最終予選A組はウズベキスタンがタフな2連勝で首位発進…指揮官が選手を労う「本当によくやった。これで6ポイントだ」

2024.09.12 18:35 Thu
ウズベキスタン代表の大黒柱、ローマ所属のFWショムロドフ
Getty Images
ウズベキスタン代表の大黒柱、ローマ所属のFWショムロドフ
ウズベキスタン代表スレチコ・カタネッツ監督が選手たちを労う。ウズベキスタン『Novosti Uzbekistana』が伝えた。ウズベキスタン代表は10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組第2節を戦い、アウェイでキルギス代表に2-3と逆転勝利。予選2連勝とし、まずは首位に立った。

フィジカル軍団・北朝鮮にウノゼロ勝ちし、緊張関係が続く隣国キルギスに完全アウェイで逆転勝ち…悲願のW杯初出場へ、非常にタフな2連勝となったわけで、指揮官も選手を労う。
「本当によくやった」

「選手たちの掴んだ勝利を祝福したい。本来なら2失点など許したくないし、今回のような一戦での失点はショックも大きい。しかし、選手たちのリアクションが心底素晴らしかった」
「我々の大黒柱(FWエルドル・ショムロドフ)にゴールが生まれたことも好材料となった。勝ちに値した試合で勝ち、これで6ポイントだ。来月も勝機があると私は見ている」

指揮官から全幅の信頼を寄せられるショムロドフはチームで唯一、欧州5大リーグはセリエA・ローマでプレーするキャプテン。絶対的エースもアウェイキルギスの攻略に安堵する。

「前半は被シュート2本で2失点…厳しいスタートだったよ。勝てたのはひとえに諦めなかったから。90分間上手くいく試合なんてない。後半披露した集中力が勝利を手繰り寄せた」

「まだ長い道のりがある。試合はほとんど消化していない。満足したわけじゃないよ。W杯へ少しずつ前進していくだけだ」

ウズベキスタンは来月、10日にA組第3節でイランとのホーム大一番、15日に第4節でUAEとのアウェイゲームに臨む。

◆アジア最終予選A組
1位 ウズベキスタン | 勝ち点6 | +2
2位 イラン | 勝ち点6 | +2
3位 UAE | 勝ち点3 | +1
4位 北朝鮮 | 勝ち点1 | -1
5位 カタール | 勝ち点1 | -2
6位 キルギス | 勝ち点0 | -2

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最終予選A組はW杯初出場目指す2位ウズベキスタンが最大のヤマ場へ…敵地テヘランで過去15戦1勝、“あと勝ち点1”のイランと

最終予選A組はイラン代表がW杯本大会へ王手。ウズベキスタン代表は夢舞台へ次戦が最大のヤマ場となる。カタール『ガルフ・タイムズ』がA組の大局を伝える。 20日、W杯アジア最終予選第7節が各地で開催され、C組では首位の日本代表が本大会ストレートインを確定。一方、B組首位の韓国代表は、試合終盤の被弾でオマーン代表とドロー…B組は3試合を残して大勢がハッキリしない。 A組に目を移すと、首位のイラン代表がUAE代表を順当に撃破し、3位と勝ち点「9」差に。残り3試合で勝ち点「1」を積めば、4大会連続7度目のW杯出場が決まる運びとなった。 イランのアルデシル・アミール・ガレノエイ監督は「アジア杯後、国家が困難な状況に陥った時期もあったが、そんななかでもこの道を歩めたことに感謝しなければ。私は良い選手たちにも恵まれて幸せ者だ」などとコメント。すでにW杯行きを確信しているのだろう。 一方、W杯初出場を目指す2位・ウズベキスタン代表も、20日のキルギス代表戦で勝利。3位との勝ち点差を「6」へ広げることに成功した。 ただし、25日の第8節は、敵地テヘランのアザディ・スタジアムにて、引き分け以上でW杯出場が決まるイランとの対戦に。ウズベクは対イラン過去15試合で1勝4分け10敗と大きく負け越し、唯一の白星は2012年まで遡る。 ここでイランに勝てば、残り2試合で少なくとも3位と勝ち点「6」差と、W杯初出場が限りなく濃厚に。だが、イランに敗れて3位UAEも北朝鮮代表に勝てば、勝ち点差が再び「3」まで縮まることに…まさに正念場のウズベクだ。 なお、A組全体を見渡すと、すでに5位キルギス、6位北朝鮮の脱落は濃厚か。両者とも25日に5位以下=敗退が決定する可能性がある。 ◆A組(残り3試合) 1位 イラン | 勝ち点19 | +9 2位 ウズベキスタン | 勝ち点16 | +4 ---本大会--- 3位 UAE | 勝ち点10 | +6 4位 カタール | 勝ち点10 | -3 ---アジアプレーオフ--- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -8 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -8 2025.03.22 19:31 Sat
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W杯初出場へ新世代も台頭するウズベキスタン…昨季CL出場の20歳DFクサノフが市場価値大幅アップで欧州名門も関心

リーグ・アンのRCランスに所属するウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が、市場価値を大幅にアップさせた。 近年新世代が台頭、パリ五輪はU-23年代以上で史上初となるアジア以外の国際大会となったウズベキスタン。W杯初出場へ2026年大会アジア最終予選を戦う現A代表には、パリ五輪チームの主力選手が複数含まれる。 その1人が、表題のDFクサノフ。 昨年19歳でA代表デビューを果たし、すぐさまセンターバックで定位置を確保。並行してU-23活動にも参加し、パリ五輪はU-23スペイン代表戦を含む全3試合にいずれもフル出場した。 クラブキャリアにおけるプロデビューはベラルーシ1部。23-24シーズンに欧州5大リーグ初進出としてRCランスへ移籍金100万ユーロ(約1.5億円)で加入し、1年目は控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)をそれぞれ2試合ずつ経験した。 そして、今季に入って定位置を確保。10月はリーグ・アンの月間最優秀若手選手に選ばれ、市場価値はウズベキスタン人選手歴代2位(※)の1200万ユーロ(約19.1億円)を記録する。 現時点では、ウズベキスタン人選手で最も市場価値が高いクサノフ。 母国紙『UZA』に「ウズベキスタンNo.1の若手にして、リーグ・アンでも有数の選手」と称えられる20歳は現在、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)、マルセイユ、ニューカッスルから関心を寄せられているとも伝えられる。 (※)1位はエルドル・ショムロドフ(ローマ)が2021年に記録した1400万ユーロ 2024.12.11 15:20 Wed

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