「NEXT GENERATION MATCH」を戦う日本高校サッカー選抜とU-18Jリーグ選抜のメンバーが発表! 柿谷曜一朗がU-18Jリーグ選抜のコーチに
2025.01.30 14:05 Thu
森田晃、山下景司、黒沢佑晟、山野春太、藤原優希(左から)
Jリーグは30日、「FUJIFILM SUPER CUP」の前に開催される「NEXT GENERATION MATCH」に臨むU-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜のメンバーを発表した。
日本高校サッカー選抜のメンバーには全国高校サッカー選手権で優勝した前橋育英高校からはGK藤原優希、MF黒沢佑晟の2名が選出。準優勝の流通経済大柏高校からはDF奈須琉世、DF佐藤夢真、MF柚木創、FW山野春太、FW粕谷悠の5名が選ばれている。
またU-18Jリーグ選抜にはコーチに現役引退を発表した元日本代表FW柿谷曜一朗の名前も。どういった役割を見せるのか注目が集まる。
試合は10時15分にキックオフ。前後半40分で行われ、決着がつかない場合は引き分けとなる。
GK
1.ギマラエス・ニコラス(市立船橋高校/3年)
17.藤間広希(矢板中央高校/3年)
23.藤原優希(前橋育英高校/3年)
DF
2.新垣陽盛(神村学園高等部/3年)
3.奈須琉世(流通経済大柏高校/3年)
4.山禄涼平(東福岡高校/3年)
5.田中佑磨(佐賀東高校/3年)
7.布施克真(日大藤沢高校/3年)
13.岡部タリクカナイ颯斗(市立船橋高校/3年)
16.上原悠都(昌平高校/3年)
21.佐藤夢真(流通経済大柏高校/3年)
MF
6.黒沢佑晟(前橋育英高校/3年)
8.畑拓海(大津高校/3年)
10.大谷湊斗(昌平高校/3年)
12.柚木創(流通経済大柏高校/3年)
15.鈴木悠仁(神村学園高等部/3年)
20.大内完介(尚志高校/3年)
22.福本一太(阪南大高校/3年)
FW
9.森田晃(帝京高校/3年)
11.加藤隆成(帝京大可児高校/3年)
14.山野春太(流通経済大柏高校/3年)
18.山下景司(大津高校/3年)
19.粕谷悠(流通経済大柏高校/3年)
GK
1.小川煌(サンフレッチェ広島F.Cユース)
12.萩裕陽(名古屋グランパスU-18)
DF
2.千田遼(ファジアーノ岡山U-18)
3.大川佑梧(鹿島アントラーズユース)
4.林駿佑(川崎フロンターレU-18)
5.森壮一朗(名古屋グランパスU-18)
8.今井健人(東京ヴェルディユース)
18.佐々木将英(FC東京U-18)
MF
6.和田直哉(浦和レッズユース)
7.小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース)
10.濱﨑健斗(ヴィッセル神戸U-18)
13.野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース)
15.新川志音(サガン鳥栖U-18)
16.長南開史(柏レイソルU-18)
FW
9.大西利都(名古屋グランパスU-18)
11.恩田裕太郎(川崎フロンターレU-18)
14.仲山獅恩(東京ヴェルディユース)
17.吉田湊海(鹿島アントラーズユース)
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2月8日(土)に国立競技場で行われる「FUJIFILM SUPER CUP」は、明治安田J1リーグ王者であり天皇杯王者のヴィッセル神戸とJ1で2位のサンフレッチェ広島が対戦する。試合前に同じ国立の舞台で行われる「NEXT GENERATION MATCH」では、6年ぶりにU-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜のカードとなった。またU-18Jリーグ選抜にはコーチに現役引退を発表した元日本代表FW柿谷曜一朗の名前も。どういった役割を見せるのか注目が集まる。
試合は10時15分にキックオフ。前後半40分で行われ、決着がつかない場合は引き分けとなる。
◆日本高校サッカー選抜メンバー
GK
1.ギマラエス・ニコラス(市立船橋高校/3年)
17.藤間広希(矢板中央高校/3年)
23.藤原優希(前橋育英高校/3年)
DF
2.新垣陽盛(神村学園高等部/3年)
3.奈須琉世(流通経済大柏高校/3年)
4.山禄涼平(東福岡高校/3年)
5.田中佑磨(佐賀東高校/3年)
7.布施克真(日大藤沢高校/3年)
13.岡部タリクカナイ颯斗(市立船橋高校/3年)
16.上原悠都(昌平高校/3年)
21.佐藤夢真(流通経済大柏高校/3年)
MF
6.黒沢佑晟(前橋育英高校/3年)
8.畑拓海(大津高校/3年)
10.大谷湊斗(昌平高校/3年)
12.柚木創(流通経済大柏高校/3年)
15.鈴木悠仁(神村学園高等部/3年)
20.大内完介(尚志高校/3年)
22.福本一太(阪南大高校/3年)
FW
9.森田晃(帝京高校/3年)
11.加藤隆成(帝京大可児高校/3年)
14.山野春太(流通経済大柏高校/3年)
18.山下景司(大津高校/3年)
19.粕谷悠(流通経済大柏高校/3年)
◆U-18Jリーグ選抜
GK
1.小川煌(サンフレッチェ広島F.Cユース)
12.萩裕陽(名古屋グランパスU-18)
DF
2.千田遼(ファジアーノ岡山U-18)
3.大川佑梧(鹿島アントラーズユース)
4.林駿佑(川崎フロンターレU-18)
5.森壮一朗(名古屋グランパスU-18)
8.今井健人(東京ヴェルディユース)
18.佐々木将英(FC東京U-18)
MF
6.和田直哉(浦和レッズユース)
7.小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース)
10.濱﨑健斗(ヴィッセル神戸U-18)
13.野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース)
15.新川志音(サガン鳥栖U-18)
16.長南開史(柏レイソルU-18)
FW
9.大西利都(名古屋グランパスU-18)
11.恩田裕太郎(川崎フロンターレU-18)
14.仲山獅恩(東京ヴェルディユース)
17.吉田湊海(鹿島アントラーズユース)
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黒沢佑晟
藤原優希
奈須琉世
佐藤夢真
柚木創
山野春太
粕谷悠
柿谷曜一朗
ギマラエス・ニコラス
藤間広希
新垣陽盛
山禄涼平
田中佑磨
布施克真
岡部タリクカナイ颯斗
上原悠都
畑拓海
大谷湊斗
鈴木悠仁
大内完介
福本一太
森田晃
加藤隆成
山下景司
小川煌
萩裕陽
千田遼
大川佑梧
林駿佑
森壮一朗
今井健人
佐々木将英
和田直哉
小林志紋
野口蓮斗
新川志音
長南開史
大西利都
恩田裕太郎
仲山獅恩
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「今日持っているなと」失点関与も同点弾&ラストPK成功の前橋育英MF柴野快仁、初戦以来の先発に「チームを少し助けられた」
チームを救い、優勝を決定づけた前橋育英(群馬)のMF柴野快仁が試合を振り返った。 13日、国立競技場で第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が行われ、前橋育英が流通経済大柏(千葉)と対戦。1-1のまま延長を含めた110分を終え、PK戦も9-8と長丁場の死闘を制した。 1点ビハインドの31分、試合を振り出しに戻す同点ゴールを決めたのが、初戦以降は体調不良により欠場が続いた柴野。MF黒沢佑晟が右サイドで粘ってからクロスを上げると、ボックス内で待ち構えていた状況でヘディングシュートを叩き込んだ。 値千金の同点ゴールも「あまりヘディングは得意ではない」と試合後に明かした柴野。ゴールまでの過程も振り返っている。 「0-1で負けていて、チームが少し劣勢という形になっていたのですが、黒沢佑晟はドリブルが上手くてテクニックがある選手なので、黒沢佑晟を信じて中に入った」 「その時にさとこう(佐藤耕太)がニアに行って、センターバックが2枚とも寄ってくれたので、そこをうまく利用して後ろに入ろうという意識。黒沢佑晟から良いボールが来たので、しっかり決めきることができて良かったです」 「(ゴール前には)たまたまいたという感じです。前に上がってみて、たまたまスペースが空いていたので入ったら良いボールが来ました」 一方、12分の失点シーンでは自らのボールロストが起点に。挽回したい気持ちも同点弾に繋がったようだ。 「1個多いパスだなと思って、準備していなかった部分があって。そこで自分のところで取られて失点に絡んでしまったというのは責任も感じて。だから結果的にプラマイゼロみたいな感じですね」 PK戦では10番目のキッカーに指名され、最後のPKを成功させた。プレッシャーを感じながらも、落ち着いて蹴ることができたという。 「正直、久しぶりのフル出場ということもあって、足も限界が来てしまっていて。10番目来るのかなくらいの気持ちでいたのですが、来てしまったので…。すごく緊張しましたが、うまく逆を取って決められたので良かった」 「自分は10番目で、普通あまり回ってこないじゃないですか。しかも後攻で。相手が外して。自分が決めたら勝ちというのは『今日持っているな』と思って。かなり緊張しましたが、意外と平常心でやれたかなと思っています」 蹴る直前にはGK藤原優希から「もう終わらせてくれ」と伝えられたとのこと。「少し恐かったですが、それで少し笑顔になれたので自信を持って蹴れた」と、守護神の言葉も大きかった。 7大会ぶり2度目となる選手権制覇については、チーム力を称賛。接戦をものにしながら決勝まで勝ち上がってきた仲間の奮闘に感謝した。 「自分は初戦だけ出て、自分の体調管理のせいで出られなくて、すごく悔しい思いをした。でもチームが2試合目、3試合目、4試合目と勝ってくれた」 「チームのみんながいてくれたこそ自分がこういうピッチに立てるので、何かチームの役に立ちたいなと思っていた。結果的にチームを少し助けられたのではないかなと思い、良かったなと思っています」 <span class="paragraph-title">【動画】不得手ながらチームを救ったMF柴野快仁のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5QeXbG-qNW8";var video_start = 84;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.13 22:14 Mon2
「PKぐらいじゃないと…」7年前の再現、流経大柏下して2度目の優勝果たした前橋育英・山田耕介監督は力の差を感じるも選手たちの成長を実感「大会に入ってもどんどん成長していった」
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前橋育英が死闘制し7大会ぶり2度目の頂点! 計20人のPK戦の末、決勝再戦で流通経済大柏に勝利【全国高校サッカー選手権大会】
13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で行われ、前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が対戦。延長戦までの110分間は1-1で終了すると、前橋育英がPK戦を9-8で制し、7大会ぶり2度目の頂点に立った。 4大会連続27回目の出場となった前橋育英は、準決勝で東福岡(福岡)に3-1の逆転勝利。同じく流通経済大柏と決勝で対戦した第96回大会以来7大会ぶりの優勝へ向かう。 一方、3大会ぶり8回目出場の流通経済大柏は、PKによる1点で初出場の東海大相模(神奈川)を下し、決勝進出。第86回大会以来17大会ぶりとなる王者の座、さらには第96回大会のリベンジを狙った。 カターレ富山内定MF亀田歩夢と湘南ベルマーレ内定DF松本果成を擁する流経大柏。準決勝で今大会初先発の松本はケガのためメンバー外となった。 序盤から激しく火花を散らす攻防も、より攻め入るのは流経大柏。対する前橋育英も機を見て前に出ていき、9分には柴野快仁がボレーシュートで狙っていく。 12分、少し押し戻されていた流経大柏が先手を奪う。飯浜空風が敵陣中央でボールを奪うと、ボックス手前のこぼれ球に亀田が反応。細かいドリブルでDFをかわし、ゴール左隅に蹴り込んだ。 リードを許した前橋育英はすぐさま同点ゴールを取りに行き、立て続けにCKを獲得。波状攻撃を仕掛けるが、流経大柏がしっかりと跳ね返す。 その後は主導権の奪い合いが続くが、流経大柏が亀田、柚木創の両サイドからチャンスを創出。27分には右CKを獲得し、柚木のクロスから粕谷悠が頭で合わせていく。 前橋育英も準決勝で2得点の佐藤耕太が右クロスからボレー。すると直後の31分、右サイドゴールライン際で粘った黒沢佑晟がクロスを上げ、ゴール前で待っていた柴野がヘディング。叩き込んで試合を振り出しに戻す。 前半のうちに追いつき、逆転の勢いを見せる前橋育英。34分には佐藤のスルーパスにオノノジュ慶吏が抜け出しかけるが、流経大柏GK加藤慶太が前に出て防ぐ。 前半終盤は一進一退も、同点のまま前半終了。両チームとも交代なしで後半へ向かう。 51分、流経大柏は山野春太のポストプレーから亀田が落としを受け、ボックス手前中央の粕谷へ。鋭いシュートを放つが、前橋育英GK藤原優希がファインセーブで凌ぐ。 前橋育英は切り札の白井誠也を投入。黒沢とともにキレ味あるドリブルで両サイドから流経大柏を揺さぶっていく。 流経大柏も和田哲平ら3枚替えで対抗。流れを引き戻しにかかると、64分にはこぼれ球から飯浜空風がシュートを飛ばす。 さらに右CKから奈須琉世のヘディングもあった流経大柏だが、70分にアクシデント。途中出場の和田が足首を痛め、負傷交代を強いられる。 代わって入った安藤晃希が左サイドから再三のドリブル突破を見せるも、どちらも譲らないまま終盤へ。79分には前橋育英がロングボールで一気に裏返し、左サイドの白井が収める。クロスにオノノジュが飛び込むが、わずかに届かない。 前橋育英がオノノジュ、黒沢を下げて前線をテコ入れした直後、今度は佐藤耕太が負傷。両チームとも不運に見舞われる。 後半アディショナルタイム前には、前橋育英が途中出場組の中村太一、白井の右サイドの連携から柴野のミドル。惜しくも枠を外れると、そのまま90分が終了し、10分ハーフの延長戦に突入する。 延長前半は序盤に前橋育英が2連続のCKを得るも活かせず。その後は流経大柏が押し込むが、1-1のまま延長後半へ移る。 延長後半は流経大柏の山野が最終ラインの裏を取るシーンもあったが、前橋育英の久保遥夢が意地のシュートブロック。アディショナルタイムの粕谷のシュートも前橋育英GK藤原がしっかり抑え、決着はPK戦に持ち越される。 どちらも5人全員が成功しサドンデスへ。さらに7人目まで全員成功させるが、先攻の流経大柏は8人目の幸田爽良のシュートを前橋育英GK藤原がストップ。しかし、前橋育英も8人目の白井が枠の上に飛ばしてしまう。 10人目までいくと流経大柏の安藤のシュートを再び前橋育英GK藤原がセーブ。前橋育英は10人目の柴野が決め、前橋育英が死闘の末に7大会ぶり2度目の頂点に立った。 前橋育英 1-1[PK:9-8] 流通経済大柏 【前橋育英】 柴野快仁(前31) 【流経大柏】 亀田歩夢(前12) <span class="paragraph-title">【動画】前橋育英MF柴野快仁の同点弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> GOAL <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E8%82%B2%E8%8B%B1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#前橋育英</a>、試合を振り出しにする同点ゴール!<br><br>【決勝】<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E8%82%B2%E8%8B%B1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#前橋育英</a> (群馬) 1-1 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%81%E9%80%9A%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%A4%A7%E6%9F%8F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#流通経済大柏</a> (千葉)<br><br>試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中<br>いますぐチェック!<br>TVer<a href="https://t.co/qTydYwLhpR">https://t.co/qTydYwLhpR</a><br>SPORTS BULL<a href="https://t.co/3El4K21hR1">https://t.co/3El4K21hR1</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#高校サッカー</a> <a href="https://t.co/0bxdolMq1K">pic.twitter.com/0bxdolMq1K</a></p>— 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) <a href="https://twitter.com/ntv_hss/status/1878680990174097767?ref_src=twsrc%5Etfw">January 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.13 17:03 Mon4
後輩のPK失敗に「もう1本止めるから任せろ」、計20人に及んだPK戦で2本セーブの前橋育英GK藤原優希「最後はコース右だなと…」
前橋育英(群馬)に2度目の優勝をもたらしたGK藤原優希がPK戦を振り返った。 第103回全国高校サッカー選手権大会で決勝まで勝ち上がった前橋育英。13日に頂点を懸けて流通経済大柏(千葉)と対戦した。 序盤に先制されるも、31分にMF黒沢佑晟の右クロスからMF柴野快仁が頭で押し込んで同点。そのまま90分を終えると延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。 互いに7人目まで成功が続くと、GK藤原がDF幸田爽良のシュートをストップ。後攻の前橋育英は続いた白井誠也が外してしまい、PK戦が続くが、流経大柏の10人目を務めた安藤晃希のシュートも止め、最後は先制点を決めた柴野が成功させた。 7大会ぶり2度目となる優勝へ導いた藤原。58,347人と決勝歴代最多の観客が国立に詰めかけたなかでの活躍に「最高です(笑)。PKになったら自分が主役になれる出番なので、そのチャンスを活かせて良かったです」と胸を張った。 また、PK戦でMF石井陽からキャプテンマークを託されたことについては、「はる(石井)が僕にPKをすべて任せてくれているので、チームの代表として責任を持って止めなければなと思いました」と語る。 1本目のセーブについては「もう読んでいて、結構ギリギリのコースだったと思いますが、最後手を伸ばして指で掻き出すような感じでなんとか止まりました」とのこと。勝利を引き寄せた2本目のセーブ後は、とにかく柴野が決めることを願っていたという。 「最後はコース右だなと思って飛びましたが、ちょっとコースが甘く、うまく手をボールに向かって出せて止められました」 「止めた時は、本当に次は決めてくれと思いながら。僕は自分たちのPKは全部見ていないんですけど、最後決めてくれて良かったです」 さらに、白井が外した後の声かけの内容にも触れた守護神。2年生の失敗をなかったことにすべく、「俺がもう1本止めるから任せろと言って送り出しました」と明かした。 まさに有言実行でチームを優勝に導いた。 <span class="paragraph-title">【動画】運命のPK戦で前橋育英GK藤原優希が主役に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5QeXbG-qNW8";var video_start = 228;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.13 21:03 Mon5
「観客の声が聞こえて緊張してしまった」注目の前橋育英2年生ドリブラー白井誠也、PK失敗も先輩に救われる「ごめんなさいとしか言えなかった」
前橋育英(群馬)のMF白井誠也が、決勝戦となった流通経済大柏(千葉)戦を振り返った。 13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で開催。前橋育英と流経大柏が対戦した。 両校は2017年の第96回大会の決勝でも対戦しており、当時は前橋育英が終了間際の決勝ゴールで初優勝。前橋育英は前回の再現を、流経大柏はリベンジを果たしたい一戦だった。 今回の決勝は流経大柏が得意の前線からのハイプレスでゴールに迫っていくと、12分に亀田歩夢のゴールで先制。前橋育英はパスをつなぎながら攻め込むも、なかなか苦しい展開となるが、31分に黒沢佑晟の見事な切り返しから最後は柴野快仁が決めて同点。その後は両者譲らず、PK戦にまでもつれ込んだ。 PK戦でも両者は譲らず、7人目まで全員成功。流経大柏の8人目をGK藤原優希がセーブすると、前橋育英の8人目は白井。しかし、枠を外してしまい優勝を決められず。それでも10人目を再びGK藤原がセーブ。最後は柴野が決めて見事に優勝を果たした。 得意のドリブルを武器に、チームを活性化させ、スーパーサブ的な立場で注目を集めた白井。ボールを持てばスタンドがザワつくほどの注目を集める大会となった。 2年生ながら優勝を経験した白井は「今はチームのみんなのおかげで勝てたので感謝の気持ちでいっぱいなのと、嬉しい気持ちでいっぱいです」と率直な気持ちを述べた。 ただ、PK戦ではまさかの失敗。大きなプレッシャーを感じてしまったと明かした。 「自分は小さい時からPKが苦手で、不安という気持ちが強かったのと、自分が蹴りに行った時に観客の声が聞こえて緊張してしまって、力んでしまいました」 決めれば優勝という状況も「本当にプレッシャーになってしまって、緊張してしまいました」とコメント。ただ、先輩でもあるGK藤原が見事に挽回してくれた。 「本当にごめんなさいとしか言えなくて、もう1回止めてくれという思いを伝えることしかできませんでした」と語った白井。「藤原さんにはいつも助けてもらっているので、頼り甲斐のある先輩です」と、守護神に感謝。一方で藤原からは「外したおかげで見せ場ができたと優しい言葉をかけてくれて、良い先輩だなと思いました。めっちゃかっこいいです」と、気の利いたコメントをもらっていたという。 この試合の57分から登場した白井。同点の中でピッチに入ると、積極的に仕掛ける姿勢を見せていった。 「同点の場面での出場だったので、攻撃の面で貢献しなきゃいけないと思いすぎて、視野が狭くなってしまいました。まだ改善しなければいけないと思います」 「(周りに)言われてはいないんですが、自分の中でもっと簡単にプレーできる部分があったので、周りをもっと使っていかないといけないなと思いました」 大きな舞台に立っての日本一。自身も注目を集める存在となり、今までにない経験ができた。 「相手もこの試合にかける思いが伝わってきて、その中でも自分のプレーを出さなければいけないという難しさも経験できたのは良かったと思います」と振り返る白井。優勝という結果を残しても、PK失敗など不完全燃焼の思いは次の大会に繋げたいという。 「国立では悔いが残っているので、来年絶対に戻ってこようと思いますし、インターハイや選手権でみんなで頑張ってやっていきたいという気持ちが強くなりました」 2025.01.14 00:09 Tue日本高校サッカー選抜の人気記事ランキング
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日本高校サッカー選抜候補メンバー33名が発表! 選手権優勝の前橋育英から4名、準優勝の流経大柏からは6名選出
日本サッカー協会(JFA)は24日、日本高校サッカー選抜候補の選考合宿に臨むメンバーを発表した。 第103回全国高校サッカー選手権大会は、前橋育英高校と流通経済大柏高校の決勝となり、PK戦の末に前橋育英が2度目の優勝を果たして幕を閉じた。 2025シーズンのJリーグ開幕を告げる2月8日(土)の「FUJI FILM SUPER CUP」の前には、「NEXT GENERATION MATCH」が開催。6年ぶりとなるU-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜のカードで行われる。 そのメンバーの選考にあたる合宿には、選手権で優勝した前橋育英からGK藤原優希、MF黒沢佑晟、FW佐藤耕太、FWオノノジュ慶吏の4名が選出。準優勝の流通経済大柏からはGK加藤慶太、DF奈須琉世、DF佐藤夢真、MF柚木創、FW粕谷悠、FW山野春太の6名が選出された。 その他、選手権には出場できなかった市立船橋高校のDF岡部タリクカナイ颯斗や昌平高校のDF上原悠都、MF大谷湊斗、神村学園高のMF鈴木悠仁らも選ばれている。 合宿は25日から28日にかけて実施。駒澤大学、東京国際大学、U-17日本高校選抜候補とのトレーニングマッチも予定されている。 <h3>◆日本高校サッカー選抜候補メンバー</h3> GK 藤原優希(前橋育英高校/3年) 藤間広希(矢板中央高校/3年) 加藤慶太(流通経済大柏高校/3年) ギマラエス・ニコラス(市立船橋高校/3年) DF 上原悠都(昌平高校/3年) 奈須琉世(流通経済大柏高校/3年) 佐藤夢真(流通経済大柏高校/3年) 岡部タリクカナイ颯斗(市立船橋高校/3年) 森奏(堀越高校/3年) 布施克真(日大藤沢高校/3年) 鵜澤浬(静岡学園高校/3年) 山禄涼平(東福岡高校/3年) 田中佑磨(佐賀東高校/3年) 五嶋夏生(大津高校/3年) 新垣陽盛(神村学園高等部/3年) MF 大内完介(尚志高校/3年) 黒沢佑晟(前橋育英高校/3年) 大谷湊斗(昌平高校/3年) 柚木創(流通経済大柏高校/3年) 砂押大翔(帝京高校/3年) 原星也(静岡学園高校/3年) 福本一太(阪南大高校/3年) 神渡寿一(東福岡高校/3年) 畑拓海(大津高校/3年) 鈴木悠仁(神村学園高等部/3年) FW 佐藤耕太(前橋育英高校/3年) オノノジュ慶吏(前橋育英高校/3年) 粕谷悠(流通経済大柏高校/3年) 山野春太(流通経済大柏高校/3年) 森田晃(帝京高校/3年) 加藤隆成(帝京大可児高校/3年) 山下景司(大津高校/3年) 大石脩斗(鹿児島城西高校/2年) 2025.01.24 15:55 Fri2