「止めてくれという思いで」PK戦で守護神にキャプテンマーク託した前橋育英MF石井陽、2回戦では自身失敗も「反省から本当に悔いなく蹴ろうと」
2025.01.13 23:45 Mon
前橋育英の主将MF石井陽
キャプテンとして前橋育英(群馬)をけん引したMF石井陽が決勝戦や大会を振り返った。前橋育英は13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝で流通経済大柏(千葉)と対戦。110分間の戦いを1-1で終えるも、計20人が蹴ったPK戦を9-8で制し、7大会ぶり2度目の頂点に立った。
前橋育英で伝統の14番を背負い、ボランチの位置で試合をコントロールした石井。PK戦ではGK藤原優希にキャプテンマークを託す一幕もあったが、試合後にその理由を明かしている。
「PK戦はお前がキャプテンだぞと。藤原が止めればチームが勢いづきますし、駆け引きだったりも大事なので。気持ち入れて止めてくれという思いで渡しました」
また、7人目として自らもPK成功。夏のインターハイ県予選や今大会の2回戦でPKを外していたため、開き直って蹴ることができたという。
「愛工大名電戦で自分が外して、チームに迷惑を掛けていた。あれの反省から本当に悔いなく蹴ろうと思っていました。自分が思った方向に力強く振り切ろうと思ったので、それが結果入ったので良かったかなと思います」
「蹴りたいなと思っていて。こういう場で蹴れるのはなかなかないので、ここに来たからには蹴りたいという気持ちがあったので、緊張というよりは楽しみだったのかなと思っています」
「(インターハイも)自分が蹴って外しました。元々PKは少し苦手というか、外すタイプだった。それでも自分は蹴らなければいけないというのがキャプテンとしてもあった。ここずっと蹴っていましたが、それでも決められた。本当にチームに迷惑を掛けましたが、最後こういう大舞台で決められたので良かったなと思います」
さらに、10人中9人成功の精度の高さにも言及。失敗を経ての努力が選手権で実ったようだ。
「インターハイは(群馬県予選で)共愛(共愛学園)にPKで負けた。すごく苦しい思い、悔しい思いをして、みんなで夏を乗り越えてきた。なので、そういうところが最後自信を持って蹴れる一つの要因だったのかなと思います」
「練習終わった後の自主練だったりで、今年はみんなが蹴っていた。夏負けて、個人としてすごく苦しい思いをした人もいる。チームとしてもなかなか結果が出ない時期に、みんながそれぞれ悩みを抱えながら、解決しようとしてきた。そういうところが最後PKで思いっきり振れる一つの要因だと思いました」
また、入場時のみならず大きなプレッシャーがかかるPK戦でも笑顔が見られた前橋育英。キャプテンが作り出した雰囲気だったようだ。
「こんな大人数の前でサッカーができるのは夢でもありますし、本当に嬉しいことで、雰囲気だったりがすごく楽しみだったので、(入場時は)自然と笑ってしまっていたのだと思います」
「みんなに楽しめとずっと言っていた。この舞台になったら勝っても負けてもおかしくない状況だったので、(PK戦は)蹴れることを楽しんでこいと自分からも伝えていました」
前橋育英で伝統の14番を背負い、ボランチの位置で試合をコントロールした石井。PK戦ではGK藤原優希にキャプテンマークを託す一幕もあったが、試合後にその理由を明かしている。
また、7人目として自らもPK成功。夏のインターハイ県予選や今大会の2回戦でPKを外していたため、開き直って蹴ることができたという。
「自分は前回外しているので、(キッカー)5番以内には入らないだろうとは思っていました。7番目で回ってきたら、もう思い切って蹴ろうと思っただけです」
「愛工大名電戦で自分が外して、チームに迷惑を掛けていた。あれの反省から本当に悔いなく蹴ろうと思っていました。自分が思った方向に力強く振り切ろうと思ったので、それが結果入ったので良かったかなと思います」
「蹴りたいなと思っていて。こういう場で蹴れるのはなかなかないので、ここに来たからには蹴りたいという気持ちがあったので、緊張というよりは楽しみだったのかなと思っています」
「(インターハイも)自分が蹴って外しました。元々PKは少し苦手というか、外すタイプだった。それでも自分は蹴らなければいけないというのがキャプテンとしてもあった。ここずっと蹴っていましたが、それでも決められた。本当にチームに迷惑を掛けましたが、最後こういう大舞台で決められたので良かったなと思います」
さらに、10人中9人成功の精度の高さにも言及。失敗を経ての努力が選手権で実ったようだ。
「インターハイは(群馬県予選で)共愛(共愛学園)にPKで負けた。すごく苦しい思い、悔しい思いをして、みんなで夏を乗り越えてきた。なので、そういうところが最後自信を持って蹴れる一つの要因だったのかなと思います」
「練習終わった後の自主練だったりで、今年はみんなが蹴っていた。夏負けて、個人としてすごく苦しい思いをした人もいる。チームとしてもなかなか結果が出ない時期に、みんながそれぞれ悩みを抱えながら、解決しようとしてきた。そういうところが最後PKで思いっきり振れる一つの要因だと思いました」
また、入場時のみならず大きなプレッシャーがかかるPK戦でも笑顔が見られた前橋育英。キャプテンが作り出した雰囲気だったようだ。
「こんな大人数の前でサッカーができるのは夢でもありますし、本当に嬉しいことで、雰囲気だったりがすごく楽しみだったので、(入場時は)自然と笑ってしまっていたのだと思います」
「みんなに楽しめとずっと言っていた。この舞台になったら勝っても負けてもおかしくない状況だったので、(PK戦は)蹴れることを楽しんでこいと自分からも伝えていました」
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7年ぶりの決勝で再戦、前橋育英vs流通経済大柏の当時のメンバーは後のJリーガーだらけ
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