国士舘大学→カマタマーレ讃岐 2025.01.12 22:55 Sun
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3回戦で4ゴール2アシストの大暴れ、堀越の2年生FW三鴨奏太が5得点で現在得点ランキングトップ【全国高校サッカー選手権大会】

2日、第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が各地で行われた。 早くもベスト8が出揃う形となった今大会。大量得点が生まれる試合も多い中、PK戦は6試合、3回戦では1試合のみと、80分で決着がつく展開が多い。 ここまで3回戦を終えた段階での得点ランキングでは、堀越(東京A)の10番を背負う2年生のFW三鴨奏太が5得点で得点ランキングトップに。3回戦の松山北(愛媛)戦戦で衝撃の4ゴール2アシストを記録し、一気にランキングのトップに躍り出た。 2位は卒業後にサウサンプトンへの加入が内定している日章学園(宮崎)のFW高岡伶颯。1回戦でハットトリックの活躍を見せ、2回戦でもゴールを決めたが、矢板中央(栃木)の前に敗れてまさかの早期敗退となってしまった。 続く3得点は、ベスト8に勝ち残っている静岡学園(静岡)の篠塚怜音と、前橋育英(群馬)のオノノジュ慶吏。篠塚は1回戦から3試合連続ゴール中と好調を維持。オノノジュ慶吏は1回戦の米子北(鳥取)戦でゴールを決めながらも負傷交代すると2回戦はメンバー外に。それでも、3回戦の帝京大可児(岐阜)戦で復帰すると2ゴールで勝利に貢献していた。 今大会の残すところ準々決勝、準決勝、決勝となっている中、誰が得点王に輝くのか注目だ。 <h3>◆得点ランキング</h3> 【5点】 三鴨奏太(堀越) 【4点】 高岡伶颯(日章学園) 【3点】 篠塚怜音(静岡学園) オノノジュ慶吏(前橋育英) 【2点】 山野春太(流通経済大柏) 髙橋李来(堀越) 宮本周征(帝京) 堀江真広(帝京) 大森風牙(高川学園) 硲冬真(阪南大高) 加藤隆成(帝京大可児) 青木嘉宏(帝京大可児) 蒲地壮汰(愛工大名電) 岩間丈一郎(愛工大名電) 水野桜介(愛工大名電) 【1点】 佐藤耕太(前橋育英) 平林尊琉(前橋育英) 黒沢佑晟(前橋育英) 中村太一(前橋育英) 稗田幹男(東福岡) 新貝颯大(東福岡) 伊波樹生(東福岡) 乾皓洋(静岡学園) 天野太陽(静岡学園) 加藤佑基(静岡学園) 森奏(堀越) 和田哲平(流通経済大柏) 亀田歩夢(流通経済大柏) 安藤晃希(流通経済大柏) 堀川由幹(流通経済大柏) 粕谷悠(流通経済大柏) 松本翔琉(上田西) 高橋亮雅(上田西) 東風谷崇太(上田西) 柳沢纏(上田西) 菅野一葵(明秀日立) 六﨑蓮太(明秀日立) 柴田健成(明秀日立) 長井隆之介(東海大相模) 佐藤碧(東海大相模) 小林晄也(東海大相模) 塩田航央(東海大相模) 辻将輝(東海大相模) ラビーニ未蘭(帝京) 森田晃(帝京) 杉岡侑樹(帝京) 土屋裕豊(帝京) 平野巧(矢板中央) 堀内凰希(矢板中央) 加藤神人(矢板中央) 朴大温(矢板中央) 明石望来(帝京大可児) 松井空音(帝京大可児) 鶴見一馬(帝京大可児) 川口絢三(松山北) 森隼人(松山北) 大西然(松山北) 兼松将(大津) 岩中翔大(大津) 山下景司(大津) 溝口晃史(大津) 野口悠真(大津) 嶋本悠大(大津) 五嶋夏生(大津) 佐藤成真(東北学院) 阿部幹大(東北学院) 佐々木智貴(東北学院) 岡元龍太(東北学院) 真浦劉(札幌大谷) 中村哲爾(札幌大谷) 桐原惺琉(京都橘) 市原大羅(高知) 門田翔平(高知) 小西聖七(正智深谷) 近藤七音(正智深谷) 髙橋駿介(長崎総大附) 山崎瑛太(愛工大名電) 江川敦哉(愛工大名電) 池田龍心(明誠) 藤井良太(明誠) 藤原康騎(寒川) 香西健心(岡山学芸館) 佐藤龍之介(西目) 吉川昂我(日章学園) 水田祥太朗(日章学園) 南創太(日章学園) 藤川陽太(奈良育英) 小河原瑛太(山梨学院) 治部翔(滝川第二) 三宅蔵ノ助(滝川第二) 麓萊凜(青森山田) 福本一太(阪南大高) 岡田翔太郎(阪南大高) 梅原翔久(阪南大高) 松本圭史(阪南大高) 安東壮大(大分鶴崎) 藤川琉偉(徳島市立) 寺田大翔(草津東) <span class="paragraph-title">【動画】衝撃の4ゴール2アシスト! 堀越2年・三鴨奏太が大暴れ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="EJ-V_TW56pI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.02 23:00 Thu
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流通経済大柏が初出場・東海大相模との白熱の一戦制し6大会ぶりファイナル! 前橋育英相手のリベンジへ【全国高校サッカー選手権大会】

11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が国立競技場で行われ、第2試合では流通経済大柏(千葉)と東海大相模(神奈川)が対戦。1-0で流通経済大柏が勝利し、決勝進出を決めた。 3大会ぶり8回目の出場となった流通経済大柏は、準々決勝で上田西(長野)相手に8-0の圧勝。第97回以来6大会ぶりの決勝を目指す。カターレ富山と湘南ベルマーレにそれぞれ加入が内定しているMF亀田歩夢とDF松本果成はともに先発した。 一方、初出場ながらベスト4入りの快進撃を見せる東海大相模。準々決勝では2023年のインターハイ王者である明秀日立(茨城)相手に2-1で逆転勝利し、国立の舞台までやってきた。 開始1分、流通経済大柏は左CKを獲得。ゴール前で混戦となるが、東海大相模がなんとか凌いでいく。 すると8分、東海大相模は右からのロングスローの流れから、最後はボックス内左で石井龍翔がシュートも、枠を外れていく。 流通経済大柏は13分にも左からのロングスローからゴール前の混戦を生み出すがシュートは打てない。さらに14分にはボックス手前から山野春太がシュートも、GK松坂亮がしっかりキャッチする。 すると東海大相模は15分にアクシデント。相手と接触した佐藤碧が左ヒザを痛めてしまい、ピッチに倒れ込むことに。それでもなんとか立ち上がり、プレーを続行する。 東海大相模は24分、沖本陸が右サイドを突破。飛び出したGKもかわしてシュート打つが、宮里晄太朗がクリアする。すると27分には流通経済大柏がチャンス。右サイドからのFKからクロスを入れると、クリアされたボールをつないでゴール前で混戦を生むが、オフサイドを取られる。 一進一退の攻防が続く中29分、東海大相模の佐藤はやはり左ヒザのダメージが大きく、再び倒れ込むことに。自力で動けず担架で運び出され、野村渓太が投入される。 互いに攻め合う中でフィニッシュまでなかなか行けない展開となるが、40分に流通経済大柏がチャンス。右サイドからのロングスローがボックス内で浮き球となると、和田哲平が辻将輝のハイキックを受けてPKに。このPKを柚木創がしっかりと沈め、流通経済大柏が均衡を破ることに成功する。 先制に成功した流通経済大柏はさらに畳み掛ける。44分、パスを繋いで崩していくと、最後はボックス内右から和田がシュート。これは枠を捉えるが、戻った塩田航央が足を伸ばして爪先で触れてなんとかクリア。追加点を許さない。 2枚替えで後半に入った流通経済大柏は開始早々からファイナルサードで亀田がドリブル。相手をかわしてから放ったシュートは右ポストに直撃する。 さらに53分、右サイドから崩した流通経済大柏はこぼれ球に反応した山野が右足を振ったが、今度はクロスバーに直撃。望みを繋ぎたい東海大相模が粘りの守備を見せる。 東海大相模は途中出場した戸川昌也が負傷交代の佐藤に代わってロングスローを連発。その後は右サイドを起点に良い形を作っていく。 次の1点を争う白熱の展開のなか、77分には流通経済大柏が右サイドから決定機を作り、折り返しに走り込んだのは亀田。ダイレクトシュートは東海大相模GK松坂に阻まれる。 終盤にかけても勢いは衰えず、オープンな展開で互いのゴールを行き来。最後まで諦めなかった東海大相模だが、流通経済大柏が1点を守りきり、6大会ぶりの決勝進出が決定。当時の決勝カード、流通経済大柏vs前橋育英が再現されることとなった。 流通経済大柏 1-0 東海大相模 【流通経済大柏】 柚木創(前42) <span class="paragraph-title">【動画】東海大相模の10番・柚木創がど真ん中にPKを決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> GOAL <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%81%E9%80%9A%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%A4%A7%E6%9F%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#流通経済大柏</a>、先制ゴール!<br><br>【準決勝】第2試合<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%81%E9%80%9A%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%A4%A7%E6%9F%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#流通経済大柏</a>(千葉) 1-0 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E5%A4%A7%E7%9B%B8%E6%A8%A1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#東海大相模</a>(神奈川)<br><br>試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中<br>いますぐチェック!<br>TVer<a href="https://t.co/CO6khfUzP2">https://t.co/CO6khfUzP2</a><br>SPORTS BULL<a href="https://t.co/p5EbCsQ0t0">https://t.co/p5EbCsQ0t0</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高校サッカー</a> <a href="https://t.co/LMuQm9RXBc">pic.twitter.com/LMuQm9RXBc</a></p>&mdash; 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) <a href="https://twitter.com/ntv_hss/status/1877963156561305867?ref_src=twsrc%5Etfw">January 11, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.11 16:15 Sat
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前橋育英が死闘制し7大会ぶり2度目の頂点! 計20人のPK戦の末、決勝再戦で流通経済大柏に勝利【全国高校サッカー選手権大会】

13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で行われ、前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が対戦。延長戦までの110分間は1-1で終了すると、前橋育英がPK戦を9-8で制し、7大会ぶり2度目の頂点に立った。 4大会連続27回目の出場となった前橋育英は、準決勝で東福岡(福岡)に3-1の逆転勝利。同じく流通経済大柏と決勝で対戦した第96回大会以来7大会ぶりの優勝へ向かう。 一方、3大会ぶり8回目出場の流通経済大柏は、PKによる1点で初出場の東海大相模(神奈川)を下し、決勝進出。第86回大会以来17大会ぶりとなる王者の座、さらには第96回大会のリベンジを狙った。 カターレ富山内定MF亀田歩夢と湘南ベルマーレ内定DF松本果成を擁する流経大柏。準決勝で今大会初先発の松本はケガのためメンバー外となった。 序盤から激しく火花を散らす攻防も、より攻め入るのは流経大柏。対する前橋育英も機を見て前に出ていき、9分には柴野快仁がボレーシュートで狙っていく。 12分、少し押し戻されていた流経大柏が先手を奪う。飯浜空風が敵陣中央でボールを奪うと、ボックス手前のこぼれ球に亀田が反応。細かいドリブルでDFをかわし、ゴール左隅に蹴り込んだ。 リードを許した前橋育英はすぐさま同点ゴールを取りに行き、立て続けにCKを獲得。波状攻撃を仕掛けるが、流経大柏がしっかりと跳ね返す。 その後は主導権の奪い合いが続くが、流経大柏が亀田、柚木創の両サイドからチャンスを創出。27分には右CKを獲得し、柚木のクロスから粕谷悠が頭で合わせていく。 前橋育英も準決勝で2得点の佐藤耕太が右クロスからボレー。すると直後の31分、右サイドゴールライン際で粘った黒沢佑晟がクロスを上げ、ゴール前で待っていた柴野がヘディング。叩き込んで試合を振り出しに戻す。 前半のうちに追いつき、逆転の勢いを見せる前橋育英。34分には佐藤のスルーパスにオノノジュ慶吏が抜け出しかけるが、流経大柏GK加藤慶太が前に出て防ぐ。 前半終盤は一進一退も、同点のまま前半終了。両チームとも交代なしで後半へ向かう。 51分、流経大柏は山野春太のポストプレーから亀田が落としを受け、ボックス手前中央の粕谷へ。鋭いシュートを放つが、前橋育英GK藤原優希がファインセーブで凌ぐ。 前橋育英は切り札の白井誠也を投入。黒沢とともにキレ味あるドリブルで両サイドから流経大柏を揺さぶっていく。 流経大柏も和田哲平ら3枚替えで対抗。流れを引き戻しにかかると、64分にはこぼれ球から飯浜空風がシュートを飛ばす。 さらに右CKから奈須琉世のヘディングもあった流経大柏だが、70分にアクシデント。途中出場の和田が足首を痛め、負傷交代を強いられる。 代わって入った安藤晃希が左サイドから再三のドリブル突破を見せるも、どちらも譲らないまま終盤へ。79分には前橋育英がロングボールで一気に裏返し、左サイドの白井が収める。クロスにオノノジュが飛び込むが、わずかに届かない。 前橋育英がオノノジュ、黒沢を下げて前線をテコ入れした直後、今度は佐藤耕太が負傷。両チームとも不運に見舞われる。 後半アディショナルタイム前には、前橋育英が途中出場組の中村太一、白井の右サイドの連携から柴野のミドル。惜しくも枠を外れると、そのまま90分が終了し、10分ハーフの延長戦に突入する。 延長前半は序盤に前橋育英が2連続のCKを得るも活かせず。その後は流経大柏が押し込むが、1-1のまま延長後半へ移る。 延長後半は流経大柏の山野が最終ラインの裏を取るシーンもあったが、前橋育英の久保遥夢が意地のシュートブロック。アディショナルタイムの粕谷のシュートも前橋育英GK藤原がしっかり抑え、決着はPK戦に持ち越される。 どちらも5人全員が成功しサドンデスへ。さらに7人目まで全員成功させるが、先攻の流経大柏は8人目の幸田爽良のシュートを前橋育英GK藤原がストップ。しかし、前橋育英も8人目の白井が枠の上に飛ばしてしまう。 10人目までいくと流経大柏の安藤のシュートを再び前橋育英GK藤原がセーブ。前橋育英は10人目の柴野が決め、前橋育英が死闘の末に7大会ぶり2度目の頂点に立った。 前橋育英 1-1[PK:9-8] 流通経済大柏 【前橋育英】 柴野快仁(前31) 【流経大柏】 亀田歩夢(前12) <span class="paragraph-title">【動画】前橋育英MF柴野快仁の同点弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> GOAL <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E8%82%B2%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#前橋育英</a>、試合を振り出しにする同点ゴール!<br><br>【決勝】<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E8%82%B2%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#前橋育英</a> (群馬) 1-1 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%81%E9%80%9A%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%A4%A7%E6%9F%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#流通経済大柏</a> (千葉)<br><br>試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中<br>いますぐチェック!<br>TVer<a href="https://t.co/qTydYwLhpR">https://t.co/qTydYwLhpR</a><br>SPORTS BULL<a href="https://t.co/3El4K21hR1">https://t.co/3El4K21hR1</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高校サッカー</a> <a href="https://t.co/0bxdolMq1K">pic.twitter.com/0bxdolMq1K</a></p>&mdash; 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) <a href="https://twitter.com/ntv_hss/status/1878680990174097767?ref_src=twsrc%5Etfw">January 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.13 17:03 Mon
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「PKぐらいじゃないと…」7年前の再現、流経大柏下して2度目の優勝果たした前橋育英・山田耕介監督は力の差を感じるも選手たちの成長を実感「大会に入ってもどんどん成長していった」

自身2度目、学校としても2度目の優勝を果たした前橋育英(群馬)の山田耕介監督が、決勝戦となった流通経済大柏(千葉)戦を振り返った。 13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で開催。前橋育英と流経大柏が対戦した。 両校は2017年の第96回大会の決勝でも対戦しており、当時は前橋育英が終了間際の決勝ゴールで初優勝を収めていた。 今回の決勝は流経大柏が得意の前線からのハイプレスでゴールに迫っていくと、12分に亀田歩夢のゴールで先制。前橋育英はパスをつなぎながら攻め込むも、なかなか苦しい展開となるが、31分に黒沢佑晟の見事な切り返しから最後は柴野快仁が決めて同点。その後は両者譲らず、PK戦にまでもつれ込んだ。 PK戦でも両者は譲らず、7人目まで全員成功。8人目は共に失敗となると、10人目を前橋育英のGK藤原 優希がセーブ。最後は同点ゴールを決めた柴野がしっかりと決め、7年前と同様に流経大柏を下して2度目の優勝を果たした。 試合後、山田監督が決勝を振り返り、PK戦でなければ勝てないと考えていたと明かした。 「今日の試合はPKぐらいじゃないと勝てないという話をしていました。とにかく我慢して、交代選手も常に待機してもらって、行けるところまで走り抜いて、疲れたらすぐ交代するという話をしていました。何とか勝つことができて良かったと思います」 1982年にサッカー部の監督に就任。今年が42年目の指揮となった中、見事に2度目の優勝を果たした山田監督。「7年前ですが、今年はそんなに3-0、4-0というゲームがなく、接戦で来ました。決勝戦では選手のために勝ちたいなと思っていました。選手がここまでやってきたことで、日本一にしたいなという気持ちがどんどん湧いてきました」とコメント。選手のためにも優勝して終わりたいと考えていたという。 インターハイでは県予選で敗れる波乱もあり出場が叶わず。そこからプレミアリーグを戦い、最終的に冬の王者となった。 「インターハイは県予選の準決勝でやられましたが、そこから選手と私もそうですが、選手同士でコミュニケーションをとって行って、今後どうやって行こうか。夏休みが一番大事だよねという話をしました」 「そこから選手とコミュニケーションをどんどんとり、面談をしたりしました。9月に入ってプレミアリーグが始まり、大分良い方向に行って、どんどん成長、進化していった気がします。そのまま選手権の県予選に入って、プレミアも残り3試合で3連勝すれば1位のチャンスもありましたがやられてしまい、そこから選手権に集中しようとしてきました」 夏以降にしっかりと力をつけていったという選手たち。ただ、冒頭に語った「PKぐらいじゃないと勝てない」という言葉は、2024年のプレミアリーグでに2度対戦していた流経大柏との力の差を感じていたからだという。 「ホームの時に0-2で負けたんですが、これは完璧に負けて、勝負にならなかったです。アウェイでは2-0で勝ったんですが、ミラーゲームで、相手が[3-4-3]で来たので、うちも[3-4-3]でやったら見事にハマりました。内容的には向こうのほうが全然良くて、ボールも支配していて、相当力の差があるなということで、流経大柏と前橋育英の差があるという状況でした」 「食らいついていくしかないかなというのが今日のところです。本当に素晴らしいチームで、伝統の前線からのプレッシングサッカー。それと同時にテクニカルなところがあって、本当に良いチームだなと。このチームに勝たないと日本一にはなれないなと思っていました」 そんな中でPK戦については「PKの練習は、前橋育英という高校はPKが弱く、この10年、15年、20年前に本当に徹底してやったんですが、PK負けしちゃいました。やりすぎても良くないなと。一本一本集中して、GKの状況を見てという話をして、ポツン、ポツンと練習してきました」とコメント。「順番も決めていなくて、試合の時に調子の良い選手。それで順番を決めたということが正直なところです」と、あまり対策をしてこなかったという。 PK時には目を閉じていた山田監督だったが「あれは神様にお願いしていました(笑)」とコメント。サドンデスで失敗した2年生の白井誠也については「ここで決めたら白井の大会になっちゃうなと思ってたんですが、見事に外しましたね」とコメント。ただ3年次に大きな期待が寄せられるほど、大きな注目を集めたことは間違いない存在感を放っていた。 流経大柏の対策については前日に映像をまとめて見せたという山田監督。そして、決勝に向けて朝のミーティングではモチベーション映像を用意したとのことで、「モチベーション映像というのがあるんですが、スタッフが夜の12時ぐらいまでかかってやって、朝のMTGで今大会の準決勝までの映像をまとめて、決勝だということで見せました」と、士気を上げて臨んだと明かした。 7年前の優勝メンバーは、後に多くの選手がJリーガーとなっていたが、今回のメンバーに内定者はなし。それでも見事に優勝を果たした。 当時と比較した山田監督は「前回の7年前の選手たちは、その後何人もJリーガーになっています。2年次からベースラインが変わっていないです。3年次になって、日本一を取ることになって、纏まりがあったチームでした」とコメント。「それと比べると全然ダメということではなく、段々彼らのメンタリティが徐々に徐々に強くなっていきました。チーム一丸となって、チームワークではないですが、物凄く良い雰囲気になっていきました」と、しっかりと成長を見せてきた選手たちだったと振り返った。 また「大会に入っても接戦ばかりでしたが、どんどん成長していったと思います。高校生という年代は、伸び代がいつどこでどのような形で出るかということは勉強になりましたし、こういう形になれば良いんだなと思いますが、ただなかなか上手くいくことはそうないだろうなと思います」と、今大会中にもチーム、個人としての成長が見られたとし、「言えることは、可能性があるものに対して、チャレンジしてきた結果がこうして優勝できたのかなと思います」と、しっかりと挑戦し続けたことが重要だったのではないかと語った。 <span class="paragraph-title">【動画】白熱の選手権決勝! 前橋育英vs流通経済大柏</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5QeXbG-qNW8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.13 23:17 Mon

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