波乱の2回戦! 王者・青森山田が10年ぶり初戦敗退、高岡伶颯擁する日章学園も敗退…大津、静岡学園、流通経済大柏、東福岡、前橋育英らはベスト16進出【全国高校サッカー選手権大会】
2024.12.31 17:20 Tue
高校サッカー選手権トーナメント
31日、第103回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が各地で行われた。
28日に開幕を迎えた高校サッカー選手権。ここで勝利すればベスト16に進出する中、各地で波乱が起こった。
2回戦シードとなっていた前回王者の青森山田(青森)は、NACK5スタジアム大宮で高川学園(山口)と対戦。連覇を目指して登場したが、前半はゴールレスに。すると後半、高川学園の大森風牙に先制を許すと、73分には大森に2点目を許す展開に。2点ビハインドとなった中、76分に麓萊凜が1点を返す。
残りわずかな時間の中で同点を目指したものの1点が遠く、1-2で敗戦。10年ぶりに初戦敗退となり、連覇の夢がいきなり潰えてしまった。
また、フクダ電子アリーナでは、サウサンプトンに加入が内定し、1回戦でハットトリックを達成したU-19日本代表FW高岡伶颯を擁する日章学園(宮崎)が伝統的に堅守が持ち味の矢板中央(栃木)と対戦した。
2回戦シード組では、阪南大高(大阪)が新潟明訓(新潟)相手に0-6と圧勝。帝京大可児(岐阜)は大分鶴崎(大分)に5-1、堀越(東京A)が津工(三重)に2-0、流通経済大柏(千葉)が佐賀東(佐賀)に5-0、上田西(長野)が徳島市立(徳島)に2-1、明秀日立(茨城)が近大和歌山(和歌山)に2-0、初出場の東海大相模(神奈川)が草津東(滋賀)に2-1で勝利を収めた。
その他、常連校では静岡学園(静岡)、東福岡(福岡)は順当に勝ち上がり。前橋育英(群馬)は愛工大名電(愛知)に土壇場で追いつかれてしまうも、PK戦の末に勝利。大津(熊本)は、清水エスパルスに加入内定の嶋本悠大のゴールが決勝点となり、1-2で勝利を収め、ベスト16に進出した。
3回戦は1月2日(木)に4会場で開催される。
【2回戦】
▽12/31(火)
《Aブロック》
◼︎NACK5スタジアム大宮
[12:05]
青森山田(青森) 1-2 高川学園(山口)
[14:10]
新潟明訓(新潟) 0-6 阪南大高(大阪)
■浦和駒場スタジアム
[12:05]
静岡学園(静岡) 2-0 高知(高知)
[14:10]
東福岡(福岡) 2-0 正智深谷(埼玉)
《Bブロック》
◼︎味の素フィールド西が丘
[12:05]
帝京大可児(岐阜) 5-1 大分鶴崎(大分)
[14:10]
松山北(愛媛) 1-0 龍谷富山(富山)
◼︎駒沢陸上競技場
[12:05]
前橋育英(群馬) 2-2(PK:6-5) 愛工大名電(愛知)
[14:10]
津工(三重) 0-2 堀越(東京A)
《Cブロック》
◼︎県立柏の葉公園総合競技場
[12:05]
流通経済大柏(千葉) 5-0 佐賀東(佐賀)
[14:10]
札幌大谷(北海道) 1-2 大津(熊本)
◼︎フクダ電子アリーナ
[12:05]
矢板中央(栃木) 2-1 日章学園(宮崎)
[14:10]
上田西(長野) 2-1 徳島市立(徳島)
《Dブロック》
◼︎ニッパツ三ツ沢球技場
[12:05]
明秀日立(茨城) 2-0 近大和歌山(和歌山)
[14:10]
東北学院(宮城) 1-0 滝川第二(兵庫)
◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[12:05]
東海大相模(神奈川) 2-1 草津東(滋賀)
[14:10]
帝京(東京B) v5-0金沢学院大附(石川)
【3回戦】
▽1/2(木)
《Aブロック》
◼︎浦和駒場スタジアム
[12:05]
東福岡(福岡) vs 阪南大高(大阪)
[14:10]
高川学園(山口) vs 静岡学園(静岡)
《Bブロック》
◼︎駒沢陸上競技場
[12:05]
松山北(愛媛) vs 堀越(東京A)
[14:10]
帝京大可児(岐阜) vs 前橋育英(群馬)
《Cブロック》
◼︎フクダ電子アリーナ
[12:05]
矢板中央(栃木) vs 上田西(長野)
[14:10]
流通経済大柏(千葉) vs 大津(熊本)
《Dブロック》
◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[12:05]
東北学院(宮城) vs 東海大相模(神奈川)
[14:10]
明秀日立(茨城) vs 帝京(東京B)
【1回戦】
▽12/28(土)※開幕戦
帝京(東京B) 2-1 京都橘(京都)
[国立競技場]
▽12/29(日)
《Aブロック》
◼︎浦和駒場スタジアム
[12:05]
専大北上(岩手) 0-2 高知(高知)
[14:10]
静岡学園(静岡) 2-0 広島国際学院(広島)
◼︎NACK5スタジアム大宮
[12:05]
正智深谷(埼玉) 2-1 長崎総科大附(長崎)
[14:10]
尚志(福島) 0-0(PK:3-5) 東福岡(福岡)
《Bブロック》
◼︎駒沢陸上競技場
[12:05]
前橋育英(群馬) 2-0 米子北(鳥取)
[14:10]
愛工大名電(愛知) 6-3 明誠(島根)
◼︎味の素フィールド西が丘
[12:05]
龍谷富山(富山) 0-0(PK:5-4) 那覇西(沖縄)
◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[14:10]
東海大山形(山形) 0-1 松山北(愛媛)
《Cブロック》
◼︎県立柏の葉公園総合競技場
[12:05]
福井商(福井) 0-4 大津(熊本)
[14:10]
札幌大谷(北海道) 1-1(PK:12-11) 寒川(香川)
◼︎フクダ電子アリーナ
[12:05]
矢板中央(栃木) 2-1 岡山学芸館(岡山)
[14:10]
西目(秋田) 1-6 日章学園(宮崎)
《Dブロック》
◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[12:05]
金沢学院大附(石川) 0-0(PK:4-3) 鹿児島城西(鹿児島)
◼︎ニッパツ三ツ沢球技場
[12:05]
山梨学院(山梨) 1-2 滝川第二(兵庫)
[14:10]
東北学院(宮城) 3-1 奈良育英(奈良)
28日に開幕を迎えた高校サッカー選手権。ここで勝利すればベスト16に進出する中、各地で波乱が起こった。
2回戦シードとなっていた前回王者の青森山田(青森)は、NACK5スタジアム大宮で高川学園(山口)と対戦。連覇を目指して登場したが、前半はゴールレスに。すると後半、高川学園の大森風牙に先制を許すと、73分には大森に2点目を許す展開に。2点ビハインドとなった中、76分に麓萊凜が1点を返す。
また、フクダ電子アリーナでは、サウサンプトンに加入が内定し、1回戦でハットトリックを達成したU-19日本代表FW高岡伶颯を擁する日章学園(宮崎)が伝統的に堅守が持ち味の矢板中央(栃木)と対戦した。
2回戦も活躍が期待された中、試合は13分に加藤神人のゴールで矢板中央が先制。それでも25分に高岡がゴールを奪い同点とする。しかし、その後ゴールが続かず。60分には朴大温がゴールを決めて矢板中央が勝ち越すと、そのまま逃げ切り2-1で勝利。最注目選手である高岡は2回戦で別れを告げることとなった。
2回戦シード組では、阪南大高(大阪)が新潟明訓(新潟)相手に0-6と圧勝。帝京大可児(岐阜)は大分鶴崎(大分)に5-1、堀越(東京A)が津工(三重)に2-0、流通経済大柏(千葉)が佐賀東(佐賀)に5-0、上田西(長野)が徳島市立(徳島)に2-1、明秀日立(茨城)が近大和歌山(和歌山)に2-0、初出場の東海大相模(神奈川)が草津東(滋賀)に2-1で勝利を収めた。
その他、常連校では静岡学園(静岡)、東福岡(福岡)は順当に勝ち上がり。前橋育英(群馬)は愛工大名電(愛知)に土壇場で追いつかれてしまうも、PK戦の末に勝利。大津(熊本)は、清水エスパルスに加入内定の嶋本悠大のゴールが決勝点となり、1-2で勝利を収め、ベスト16に進出した。
3回戦は1月2日(木)に4会場で開催される。
◆全国高校サッカー選手権大会
【2回戦】
▽12/31(火)
《Aブロック》
◼︎NACK5スタジアム大宮
[12:05]
青森山田(青森) 1-2 高川学園(山口)
[14:10]
新潟明訓(新潟) 0-6 阪南大高(大阪)
■浦和駒場スタジアム
[12:05]
静岡学園(静岡) 2-0 高知(高知)
[14:10]
東福岡(福岡) 2-0 正智深谷(埼玉)
《Bブロック》
◼︎味の素フィールド西が丘
[12:05]
帝京大可児(岐阜) 5-1 大分鶴崎(大分)
[14:10]
松山北(愛媛) 1-0 龍谷富山(富山)
◼︎駒沢陸上競技場
[12:05]
前橋育英(群馬) 2-2(PK:6-5) 愛工大名電(愛知)
[14:10]
津工(三重) 0-2 堀越(東京A)
《Cブロック》
◼︎県立柏の葉公園総合競技場
[12:05]
流通経済大柏(千葉) 5-0 佐賀東(佐賀)
[14:10]
札幌大谷(北海道) 1-2 大津(熊本)
◼︎フクダ電子アリーナ
[12:05]
矢板中央(栃木) 2-1 日章学園(宮崎)
[14:10]
上田西(長野) 2-1 徳島市立(徳島)
《Dブロック》
◼︎ニッパツ三ツ沢球技場
[12:05]
明秀日立(茨城) 2-0 近大和歌山(和歌山)
[14:10]
東北学院(宮城) 1-0 滝川第二(兵庫)
◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[12:05]
東海大相模(神奈川) 2-1 草津東(滋賀)
[14:10]
帝京(東京B) v5-0金沢学院大附(石川)
【3回戦】
▽1/2(木)
《Aブロック》
◼︎浦和駒場スタジアム
[12:05]
東福岡(福岡) vs 阪南大高(大阪)
[14:10]
高川学園(山口) vs 静岡学園(静岡)
《Bブロック》
◼︎駒沢陸上競技場
[12:05]
松山北(愛媛) vs 堀越(東京A)
[14:10]
帝京大可児(岐阜) vs 前橋育英(群馬)
《Cブロック》
◼︎フクダ電子アリーナ
[12:05]
矢板中央(栃木) vs 上田西(長野)
[14:10]
流通経済大柏(千葉) vs 大津(熊本)
《Dブロック》
◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[12:05]
東北学院(宮城) vs 東海大相模(神奈川)
[14:10]
明秀日立(茨城) vs 帝京(東京B)
【1回戦】
▽12/28(土)※開幕戦
帝京(東京B) 2-1 京都橘(京都)
[国立競技場]
▽12/29(日)
《Aブロック》
◼︎浦和駒場スタジアム
[12:05]
専大北上(岩手) 0-2 高知(高知)
[14:10]
静岡学園(静岡) 2-0 広島国際学院(広島)
◼︎NACK5スタジアム大宮
[12:05]
正智深谷(埼玉) 2-1 長崎総科大附(長崎)
[14:10]
尚志(福島) 0-0(PK:3-5) 東福岡(福岡)
《Bブロック》
◼︎駒沢陸上競技場
[12:05]
前橋育英(群馬) 2-0 米子北(鳥取)
[14:10]
愛工大名電(愛知) 6-3 明誠(島根)
◼︎味の素フィールド西が丘
[12:05]
龍谷富山(富山) 0-0(PK:5-4) 那覇西(沖縄)
◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[14:10]
東海大山形(山形) 0-1 松山北(愛媛)
《Cブロック》
◼︎県立柏の葉公園総合競技場
[12:05]
福井商(福井) 0-4 大津(熊本)
[14:10]
札幌大谷(北海道) 1-1(PK:12-11) 寒川(香川)
◼︎フクダ電子アリーナ
[12:05]
矢板中央(栃木) 2-1 岡山学芸館(岡山)
[14:10]
西目(秋田) 1-6 日章学園(宮崎)
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◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[12:05]
金沢学院大附(石川) 0-0(PK:4-3) 鹿児島城西(鹿児島)
◼︎ニッパツ三ツ沢球技場
[12:05]
山梨学院(山梨) 1-2 滝川第二(兵庫)
[14:10]
東北学院(宮城) 3-1 奈良育英(奈良)
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1月12日に行われた2025年鹿島アントラーズ新体制発表会。それに先駆けて午前に行われたユースとのトレーニングマッチでいきなりハットトリックを達成したのが、今季正式にトップ昇格を果たした徳田誉だ。 「チームとしてつながりを持った攻撃や技術のところは言われていて、それを出せたシーンはチャンスになっていましたけど、もっともっと増やして開幕を迎えられればと思います」と今季は34番をつけることになった17歳の点取屋は目をギラつかせた。 2024年はチャヴリッチの長期離脱、夏に欧州から戻ってきた田川亨介のコンディションが上がり切らなかったこともあり、徳田がジョーカー一番手と位置づけられた時期もあった。J1は12試合に出場。優勝争いに踏みとどまれるかどうかが懸かっていた9月のサンフレッチェ広島戦では起死回生の同点弾をゲット。存在感を強烈にアピールした。 「あのシーン含めて手ごたえをつかんだ部分もありましたけど、もっともっとゴールだったり、チームに貢献できるところはあった。シーズン1点というのは満足できないですし、出場時間が短いという言い訳もできない。もっと自分に厳しくして、結果を求めてやっていく必要があると思います」と本人は野心に満ち溢れているのだ。 公式戦に出た2024年の1年間で、確実に進化を遂げたのは間違いない。屈強なDFとのマッチアップや駆け引き、ボールをタメて起点を作るプレーなども十分通用していた印象だ。 「体の使い方だったりボールの隠し方という部分はすごく意識させられたところ。中後(雅喜=現コーチ)さん、羽田(憲司=現U-20日本代表コーチ)さん、(鈴木)優磨君にも求められていたし、自分なりに出せたこともあったかなと思います」と本人も自信を口にする。 そういった部分を研ぎ澄ませていき、得点数をアップさせていけば、レオ・セアラが加わった分厚いFW陣の中でも一定の地位を築けるのではないか。彼の伸びしろは無限大なのだ。 「鹿島の未来を背負う選手」との呼び声も高い徳田。彼は今、宮崎キャンプで徹底的に自分を追い込んでいるが、2月15日の開幕・湘南ベルマーレ戦の前に、AFC・U-20アジアカップ(中国)メンバー入りという重要なハードルがある。まずはそれをクリアしなければならないのだ。 船越優蔵監督率いるU-20日本代表はこの大会でベスト4に入り、9月のU-20ワールドカップ(W杯=チリ)の出場権を手にすることが絶対条件だ。徳田自身は昨年9月の1次予選(キルギス)は選外だっただけに、今年は中国・チリの両方とも主力の1人として参戦し、世界から熱視線を浴びることができれば理想的なのである。 実際、2017年大会(韓国)直後に堂安律(フライブルク)、2019年大会(ポーランド)直後に菅原由勢(サウサンプトン)と中村敬斗(スタッド・ランス)、2023年大会(アルゼンチン)直後に佐野航大(NECナイメンヘン)が欧州移籍を果たしたように、U-20W杯は「世界への登竜門」となっている。徳田の世代は2つ上の後藤啓介(アンデルレヒト)、同期の道脇豊(ベフェレン)、高岡伶颯(日章学園高→サウサンプトン)がすでに海外クラブの扉を叩いており、彼自身も「いずれは自分も外に出たい」という思いは少なからずあるだろう。 だからこそ、まず2月の中国大会に行き、戻って鹿島でコンスタントにプレー。レオ・セアラや鈴木優磨、チャヴリッチらからそれぞれのよさを盗み、自分なりの得点スタイルを確立させたうえで、チリに行くというのがベストな流れ。鹿島の分厚いFW陣に食い込めれば、U-20W杯での活躍は確実と言っていい。その先に欧州への道も見えてくるはずだ。 自身が「憧れの選手」と公言するユース時代の恩師・柳沢敦トップコーチも、かつてはU-20など年代別代表と鹿島を掛け持ちし、両方で目覚ましい実績を残していた。もちろん徳田はその時代をリアルタイムでは知らないだろうが、周囲は「同じように2つのチームで異彩を放ってほしい」と願っているに違いない。 その恩師から今季、引き続き指導を受けられることになったのは朗報。本人も再タッグ結成を嬉しく感じているという。 「柳沢さんや小笠原満男(アカデミー・テクニカル・アドバイザー)さんからは『練習試合だろうが何だろうが、結果が一番大事。勝たなければ意味がない』と言われています」と話していたが、それこそが鹿島のDNAに他ならない。勝利と結果に強くこだわり、それをピッチ上で表現し、グングン成長していけば、輝かしい20代が現実のものとなる。 偉大な先人たちの系譜を継ぐべく、今季の徳田には強烈なインパクトを残してほしいものである。 文・元川悦子 2025.01.14 20:00 Tue5
日本人6人目を獲得したサウサンプトン/六川亨の日本サッカー見聞録
今冬のヨーロッパの移籍マーケットは2月3日がタイムリミットだが、いまのところ日本人選手に大きな動きはない。セルティックの古橋亨梧がフランス・リーグ1部のスタッド・レンヌへ完全移籍したのは意外だったものの、“2強"のスコットランド・リーグから5大リーグへの移籍で結果を残せるか注目の集まるところだ。 プレミアリーグへの移籍が噂される久保建英だが、果たして実現するのか。ブライトンの三笘薫にはサウジアラビアのアル・ナスルが巨額の移籍金(96億円)でオファーを出したようだが、クラブはこれを拒否しただけに実現の可能性はほとんどないだろう。あとはリーグ戦での出番が少ないリバプールの遠藤航に他クラブからオファーが届くのかどうか。今年2月で32歳になるだけに、移籍に関しては微妙な年齢でもある。 そんなプレミア・リーグで注目しているのが、日章学園からサウサンプトン入りする高岡伶颯だ。2023年11月にインドネシアで開催されたU-17W杯でポーランド、アルゼンチン、セネガルとの3試合で高岡は、3戦連続となる計4ゴールをマーク。アルゼンチンには敗れたものの、途中出場だったポーランド戦とセネガル戦で日本を勝利に導いた。その後は24年4月に日本高校選抜の一員として、デュッセルドルフ国際ユース大会に出場するとチームトップタイの3ゴールをあげた。 高岡は現在、U-20日本代表の一員として2月10日に中国・深圳でスタートするAFC U-20アジアカップに参加予定でいる。グループリーグDでタイ、シリア、韓国と対戦し、準々決勝をクリアしてベスト4に進出すれば9月27日にチリで開幕するU-20W杯への出場権を獲得できる。彼のサクセスストーリーがどこまで続くのか、こちらも興味深い。 そしてサウサンプトンである。南部の古豪であり、現在は菅原由勢が所属し、昨夏には松木玖生も移籍した(現在はトルコ1部のギョズテペSKへレンタル移籍中)。高岡の移籍で(レンタルに出されなければ)、複数の日本人がプレーするプレミア・リーグのクラブとなる。彼らだけでなく、過去には李忠成(2011-2013)、吉田麻也(2012-2020)、南野拓実(2021)らも所属した。 近隣のブライトンには三笘がいるし、隣接するサウスコーストダービーの相手ポーツマスには川口能活も所属していた。資金力ではロンドンのビッグクラブや北部のリバプール、マンチェスターの2強に遠く及ばないだけに、「安くて将来性のある」Jリーガーを獲得するのが南部のクラブのトレンドになりつつあるのかもしれない。 サウサンプトンのユース出身者はアラン・シアラーやガレス・ベイルなどイングランドとウェールズを代表するストライカーも輩出している。育成型のクラブだけに、高岡の選択は賢明だと言えるだろう。 クラブは2001年8月にホームスタジアムを103年間使用したザ・デルからセント・メリーズ・スタジアムへ移転。この完成したばかりのスタジアムで、同年10月7日にトルシエ・ジャパンはナイジェリアと対戦した。試合は日本が柳沢敦と鈴木隆行のゴールで2-2と引き分けた。 真新しいスタジアムの正面ゲート上部には、クラブ最多227ゴールを決めたレジェンドFWミック・シャノン(1966-77、1972-82)の名前が冠されていて、等身大の写真パネルも飾られていた。かつて憧れた選手だけに、感慨もひとしおだった記憶がある(シャノンは現役引退後に競走馬の調教師としても成功)。 2025.01.31 23:00 Fri日章学園の人気記事ランキング
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高校サッカー選手権の優秀選手36名が決定! 優勝の前橋育英&準優勝の流経大柏から7名ずつが選出
13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で行われた。 決勝のカードは、前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)のカードに。2017年の第96回大会の決勝以来の再戦となり、当時は前橋育英が0-1で勝利を収めて初優勝を成し遂げていた。 試合は12分に亀田歩夢のゴールで流通経済大柏が先制。しかし、前橋育英も右サイドからのクロスを柴野快仁がヘディングで決めて前半のうちに追いつく。 後半は互いに攻め合うもゴールが生まれず、1-1のまま延長戦へ。延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込むこととなった。 PK戦は互いに7人目までノーミス。サドンデスに入った8人目は流通経済大かしわの幸田爽良がGK藤原優希に止められ失敗する。前橋育英の8人目はスーパーサブとしてドリブルでスタンドを沸かせた白井誠也だったが、枠を外して続行となる。 互いに9人目は成功するも10人目は流通経済大柏の安藤晃希が失敗。前橋育英は同点ゴールを決めていた柴野が落ち着いて決め、前橋育英が勝利。2度目の優勝を果たした。 大会後、全国高体連サッカー部技術委員会が選考した優秀選手36名が発表。優勝した前橋育英からは7名が選出。準優勝の流通経済大柏からも7名が選出された。 その他、U-19日本代表FWでサウサンプトン入りが内定している高岡伶颯(日章学園)や清水エスパルス加入が内定しているMF嶋本悠大(大津)、川崎フロンターレ加入が内定しているDF野田裕人(静岡学園)らも選出されている。 <h3>◆優秀選手36名</h3> GK 藤原優希(前橋育英/3年) 藤間広希(矢板中央/3年) 加藤慶太(流通経済大柏/3年) DF 菅野一葵(明秀日立/3年) 瀧口眞大(前橋育英/2年) 竹ノ谷優駕(前橋育英/2年) 佐藤快風(矢板中央/3年) 奈須琉世(流通経済大柏/3年) 佐藤夢真(流通経済大柏/3年) 塩田航央(東海大相模/2年) 佐藤碧(東海大相模/3年) 野田裕人(静岡学園/3年) 大坪聖央(東福岡/3年) 山禄涼平(東福岡/3年) MF 黒沢佑晟(前橋育英/3年) 石井陽 (前橋育英/3年) 亀田歩夢(流通経済大柏/3年) 柚木創(流通経済大柏/3年) 砂押大翔(帝京/3年) 小林晄也(東海大相模/3年) 沖本陸(東海大相模/3年) 鈴木悠杏(上田西/3年) 原星也(静岡学園/3年) 福本一太(阪南大高/3年) 佐藤宏耀(東福岡/3年) 神渡寿一(東福岡/3年) 畑拓海(大津/3年) 嶋本悠大(大津/3年) FW オノノジュ慶吏(前橋育英/3年) 佐藤耕太(前橋育英/3年) 山野春太(流通経済大柏/3年) 粕谷悠(流通経済大柏/3年) 三鴨奏太(堀越/2年) 森田晃(帝京/3年) 加藤隆成(帝京大可児/3年) 高岡伶颯(日章学園/3年) 2025.01.13 21:45 Mon2