「私の力不足だったなと」逆転負けで決勝届かずの東福岡、平岡道浩監督が3失点の責任背負う「指示も悪かった」
2025.01.12 07:00 Sun
東福岡(福岡)の平岡道浩監督が敗戦を振り返った。
試合後、平岡監督は「素晴らしいチームと試合をさせていただいて、とても美しい、そして強い前橋育英を体感することができました」と対戦相手を称賛。一方で、同点ゴールが痛恨だったと悔いている。
「そのなかでも粘り強く守備というところ。もちろん攻撃もしたかったですけど、ああいう風に(失点した)。私の指示も悪かったなと思っています。後半立ち上がりは(展開を)もう少し大きくいけば良かったのに、ああいうところでつまずいてしまって。そこから少しバランスが崩れていった。怒涛の相手の勢い・流れを止めることができず3失点してしまったこと。私の力不足だったなと感じております」
さらに、立て続けの失点については「ウイングのプレスバックが遅れてきた部分」と指摘。選手の状態の悪さにも言及した。
「ボランチも塩崎のパフォーマンスがあまり上がっていないというか。本当は1ゲームで15kmくらい走る選手ですが、ぎりぎりまで足首の捻挫もありました」
「神渡(神渡寿一)も体調不良がありましたし、(大会直前にケガをした) 大谷(大谷圭史)の部分もずっと佐藤宏耀が1人でやっていた疲労も少なからずあったのかなと。福澤(福澤隆大)に関しましても、手首の骨折をして、無理をしてやりました。入ってくるまでの期間、少し療病等で空いてしまったので、スタミナの部分に関しては少しプレミア基準ではなかったなと感じています」
一方、今大会の結果については「ベスト4に入ることによって、この環境をスタンドから見ている1年生、2年生が意識改革ができると僕は信じています」と今後に自信。「これがさらに続いて伝統になっていければなと。そこは我々にとっては大きな大きな財産になったと感じています」とチームの奮闘を誇った。
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第103回全国高校サッカー選手権大会で3大会ぶりの出場を果たし、全試合無失点で準決勝まで勝ち上がった東福岡。11日には決勝進出を懸けて前橋育英(群馬)と対戦した。東福岡は11分、塩﨑響のグラウンダーのクロスに伊波樹生がニアで合わせて先制。無失点を継続できれば決勝の舞台へ進めたが、後半立ち上がりにDF大坪聖央のパスをカットされて失点。そこからの10分間でさらに2失点と崩れ、1-3の逆転負けに終わった。「そのなかでも粘り強く守備というところ。もちろん攻撃もしたかったですけど、ああいう風に(失点した)。私の指示も悪かったなと思っています。後半立ち上がりは(展開を)もう少し大きくいけば良かったのに、ああいうところでつまずいてしまって。そこから少しバランスが崩れていった。怒涛の相手の勢い・流れを止めることができず3失点してしまったこと。私の力不足だったなと感じております」
「当初のプランニングでは、ビルドアップで落ち着いて繋ぐところを繋ごうと。そしてサイドハーフとサイドバックの間が空いていたので、そういうところを落ち着いて狙おうと思ったのですが、見ていなかった。準備が足りない状況で落ち着いて繋げと言ったので、大坪が少しテンパった。判断を奪ってしまったような僕の指示だったかなと思っています」
さらに、立て続けの失点については「ウイングのプレスバックが遅れてきた部分」と指摘。選手の状態の悪さにも言及した。
「ボランチも塩崎のパフォーマンスがあまり上がっていないというか。本当は1ゲームで15kmくらい走る選手ですが、ぎりぎりまで足首の捻挫もありました」
「神渡(神渡寿一)も体調不良がありましたし、(大会直前にケガをした) 大谷(大谷圭史)の部分もずっと佐藤宏耀が1人でやっていた疲労も少なからずあったのかなと。福澤(福澤隆大)に関しましても、手首の骨折をして、無理をしてやりました。入ってくるまでの期間、少し療病等で空いてしまったので、スタミナの部分に関しては少しプレミア基準ではなかったなと感じています」
一方、今大会の結果については「ベスト4に入ることによって、この環境をスタンドから見ている1年生、2年生が意識改革ができると僕は信じています」と今後に自信。「これがさらに続いて伝統になっていければなと。そこは我々にとっては大きな大きな財産になったと感じています」とチームの奮闘を誇った。
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3発逆転の前橋育英が悲願の国立初勝利&決勝進出! “赤い彗星”東福岡の堅守破り7大会ぶり頂点へ【全国高校サッカー選手権大会】
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ドリブルの仕掛けで3万人の観客を沸かす「歓声を力にして」、後半投入で流れを変えた前橋育英の2年生MF白井誠也「思い切っていこうとできた」
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決勝は7年ぶりの再戦! 前橋育英と流通経済大柏が共に2度目の優勝をかけて戦う【全国高校サッカー選手権大会】
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「自分の責任」見事な先制ゴールも3失点で逆転負け、東福岡FW伊波樹生は「後悔が大きい」と振り返るも家族やライバルに感謝「感謝の気持ちを大事に」
東福岡(福岡)のFW伊波樹生が、前橋育英(群馬)戦を振り返った。 11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が国立競技場で行われた。 1回戦から勝ち上がってきた東福岡は、同じく1回戦から勝ち上がってきた前橋育英と対戦。1回戦から2度のPK戦での勝ち上がりがある中で、4試合無失点で勝ち上がる堅守を武器としていた。 準決勝でもその特徴は顕著に表れる。11分、伊波樹生のゴールで先制した東福岡は、反撃に出る前橋育英の攻撃を寸断。なかなかシュートを打たせない。 しかし、後半に入りギアを上げた前橋育英に対し、48分に佐藤耕太のゴールで追いつかれると、54分には鮮やかなシュートを佐藤に決められ逆転される展開に。さらに58分には後半から出場した白井誠也にもゴールを許し、1-3で逆転負けを喫してしまった。 先制点のシーンについては「監督から『あそこを狙って走れ』と言われていたので、信じて走りました」とコメント。「監督に言われた通りにしっかり決められました」と、狙い通りのゴールを挙げられたと振り返った。 しかし、チームは逆転負け。伊波は前線で奮闘も追加点を奪えず、自身のパフォーマンスを反省した。 「自分が点を取って勝たせてやりたかったんですけど、3失点しまった時も、何としても自分がその分点取って勝たせてやるっていう試合に挑んだので、それができなくて申し訳ないという気持ちがちょっと強いです」 逆転を許してからは焦りもあったという伊波。「焦りが多かったですし、周りも見えてなかったようになって、あそこで自分のメンタルの弱さが出ました」と振り返り、「日本一の監督にさせてやりたかったんですけど、自分の責任です」と悔しさを噛み締めていた。 卒業後の進路は決まっていないという伊波。「ゴール前の質、点を取れるFWになりたいです」と、この先の目指す姿を語った。 東福岡で3年間プレーし「人間性」が最も成長したという伊波。ただ、最後の選手権に関しては「正直言って、後悔が大きいです」とコメント。3年間を振り返っても、後悔もあるとしながら、ライバルと認めたFW上田康介(3年)らスタンドの応援団や家族にも感謝した。 「プレーの中でもそうですし、3年間を振り返っても、これ以上できなかった気もするし、ほかにも出来た気もします。何が正解かは分からないですが、それでもここまで来れたのは、親だったり支えてくれている人のおかげです」 「あとは、応援席にいる上田というライバルのおかげで来れたので、しっかり感謝の気持ちを大事にしていきたいです」 2025.01.12 00:13 Sun東福岡の人気記事ランキング
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13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で行われた。 決勝のカードは、前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)のカードに。2017年の第96回大会の決勝以来の再戦となり、当時は前橋育英が0-1で勝利を収めて初優勝を成し遂げていた。 試合は12分に亀田歩夢のゴールで流通経済大柏が先制。しかし、前橋育英も右サイドからのクロスを柴野快仁がヘディングで決めて前半のうちに追いつく。 後半は互いに攻め合うもゴールが生まれず、1-1のまま延長戦へ。延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込むこととなった。 PK戦は互いに7人目までノーミス。サドンデスに入った8人目は流通経済大かしわの幸田爽良がGK藤原優希に止められ失敗する。前橋育英の8人目はスーパーサブとしてドリブルでスタンドを沸かせた白井誠也だったが、枠を外して続行となる。 互いに9人目は成功するも10人目は流通経済大柏の安藤晃希が失敗。前橋育英は同点ゴールを決めていた柴野が落ち着いて決め、前橋育英が勝利。2度目の優勝を果たした。 大会後、全国高体連サッカー部技術委員会が選考した優秀選手36名が発表。優勝した前橋育英からは7名が選出。準優勝の流通経済大柏からも7名が選出された。 その他、U-19日本代表FWでサウサンプトン入りが内定している高岡伶颯(日章学園)や清水エスパルス加入が内定しているMF嶋本悠大(大津)、川崎フロンターレ加入が内定しているDF野田裕人(静岡学園)らも選出されている。 <h3>◆優秀選手36名</h3> GK 藤原優希(前橋育英/3年) 藤間広希(矢板中央/3年) 加藤慶太(流通経済大柏/3年) DF 菅野一葵(明秀日立/3年) 瀧口眞大(前橋育英/2年) 竹ノ谷優駕(前橋育英/2年) 佐藤快風(矢板中央/3年) 奈須琉世(流通経済大柏/3年) 佐藤夢真(流通経済大柏/3年) 塩田航央(東海大相模/2年) 佐藤碧(東海大相模/3年) 野田裕人(静岡学園/3年) 大坪聖央(東福岡/3年) 山禄涼平(東福岡/3年) MF 黒沢佑晟(前橋育英/3年) 石井陽 (前橋育英/3年) 亀田歩夢(流通経済大柏/3年) 柚木創(流通経済大柏/3年) 砂押大翔(帝京/3年) 小林晄也(東海大相模/3年) 沖本陸(東海大相模/3年) 鈴木悠杏(上田西/3年) 原星也(静岡学園/3年) 福本一太(阪南大高/3年) 佐藤宏耀(東福岡/3年) 神渡寿一(東福岡/3年) 畑拓海(大津/3年) 嶋本悠大(大津/3年) FW オノノジュ慶吏(前橋育英/3年) 佐藤耕太(前橋育英/3年) 山野春太(流通経済大柏/3年) 粕谷悠(流通経済大柏/3年) 三鴨奏太(堀越/2年) 森田晃(帝京/3年) 加藤隆成(帝京大可児/3年) 高岡伶颯(日章学園/3年) 2025.01.13 21:45 Mon2
「いやいやこれじゃダメでしょ」前半沈黙も3発逆転の前橋育英、山田耕介監督がHTの修正語る「選手交代と選手たちが目を覚ましてくれて…」
決勝進出を決めた前橋育英の山田耕介監督が東福岡戦を振り返った。 前橋育英は11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝で東福岡に3-1で勝利。序盤に失点し、前半はほとんどチャンスを作れなかったが、後半頭からの交代も功を奏し、FW佐藤耕太の2ゴールとMF白井誠也のゴールで逆転勝利を収めた。 ハーフタイムでの修正については、「いやいやこれじゃダメでしょ」と選手たちに発破をかけたという山田監督。48分から58分にかけての一挙3得点の要因を試合後に語った。 「やっぱり前半の出来は良くなくて。それで我々も思い切って2人交代してリズムを作っていこうとしました。その結果、10分間ぐらいでしたかね、トントンと点が取れた」 「その選手交代と選手たちが目を覚ましてくれて、いつもやっているサッカーをやってくれたということに繋がっていったのではないかなと思います」 「球際とか、攻守の切り替えのところとかはうちが良くなりつつあり、より良い攻撃ができるようになったのだと思います」 また、これで4度目の決勝進出となる前橋育英だが、過去3度は国立競技場が建て替え工事中の出来事。国立での初勝利については「いつも負けているので良かったです」と笑いを誘った。 さらに、前回の堀越戦からは1週間空いての準決勝。1回戦から準々決勝まで過密日程のなか勝ち上がってきたが、この間の調整がうまくいったことも勝利に結びついたようだ。 「うちは1回戦からだったので今日で5試合目になるんですけれども、4試合連続でやると1週間期間が空くのは本当に助かりました。コンディションが元に戻ってきたり、体調が不安定だった者も戻ってきたり」 「そして、群馬にも戻らなかった。1回群馬に帰って失敗したことがあるので、御殿場で調整をして今日のゲームを迎えることができたので本当に良かったです。我々にとってはメリットだったということになります」 「(期間があると)全然違います。コンディションも良くなって。その割には… (オノノジュ)慶吏あたりにはもう少しやってもらいたかったですけど(笑)」 <span class="paragraph-title">【動画】後半は起死回生の3ゴール! 前橋育英vs東福岡 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OxgwgTbH2CU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.11 21:15 Sat3
3発逆転の前橋育英が悲願の国立初勝利&決勝進出! “赤い彗星”東福岡の堅守破り7大会ぶり頂点へ【全国高校サッカー選手権大会】
11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が国立競技場で行われ、第1試合では東福岡(福岡)と前橋育英(群馬)が対戦。3-1で前橋育英が逆転勝利し、決勝進出を決めた。 3大会ぶり23回目出場の東福岡は、静岡学園(静岡)との名門対決をPK戦の末に制し4強入り。優勝した第94回大会以来9大会ぶりの決勝進出を狙う。 対する前橋育英は4大会連続27回目の出場。準々決勝ではオノノジュ慶吏の今大会4点目で堀越(東京A)を下し、頂点に立った第96回大会以来7大会ぶりのファイナルと国立での初勝利を目指した。 4試合無失点の堅守を見せている東福岡に対し、ボールを保持しながら突破口を探す前橋育英。東福岡はセットプレーからゴールに迫り、9分には佐藤宏耀のロングボールが大坪聖央のヘディングに繋がる。 すると先手を取ったのは11分の東福岡。右サイドから繋ぐと塩﨑響のグラウンダーのクロスに伊波樹生。ニアで合わせてネットを揺らす。 追いかける展開も攻めあぐねる前橋育英。東福岡は引き続きセットプレーからゴールに迫り、23分には左サイドのFKから佐藤のクロスが直接ゴールに襲いかかる。 その後は東福岡が前橋育英の攻撃を止め続け、1点のリードを保ったまま前半終了。決定機を作れなかった前橋育英は白井誠也と柴野快仁を投入して後半に入る。 すると48分、左サイド高い位置で奪った佐藤耕太がそのままゴールへ突進。粘って左足で押し込み、ようやく生まれたシュートで前橋育英が試合を振り出しに戻す。 今大会初失点を喫した東福岡。一方、リズムに乗り始めた前橋育英は54分にそのまま逆転。左サイドのオノノジュのキープから左ポケットでパスを受けた佐藤が右足一閃。右隅を狙ったコントロールショットがポストを叩いてネットを揺らした。 さらに58分、自陣でのボール奪取から白井が中盤をドリブルで駆け上がり、右サイドのオノノジュへ展開。折り返しに白井自ら走り込み、ゴール左足に蹴り込んだ。 一気に3点を奪った前橋育英。続いて佐藤があわやハットトリックのシュートまで持ち込むが、惜しくも右へ外れる。 2点を追う展開となった東福岡も攻勢を強め、67分には2枚替え。入った稗田幹男が右サイドからのロングスローを繰り出すと、その流れからこぼれ球に反応した稗田が左足シュート。鋭い弾道で飛んだが惜しくも右に外れる。 72分には東福岡の塩﨑の斜めのパスから伊波がシュート。今度は前橋育英GK藤原優希がストップし、反撃を許さない。 そのまま振り切った前橋育英は3-1で勝利。国立での初勝利を掴むとともに、7大会ぶりに決勝へ駒を進めた。 東福岡 1-3 前橋育英 【東福岡】 伊波樹生(前11) 【前橋育英】 佐藤耕太(後3、後9) 白井誠也(後13) <span class="paragraph-title">【動画】佐藤耕太の鮮やかなコントロールショットが逆転弾に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> GOAL <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E8%82%B2%E8%8B%B1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#前橋育英</a>、2点目!<br>”上州のタイガー軍団”<br>ついに逆転<br><br>【準決勝】第1試合<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#東福岡</a> (福岡) 1-2 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E8%82%B2%E8%8B%B1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#前橋育英</a> (群馬)<br><br>試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中<br>いますぐチェック!<br>TVer<a href="https://t.co/MHzqGj1GUO">https://t.co/MHzqGj1GUO</a><br><br>SPORTS BULL<a href="https://t.co/fYUZWTfKmb">https://t.co/fYUZWTfKmb</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#高校サッカー</a> <a href="https://t.co/4QQ32P1nEN">pic.twitter.com/4QQ32P1nEN</a></p>— 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) <a href="https://twitter.com/ntv_hss/status/1877936736661316092?ref_src=twsrc%5Etfw">January 11, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.11 13:57 Sat4
ドリブルの仕掛けで3万人の観客を沸かす「歓声を力にして」、後半投入で流れを変えた前橋育英の2年生MF白井誠也「思い切っていこうとできた」
前橋育英(群馬)のMF白井誠也が、準決勝の東福岡(福岡)戦を振り返った。 11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が国立競技場で行われた。 1回戦から勝ち上がってきた前橋育英は、同じく1回戦から勝ち上がってきた東福岡と対戦。これまで国立競技場では勝利したことがなかった前橋育英が、初勝利をかけて臨んだ。 試合は11分に伊波樹生のゴールで東福岡が先制。ここまで無失点の東福岡の堅守をなかなか打ち破れなかった前橋育英だったが、後半に入り佐藤耕太が同点ゴールを奪うと、オノノジュ慶吏のアシストから佐藤が逆転ゴールを記録。さらに白井も58分にダメ押しゴールを奪い、1-3で勝利を収めた。 後半頭から入り、チームを活性化した白井。2年生のドリブラーは、今大会ではスーパーサブ的な起用をされ、5試合に途中出場し得意の仕掛けで流れを変えていった。 この試合も前半苦しんだチームを活性化。「攻撃面でチームに貢献できたら良いなと思っていたので、得点を取るという結果を出せたことは良かったと思います」と、しっかりと結果を残せたことを喜んだ。 国立競技場でのプレーについては「人が多くて緊張する部分もあったんですが、入る時もしっかり笑って、楽しもうと思ってやったのが良かったと思います」とコメント。ドリブルの仕掛けには、3万人を超えるスタンドからも大歓声が送られた。 「自分のプレーで歓声が湧くというのは嬉しいことなので、力に変えてやろうと思っていました。歓声を力にしてやりたいなと思いました」と、プレッシャーではなく、喜びに変えたという。 また、多くの観客の前だからこそできたこともあると言い「得意なプレーを色々な人に見てもらってサッカーを好きになってもらったり、自分もドリブルを練習しようと思ってもらったりしたいので、思い切っていこうとできたと思います」と、仕掛けについてコメント。「迷いがあると相手のカバーが来てしまうので、行こうと思ったらしっかりやり切ることは普段から意識しています」と、果敢に仕掛ける姿勢を見せることを意識していたという。 決勝に駒を進めた前橋育英。2度目の優勝を目指す戦いとなるが、「今日もそうでしたが、立ち上がりで失点してしまったり、守備の面はもっともっとチームで突き詰めないといけないなと思ったので、みんなでしっかり声をかけあわないといけないなと思います」と課題について言及。「個人では、守備の面でチームに貢献できるようにしたり、攻撃ではアシストや得点ができるようにしたいと思います」と、再び結果を残していきたいと意気込んだ。 伝統の黒と黄色の縦縞ジャージを身に纏って頂点を目指す白井。「歴史ある中で、恥ずかしいプレーはできないので、しっかり誇りを持って、責任感あるプレーをしたいと思います」と強い気持ちを語る。 来年もチャンスがある中で、この2年間での成長については「1年を通して上手くいかない時期があっても、どこが課題なのかをしっかり考えながら一戦一戦成長できているので、とても良い経験ができています」とコメント。自身の課題についても「自分より大きい相手に対してどうやってボールをキープするか。守備の面では、1人で行かないで、後ろの声をしっかり聞いて、プレスをかけることは課題だったので、そこはしっかり工夫してできたと思います」と、しっかりと課題を克服して、東福岡戦でもプレーできたとのこと。「大きい相手でもしっかり体を入れてドリブルし切ったり、守備でも相手との距離感を声を聞いてしっかりプレスできたと思います」と、一定の手応えを感じたという。 2025.01.11 22:35 Sat5