「自分のところから…」堅守誇った東福岡DF大坪聖央が大会初失点の起点に、悔やみきれないプレーも「取り返す気持ちではいました」
2025.01.12 06:30 Sun
東福岡の最終ライン支えたDF大坪聖央
東福岡(福岡)のDF大坪聖央が悔しい一戦を振り返った。第103回全国高校サッカー選手権大会に3大会ぶりに出場し、11日の準決勝まで勝ち上がった東福岡。県大会から7試合連続無失点の堅守を武器にベスト4まで進んだが、前橋育英(群馬)相手に今大会初のゴールを許し、1-3の逆転負けを喫した。
1点リードのなか追いつかれたのは48分。GKからビルドアップを図ると、右サイドに開いて受けた大坪のフィードを前橋育英FW佐藤耕太が阻止。浮き球をうまく処理してゴールに迫る佐藤を止められず、東福岡はそこから崩れてさらに2点を失った。
試合後は「前半立ち上がりは先制点取れましたけど、後半は自分のところから失点があって…」と涙ながらに語った大坪。平岡道浩監督は自分の指示ミスと擁護したが、大坪には後悔ばかりが残っている。
「集中力というのが前半に比べたら落ちていたなと思います。自分があそこで引っ掛けてしまって、もっと立ち位置であったり、準備の部分ができていなかったので…」
1点リードのなか追いつかれたのは48分。GKからビルドアップを図ると、右サイドに開いて受けた大坪のフィードを前橋育英FW佐藤耕太が阻止。浮き球をうまく処理してゴールに迫る佐藤を止められず、東福岡はそこから崩れてさらに2点を失った。
「集中力というのが前半に比べたら落ちていたなと思います。自分があそこで引っ掛けてしまって、もっと立ち位置であったり、準備の部分ができていなかったので…」
一方、失点後は「セットプレーとかあったら自分が取り返す気持ちではいました」と切り替えていた部分も。センターバックとして堅守を支えてきた大坪だが、得点での挽回はならなかった。
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